破れ傘刀舟悪人狩り:6(51-60)

第51話:1975.09.16:「人斬り子守唄」

矢沢哲之介(藤巻潤)が夜に若年寄行列を襲い、家に戻り娘・秀(伊藤つかさ)が寝ていたが起きて着替えた着物を洗い、矢沢は相模屋忠兵衛(高品格)から金を受け取り医師・叶刀舟(萬屋錦之介)を聞き、刀舟と伊庭弥九朗(織田あきら)が怪我人を治療し稲妻のお蘭(江波杏子)と仏の半兵衛(桂小金治)と矢沢から秀が半年前から口が利けなくなったと事情を聞くと秀が血が付いた着物を洗った。
刀舟は子は親を映すと言い口が利けなくないと弥九朗に一緒に遊べと命じ、心の傷を探し、お弓(岩本多代)は墓で秀に会い家に送り矢沢に会い、矢沢は相模屋に呼ばれ美濃屋殺害を頼まれ、相模屋は足を洗うと聞いた新井(鳴海五郎)を広瀬(黒部進)に斬らせ、お弓は寺でお蘭と会うと半兵衛が矢沢が危ない事に関わり駄目と言い、矢沢は美濃屋を襲い手を洗うと刀舟が秀は人殺し稼業に抗議し辞めるまで病は治らないと言い矢沢は迷い、むっつりお竜(ジャネット八田)とお蘭が矢沢から人殺し稼業を辞めると聞き、矢沢は相模屋に頼まれるが断った。
秀が攫われお弓は矢沢に事情を尋ねるが答えず、矢沢は相模屋に行き最後だと言うと旗本・近藤と聞き秀に会い、盗賊姿のお弓が盗み聞くが矢沢に見つかり元盗賊で傷を刀舟に助けられ足を洗ったと告げると秀を育てる人を見つけて欲しいと頼まれ刀舟に助けを求め、相模屋は双方殺すと考え、矢沢と近藤が立ち合い相模屋一味が見守り、矢沢が勝つが命を狙われると刀舟が来て相模屋一味をたたき斬り、秀を相模屋が人質にすると矢沢が刀を捨て、刀舟が秀を助け相模屋を斬り殺すと、秀が矢沢に話しかけた。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

第52話:1975.09.23:「大江戸火焔太鼓」

火事で火消しが来て、稲妻のお蘭(江波杏子)が源七と話し、翌朝に仙之助(工藤堅太郎)がお蘭にむっつりお竜(ジャネット八田)と仏の半兵衛(桂小金治)が博打をする寺に運ばれるが、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)は居なく、お蘭は探せと博打を止め、と組で万五郎(山岡徹也)は吉造(丹古母鬼馬二)らから仙之助が居なく深手と聞くが探させた。
刀舟は病人を廻り、弥九朗が帰りお蘭の家に行き、仙之助は小染(水原麻記)に会いたいと言うと組が探していると言うと殺し損ねたと聞き、弥九朗が仙之助を治療し、小染は吉造らに連れ出されると新門辰五郎(待田京介)が来て助け事情を聞くが答えず場を預かり小染を送るとお蘭がいて連れるが、吉造らが見張りまけず行けなかった。
弥九朗が仙之助に狙われる利用を聞くと呼び火と商人の付け届けを話し、逆らって殺された家の倅が調べたが命を狙われたと言い、お蘭が来てと組が邪魔で来れないと言うと弥九朗が出かけかけお蘭が止めたが殴り込むが叶わず逃げ、吉造らがお蘭の家に乗り込むが仙之助は居なく見張り、お竜と半兵衛がお蘭に来て寺に連れる相談をした。
刀舟は病で小屋に寝込み、半兵衛がお兼(花岡菊子)が死んだと棺桶を運び、万五郎が火消し衆に仙之助探しを伝え辰五郎が居て、万五郎が小染を捕らえお蘭を呼び出し仙之助の居場所を聞こうとし、病の刀舟は会った子に薬草を採りに行かせ、お蘭は寺に来るが刀舟が帰らず困り、と組が小染を狙うが火事で翌日に延ばし、刀舟は薬草を飲み徐々に回復し、半兵衛とお竜が刀舟を呼びに出かけた。
辰五郎が万五郎から仙之助の居場所を聞き、吉造らが寺に押しかけるが弥九朗に押し返され、小染を人質に寺に押しかけると辰五郎が手を引けと言い、そこに回復した刀舟が戻り万五郎と吉造を斬り殺し、辰五郎がと組に手を引かせ刀舟に挨拶した。


