破れ傘刀舟悪人狩り:7(61-70)

第61話:1975.11.25:「さむらい無情」

天保8年に大塩平八郎が自害し生田万が敗死し、国事犯・青木新兵衛(長谷川明男)駕篭行列が襲われ逃れおしの(黒沢のり子)が追い、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が呼ばれ新兵衛が壊疽を起こし目付方・松浦軍蔵(川津祐介)が治療を求め手術し内密に言われた。
五平(里木佐甫良)と子が近江から来た幼い兄妹に食事させ、妹・お春が倒れ刀舟が治療し兄・庄太郎(神谷政浩)が父・藪内に会いに江戸に行くと言い、おしのが様子を見て、稲妻のお蘭(江波杏子)とむっつりお竜(ジャネット八田)が賭博商売し、お蘭は膳所藩中屋敷で島吉(須賀良)に会うと秋沢伊三郎(内田勝正)が戻り、坂崎民部(今井健二)に駕篭は庄屋・市右衛門(日野道夫)に居ると伝えると駕篭を奪えと命じられた。
おしのが五平の店で働き、刀舟に弥九朗が庄太郎を江戸に連れると言い、刀舟は新兵衛におしのを聞き反応し、庄太郎の父は見つからず仏の半兵衛(桂小金治)らが怪しみ、刀舟は庄太郎から事情を聞き、おしのから新兵衛が恩人と聞き新兵衛治療中に会わせた。
覆面侍らが駕篭行列一行を襲い刀舟と弥九朗らが追い払い怪我の新兵衛が藪内と知り、秋沢が坂崎に失敗と告げ殺し名誉回復を命じ、松浦が刀舟に江戸行きを告げ別れの宴に招き、松浦は旅で知識を得たと言い、刀舟は新兵衛から上申が認められず脱藩し藪内から名を変えたと聞き妻子を捨てたかと聞きおしのが来て外で兄妹が歌った。
秋沢が坂崎に命じられ駕篭行列が来て松浦が庄太郎に新兵衛に水を飲ませ、出発すと坂崎と秋沢らに襲われ松浦と新兵衛が撃たれ、刀舟が来たが新兵衛が死にお蘭が膳所藩の坂崎と知らせ、刀舟が坂崎と秋沢らを斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:鹿島章弘

第62話:1975.12.02:「許されざる愛」

真崎周太郎(弘松三郎)が原田倉之助(浜田晃)の行動を諭すと岩村藩家老から追い出されと斬られ、真崎綾(水野久美)が目撃し義弟・源三郎(山本紀彦)が来て、2人は仇討ちの旅に出た。
5年過ぎ、むっつりお竜(ジャネット八田)が叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)の伊助(大東梁吉)の治療を見て、刀舟は商いに来た源三郎が妻と暮らし元侍と聞き、稲妻のお蘭(江波杏子)が女将・お芳(三鈴栄子)と話し綾が悪阻で刀舟と仏の半兵衛(桂小金治)らに連れると困り、綾は帰り源三郎が気遣った。
直七(青森伸)が伊助とお加代(椎名祥子)に来て、伊助に壺振りの腕を誘い断ると刀舟が来て、源三郎はお加代から綾の妊娠を聞き、綾が崖から落ちるが刀舟が診て助かり自分から落ちたと言い、綾は源三郎に産めないと拒み揉めた。
直七が原田に伊助を話し行くと、源三郎を見つけ直七に尾行させお蘭が会い疑い源三郎は知らず、綾はお芳と話し竹内半蔵(田中浩)らに酒を運び知り合いで江戸屋敷の家老・大垣刑部(高木二郎)に連れ、お蘭が仇討ちで義理の姉弟と聞き、綾が刀舟に相談したが諭された。
源三郎が浪人らに襲われ刀舟が助け、原田と直七が影で見て逃げ、綾が不調を訴え刀舟が胸に腫れ物があり手術が必要と準備させ、源三郎と綾を竹内が訪れ妊娠を知り大垣に告げ原田を探せと命じられ、直七が源三郎に原田の居場所で金を求め、盗み聞いた竹内が買い大垣と原田に会い返り討ちの相談をした。
お蘭が直七から聞き出し、原田が竹内らに連れられ源三郎に乗り込み返り討ちを狙い源三郎と綾が斬ると綾が自害し、大垣と竹内が来て源三郎と綾を斬り、刀舟が来てお蘭とお竜から犯人を聞き大垣と竹内に乗り込み斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:中川信夫

