荒野の素浪人:7(61-65)

61:1973年2月27日:出獄 裏切りの報酬

盗賊に百姓が斬られ金を盗まれ、見ていた政吉(今井健二)が取り返し、峠九十郎(三船敏郎)は死ぬ間際の百姓から下馬宿の娘・お千代を頼まれた。
下馬宿で働く次郎吉(坂上二郎)はお千代が捕らわれているのを見、峠は政吉が襲われ傷を負い鮎香之介(大出俊)が助けるのを見て政吉の素性を知った。
上馬の新兵衛(西沢利明)と女房・お梅(園千雅子)は弥市(井上博一)から失敗で用心棒・神玄三郎(黒部進)頼みと聞き、宿場役人・氏家陣内(小瀬格)に政吉が来ると告げ、揉め事が起きれば役人が動けると言われ金を貰い、お千代はお梅に氏家の相手を言われた。
政吉は新兵衛を見つけ変わったと言い、鮎は女郎・おしの(葵三津子)と過ごし賭場でお柳(小川真由美)に会い、神を尾行した。
峠は宿女将・お米(塩沢とき)と待つとお柳が来て、新兵衛からお千代の証文を取りあげ、政吉は新兵衛から去るが氏家と新兵衛が命を狙い、峠と鮎は新兵衛一味と神を斬るが氏家に政吉が撃たれ、峠が氏家を斬るが政吉も死んだ。


脚本:石森史郎
監督:吉川一義

62:1973年3月6日:強奪 けものたちの群れ

浅山藩で取り潰しで百姓になった男が襲われ鮎香之介(大出俊)が残った娘・お弓(岡田由紀子)から臼杵峠に連れて行くと頼まれ峠九十郎(三船敏郎)と会った。
山上玄馬(五味龍太郎)・八坂新兵衛(倉田爽平)・杉井五郎太(堀部隆一)らがお弓らを狙い、お弓は峠と鮎に藩の取りつぶしと開墾と飢饉で貰い隠した金を父・加倉井善蔵(植村謙二郎)らが取りに行き戻らないと説明し、沢熊の権次(井上昭文)と女房・お吉(夏海千佳子)ら一味も狙い爆薬を持っていた。
次郎吉(坂上二郎)は加倉井が捕らわれているのを知るが見つかり逃げお柳(小川真由美)に助けられ、沢熊一味に狙われたお弓らは争いで逃れるが、山上がお弓を騙し連れるが疑問なお弓が逃げ、峠と鮎は次郎吉から事情を聞き追い、お弓と臼杵峠に着いた。
山上らも臼杵峠と知り向かい、加倉井を人質に金を要求し、斬り合いになり峠らが山上らを斬った。


脚本:石森史郎
監督:吉川一義

63:1973年3月13日:烈風 屍なす山河

冬の上州で次郎吉(坂上二郎)は代官屋敷に盗みに入ろうとして見つかり逃げ峠九十郎(三船敏郎)と会い、百姓・乙吉(矢野宣)が捕らえられたと知り、代官・宍戸左近(浜田寅彦)は家来・水野重四郎(横森久)に誘いと言い、それを代官書与力・山村久兵衛(原田清人)が盗み聞いた。
久兵衛は騒ぐ百姓を挑発に乗らない様に説得するが弟・長兵衛(古谷一行)に自分の出世の為と言われ、次郎吉は代官所の中間になり、久兵衛は八州廻り・大場内匠(稲葉義男)に励まされ、久兵衛の妻・おさと(北川美佳)は代官と百姓の間で苦しんだ。
代官・宍戸は久兵衛に百姓に騒ぎを起こさせようと考え、峠は久兵衛からおさと宛ての櫛を預かり渡し、次郎吉は乙吉の母の家で鮎香之介(大出俊)から首を吊ったと聞き、峠が犯人と名乗り出て乙吉が放たれたが水野に殺された。
代官・宍戸は久兵衛に妻と暮らす様に言い、おさとは出かけるが殺され水野に騙された久兵衛は宍戸に百姓討伐を述べ、峠は牢番・六蔵(武田昌之)からおさと殺しは水野と聞き出し牢を抜けた。
久兵衛らと長兵衛ら百姓は闘い、久兵衛は長兵衛と1対1で闘い殺したが峠が証拠の櫛を見せおさと殺害は代官一味と教え、鮎も加わり代官一味を斬り殺した。