脚本:淺間虹兒
監督:鹿島章弘

第53話:1975.09.30:「真夜中の狂刃」

盗賊が美濃屋に襲撃し金を奪うと外で元同心・宇津木主水(中村竹弥)が捕らえ様として1人斬るが深手を負い、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が見つけ手当てし、娘・お菊(松川純子)が駆けつけ、原田左近将監(中村竜三郎)に矢崎(堀勝之祐)が盗賊改めの探索を命じられ、宇津木が探索していたと伝え、盗賊改め・小森陽之介(森次晃嗣)は宇津木が生きていると知りお菊を訪ね宇津木の様子を見て殺害を図ると稲妻のお蘭(江波杏子)が来て止め、弥九朗が異常を疑った。
小森と井沢(剣持伴紀)と松岡(杉山元)と坂西(滝川潤)ら盗賊改めが盗賊の身代わりを仕立て斬り殺し、原田と丹波屋襲撃と町奉行以上になる計画を話し、小森が宇津木を見舞い侍と言われ、刀舟は貧しく子を殺した母から事情を聞き弥九朗は濡れ紙で人を殺せると知った。
盗賊改めが丹波屋襲撃し、宇津木が刀舟に盗賊改めが疑わしく関わり辞めさせられたと話し、刀舟がむっつりお竜(ジャネット八田)に調べさせ盗賊団が盗賊改めで弥九朗が小森が宇津木を殺したと言い、お蘭が小森の腕の怪我を見つけ仏の半兵衛(桂小金治)が美濃屋押し込み犯は偽と言い、宇津木に知らせた。
宇津木は疑問で調べ弥九朗らに疑いを告げ、小森が罠を仕掛け上総屋に押し込むと宇津木が待ち伏せるが浪人4人で、外で襲われ斬ると小森で裏切られたと全てを話し、聞いた刀舟は原田らと盗賊改め4人を斬り殺した。


脚本:田代淳一
監督:村山三男

第54話:1975.10.07:「男沼・女沼・恋の沼」

稲妻のお蘭(江波杏子)が寺に来て伊庭弥九朗(織田あきら)が犬を治療し、福島に蚕種を買いに行った島屋の番頭・忠七が消息不明で捜索を頼まれ用心棒を頼むと、仏の半兵衛(桂小金治)が腰を痛め叶刀舟(萬屋錦之介)が湯治に連れたと聞いた。
刀舟とむっつりお竜(ジャネット八田)と半兵衛は磐梯山で鉄砲を聞き、代官・森住庄左衛門(中山昭二)らが茂作(岩城力也)らを撃ち八十助(並木静夫)が逃げ訴状の竹筒を沼に投げ、刀舟らが出会い死に森住らが来るが半兵衛は金儲けで黙り、色街で男がおりん(岬マコ)を襲うと左内(藤岡重慶)に斬られ、左内は代官所に呼ばれた。
森住と江戸屋源兵衛(吉田義夫)が訴状を探し左内は隠密を疑い、おりんが半兵衛に言い寄るとお蘭が来て刀舟の行方を聞き、刀舟とお竜はおしの(松下恵子)を探しに行き直訴で多数の死人を見て、おしのに八十助の言葉を伝え、左内が久作(丘寵児)を斬り刀舟が止め怪我をさせ、お蘭は磐梯で番頭を探し、江戸屋は左内から聞き刀舟らを隠密と疑い、お蘭はおりんから見たと呼び出された。
お蘭はヤクザに襲われ連れられ半兵衛が尾行し、刀舟はおしのと久作を治療し代官と糸源がグルで蚕種を買いたたかれ他の商人は来なかったと聞き、お蘭は江戸屋と左内から責められ牢の忠七を見つけるが殺され、刀舟とお竜と半兵衛が来てお蘭を助け、刀舟は直訴状を代官も手に入れていないと知り、半兵衛がおしのに八十助の本当の最後の言葉を告げるとお竜が変えたものでなかった。
おしのが沼に行き、久作が伝説を話すと刀舟は訴状の隠し場所を知ったと考え、おしのが沼に潜るとおりんが追い襲い、刀舟らが来て訴状を受取るがおしのは死に、刀舟は代官と江戸屋一味と左内を斬り殺した。