第63話:1975.12.09:「父と子の詩」

岡崎大次郞が石黒監物(中村竜三郎)に無実の罪で殺しても無駄と言うが斬られ、子の岡崎和馬(永吉健太郎)とお国(伊藤つかさ)が墓に参り楓(山吹まゆみ)に上州屋・清吉(田原千之右)を追い江戸に行くと告げ、お国は楓を嫌い、楓は石黒と越後屋信三郎(池田忠夫)から指図され、越後屋が石黒に大阪の池田屋文吾(中村時之介)からの硝石の引き合いを告げた。
むっつりお竜(ジャネット八田)と稲妻のお蘭(江波杏子)は楓とお国と和馬の大道手裏剣投げを見て、和馬が清吉を見つけ追い、お蘭はお国に金を渡し、和馬はヤクザに言いがかられ右手を怪我させられ、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)と仏の半兵衛(桂小金治)らが飲み明かすと、和馬が運ばれ刀舟が手を治療したが骨折だった。
越後屋が楓と話し弥七(三上剛)が首尾を告げ、お蘭が手裏剣投げの稽古をし、楓が郷に帰ると言うとお国が反対し、お蘭がお国を的に手裏剣投げを大道で始め、越後屋が池田屋と取引し、石黒が硝石を掘り人出を増やさせ、お竜が賭場で清吉を見つけた。
お蘭が和馬らから事情を聞き、お竜が清吉の家に連れ楓が行くと清吉が殺されたばかりでお蘭が石を見つけ刀舟に見せ、お蘭が楓を疑い半兵衛が尾行し越後屋に手紙を渡し、刀舟が硝石と知り、越後屋と楓をお蘭が罠に掛けるがヤクザらに捕まり鉱山に連れられ、楓が和馬とお国を偽手紙で騙し郷に連れ、お竜がお蘭が消えたと告げ刀舟が和馬らを追い、山に侵入し隠し堀場でお蘭を見つけ、楓が家老の手下で、刀舟らが鉱山を爆破すると脅し一味を斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:中川信夫

第64話:1975.12.16:「悪徳の勲章」

同心・中村(神山寛)が追われ斬られ、叶刀舟(萬屋錦之介)は黒岩源八(中谷一郎)がヤクザを傷めるのを見て稲妻のお蘭(江波杏子)が噂を話し、大常(鎗田順吉)が手下に黒岩を注意させ料亭・川上に行き、黒岩は中村から聞いたと思い出し志乃(亀井光代)に会ってくれと頼まれ、万造(山岡徹也)が大常と話し用人・井上左内(中田浩二)が急がせ、黒岩が大常から船に御前が乗ると聞き出した。
仏の半兵衛(桂小金治)とお蘭と伊庭弥九朗(織田あきら)がむっつりお竜(ジャネット八田)から大きな賭場開帳を聞き、お蘭は黒岩が動いている訳を考え、万造が岡っ引き・源次(井上博一)に黒岩探しを頼み、黒岩は中村の墓で志乃に会い急に避けると言われ、子が怪我し刀舟に治療を頼み、刀舟は弥九朗と手術した。
田辺(勝部演之)が寺に黒岩を訪ね邪魔と言うと誰に聞いたか尋ねられ、万造一家が黒岩を狙い寺に行くと襲われ、お艶(園千雅子)に黒岩が御前が誰か聞き脅し、目付・戸上主計頭(庄司永建)が井上から売上げを聞き賭博の旨みを話すと中村からの脅迫状が届き、万造と井上がお艶を傷め、半兵衛とお竜は黒岩が万造を脅したと知った。
大常らが志乃を襲うと弥九朗が助け黒岩を探すと聞き、刀舟に黒岩が来て、半兵衛とお竜は刀舟に黒岩の脅しを告げ、田辺が志乃から刀舟の名を聞き、刀舟は黒岩と話し怒りを感じ金を何に使うか話すと、田辺が聞きつけ黒岩に罠を仕掛け囮になれと言い、黒岩が囮になり番屋が空で田辺が犯人としり斬り、待ち伏せられ深手で刀舟に逃げ、開帳の盛りと頼み金を生かして使うと告げ死に、刀舟が乗り込み万造と戸上と井上ら一味を斬り殺し、奪った金を志乃に届けた。


