江戸の鷹 御用部屋犯科帖:2

第11話:3月21日:「傷だらけの一匹狼」

牧野主膳(田口計)を批判した瓦版屋・留吉(森裕介)と清吉(滝波錦司)が殺害され、通り掛かった虚無僧を若杉新之助(田中健)が咎めると逃げ、お重(新海百合子)が目安箱に訴え、内山勘兵衛(三船敏郎)と新之助がお重と娘・お千代(中山恵子)に事情を聞き清吉の妻で元は武家で牧野の策謀で主家が切腹させられた、虚無僧に室田一角(藤巻潤)が居たと聞き、おつな(奈美悦子)が遊郭で遊ぶ室田に文句を言い、雉兵衛(坂上二郎)が瓦版を売り告発し虚無僧・中岡(戸塚孝)が場所を尾行し室田に知らせた。
新之助が尾行し室田に襲われ、雉兵衛とお重が襲われ勘兵衛が助け鷹屋敷に連れ、新之助は室田を探し、勘兵衛が牧野に瓦版屋殺しを問うが否定し、牧野と叶屋徳兵衛(須藤健)が室田に御鷹組4人殺害を頼み、勘兵衛は一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)にお重を狙うと告げ、室田はおつなに御鷹組を狙うと言い雉兵衛と鉄平を襲い、追った角太郎と斬り合い足に傷を負いおつなに逃げ新之助が見つけると牧野に狙われたと言い、御鷹組に連れようとするとおつなに銃で捕らえられ、室田は牧野から金を上げ牧野は中岡に手勢集めを命じた。
室田は病だがが新之助を殺そうとするとおつなが止め逃げて、御鷹組に向かい勘兵衛は峰打ちし重病の室田におつなが駆けつけたが死に、牧野と中岡が御鷹組を襲い闘いになり勘兵衛らが皆殺しにした。


脚本:猪又憲吾
監督:吉川一義

第12話:3月28日:「念という字が空に舞う!」

大黒屋が襲われ蔵が破られ念書も盗まれ、鍵師・文三(小野川公三郎)が火付け盗賊改めが頭と言い伝次(岩城力也)が訴状を書いて貰うと中井源三郎(三上真一郎)らが押し込み2人を捕らえようとしたが文蔵が逃げて目安箱に訴状を入れた。
内山勘兵衛(三船敏郎)と一柳角太郎(中谷一郎)と若杉新之助(田中健)に雉兵衛(坂上二郎)が文三と中井を調べ、火付け盗賊改め長官・土屋庄右衛門(田中浩)は城内で否定し、新之助が文三の家でお里(末次美沙緒)に会い密偵を見かけ戻らないと聞き、中井が文三を探し襲うが逃げた。
角太郎が三浦屋宗兵衛(伊沢一郎)に押し込みの手掛かりを探し、勘兵衛は中井と会い殺法が同じで黒幕がいると言い、雉兵衛が尾行し若年寄・原善二郎(平田昭彦)に土屋と中井が集まり念書の残り1枚を探させ、雉兵衛と角太郎がお小夜(奈良富士子)の店で話し中井の過去を思い出し、お里を新之助が尾行し文三と会い中井の証拠を聞き念書を聞くが信じず逃げた。
勘兵衛は他の念書があると考え三浦屋を張り、盗賊が押し込み念書を奪い逃げ中井が襲い斬ると、角太郎と新之助が問うが否定し、三浦屋が原を後押しすると受け取った念書で心変わりで奪ったと言い、角太郎は文三が念書を持つと考え、中井は御鷹組を装いお里を攫い、勘兵衛が来て文三に念書を天に投げろと言った。
文三が行くと中井が念書を見てお里を渡し殺害を図り、文三が念書を投げると鷹が掴み御鷹組が来て、中井と原と土屋が鉄砲で待ち構えると御鷹組が鷹に鉄砲を襲わせ来て中井と原と土屋を斬り殺した。