脚本:大野靖子
監督:内出好吉

第55話:1975.10.14:「いのちの絶唱」

城代家老の指示で武士らが岡駿八(平井昌一)を襲い斬られるが怪我を負わせ、三村淳良(中村賀津雄)が通りかかり、稲妻のお蘭(江波杏子)が井筒屋の女将・おさち(東山明美)を叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)と仏の半兵衛(桂小金治)に運び、刀舟は弥九朗とお蘭に逆子で心蔵が悪く難しく切開で取り出す必要も言った。
むっつりお竜(ジャネット八田)が長崎からの手紙を刀舟に渡し三村が江戸に来ると書かれ、三村は怪我の岡を治療し周助(佐野哲也)とおむら(大原百代)とおうめ(安東結子)が見守り譫言を言い、おうめが寺崎刑部(伊達三郎)宛ての密書を見つけ三村に渡し、岡が気がつき来た神坂玄馬(穂高稔)らに医師が密書を読んだと告げおうめが斬ると聞き三村に告げ逃がした。
神坂と岡らが周助とおむらを斬り見たおうめが逃げ、刀舟は遅れる三村に何かあったと疑い、おさちが悪化し、三村が寺を訪ね刀舟が迎え顕微鏡を見せ有用と贈られ、刀舟が三村におさちを診させると刀舟と同じ切開と判断した。
神坂と岡らが江戸に来ておうめを見つけ寺に三村を訪ね、岡山藩上屋敷の寺崎と神坂らは殺害を企て、刀舟は三村とおうめに手紙が秘密で襲われたと告げ、神坂らが三村を襲うが刀舟に邪魔され、刀舟は井筒屋に向かい、弥九朗が斬られ三村が攫われ半兵衛らが追い、刀舟は弥九朗から三村が攫われたと聞き手術を始めた。
三村は連れられ岡に会うと斬られ、隠れ見たお竜が刀舟に知らせに行くが手術の最中で、刀舟は子を取り出しおさちを縫合し、岡山藩上屋敷に刀舟が行き三村の遺体を見つけ寺崎と神坂と岡らを斬り殺した。


原案:高橋正樹
脚本:津田幸於
監督:吉川一義

第56話:1975.10.21:「闇に咲く白粉花」

叶刀舟(萬屋錦之介)は寺で春駒太夫(宮園純子)の一座と仏の半兵衛(桂小金治)らが騒ぐのを見て伊庭弥九朗(織田あきら)が連れたと聞き、弥九朗は稲妻のお蘭(江波杏子)に春駒太夫らを話し、春駒は阿部大和守(近藤宏)に指示され手を切りたい願いを告げ、伊賀組・黒田左内(高杉玄)が大和守に掟を言うと呼んだ目的を話した。
弥九朗にしゃくを起こした春駒が戻りお蘭の家に連れ、むっつりお竜(ジャネット八田)と刀舟が半兵衛に一座を聞き刀舟が出かけ、お栄(ひろみどり)にお仙(富山真沙子)が春駒は弥九朗が付いていると言うと春駒が弥九朗と帰り、弥九朗は安静が必要と言い、春駒が一座に最後の勤めで相手は本多和泉守(北上弥太郎)と告げた。
和泉守は梓屋徳右衛門(東大二朗)から金を受け取り老中・水野を狙い、大和守は和泉守が動くと知り春駒らを監視させ、弥九朗は刀舟を探し春駒の病を診てくれと言い、一座は町で大道芸をすると、お仙が男に手裏剣を投げお栄に監視されていると告げ、お栄が和泉守の中間・松造(肥土尚弘)と会いお仙と脅し図面を書かせると、中間が殺された。
刀舟が春駒を診察し直ぐの手術を求め、お蘭が弥九朗に春駒が芝居小屋で嘘を言っていると話し、春駒が一座を辞めるので手術が出来ないと刀舟に話し、聞いた一座が太夫抜きで行うと言うと春駒が断り、お蘭が弥九朗に春駒一座が藩の騒ぎに関わると疑い、お仙らが和泉守の屋敷を探り、お蘭が春駒に小屋が開くと伝え事情を尋ねると誤魔化された。
弥九朗が刀舟に春駒を心配し寺に戻ると誰も居らず半兵衛が酔い潰れ、春駒らが和泉守の屋敷を襲い殺すと、大和守の間者が騒ぎ見つけさせ逃げるが伊賀組・黒田らに襲われ一座が殺害され、春駒がお蘭とお竜に逃げ刀舟に運ばれ弥九朗に謝り皆殺しされたと伝え死に、お蘭が大和守に使われ最後に騙されたと告げ、刀舟が大和守と黒田一味に乗り込み皆斬り殺した。


