長崎犯科帳:2(11-20)

11:真夜中の逃亡者:6月15日

銀屋万蔵(名和宏)と用心棒に奉行役人が声を掛けると、清作が兄の仇と銀屋の命を狙い捕らわれ、奉行で兄が阿片を吸わされ人が変わったと言った。
木暮(田中邦衛)は闇奉行・平松(萬屋錦之介)の命を受けて、牢付き医者で死人に見せかけて清作を運び出し加田(新克利)が見て、三次(火野正平)はおこう(上原ゆかり)と知り合いヤクザに絡まれ、おこうは辰吉(寺田農)を見て離れたとお文(杉本美樹)に話し、木暮は清作を説得した。
おこうは辰吉に仕事を辞めたいと言うが断られ煙草屋へ使いを命じられ品物と金を交換し、銀屋が辰吉らに運び屋女の使い込みをけじめと阿片商いの仕組みを言い、加田は平松におとよが殺され阿片運び屋と言うと他にも居ると言われ、おこうが役人に追われ三次に助けを求めた。
三次は阿片を見つけおこうは母の跡継ぎで辰吉に頼んだと言い、辰吉がおこうが金を無くしたと聞き逃げろと言うと、おこうは辰吉が好きと言い一緒に逃げ、銀屋がおこうと辰吉を探して殺せと命じ、用心棒らが探し、お文が三次に木暮に話せと言い、木暮は銀屋の証拠が掴めず、辰吉がおこうと唐人船に向かうが用心棒らに襲われ撃たれた。
おこうは辰吉の死体を見つけ三次に行き、銀屋は奉行所からの書状を見て平松に賄賂を贈り、平松は銀屋の噂を話しおこうを証人にすると言うが銀屋は唐津の水野が居て無理と言い、お文と三次と木暮はおこうと清作を会わせ、おこうは辰吉の事を悔いた。
三次は木暮に銀屋を殺しを誘い、木暮は闇奉行を誘い、夜釣りで銀屋と用心棒を襲い殺し、お文と三次と木暮はおこうと清作に阿片は忘れろと言った。


脚本:猪又憲吾
監督:丸山誠治

12:刃には刃 眼には眼を:6月22日

唐人の娘が攫われ加田(新克利)らは5日以内の捜索を求められ、平松(萬屋錦之介)は護衛に切腹は求めず娘探しを命じ、木暮(田中邦衛)に娘探しを頼み銃の怪我人がいると伝えた。
西海屋十兵衛(外山高士)が有馬玄之介(長谷川明男)に無謀と言い、娘と怪我人の処置を命じ信者を運ぶ費用を話し、陳竜元(長谷川弘)に仲買いの儲けを言い、三次(火野正平)は女郎・玉菊(吉岡ゆり)にもぐり蘭医者探しを頼まれ、おぎん(磯村みどり)と居た木暮はお文(杉本美樹)に捜索を頼み、お文はお春にもぐり蘭医者探しを頼まれた。
三次と木暮は玉菊の約束場所に行くと弥吉が来て木暮だけ連れ、有馬が玉菊に会い、木暮は孫兵衛の銃傷を見て手術し、お春と有馬が来て支払いは後と言うが木暮はキリシタンが何故唐人の娘が攫ったかと聞き、木暮は闇奉行に弾と隠れキリシタンを言い、平松は投げ文で捕らえたキリシタン・志摩屋清左衛門(村上冬樹)を求められ、牢で唐人の娘との交換と仲間の説得を頼み、他のキリシタンを捕らえない交換条件を約束した。
お文が木暮とおぎんに人が消えたと伝え、三次が玉菊の足抜けを言い、牢番・村上に志摩屋が殺され、闇奉行は木暮に西海屋を抜け荷で疑い、西海屋が陳竜元と有馬に志摩屋が殺されたと言い、有馬が平松を襲うと志摩屋が殺されたと話したのが犯人と答えた。
有馬が仲間に志摩屋が西海屋に殺されたと謝り祈ると、西海屋の用心棒がお春と玉菊を襲いお文と三次が助け、有馬が唐人の娘を助け、闇奉行と木暮が西海屋と陳竜元を斬り殺し、白州で平松は有馬らに唐人船での永久所払いを言った。