脚本:小川英・四十物光男
監督:吉川一義

第13話:4月4日:「待ち伏せ!千人槍同心」

井筒屋で与平(加藤春哉)・平次(波戸崎徹)・三太(高橋義治)らが材木を崩し死人が出て、少女・お半(平塚磨紀)が目撃するが母・おひろ(榊ひろみ)が信じず襲われ目安箱に絵を入れ、風見鉄平(田中邦衛)を内山勘兵衛(三船敏郎)が甲州の湯治に行かせ、一柳角太郎(中谷一郎)が門でお半と会い、勘兵衛が訴状の絵で縄が切られ信じ、若杉新之助(田中健)がお半を訪ねおひろから嘘付きで出かけていると聞いた。
角太郎は井筒屋女将・お紋(城山順子)から訴えたが奉行所で取りあげられないと聞き、作事奉行・浜中左近(名和宏)がご公儀御用取りやめを伝え、角太郎を山代屋清太郎(剣持伴紀)が伝吉(三夏伸)に尾行させたが見つかり角太郎が山代屋と知った。
お半は鉄平を追い、清太郎が山代屋徳兵衛(潮万太郎)と寺村竜三郎(中村竜三郎)が御鷹組の動きを疑い関係人足と清太郎を甲州に旅に出させ、新之助は勘兵衛にお半が逃げ危ないと探すが新之助が尾行され、お半は番頭(門脇三郎)を嘘で宿に泊まり女中(岩瀬裕美)が気にかけ、お半が清太郎一行を宿で見かけ、鉄平はお半と同行し、勘兵衛は浜中に会うが否定され、徳兵衛と浜中と中山主水(安田隆)がどちらが早くお半を見つけるかと話し、お半が鉄平に用心棒と付きまとい鉄平が女郎(森みつる)に行き、清太郎一行も行きお半を見かけた。
徳兵衛が浜中にお半の居場所を知らせ、千人槍同心を連れ一緒に退治を狙い御鷹組に知らせ、勘兵衛は罠だが出かけると言い、お半は出かけ鉄平が心配し訴状と材木を崩し犯と聞き、鉄平らが小仏峠を目指し浜中らが待ち伏せ、御鷹組が来て闘い斬り捨て御免で皆殺しにし、清太郎らを捕らえ井筒屋は救われた。


脚本:池田一朗
監督:村山三男

第14話:4月11日:「黒い傷痕の用心棒」

女郎・おしの(藤堂陽子)が阿片に苦しみお浜(二宮さよ子)が止めるが、相模屋吉兵衛(早川雄三)とお徳(橘田良江)と用心棒・秋沢源之進(若林豪)らが与え地獄と考え、江戸の目安箱に三太(宮廻夏穂)を使いに出し、内山勘兵衛(三船敏郎)は総州浦賀宿に若杉新之助(田中健)を行かせ、秋沢が金を取り立て、新之助は相模屋と知りおしのが阿片で死体で見つかり、役人・東堂佐十郎(中田浩二)に阿片中毒と言い、三太が姉2人が死んだと言い姉・お浜が岡場所で両親が死んだと言い、風見鉄平(田中邦衛)が勘兵衛と一柳角太郎(中谷一郎)に旗本・細川の阿片中毒死を伝え抜け荷を疑い、浦賀役人・板倉丹波(田中明夫)が東堂に御鷹組が現れたと言い、勘兵衛に板倉が否定した。
秋沢にお浜がおしのを殺したと言い、新之助が持つお守りを三太がお浜の物で目安箱に入れたと聞き、相模屋を調べるが皆が怖がり、お粂(花原照子)に聞くと騒ぎ木崎辰五郎(原田力)や酉蔵(岡部正純)が来て秋沢が相手をし、三太が連れ帰りお浜が新之助に相模屋と奉行所の企みを言い父は抜け荷を見たと言い、お浜が相模屋に捕らわれたが秋沢が逃がし、東堂が相模屋に手を出すなと明日船が出ると言い、雉兵衛(坂上二郎)がお小夜(奈良富士子)の店で会い、角太郎と勘兵衛が新之助の繋ぎを待ち、秋沢が阿片に犯され、板倉と東堂と相模屋が仏像の阿片を見て、新之助の始末を話し、お浜が秋沢の中毒を知り新之助と縛り、角太郎が三太の案内で浦賀に行った。
新之助が出かけ東堂に捕らえられ、翌朝に秋沢が正気に戻り、角太郎はお浜から新之助が捕まったと聞き勘兵衛に鷹を飛ばし、秋沢が仏像を盗み見つかり板倉が素性を調べたが答えず、新之助が角太郎と牢を破り逃げ、板倉らが押し込むと斬り合いになりそこに勘兵衛と鉄平が来て、秋沢が仏像を証拠と示し、御鷹組が板倉ら一味を皆殺しにした。


