破れ傘刀舟悪人狩り:9(81-90)

第81話:1976.04.13:「振り袖の熱い涙」

幕府は天平の大飢饉後に人返し礼で多くを故郷に帰した、佐吉(松橋登)が隠れて江戸で暮らす目こぼし金を払うと言い、清四郎が酷いと言うと清三(林大介)が皆が苦しいと答えた、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が長屋で人返しを聞き、稲妻のお蘭(江波杏子)に一家心中に連れられ、大野屋手代・清三で最近住み始めたと聞き佐吉が来た。
刀舟とお蘭と弥九朗と仏の半兵衛(桂小金治)は佐吉とお春(安東結子)から借金が返せないと聞き、佐吉は越後屋へ行き源八(西田良)から目こぼし金で店の金を取られ、忠兵衛(福山象三)が源八と孝助(山本武)に吾作(阿部昇二)を追放と告げ、吾作は江戸を出ろと命じられお竜(ジャネット八田)が来るが殴られ弥九朗に治療された。
佐吉が商いし、お春から大工・留吉の怪我を聞き刀舟が診た、佐吉は賭場で儲け差しの勝負を受け負け、忠兵衛が荷を運び儀三郎(山岡徹也)に集金を報告し、お竜は越後屋で佐吉と会い振袖を作り、儀三郎が忠兵衛に多数の江戸追放のため金の値上げを考え、役人・十左衛門(桔梗恵二郎)と打ち合わせ、佐吉は源八から10両を要求されお竜が聞き、刀舟らに振袖で現れた。
お蘭はお竜に好きな人が出来たと言い、刀舟に調べろと言われ佐吉と知り、お竜は源八から聞き出し佐吉とお春の逢い引きを見て佐吉に10両を作ろうと考え、いかさま賽で川に投げられ半兵衛に助けられ、お蘭と弥九朗は源八から黒幕を聞き、佐吉は出かけお竜はお春から包丁を持ち町年寄りに言ったと聞き、刀舟はお蘭らから黒幕が町年寄りと聞きお竜からも聞き、佐吉は儀三郎から相手にされず刀舟が乗りこみ一味を皆斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

第82話:1976.04.20:「黄金地獄」

丈次(尾藤イサオ)は辰吉(加地健太郎)が吾作(里木佐甫良)から掏るのを見つけお竜(ジャネット八田)と騒ぎ掏摸返し吾作に返し、与平(北村年夫)と宗之助(北村総一郎)を狙い、稲妻のお蘭(江波杏子)とお竜から逃げ、丹波屋徳右衛門(潮万太郎)が与平から掏られたと聞き、叶刀舟(萬屋錦之介)が丈次を見つけ、仏の半兵衛(桂小金治)と伊庭弥九朗(織田あきら)がお蘭の帯から財布を見つけ、丈次が来て返せと言った。
お蘭は財布に金と紙の1両を見つけ、用人・大野成綱(田中浩)が丹波屋と宗之助に取り戻せと言い偽小判の出来を尋ね、丈次は帰り喜助(浜村純)が寝込み、お蘭が弥九朗らに偽金と言い、岡っ引き・岩常(藤山浩二)が宗之助に中身を尋ね、丈次は辰吉と玄十郎(仙波和之)に責められ話すが信じず、刀舟は長屋に行き喜助を診て娘・お咲(吉田さより)の身請け金を丈次が作ろうとすると聞き、お蘭はおしげ(田中筆子)からお咲の事情を聞いた。
丈次は辰吉から逃げ、岩常は寺を聞き浪人に斬らせ、お蘭が丈次に喜助に発作を告げ弥九朗が丈次の手を診て悪いと言い、半兵衛とお竜は岩常に知らないと言うと浪人に襲われ、刀舟が追い返し後を尾行させ、お蘭は丈次から100両を作る助けを言われ、丈次が名乗り出て100両を得て宗之助に連れられ、お蘭は渡されお咲の身請けに行き、お竜から聞いた刀舟が丹波屋に乗りこむが丈次は死に、大野と丹波屋らに刀舟が宗之助を連れ乗りこみ一味を斬り殺した。