脚本:須崎勝彌
監督:村山三男

64:1973年3月20日:魔ノ山 死の片道手形

日光の北の岩代藩の国境に野盗が出て、峠九十郎(三船敏郎)は茶店で代官・梶井兵馬(入川保則)が頼り無い噂を聞き峠に向かうとおきぬ(沢井桂子)と新吉(小柴隆)が同行を頼み、おきぬは梶井の妻だった。
野盗頭・銀八(伊吹新)らは重傷の筈の梶井と家来・門川陣内(沢井杏介)に会い、鮎香之介(大出俊)は馴れ合いを知り、野盗に誘われ御用金を奪い皆殺しにした。
峠らは新吉の案内で古寺に行くと医師・伊庭源太郎(田口計)と老人・勘平(里木佐甫良)が居て、そこに商人・弥市(本郷淳)、次郎吉(坂上二郎)と加わり、古寺は御用金の隠し場所で野盗が囲み、おきぬが撃たれ伊庭が手当てするが撃たれ死に、峠と鮎が野盗一味を撃ち斬り殺した。
峠と鮎が梶井におきぬの事を言うが、金儲けには無関係と言い代官一味と峠と鮎と公儀隠密・新吉が争い代官一味と新吉が死に、気づいたおきぬは梶井が野盗に殺される夢を見たと言い峠は正夢と答えた。


脚本:石森史郎
監督:松島稔

65:1973年3月27日:必殺 荒野の決闘

遠州島田宿が大井川川止めになり、勘定奉行付・羽島蔵人(川合伸旺)が勘定奉行暗殺を狙われたと代官・岸井兵衛(滝田裕介)に探索を求め鳴神村に居ると言い、自訴の高札を立て道を封鎖して期日までに自訴がないと村人皆殺しを宣告した。
次郎吉(坂上二郎)は鳴神村の娘・ゆき(田代まゆみ)を祖母・おきん(小峰千代子)から母・おまつ(木村不時子)に届ける約束をしたが出られず会った峠九十郎(三船敏郎)と村に戻り関所が出来た。
岸井は羽島のやり方が納得出来ないが上の命で悩み、お柳(小川真由美)に出世かと言われ自由がうらやましいと答え、鳴神村で渡世人・太市(工藤堅太郎)が疑われるが否定し、名主・清兵衛(松本克平)が自訴しようとして峠が止め、ゆきは関所で村へ入る足止め人に母・おまつを見つけるが追い返された。
岸井は羽島の真意が判らず襲われ逃げてお堂で鮎香之介(大出俊)に会い、事件当日も1人が逃げ入ると3人が出て来て羽島と配下で下手人と言い、期限に岸井は関所にゆきお柳が追い、太市が自訴するが岸井は違うと村に向かい太市は撃たれ死に羽島は口実が出来たと言った。
岸井は百姓に羽島が下手人と伝え死に、百姓は羽島一味と闘い羽島は逃げ、峠とお柳は一味を斬り倒し、鮎は関所警護を撃ち殺し通れる様にし、峠は逃げた羽島を山に追い詰め斬り殺した。
峠・鮎・次郎吉・お柳は別々な方向に旅だった。


脚本:須崎勝彌
監督:村山三男

感想:

文字どうり荒野を舞台に繰り広げられる。
はたして、現在はロケが出来るかどうか疑問だ。
3人+1がくっついては離れる設定が、奇妙に話しに溶け込む。
舞台もバラバラだが同じ所で集まる。
拳銃使いと鉄砲隊の戦いが多いのも特徴だ。


第36話からOPとEDとアイキャッチが変更された

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