脚本:直居欽哉
監督:内出好吉

13:闇に消えた用心棒:6月29日

料理人・仁吉(平泉征)とお仙(珠めぐみ)が江戸から長崎に稼ぎに来て、平松(萬屋錦之介)が声を掛け、三次(火野正平)とお文(杉本美樹)は平松を見かけた。
ヤクザ・竜太(森山周一郎)が吉仙に来て、丹治がお仙に絡み、佐渡帰りだと脅し客人になれと金を要求し、断る仁吉と店を痛めると木暮(田中邦衛)が助け修理代を要求し、用心棒は人だかりだと無視した。
おぎん(磯村みどり)はお礼参りが怖いと言い、町長・濱屋庄兵衛(富田仲次郎)に仁吉とお仙が奉行に届けを言うと町を出て行けと言われ、仁吉とお仙は木暮に会うが相手にされず、濱屋は竜太と丹治を叱り、木暮は闇奉行に三次に話したかと聞かれ指の動作のせいと言い、仁吉は闘犬で竜太を追い払うが、神社に出かけたお仙が襲われた。
仁吉が包丁で竜太を襲い逆に痛めつけられ、役人が来ると用心棒・早坂(藤森達雄)が竜太と仲間を殺し、平松は仁吉を白州で調べ手鎖の刑にし、濱屋がヤクザらに手配し、仁吉は犬を返し、夜にヤクザらが吉仙を襲い2人を殺した。
平松は濱屋を疑い商人を怖がらす狙いと言い、木暮は後悔し酔うと闇奉行が来て黒幕・濱屋を言い、三次に別人と見せるため色街で酒で酔い寝た振りし、三次は木暮とお文と闇奉行と会い濱屋一味を襲い皆殺しにした。


脚本:池田一朗
監督:内出好吉

14:旅路の果てのふたり:7月6日

仁介(夏夕介)とお雪(有吉ひとみ)が長崎を目指すと、駒形段造(今井健二)と手下が追い、お雪が駒形に攫われ、見たお文(杉本美樹)と三次(火野正平)が助け木暮(田中邦衛)とおぎん(磯村みどり)に運び、木暮ははしかと言った。
駒形が平松(萬屋錦之介)に老中のおすみ付きを見せ、山城藩の雪姫が輿入れ時に相良周介(夏夕介)が連れ去ったと言うと、平松は駒形に勝手に探せと言い、木暮に似顔絵を見せ姫と逃がし屋を探せと言った。
三次は逃がし屋・彦次郎と打合せし黒幕を聞き、相良は町を探し、駒形がおぎんの店で木暮からお雪は死に海に捨て流行病と聞くが疑い、夜鷹(剣持伴紀)らにお文とお雪が紛れ駒形が忘八狩りを行い、お文が偽役人と言い逃げたが捕らえられた。
相良は博打で三次に金を借り負けて身分を明かし雪姫と逃げたと話し、平松はお雪を見て疑い、駒形も牢番から事情を知り、平松は雪姫と会い駒形が来たが追い返し雪姫から事情を話すと、平松に相良を和蘭に送り戻ると約束した。
雪姫は相良に会い、三次は彦次郎に金を要求され木暮は平松に頼もうと考え、駒形が渡海屋に逃がし屋を聞き、平松が白州で和蘭政を獄門に裁き、駒形が政を牢抜けさせ彦次郎に逃げ込むと駒形が殺し彦次郎に要求し、雪姫は相良に別れを言うと駒形が襲い雪姫を攫い、相良が木暮に彦次郎が裏切ったと言った。
三次が彦次郎に乗り込むと自害を図り木暮が相良を手術し、闇奉行が駒形を斬り殺し、相良は助かり雪姫が木暮に礼を言い、戻る雪姫を相良が見送った。