脚本:淺間虹兒
監督:鹿島章弘

第83話:1976.04.27:「黒の追跡」*むっつりお竜・最終回

同心・沢田源之助(山口崇)が男と争い仲間に斬られ、見た稲妻のお蘭(江波杏子)と伊庭弥九朗(織田あきら)が番屋に運び診てお蘭が阿片を見つけ、叶刀舟(萬屋錦之介)と仏の半兵衛(桂小金治)に告げ、せき(宝生あやこ)が倒れ刀舟が診ると娘・梢(結城しのぶ)が来た、五平(中村寿成)の店で客が暴れ刀舟と弥九朗が禁断症状と縛り納屋に押し込み、むっつりお竜(ジャネット八田)が見た。
沢田が寺に来て、お竜から阿片と聞き駆けつけたが、仲間が連れ出し近江屋加助(上田忠好)が配下・多吉(汐見直行)と薬の受け渡し方法を話した、沢田と弥九朗が話すと妹・梢が来てせきが筆頭与力・島崎唐十郎(梅沢昇)の指示を聞けと言い、お竜の体調をお蘭が心配し、沢田が紋太(大原武樹)を捕らえ責めるが話さず島崎が解き放ちを命じた。
沢田は刀舟と弥九朗に不満を告げ奉行の指示と言い黒い霧を言い、多吉と加助が沢田の対応を話し、沢田は島崎に謹慎させられ、お蘭が近江屋を疑い、沢田は弥九朗に疑問と告げ不安を感じ、せきが島崎に頼むが駄目と言われ、沢田は殺害された紋太を見、お蘭とお竜は阿片取引を見つけ尾行すると襲われ、お竜が掏ると阿片で弥九朗は行商人を疑い、沢田が近江屋を張った。
近江屋が奉行・脇坂刑部(中村竜三郎)に賄賂を渡し沢田の処置を頼み、お蘭が近江屋が絡むと知り、沢田が奉行に呼び出され襲われ梢が刀舟と弥九朗に知らせ、刀舟が沢田を手術し助かり、お竜が奉行・脇坂と島崎と近江屋がグルと知らせ、刀舟が一味に乗りこみ斬り殺した。
刀舟がお竜の病気が悪化し、下田に治療に行かせた。


脚本:津田幸於
監督:村山三男

第84話:1976.05.04:「炎のめぐり逢い」*矢車のお千登場

娘魚屋に叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が会い、仏の半兵衛(桂小金治)が鯛と鯛焼きで悩みお照(津山登志子)に担がれ、矢車のお千(上原美佐)が半兵衛を訪ね贔屓と言い、水死人を刀舟と弥九朗が診て稲妻のお蘭(江波杏子)がお静(橋本恵美子)と言い油問屋・仁村屋に世話したと言い舌を噛み切っていると刀舟が言った。
お蘭が仁村屋久兵衛(田武謙三)と息子・義助(山下勝也)に会い、お春(和気ますみ)がおきん(横山道代)が苦しむと刀舟を呼び、お国(風見章子)が世話し息子の大工・長次(広瀬昌助)と会い帰り妹・お照が出かけ、お蘭がお照と義助を見て危ないと考え、久兵衛が女中・お糸(森田元子)を連れ漆奉行・市川玄蕃(川合伸旺)に行くのを見た。
久兵衛がお糸を市川と用人・田中利三郎(八木喬)に会わせ下がらせ、商売と御用商人と組み頭を話し賄賂を渡し、刀舟と弥九朗がお千の小屋に行き、おきんに注意し、長次はお国からお照が出かけと聞き、外でお照が義助に足なわれ妊娠を告げられ目撃し喧嘩し他人の集まりと言われ殴ると倒れ、刀舟が流産と告げた。
お蘭と半兵衛はお照の流産を聞き、長次が久兵衛に話すが相手にされず用心棒に殴られお蘭と弥九朗が助け刀舟が長次の怪我を治療し、長次がお国にお照への気持を告げ、お蘭と半兵衛は仁村屋用心棒とお千が話し、刀舟は飲み屋・伊平(河村憲一郎)から長次とお照の家出を聞き探し、お国が首つりを図り刀舟が止め他人同士で12年前の江戸の大火で巡り会いそれから生きて来たと聞いた。
長次はお照を見かけ刃物を持ち、仁村屋用心棒に斬られ弥九朗が助け、お蘭はおきんがお糸を連れ売られたと聞き、刀舟が長次を治療し、お蘭とお千が仁村屋手下を連れ襲った下手人と言い刀舟が市川が黒幕と聞き、市川と田中と久兵衛らに乗りこみ斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:宮越澄