脚本:淺間虹兒
監督:宮越澄

第65話:1975.12.23:「槍しぶき黒田節」

叶刀舟(萬屋錦之介)に治療を受けたお紺(三好美智子)が女房になると騒ぎ仏の半兵衛(桂小金治)と伊庭弥九朗(織田あきら)がなだめるが居つき、刀舟は酒屋で銀平(田崎潤)が医者を探しむっつりお竜(ジャネット八田)と稲妻のお蘭(江波杏子)らが見守る中で綾部園(二木てるみ)を酒屋に運ばせ診た。
刀舟は銀平に心臓病で3月は旅は無理と告げ、お蘭が長屋の手配をし仇討ち狙いで筑前出で仇は高倉周五郎(横内正)で、園が銀平に子・粂太郎を頼み、刀舟はお蘭に銀平の仕事を探させ、越前屋・藤兵衛(早川雄三)に頼み裏で色々金儲けすると注意し、お紺は粂太郎と会い銀平と仲が良く見て父を思い出し、銀平は死んだ娘を思い出した。
藤兵衛が岩村塔十郎(中庸介)に銀平を話し、高倉は榊原大膳(織本順吉)に呼ばれ岩村が銀平が越前屋で働くと返り討ちを命じたが高倉は長屋で園を確認し岩村に人違いと言うが岩村が榊原に隠し事を疑い、園が倒れ心臓が止まるが刀舟が甦生させた、お紺が銀平を誘い礼を言い形見を見せ藤兵衛と岩村が見、高倉が園を訪ね討たれに来たと告げたが園は出来ず、粂太郎に聞いた刀舟が自害を図る園を止め高倉が粂太郎の子で主人に跡取りの為に謀られ途中で気づき覚悟したが主人が高倉を闇討ちし返り討ちに合ったと明かした、刀舟は生きろと諭した。
榊原が岩村に闇討ちを命じ、お蘭らは岩村と高倉を見つけ、高倉は榊原に断るが岩村が粂太郎を攫い園と銀平を呼び出し、お蘭が刀舟に榊原の計画を伝え、園と高倉が榊原と岩村らに斬られ、来た刀舟が榊原らを斬り殺し、銀平と粂太郎が郷に戻った。


脚本:津田幸於
監督:村山三男

第66話:1975.12.30:「傷だらけの報酬」

叶刀舟(萬屋錦之介)と長吉(山崎有右)が島帰りの与吉(和崎俊哉)を待ち、同心・向井田左門(小笠原良知)に仕事を世話して貰うが、大和屋善衛門(近藤準)は島帰りを断り、善衛門は向井田と岡っ引き・六兵衛(松山照夫)に伝え仲間の三蔵(市村昌治)と竜次を捕らえる芝居で、三蔵が与吉を誘うが断り妻・しず(榊ひろみ)に会った。
与吉は仕事が見つからず三蔵に会い、刀舟は長吉から与吉の仕事がないと聞き伊庭弥九朗(織田あきら)が稲妻のお蘭(江波杏子)に頼み大和屋から事情があると言われ、長吉が攫われ与吉は三蔵に呼び出され黒幕の手下が攫ったと聞き、盗賊らと錠前を開け金を奪い逃げると三蔵は金を隠し与吉は刺され川に流され、三蔵は仲間と争い相討ちになり、仏の半兵衛(桂小金治)とむっつりお竜(ジャネット八田)が与吉を見つけ寺に運び弥九朗と酔った刀舟が治療した。
岩楯藩下屋敷で、家老・板倉内膳(戸上城太郎)は配下・工藤新八(滝川潤)から隠し金1万両が盗まれたと聞き、向井田と六兵衛は死んだ三蔵らを見て金が消え、半兵衛がしずから事情を聞き、お蘭は工藤新八(滝川潤)から盗賊と錠前破りを聞き調べを頼まれ与吉が騙されたと考え、六兵衛がしずから与吉の居場所を聞き向井田に知らせた。
刀舟が与吉から長吉が攫われ金を盗み埋めたと言い、向井田らが与吉を捕らえに来てお蘭が口入れの邪魔を言い黒幕・板倉を聞き出し、刀舟が板倉らに乗り込み斬り殺し、長吉を助け、汐見大膳(若杉英二)からお蘭は謝礼を貰い与吉は仕事を見つけた。


