三春(杉本真智子)が小国屋仁兵衛(福岡正剛)を送り盗賊が小国屋を斬り金を奪い稲妻のお蘭(江波杏子)が見て、立花昌石(御木本伸介)が診て家に運ばせ、すが(赤座美代子)と手当てし辻斬りと縁があると言い、お蘭とすがは知り合いで文治郎(酒井修)に会いお蘭は辻斬りを疑い、すがから息子と聞いた。
文治郎は昌石に金を渡し小国屋と三春を強請ると話し、叶刀舟(萬屋錦之介)と榊大介(真夏竜)が長屋で診察し義助(岩城力也)を診に行かすと薬が有り、平田備前守(高野真二)が斉藤玄有(村上冬樹)と薬が南蛮渡りで人間で試せと命じ息の掛かった医師が試していると聞き、文治郎は昌石に玄有の薬は効くと言うと薬と毒は紙一重と言われ、刀舟は薬を調べ大介と仏の半兵衛(桂小金治)と矢車のお千(上原美佐)に利くが心臓に悪いと言い、大介は入手先が不明と言い、正道(加地健太郎)が玄有に昌石と文治郎を会わせ金を受け取り1000両を要求した。
薬事奉行所で平田と玄有が新しい薬の試しを話し、すががお蘭に文治郎が玄有の弟子になれ後添いで報われたと言い、昌石が小国屋に100両を求め、お蘭が刀舟に玄有の悪口を言い、お蘭が三春に襲われ勘違いだと言い事情を聞き文治郎が脅したと知り、大介は義助が発作を起こし、お蘭がすがに小国屋と三春の死を見て昌石と文治郎を疑った。
昌石をすがが尾行し文治郎が辻斬りし昌石が治療するのを見た、お千は文治郎が義助に薬を飲ますのを目撃し、すがが昌石に文治郎の玄有門下入りを止めて欲しいと言い辻斬りを見たと言い止めて欲しいと願うが断られ、昌石は文治郎に義助の始末で毒殺させ、大介が薬と文治郎を見た。
お千とお蘭は玄有に手が出せず死んだ男を調べ医師を探し、昌石と文治郎は金を隠したすがを責めお蘭と聞き、寺に行きお蘭と半兵衛を襲うと刀舟が助け、お蘭は重傷のすがから事情を聞き玄有の悪行を知り、刀舟は平田と玄有一味に乗りこみ斬り殺した。
脚本:田代淳二
監督:鹿島章弘