第85話:1976.05.11:「消えた五千両」

盗賊が辰巳屋を襲い蔵を破り、岡っ引き・源造(鈴木瑞穂)が見て野ざらし銀次(岩城力也)の仕業と考え、盗賊らは山城屋の命以外の場所に金を埋め、父・銀次が娘・お孝(遠藤真理子)に釣竿が一生安楽にすると言い、山城屋清兵衛(菅貫太郎)は金の在処を聞くと盗賊を斬り殺すが空と知ると源造ら役人が来て銀次はお孝を頼み死んだ。
1年後にお孝は仏の半兵衛(桂小金治)と薬草取りの伊庭弥九朗(織田あきら)と話し、矢車のお千(上原美佐)がお孝から花を買い、源造はお孝に法で島送りに決まったと告げ、お孝は身投げを図り稲妻のお蘭(江波杏子)が止め、半兵衛と弥九朗は刃物を刺したお孝を叶刀舟(萬屋錦之介)に連れ治療し、お蘭と源造が来て事情を知った。
源造がお孝に銀次の手下・政吉(岡部正純)が帰り五千両を取り返せば島送りは免れると言い、刀舟らはお蘭からお孝が島送りになる事情を聞き、お孝は銀次の言葉を思い出し釣竿に文を見つけ、奉行・戸沢備前守(天本英世)が山城屋に修復工事を伝え手付け3000両の準備を求めた。
政吉が戻り山城屋一味と源造が尾行し、政吉が掘り出すが空で、山城屋は与七(中庸介)にお孝に聞き出せと命じ、源造はお蘭からお孝が政吉に襲われたと聞き山城屋を訪ね山分けを持ち掛け、政吉が殺され半兵衛とお蘭は源造を疑い、源造は山城屋と手を組みお孝に源造を殺す文を見せ、お孝が源造が斬られたと刀舟を呼んだ。
刀舟と弥九朗は疑問を感じ、お孝に寺で暮らせと誘い、源造とお孝が山城屋に連れられ戸沢と山城屋が源造を責めお孝が金の有り場所を話し、刀舟と弥九朗が来てお孝を助け隠し場所を聞き行き、山城屋一味が金を見つけて源造を斬り刀舟と弥九朗が来て戸沢と山城屋一味を斬り殺した、五千両が見つかりお孝は島送りを免れた。


脚本:田代淳二
監督:宮越澄

第86話:1976.05.18:「浦賀の花嫁人形」

船頭が吉三(鈴木俊介)に紀州行き便船を尋ね主人から浦賀奉行の指図と聞き、山際源八(高杉玄)が吉三と船頭らを斬り、叶刀舟(萬屋錦之介)は花嫁人形を持ち死ぬ吉三を見て、長屋でお栄(竹下景子)が花嫁人形を持ち、浦賀奉行所で奉行・青山左京(横森久)が配下に見られたと言い追わせた。
伊庭弥九朗(織田あきら)と矢車のお千(上原美佐)が浦賀に行った刀舟で気がそぞろの稲妻のお蘭(江波杏子)を見て噂し、刀舟は奉行所配下に襲われた、木曽屋政五郎(浜田寅彦)と番頭・喜助(袋正)が船が無事着いたと祝い出資金を払い、仏の半兵衛(桂小金治)が若旦那・卯之助(太田博之)に告げた。
お栄と卯之助が寺の前で会い吉三の船の無事を祈り、卯之助が木曽屋から金は商売に使えと言われ、木曽屋は赤松藩江戸屋敷で稲垣主馬(沼田曜一)に金を渡し出資金は撒き餌と言い、喜助が次の船の出資金を集め配当は2倍で到着しないなしと言い、半兵衛とお蘭が出資し、卯之助は気がのらなくお栄は海が荒れて心配した。
船が沈み、木曽屋が浦賀奉行所から知らせを受けたと言い買付に全て使い一切返せないと言い、お栄は誰も助からなかったと告げられお蘭に事情を告げ、お蘭は番頭が乗らない事が不審で、稲垣と木曽屋が儲けと次の抜け荷の儲けを話し、お栄は浦賀で死体が上がらず奇妙と聞き浦賀奉行所で船の破片を見た。
刀舟が帰り、卯之助はお栄に謝り、お栄は船の破片を持ち帰り吉三の花嫁人形を見つけ刀舟に話すと斬られた船頭らに見たと聞き、お蘭は不審で浦賀奉行所が船頭の死を否定し刀舟に疑いを話し、お蘭とお千は卯之助を揺さぶり吉三の幽霊が殺されたと言ったと木曽屋に告げるが否定され、卯之助は刀舟に相談し、稲垣と青山と木曽屋が抜け荷の相談をすると、卯之助が来て止めろと言うと襲われ斬られお栄に運ばれ刀舟が治療しお栄が真相を話し、稲垣が木曽屋を斬ると青山と喜助らに刀舟が乗りこみ斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:大洲齊
政五郎>クレジットは徳兵衛