脚本:石川義寛
監督:宮越澄

第67話:1976.01.06:「初姿おんな鉄火纏」

火事で町火消しのと組・辰五郎(小鹿番)とお吉(池波志乃)らは常火消しの富蔵(江幡高志)らと争い、赤鞘組・堀田又七郎(富川徹夫)が町火消しを止め卯平が斬られ、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が追い払いお吉が纏を立て火を消した。
稲妻のお蘭(江波杏子)が辰五郎を見舞いお駒(二本柳俊衣)に会い巳之吉(石山律雄)が帰り付け火と言い、むっつりお竜(ジャネット八田)が卯平(西村晃)の店で赤鞘組が暴れると伝え、刀舟とお吉が来て止め、仏の半兵衛(桂小金治)が赤鞘組が迷惑と言い、山代屋藤兵衛(伊吹聡太朗)は又七郎と富蔵から苦情を聞いた。
お吉が巳之吉に言い寄ると辰五郎に恩があると言われ、赤鞘組がと組と揉めお駒が取り仕切るとお吉に30両持たせると求め、刀舟は卯平とお竜からお吉が罠に掛けられると聞き、お吉が又七郎らに襲われるとお蘭が助け刀舟が赤鞘組を止めた、堀田監物(梅沢昇)が又七郎を責め謹慎を命じ、お蘭の簪がお吉の持つ母の形見と同じで、刀舟が卯平に親子の情と言い簪が名人作と言い、辰五郎が来て幼馴染みで卯平とお吉が親子と言った。
火事で巳之吉が付け火犯を見つけるが赤鞘組が邪魔し、お蘭が留吉(野呂圭介)に会い疑い弥九朗が赤鞘組との関係を疑い、お吉が辰五郎に頼まれ卯平に行くが休みで、刀舟が卯平の首吊りを止め諭し、藤兵衛と監物が仕事納めと言い又七郎が聞き、お吉が辰五郎から卯平が父と聞き、卯平が火付けを見て斬られ刀舟が治療しお吉と言いながら死にんだ。
火事が起こり町火消しが出かけ、刀舟は赤鞘組と監物と山代屋らが火付け犯と聞き一味に押し込み斬り殺し、お吉は纏を立て火を消し、翌年正月にお吉が纏を舞った。


脚本:津田幸於
監督:村山三男

第68話:1976.01.13:「大奥みだれ花」

新助(白石幸長)が大奥年寄・琴路(円山理映子)と夜伽し金を受け取り毒死し多三郎(大木正司)が見かけ、上総屋繕七(潮万太郎)は番頭・佐吉(睦五郎)から処理を聞き止めたいと聞き佐渡帰りで弟・宇之吉(頭師佳孝)も辞めさすと言い、叶刀舟(萬屋錦之介)は新助は毒死と言い、稲妻のお蘭(江波杏子)は多三郎に頼まれ高価な香油と言い、山際伊織(加藤和夫)が上総屋に大奥は琴路一存と告げた。
上総屋は藤兵衛(岩城力也)の御用達を山際に感謝し、脅迫状を受取り佐吉を責め、お蘭が寺で半兵衛(桂小金治)から刀舟と多三郎の死体を見て、佐吉が刺青を焼き宇之吉は佐吉を見て伊庭弥九朗(織田あきら)に頼み、お蘭とお絹(池田和歌子)は上総屋女将・お芳(大川万裕子)に香を聞くが違いむっつりお竜(ジャネット八田)と会い、刀舟が佐吉を治療し、宇之吉は上総屋で琴路と小磯(記平佳枝)と宮古(川口節子)に会った。
宇之吉は上総屋に佐吉が休むと告げ、上総屋と孝作(加地健太郎)は山際から琴路の相手を宇之吉に望まれ、宇之吉は佐吉の世話をおすが(沙川露里)に礼を言い、宇之吉は孝作に断り、お蘭が刀舟に上総屋と大奥の関係を疑い、佐吉は土蔵で男が刺青を入れられ上総屋から始末を後での命じられ、お蘭は仙之助(大泉滉)から香水が琴路の香と聞いた。
お蘭は刀舟に関係者を伝え、佐吉はおすがから宇之吉が不明だと聞き刀舟に全てを話し上総屋に利用され4人を殺したが宇之吉の助けを求め、上総屋と山際と相川哲之進(安田隆)が儲けを話し、琴路が宇之吉を誘うと佐吉が来て宇之吉を逃がし琴路を刺し殺し山際に斬られ、刀舟が来て上総屋と山際ら一味を斬り殺し、宇之吉の刺青を消した。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