脚本:下飯坂菊馬・長曽我部清親
監督:長谷和夫

15:花嫁替玉大作戦:7月13日

三村市之進(北村晃一)が役人に捕らえられ、妹・妙(土田早苗)が声を掛け、平松(萬屋錦之介)は白州で調べ麻薬を隠したのは後継人・美濃屋仙造(高城淳一)の指示か聞くが、美濃屋は否定し市之進は罪を1人で負った。
妙は美濃屋に市之進の助けを求めると、備中屋仁平(山岡徹也)がある娘になりすまし奉行に行けと言い、平松は木暮(田中邦衛)に手紙を見せ追い返す方法を相談し、田島菊枝(香野百合子)と最後に会ったのは5才と言った。
菊枝が弥助を連れ平松に逢いに来て、美濃屋番頭・幸助らが襲い攫いその駕篭をお文(杉本美樹)と三次(火野正平)が見た、平松に加田(新克利)が役宅に呼び戻し妙が化けて乗り込み妻と言い遊郭遊びを禁じ酒を制限し、夜伽を望むが避けられた。 菊枝と弥助が逃げようとして、弥助が斬り殺され捨てられ三次が平松の名の文を見つけ平松は弥助と知り、妙に中間・弥助を聞くと死んだと答え嘘と気づき、平松は妙を抱き体の傷を調べ、木暮に偽と言い菊枝と弥助が攫われ偽が来たと言い、妙は牢で書物を見る市之進を見た。
木暮は、お文と三次に話し江戸の商人と駕篭屋を調べ美濃屋を知り、美濃屋と備中屋は市之進殺害を狙い妙に市之進が1度死体になる薬と言い渡し、妙は平松を眠らせ市之進に渡すが木暮が毒薬と言い市之進も騙されたと言った。
美濃屋と備中屋に市之進が運ばれると目を覚まし、木暮とお文と三次が来て備中屋を殺し、美濃屋が菊枝を連れようとすると闇奉行が現れ殺した、妙と市之進が江戸を去り、菊枝は闇奉行の顔を見て素晴らしいと江戸に帰った。


脚本:鴨井達比古
監督:戸田康貴

16:帰ってきた男:7月20日

平松(萬屋錦之介)と加田(新克利)は廓で三次(火野正平)を見、おとせ(桜井浩子)が助けを求めるが藤屋定右衛門(江戸家猫八)が捕らえ折檻し、牛太郎・仙太と2人で逃げるが玄哲(田中浩)が捕らえ、平松は白州でお咎め無しとし藤屋の折檻を諫めた。
おぎん(磯村みどり)と三次と木暮(田中邦衛)が感心し、桔梗屋(松下達夫)は仙太を諫め娘・おちか(小野恵子)がなぐさめるが、帰途に玄哲らに殺され、お文(杉本美樹)と木暮は気に入らず、玄哲が蛇の軍次(住吉正博)が帰ると祝い金を集め、桔梗屋は相談を受けた。
玄哲が嫌がるおとせを口説くと平松が助け仙太殺しを聞くが判らず、玄哲が伊助を軍次に会わせ復讐で戻ったと言い藤次(千波丈太郎)が毒針で伊助を殺し、三次が玄哲と告げ木暮がとりかぶと毒針と言い、おぎんが蛇の軍次は廓に追われたと言い、加田は平松に軍次の仕返しで、軍次の女・お甲を使い捕らえお甲が死に殺されたと思っていると言った。
平松は玄哲を解き放ち加田が付け、木暮は3人組と言い、軍次らが加田を銃で撃ち木暮が手術し助け、軍次らは藤屋に取引を持ち掛け奉行所に桔梗屋とおちかを求め、軍次が桔梗屋に娘を要求しおとせを撃ち殺し、おちかがお甲の位牌を軍次に見せるが納得せず、お文が玄鉄を誘いだし木暮が殺し、軍次がおちかを人質に桔梗屋に向かうが木暮と闇奉行が軍次らを撃ち殺し、藤屋が平松に挨拶したが黒幕がいると答え、権力はないと言った。