第87話:1976.05.25:「謎の梅屋敷」

盗賊らが岡部を襲い斬り殺し、玉井右近(中山昭二)が次ぎの殺しを命じ聞いた佐太郎(並木静夫)を楯岡庄兵衛(中井啓輔)が斬り、幕府の蘭学者狩りは蘭医に及び、叶刀舟(萬屋錦之介)は鉄斉(大滝秀治)の作った指人形を見、矢車のお千(上原美佐)が河原の男を連れ刀舟と伊庭弥九朗(織田あきら)が治療し「梅屋敷」と言い、仏の半兵衛(桂小金治)が玉井の上屋敷と言い、刀舟は義眼が関源哲が作ったと知った。
楯岡は平内(滝川潤)らに全てが終わると黒鍬一族が名誉を受けると告げ新八(頭師孝雄)は佐太郎の行方が不明と言い、刀舟と弥九朗と稲妻のお蘭(江波杏子)が義眼を調べ、お千が男のお守りを付け小屋に出て、お蘭は梅屋敷を見て楯岡が勘助(日笠潤一)に注意し、刀舟は少女・お千代と鉄斉と吉兵衛(中村寿成)の店で会いお蘭が来て梅屋敷が屋敷替えと言い、新八がおきぬ(小野ひずる)に佐太郎を探しお千の守り袋から遺体に連れられた。
刀舟はおきぬから義眼は関源哲が作ったと聞くが数字は不明で、新八が鳩を調べ右近の紙切れを見つけ、弥九朗は生き倒れのお美輪(市毛良枝)を刀舟に運び治療し、お千代から父・正吉が目を痛めたと聞き行くと鉄斉が診察し、玉井が楯岡に刀舟を見張らせ、お蘭はお美輪を梅屋敷に連れ関源哲は行方不明と聞き、帰途に襲われたが弥九朗が助けた。
弥九朗とお蘭は玉井と関源哲の関係を聞き蘭学者殺しの黒幕と疑い、刀舟はお美輪に鉄斉への使いを頼み行くと父と会い、鉄斉は刀舟と会った。
刀舟は義眼の数字が「はと」と知り、お蘭は玉井を賭場で調べ、玉井は楯岡から関源哲の行方を知り仲間を殺すと相談し新八が聞くが捕らわれお蘭とお千が見た、鉄斉とお美輪が襲われお美輪が刀舟に助けを求め手術し、お千が新八を逃がし連れ玉井が楯岡と蘭学者狩りを行い黒鍬一族を始末すると言い、刀舟が玉井と楯岡一味に乗りこみ斬り殺し、直った鉄斉とお美輪が長崎に旅立った。


脚本:津田幸於・中沢昭二
監督:大洲齊

第88話:1976.06.01:「百年目の逃亡者」

逃げる八田修二郎(松山省二)と野村美和(紅景子)に父・八田左内(中村竹弥)が説得するが斬り合いになり叶刀舟(萬屋錦之介)が止め、伊庭弥九朗(織田あきら)が新吉(伊藤浩市)に聞き熱を出した左内を診て稲妻のお蘭(江波杏子)と心配し、刀舟が修二郎と美和を寺で治療し仏の半兵衛(桂小金治)に当分居ると告げた。
早馬が老中・牧野日向守(青木義朗)邸に来て尾形藩・八田親子の逐電を伝え100年潜ませた公儀隠密の逃亡で殺害を命じた、弥九朗が刀舟に侍を話し、浅田勇之介(堀勝之祐)が矢車のお千(上原美佐)につきまといお蘭と病の左内を見て疑問を持ち、刀舟は左内を診て寿命僅かと知り、修二郎は襲われたが刀舟に助けられた。
浅田は尾形藩で小沢信蔵(黒部進)に左内の居所を知ると言い家老・榊主膳(高城淳一)に八田が隠密と告げ殺害に行くと左内が逃げた後で、左内が寺に来て修二郎を斬ろうとし刀舟が止め、お千が襲われたと告げ、刀舟は修二郎を隔離部屋に隠し、浅田がお蘭を見張り寺に左内を見つけたが追い返され、吐血した左内は刀舟らに素性を明かした。
弥九朗らは修二郎を呼び戻すと尾形藩に襲われお蘭が斬られ刀舟が治療し、修二郎は左内に跡継ぎを言われるが諦めろと言い、左内は刀舟に息子に役目を継がすと言うと幕府と尾形藩双方から狙われ報酬と言われ、左内は寺を抜け出し幕府に役目返上を告げ牧野に斬られ、寺に戻り修二郎に人間らしく生きろと告げ死に、刀舟と弥九朗は美和から修二郎が尾形藩上屋敷に言ったと聞き、榊と小沢は浅田を斬り修二郎を襲うと刀舟が来て一味を皆斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