脚本:津田幸於
監督:村山三男

第15話:4月18日:「孤剣!首斬り弥五郎」

金座で為吉(潮哲也)と六助(大川義幸)が拷問を受けるが答えず静(小林かおり)がのぞき見し父・小谷弥五郎(大友柳太朗)に助けを求めると逃がし六助は斬られ、静は目安箱に訴状を入れ、内山勘兵衛(三船敏郎)と風見鉄平(田中邦衛)と一柳角太郎(中谷一郎)と若杉新之助(田中健)と雉兵衛(坂上二郎)は、名がなく為吉を探し角太郎は金座の加納仙二郎(佐原健二)に職人・為吉を尋ね金の延棒を盗んで逃げたと言い、勘兵衛は小谷に会い訴状を見せると娘は知らないと取り下げを言われたが断った。
静を雉兵衛が尾行し、加納も尾行を命じ、小屋で為吉に会い加納の命で運び紛れ物が有ったと言うと刺客が襲い新之助が来ると為吉は逃げた、静は御鷹組に話し小谷の関わりを疑い、小谷は加納から秘密で脅され、角太郎は同様事件を知り勘定奉行・大庭左太夫(北原義郎)の関わりと鳴神烈堂を疑った。
為吉殺害に小谷が行き追った新之助が襲われ、小谷は金座の用心棒を斬り為吉を助け、小谷は勘兵衛に加納の妻・綾乃(金子勝美)が垣内荘之介(加地健太郎)との間に静が出来逃げ、垣内を撃ち綾乃が死に静の為に加納の世話になり、静が偽手紙で呼び出され為吉と加納らに捕らわれ、小谷は加納から静と為吉に父でないと言われ、静と為吉を逃がし加納らに斬られ助けに来た勘兵衛らに真実を書いた文を渡し死に、御鷹組は大庭と加納らを文を証拠に斬り殺した。


脚本:大工原正泰
監督:宮越澄

第16話:4月25日:「熱砂の女地獄谷!」

女らが武士らに追われ殺され訴状を奪われ奉行所で若杉新之助(田中健)と風見鉄平(田中邦衛)が見て刺青があり評定所近くで、御鷹組に訴えた女が武士らに斬り殺され「信州地獄谷」と言い残し、内山勘兵衛(三船敏郎)は訴状がないと言い、一柳角太郎(中谷一郎)らが地獄谷の場所を探し新之助はお小夜(奈良富士子)から信州を聞き、鉄平は遊郭でお美代(荻生田千津子)から三次(大村千吉)を聞き雉兵衛(坂上二郎)が伝馬牢で聞き出し、新之助が屋敷が見張られるが探索に行き、鉄平は武士を追い、粟津田藩屋敷で永井左京亮(中山昭二)が阻止を命じた。
新之助は領地に入ると襲われ砦を避け、永井は内藤弾正(須賀不二男)に田沼意次(岡田英次)頼りを言うが討ち取りを言い、新之助は崖から落ち気づくとおよう(佐々木すみ江)・おふさ(夏海千佳子)・おみわ(鈴鹿景子)・おきく(目黒幸子)らに匿われ役人が探し御鷹組と言い、新之助はおようから永井の謀反を聞き女らが封じ込められおふさが見張りの男がいると言った。
新之助はおみわに洞窟に連れられ事情を聞き助けを求められ、翌朝におようとおきくが訴状を届け鷹に託すが山崎(小林勝彦)に見つかり、御鷹組が地獄谷に向かい、おようらが処刑場に晒され新之助が誘い出され永井と内藤に捕らわれると、鷹が舞い戻り御鷹組が現れ、おようは斬られたが山崎と永井と内藤を斬り殺した。


脚本:国弘威雄
監督:鹿島章弘

第17話:5月2日:「さすらいの聖少女」

お美和(沢井桃子)が母・お辰(若松和子)に叱られ、同心・坪田幹之介(近藤宏)が升屋でお辰と遊び大工が死ぬと言い、事故を見たお美和が目安箱に訴状を入れ、御鷹組が調べ寺男・山吉(江幡高志)から聞き、日照(清川新吾)と平田と山吉が村上弦斉(沼田曜一)から鳴神に話すと言い、坪田はお辰にお美和を殺すと告げ清造(夏木章)と吉兵衛(森下明)と金太(桂文太)に狙われたお美和は平太(日ノ下金太郎)に助けられた。
若杉新之助(田中健)が内山勘兵衛(三船敏郎)と風見鉄平(田中邦衛)に日照の噂が良すぎると言い、雉兵衛(坂上二郎)が山吉を探り、村上が日照とお万(中田彩子)に来て山吉を殴り部屋を使うなと命じ、お美和は平太の部屋で気がつき坪田に狙われていると知り礼を言い置いて貰うがお紋(津山登志子)が来て喧嘩になった。
杉山(阿部寿美子)が勘兵衛に日照取調べ禁止を言うが断り、平太は頭領から咎人を聞かれ、お紋がお美和を追いだし尾行すると身投げし、一柳角太郎(中谷一郎)がお辰を調べ新之助は犬を見つけ、勘兵衛は訴人がお美和と考え犬を使い、村上は坪田とお辰殺害を命じ、坪田は村上と書き残した。
勘兵衛は村上弦斉と知るが証拠がなく、お美和が平太の部屋で目覚め新之助が犬と探し見つけると刺客に狙われ平太が斬られ重病で、お美和が仇で囮で日照に会い部屋に誘われ襲われると角太郎が来て日照が阿片部屋を明かし、村上が呼ばれ御鷹組が一味を斬り殺した。