第69話:1976.01.20:「地獄の女郎花」

遊郭でお歌(波乃久里子)が客に金を要求し女将・おいね(目黑幸子)が止め倒れ、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)がお歌を診て働け無い症状と言い、寺崎源七郎(永井秀和)が為替の金を受け取り稲妻のお蘭(江波杏子)が見て店から「おみなえし」の差し出し人と聞き、仏の半兵衛(桂小金治)とむっつりお竜(ジャネット八田)は多額と考えお蘭は鞍替え女郎かと考えた。
刀舟は飲み屋でお歌に注意し、伊勢屋儀平(上田忠好)が藤堂宗俊(小瀬格)と塚原伊十郎(頭師孝雄)に進捗を伝え反対が多いと告げ、源七郎が呼ばれ藤堂菊(皆川妙子)の伴を頼まれ井筒屋でお蘭とお竜が見かけ、半兵衛は宗俊は医師だが悪い噂を言い、お竜が寺付近が幕府の薬草園になる噂を聞いた。
源七郎は菊に「おみなえし」の手紙を見つけられ、宗俊から幕府への推挙と菊の婿を言われ、刀舟はお歌から弟を聞き、宗俊が伊勢屋と伊十郎と源七郎らと土地の取り潰し下見に来て刀舟らが見て、お歌と源七郎が会うが去り倒れ刀舟が診て「おみなえし」と言い注意し、源七郎はお歌を探し女郎と知り訪ね謝り、宗俊は伊十郎からお歌の事を聞き源七郎と家の為にお歌殺害を命じた。
刀舟はお歌から源七郎が命の恩人で医者にさせたいと聞き、お歌が襲われ刀舟が助け治療し、お蘭は伊勢屋が怪しいと言い、源七郎は宗俊に責められお歌を処理すとと答え手紙を焼き薬を調合しお歌に届け、刀舟がお歌から薬を預かるがお歌は伊勢屋番頭が持って来た酒の毒を飲み死に源七郎が来て謝り、お竜とお蘭が宗俊と伊勢屋の企みを調べ、刀舟が宗俊一味に押し込み斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:吉川一義

第70話:1976.01.27:「死を運ぶ男」

八重(伊藤栄子)が自害を図り叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が弟・銀次(重田尚彦)に呼ばれ手当てし、淡路屋を御典医・吉田道玄(平田昭彦)が治療したが死に、むっつりお竜(ジャネット八田)と稲妻のお蘭(江波杏子)が噂し、三味線師匠・雪代(新井純)に淡路屋息子・仙之助(伊藤漠)が金を渡した。
お蘭は番頭・利助(折尾哲郎)に淡路屋が殺されたと聞き、刀舟は八重に楽に死ぬ薬を聞かれ、仏の半兵衛(桂小金治)は人には事情があると言いお蘭から金を借りたいと言われ、刀舟はお蘭が利助から預かった薬を調べ、銀次は雪代から薬を渡され立花四郎太(島田順司)に売り、立花は妻・ふじ(野口ふみえ)に飲ませると楽に死ねると言われ死にお兼(五月晴子)を呼び、お蘭はお兼から発作と聞き命講の金を渡した。
お蘭は弥九朗と刀舟から急の心蔵発作は無いと聞き、丁字屋隠居と銀次を見かけ命講に入りたいと言われ、道玄と雪代が仕事を話し、お蘭は刀舟から薬は多すぎると毒になるが証拠にならないと聞きお竜に道玄を探らせ、立花を脅し薬の入手先を聞き、北町奉行・桂木肥前守(稲葉義男)は道玄と雪代は訴えられ刀舟が薬を調べたと告げ、道玄は刀舟に会い慈悲を施し家族も望んだと言うと刀舟に否定され悪意に使われると言われた。
利助が訴え殺され、お蘭は立花から入手方と銀次の関わりを聞き否定され尾行し、銀次は雪代から八重が薬を望むと聞き止めると疑われ、言い合うと発作を起こし八重が死に、刀舟らはお蘭から銀次は雪代の仕事と聞きお竜から道玄が診た死者が心蔵発作で周囲が喜ぶと聞き、刀舟が道玄と雪代と桂木らに乗り込み斬り殺し、銀次は自訴した。


原案:鹿島章弘
脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

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