脚本:淺間虹兒
監督:内出好吉

第57話:1975.10.28:「愛と死の絆」

仏の半兵衛(桂小金治)がむっつりお竜(ジャネット八田)に歯が痛いと医師・手嶋道順(井川比佐志)と徳造と娘・おこう(戸島一美)に行き歯を抜かれ、兄・文七が金をおこうに渡し去り、店で半兵衛がおみよ(風吹じゅん)に道順は乱暴と言うと亭主・仁平(山田禅二)が叶刀舟(萬屋錦之介)と同じと言い、相馬屋伝兵衛(伊沢一郎)と手下・辰蔵(江角英明)が仁平に乱暴し、刀舟が治療し稲妻のお蘭(江波杏子)が文句を言った。
お蘭とお竜が相馬屋に行くが伝兵衛は会わず前沢玄朴(須藤建)が治めさせ、おこうの屋台に行き道順が治療代を取らないと聞き、下田の西海屋が神岡竜源(内田朝雄)の手紙を受け取り使いの軍蔵(速水亮)に荷を渡し、道順とおこうに刀舟が会い仁平が息子が行方知れずと言い、軍蔵が荷が阿片と知り伝兵衛に取引で医師の修行を持ち掛けた。
伝兵衛は証文を書くが、軍蔵は襲われ取りかえされ殺され、お蘭とお竜が目撃し刀舟が軍蔵の爪に阿片を見つけ、お竜が軍蔵は竜源に居た言い守り袋に手形を見つけ、竜源が玄朴と伝兵衛に薬草の値上げを決めたと伝え、道順と刀舟の対応を命じた。
玄朴が道順に出世を持ち掛け断られ刀舟が聞き、お竜と半兵衛が竜源屋敷の賭場に潜り込み、道順は手術をしようとするが薬種問屋が薬を売らずおこうが伊庭弥九朗(織田あきら)に頼み貰い手術した、弥九朗はおこうから兄の事を聞き刀舟に軍蔵だと告げ、お蘭が守り袋を下げ歩き見たおこうが兄と言った。
伝兵衛と玄朴にお竜が行くと辰蔵が軍蔵が道順の息子と言い、伝兵衛と玄朴が竜源に道順殺害を命じ、息子の死を道順とおこうが悲しみ、薬が値上がり、道順とおこうが辰蔵らに襲われ道順が斬られ死におこうが連れ去られ、刀舟と弥九朗は半兵衛から竜源一味の企みを聞き、竜源と伝兵衛と玄朴一味に斬り込み悪事を話し斬り殺した。


脚本:津田幸夫
監督:村山三男

第58話:1975.11.04:「裏切りの賭け」

千住宿で熊(藤山浩二)と浪人が旅人・仙之助(大出俊)と常吉を襲い、仙之助は斬られたが逃げ、川で叶刀舟(萬屋錦之介)と吾助(三谷昇)に会い、刀舟は仙之助を寺に運び仏の半兵衛(桂小金治)と伊庭弥九朗(織田あきら)に連れ、むっつりお竜(ジャネット八田)に稲妻のお蘭(江波杏子)が死人を見て近江屋手代・常吉と言い、番頭・多平(村上不二夫)が近江屋茂左衛門(見明凡太郎)に知らせ、熊が尾行した。
近江屋と多平はお墨付きが盗まれたと翌日までに探し、お蘭が刀舟に仙之助の妻・お加代(新海百合子)を連れ、半兵衛は仙之助から待ち伏せされお墨付きを隠したままと聞き、弥九朗と吾助はお墨付きを探すが無く、村の子らがお墨付きで遊び刀舟は子に会い、近江屋は日を延ばして貰い、家老・粕谷左門(菅貫太郎)が橘屋(河村弘二)に近江屋からお墨付きを取り返すと言い、熊と浪人が寺を襲い刀舟が追い払った。
刀舟は半兵衛とお加代と探しに行ったと聞き、お加代がつわりだが探すと話すと熊が聞き、刀舟は子が持つと考え弥九朗に探させ百姓・与作(堺左千夫)が多平に届けたが、仙之助がまだ心配で10万両が無駄になると言い、近江屋は見て白紙で仙之助に文句を言い刀舟が追い返すが仙之助が消えた。
与作が熊らに迫られ、弥九朗が与作から白紙と聞き刀舟は全て狂言と知り、仙之助は家で襲われお加代が攫われ呼び出され、お墨付きを刀舟に渡たせと頼み、仙之助は粕谷に行き捕らわれお加代に暖簾分けを断られ店が持ちたく騙され命を狙われたと話し、お加代が責められ仙之助が白状すると斬られ、刀舟が粕谷ら一味を斬り殺した。