第89話:1976.06.08:「哀愁の女ふたり」

日光街道栗橋宿近くでお銀(赤座美代子)とお藤(浅利香津代)が雨宿りし、武士3人に手籠めにされお銀は将棋駒を拾い、5年経ち江戸で矢車のお千(上原美佐)の踊りを叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)が見るとお銀が将棋駒を探し見つけた。
飛脚が殺され刀舟と弥九朗が診て稲妻のお蘭(江波杏子)が飛脚問屋堺屋と言い、お蘭と大津屋宇兵衛(小林昭二)は堺屋義助(増田順司)から御用金も奪われたと聞き勘定方・仲森万之助(小林勝彦)が来て御用取り消しを心配し、お蘭から聞いた仏の半兵衛(桂小金治)らは飛脚殺しが重なると言った。
お菊(岸映子)がお銀が火傷と刀舟を呼び女将・お徳(五十嵐美恵子)が前貸しが残ると言い、お蘭が宇兵衛に飛脚殺しを尋ね刀舟は病気の妻・お藤を診て次にお銀を診ると言うとお蘭が尋ねられ、堺屋が首を吊り死に勘定奉行・三浦大膳(渥美国泰)に多額を要求され御用も取り消されたとお蘭が言った。
仲森は市川田三郎(きくち英一)と谷口源七郎(森川公也)と金を分け、お藤が岡場所にお銀を訪ね黙って欲しいと頼み、仲森が宇兵衛に御用飛脚と上納金を話し、お藤が仲森が武士3人の1人と思い出し倒れ軍蔵(関戸純)が知らせ刀舟が治療し、お千が大津屋の御用飛脚を伝え、仲森がお藤を思い出し、大津屋に飛脚を頼んだ。
御用飛脚の大津屋・軍蔵が襲われ、弥九朗が武士3人と斬り合い軍蔵を刀舟が治療し、お蘭が仲森を思い出し、仲森がお藤を呼び出し、お藤がお銀に助けを求めたが断られ、お銀は刀舟らからお藤が病気と知り、お蘭とお千が仲森を調べるとお藤が来そこにお銀が乗りこみ斬られお蘭と弥九朗が止め、刀舟がお銀を手術した。
お千が三浦が黒幕と伝え、刀舟は三浦と仲森らに乗りこみ斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:松島稔

第90話:1976.06.15:「さすらい母恋い唄」

お京(栗田ひろみ)が留(吉田豊明)から掏り逃げ稲妻のお蘭(江波杏子)にぶつかり投げ入れ、捕らわれたが持たず、叶刀舟(萬屋錦之介)と伊庭弥九朗(織田あきら)と仏の半兵衛(桂小金治)が財布の薬を調べ阿片で、瀬川主膳(今井健二)が芸者と遊び阿片売人らに売上げが少ないと言い、野村宅之進(郷鍈治)によくやると言った。
お蘭はお京に会い中身が阿片と伝え、女が屋敷に売人を訪ね阿片を買い、お蘭は矢車のお千(上原美佐)にお京を連れ阿片患者・相模屋を寺に運び、野村が女将・お弓(小沢左生子)と計画を話し寺の相模屋を殺し、お京が野村とぶつかり顔を見て、野村がお弓に娘・お京より阿片を気にする冷たいと言った。
刀舟とお蘭は甚助(奥村公延)に痛風の薬を持ち直ったと聞き疑問で、三吉(雷門ケン坊)がお京をお嬢さんと呼ぶのを見かけ、お蘭は甚助の娘・お雪(沙川露里)に事情を聞き阿片を疑い、お京は相模屋を殺した男を思い出し家に帰り野村に会うと留に見つかり倉に捕らえ、お雪が首吊りしお蘭が知り、野村がお弓とお京の処分を話し、お京がお弓に父の死後に男狂いで阿片に手を出すと言った。
お京は阿片を吸わされ、お蘭が探しお千に尋ね、三吉がお京を留めたが野村とお弓が続け、野村が青島藩上屋敷で瀬川と会い、甚助が殺されお蘭がお千から加賀屋を聞くと死に借金と聞き、お蘭は三吉に会いお京を連れ出し寺に連れ刀舟が治療し阿片が切れ暴れ、翌朝気づくが話さず、お弓に会いに行った。
留らがお京を襲いお蘭が助け、お弓に会うが刺され連れ子と言われたが信じず、お蘭が寺に運び刀舟が手術し、三吉が青島藩と言い、お弓は手を引くと言い刺され刀舟が乗りこみ一味を斬り殺した。


脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘

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