脚本:宮川一郎
監督:田中徳三

17:復讐にかけた姉妹:7月27日

末次屋九右衛門(菅貫太郎)での祝言で、狙った花嫁・奈美(津々井和枝)が民蔵(内田勝正)に殺され、珊(松本留美)が姉妹に父・西浦屋が末次屋に抜け荷の罪を着せられ殺された長年の恨みを話し菊(湯川尚子)らに悲願を言い、木暮(田中邦衛)はおぎん(磯村みどり)から死人の占いを聞き、三次(火野正平)にお文(杉本美樹)が末次屋の花嫁が替え玉の噂を告げ、平松(萬屋錦之介)に加田(新克利)は末次屋来訪を告げ、末次屋は民蔵に奉行の事を話し植木屋に化けた菊が末次屋を襲い民蔵に殺された。
木暮は闇奉行に末次屋捜索を頼まれ、三次は末次屋に女中を訪ね追い出され、弥平次(加藤春哉)が珊に織物商いで訪れ珊は手紙を読み、末次屋を襲った女・かや(香山れいか)を民蔵が殺し、木暮と三次が見つけると珊が忘れて欲しいと頼み去った。
民蔵が末次屋に西浦屋の娘と言い、雪乃(北原ひろみ)が行商に化け三次とお文が尾行すると襲われ、木暮が三次に沢田一馬(太田博之)への手紙を頼み、沢田から聞いた平松(萬屋錦之介)が加田(新克利)に末次屋の事件を調べさせ、末次屋が居酒屋を集め、末次屋に黒幕・大島屋(中村時之介)が金の集まりを聞き、探ったお文が捕らえられ駕篭で運ばれ末次屋に責められ囮にされ、闇奉行が麻薬患者を調べ、木暮は薬を調合し、平松が木暮に西浦屋の事を話し、木暮は末次屋が酒に薬を混ぜていると伝えた。
珊が奉行所が知ったと聞き、雪乃が末次屋に近づき、木暮と闇奉行がお文を助け、珊が末次屋の部屋に来るが民蔵に刺され木暮と闇奉行が民蔵を斬り、雪乃を襲う末次屋を追い詰め斬り珊に見届けさせ、白州で平松は雪乃に所払いを命じた。


脚本:中村努
監督:大洲斎

18:忠四郎危機一髪:8月3日

江戸から目付・島左衛門尉(中村賀津雄)が長崎に来て、高岩平助(玉川伊佐男)に先入れ調べを命じ、平松(萬屋錦之介)は木暮(田中邦衛)に島が来ると闇奉行が出来ないと伝え、島は高岩から闇奉行の噂を聞いた。
偽闇奉行一味が山崎屋重兵衛を襲い妾・お浜を殺し金を奪い、島は山崎屋から闇奉行を聞き、平松を訪ね闇奉行を聞くと捕まえたくなく金は取らないと聞き、島は山崎屋が金を捕られたと言い、平松は木暮に弓鉄砲を捨てろと言うが聞かず、旗持剣吾(大村文武)が仲間に本物の闇奉行が怖いと言い、手下は升屋を狙うと言った。
島は弓鉄砲と木暮を知り高岩に調べさせ、おぎん(磯村みどり)の店に高岩が来て三次(火野正平)とお文(杉本美樹)に会い、三次は木暮に高岩の事を知らせ弓鉄砲を預かり逃げ、高岩は三次を追い木暮が助けた。
島は木暮らを監視させ、闇奉行は出ないと考えるが偽闇奉行が升屋を襲い、偽闇奉行一味と番頭・茂作が争い女将・おかつと茂作を斬り逃げ、平松は島に偽と言い偽闇奉行捜査の高札を立て、三次は木暮に人相書きは五助で自分らで捕らえると動き出し、島は高岩から聞いて本物だと考え木暮らも一緒に捕らえると考えた。
三次は偽闇奉行を見つけ、木暮は自分らだけでやると弓鉄砲を取り戻し、おぎんの店が見張られていると知った平松はお文に木暮へ伝言を頼むが既に出かけたと聞き、三次と木暮が偽闇奉行を襲うが旗持に逆襲され、闇奉行が来て島で目付の見張りを倒し三次と木暮に刀を向けると、もう1人の闇奉行が来て平松で、島が三次と木暮を逃がさぬと言うと、平松と島が立ち合い島が旗持に撃たれ、老中に注意と言って死んだ。