脚本:淺間虹兒
監督:村山三男

第59話:1975.11.11:「天保飛脚人異聞」

亀沢左内(山本学)が町飛脚を始め、源五郎(谷村昌彦)やむっつりお竜(ジャネット八田)が祭りで騒ぎ叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)と稲妻のお蘭(江波杏子)と仏の半兵衛(桂小金治)が見て、亀沢知世(真屋順子)が息子・大助(山下雄大)を叱り連れ、飲み屋・由造(梅津栄)が亀沢の妻で夫は町飛脚と言い、男姿の娘・おせん(橘倫子)を叱り喧嘩した。
知世は大助に学問を言うが左内は反対し、左内は伊吹佐十郎(森章二)に大店の邪魔と足を怪我させられ源五郎が寺に運び刀舟と弥九朗が治療したが労咳で、源五郎が荷物を運び、お蘭は山崎屋伝兵衛(幸田宗丸)が妨害の為に左内を怪我させたと聞き、刀舟は左内と知世の言い争いを聞き左内から町飛脚が必要になると聞き命は難しいと言った。
お蘭とお竜は伝兵衛を強請るが追い返され、源五郎が町飛脚をやると玄蕃らに襲われたが刀舟と弥九朗が助け、知世は近江屋徳兵衛(久遠利三)に仕立て物を届け大助の口利きを言われ、弥九朗は左内と源五郎が町飛脚をやると言い合うのを聞き、刀舟は大助と知世に会い案じ、左内は大助から知世が近江屋に頼んだと聞いた。
山崎屋が近江屋と知世に医学館には30両必要と言い、お竜がお蘭に伝え疑問で、左内が知世に早まるなと言うが聞かず、知世は近江屋に金を借り鬼頭玄蕃(高野真二)に行くと言い寄られ身投げし死に、刀舟は舌を噛み切ったと知り、左内が書き置きを残し大助を頼み、刀舟は企みを聞き鬼頭と山崎屋と近江屋に乗り込むと左内が斬り殺され、一味を斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:村山三男

第60話:1975.11.18:「二十一年目の顔」

盗賊団が出て浪人が窮状し、救護の金を京に運ぶ行列が襲われ与力・田島源太郎(大友柳太郎)だけが重傷で、与力・安川剛蔵(中田博久)が知らせを聞き医師が無理と言い、叶刀舟(萬屋錦之介)は浪人を診るが手遅れで絵師・井沢周邦(西沢利明)が田島の助けを求めるが断り、稲妻のお蘭(江波杏子)に頼み身分を偽り刀舟と伊庭弥九朗(織田あきら)に診させた。
大目付・内藤刑部(川合伸旺)が息子・新吾(潮哲也)に盗んだ金を隠し見せ企みを言い、安川に次ぎに浪人狩りを命じ強奪事件を起こしたと告げ、むっつりお竜(ジャネット八田)は賭場で奉行所が浪人・河津作之進(山下勝也)を捕らえ、岩村宗太郎(柿木恵至)を捕らえ、田島が気がついた。
刑部が友田哲之介(宗近晴見)を探させ、田島が安川に謝罪し全て捕らえたが金は戻っていないと聞き、浪人らに自分を斬った男が居ないと知り井沢が聞き人相書きを描き、お蘭や仏の半兵衛(桂小金治)らが探し安川が破りお竜が尾行し、安川が新吾に見せ、お蘭らは刑部の関わりと疑った。
田島は聞いて新吾に会い牢の浪人解き放ちを要求し、お蘭は田島から浪人らは無実で大目付と奉行所の狂言と聞き、新吾は刑部に話し、刀舟は田島が死ぬ気と言うと新吾は21年前に養子に出した子だと聞き、刀舟には浪人・菅沼勝四郎(久世龍之介)に牢で痛められた浪人を見せられ助けを求められた。
刑部が安川と新吾に田島殺害を命じ、田島が牢から浪人を逃そうとすると刑部と安川と新吾が待ち伏せ、新吾が田島を撃ち浪人らを殺し、刀舟が来て田島を看取り刑部が安川と新吾らを斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

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