脚本:池田一朗
監督:松島稔

19:呪いの連発銃:8月10日

猟師が山奥で銃声を聞き、伍助(睦五郎)と兵作が連発銃を作るのを見て撃たれた。 回船問屋へ木暮(田中邦衛)が荷物を尋ねると名札が判らないと署名され、三次(火野正平)がお文(杉本美樹)に闇奉行の仲間と言うと木暮は秘密で信用するなと言った。
大村純旦(富川澈夫)が人を試し撃ちし、平松(萬屋錦之介)は大村藩主が人を試し撃ちが好きと聞き人の入国を許し、伊豆屋善兵(高品格)は伍助の連発銃の取得する細工を企み、純旦への大金での転売を計画した。が、荷物が歯車だった。
木暮は荷物をおぎん(磯村みどり)らに見せ不明の物で、伍助は源作から部品の一部を失ったと知り交換に行き、木暮は荷物交換に行き伍助が尾行され新式鉄砲の撃鉄で変わっていると言うと連発鉄砲で純旦を狙うと聞き、平松は大阪からの入国者調べを命じた。
伊豆屋は奉行所の動きを知り兵作に横取りを急がせ、木暮は伍助から純旦の長崎入りを聞き、伊豆屋に鉄砲を隠すと聞き企みを疑うと図面を預かった。
三次は色街で木暮と平松を見かけ、木暮は連発鉄砲は売り物でなく人殺し用と言い、伍助は伊豆屋と兵作から図面を売ると持ち掛けられたが断り、帰途に襲われ兵作に刺されおぎんの店に逃げ木暮に源作に刺されたと言った。
木暮は平松に連発鉄砲が売られる可能性と作った伍助が伊豆屋に殺されたと言い、白州で伊豆屋と兵作が伍助の純旦暗殺を防いだと答え、闇奉行が木暮と三次とお文と伊豆屋に乗り込み連発鉄砲を見つけ兵作と伊豆屋を殺し、木暮と三次とお文は連発鉄砲で純旦一行を狙い闇奉行が知り仲間はずれを怒り自ら連発鉄砲で純旦一行を撃った。


脚本:池田一朗
監督:大洲斎

20:怪談唐人屋敷:8月17日

長崎の盂蘭盆で男女が古い唐人屋敷で会うと幽霊に会い、三次(火野正平)が木暮(田中邦衛)とお文(杉本美樹)とおぎん(磯村みどり)に噂を話し、三次とお文が屋敷に行くと幽霊を見て女が殺され木暮が平松(萬屋錦之介)に首つりでないと言った。
平松は唐人・李から船一杯の荷物を預かり、昔生ませた娘を円山遊郭で探し、遊女・深雪(志摩みずえ)が唐人の子が出来たと言うと伝吉(阿藤海)とお辰(藤江リカ)が堕ろせと言い、碇屋太兵衛(高木均)が李に福松(中村俊男)だと言った。
碇屋と李と福松が平松に挨拶し、医師・関玄斉がおぎんの店で金をばらまき木暮に会い裏稼業を聞かれ帰り、お文が尾行し異人館で消え幽霊を見た。
碇屋はお辰に平松が判らなく福松を牢に閉じ込め、平松は福松が偽と知り、深雪がお辰らに他の女郎の死を言い、お文が三次に福松の知り合い・深雪を連れると父違いで福松の父は死に碇屋に福松が捕らわれていると言った。
お辰が関に幽霊で誰も来ないと言い、三次が福松を連れ出し平松に会わすと姉・深雪の腹の子を助けたいと言い、碇屋にお辰が町娘を唐人に売ると言い、木暮とお文は異人館で子堕ろし道具を見つけ闇奉行に知らせた。
お辰らが深雪に関の手配を告げ連れると、闇奉行と木暮とお文と三次が異人館に行き幽霊が幻灯と知り、関らの子堕ろし場所に乗り込み一味を殺し、碇屋に幽霊が現れ闇奉行が斬り殺した。


脚本:直居欽哉
監督:大洲斎

ページの先頭へ