脚本:池田一朗
監督:村山三男

第18話:5月9日:「献上鷹!危機一髪」

若杉新之助(田中健)と一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)が虚無僧に襲われ、虚無僧が目安箱に訴状を入れ、内山勘兵衛(三船敏郎)と雉兵衛(坂上二郎)が亡き妻の墓に参り、斬奸状が勘兵衛に届き、角太郎が御鷹組が襲われたと言うが勘兵衛は鷹受け取りに出掛けた。
この年は献上鷹を御鷹組が川崎宿で受取、本陣主人が虚無僧から渡された酒を出し、新之助が誘いだされ、翌朝に虚無僧が宿を襲い献上鷹が奪われ、勘兵衛は神社に呼び出され元お鷹匠・久保寺陣内(土屋嘉男)が恨みを言い、久保寺はゆき(渡辺やよい)と小西主水正(植村謙二郎)から犠牲の多さと献上鷹を奪う手段を疑うが最後の手立てと言った。
鉄平らは空月(勝部演之)が虚無僧は多いと言い、角太郎は鷹に献上鷹を探させ、空月が久保寺に人数を減らせと言うと裏切るなと揉め、ゆきが久保寺を献上鷹がおかしいというと御鷹組の鷹がいて、久保寺は育てた献上鷹に御鷹組の鷹を追い払わせた。
虚無僧らは逃げ野宿し、ゆきが久保寺に昔に拘るなと言うが聞かず空月に襲われ、久保寺が空月を斬り殺し、御鷹組が待つと鷹が献上鷹を追い込み連れ戻し城に向かい、小西が死にゆきが止めるが、久保寺らは出かけ、ゆきが御鷹組に久保寺の命乞いし事情を聞き今も別の女を思っていると知り、久保寺ら虚無僧が御鷹組を襲うが久保寺が残り刀を払いゆきが来て勘兵衛は残し去った。


脚本:国弘威雄
監督:宮越澄

第19話:5月16日:「赤い疑惑の罠を斬る」

北町奉行所与力・松川重四郎(相沢治夫)や鑓奉行・安井半左衛門(入江正徳)ら田村意次に親しい者が御鷹組を名乗る暗殺団に殺され御鷹組が批判されたが、内山勘兵衛(三船敏郎)は若杉新之助(田中健)や一柳角太郎(中谷一郎)や風見鉄平(田中邦衛)や雉兵衛(坂上二郎)に役目外で待てと命じ、鳴神烈堂(西村晃)が牧村監物(高城淳一)と御鷹組取り潰しの機会と話し、牧村源十郎(柴田侊彦)ら赤鞘組に屋台・茂兵衛(里木佐甫良)に芸者の娘・君香(大関優子)と大工・佐吉(高田直久)との祝言を言い斬り殺し、北町奉行所は藩は手を出せなく印籠が源十郎の物と言った。
黒石藩上屋敷で源十郎らは佐吉を殺害し君香は目安箱に訴状を送り、大目付が御鷹組に刀を封印させ、鉄平は屋敷を調べるが赤鞘組にあおられ捕らえられ、勘兵衛は君香に事情を聞き監物に呼ばれ鉄平は傷め付けられ鳴神が強情と見逃し、角太郎は狙いが御鷹組に刀を抜かす事で、新之助は赤鞘組がお小夜(奈良富士子)に言いがかり勘兵衛が制止し雉兵衛が赤鞘組になじられ、鳴神が赤鞘組に御鷹組に刀を抜かす指示を出した。
勘兵衛と三沢多門(松下達夫)が鳴神と監物に切腹を望み、鳴神に封印を切れと言うと勝手に出来ぬと答え、角太郎は君香が赤鞘組と遊ぶのを見、勘兵衛は城内に座り込み戻れと言われ、君香が源十郎を襲うが命を狙われ角太郎が捕らえ連れると襲われ君香が斬られ源十郎を奪われ、鳴神が御鷹組が動くと考え、君香は角太郎に看取られ死に屋敷に運ばれたが勘兵衛は待ち、鷹が封印切る許可を届け御鷹組は岡場所で遊ぶ赤鞘組を斬り殺し監物も斬ったが、鳴神は手を引いた。


脚本:胡桃哲
監督:村山三男

第20話:5月23日:「戦慄!夜霧の女」

旅芝居一座が浅草で興行で姉・伶花(夏樹陽子)妹・お文(岩崎良美)の手妻を売り物で、目安箱に伶花が訴状を入れ、内山勘兵衛(三船敏郎)と若杉新之助(田中健)と一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)と雉兵衛(坂上二郎)が8年前の事件を知り徳太郎(浜田寅彦)に徳王丸船頭・藤七(矢野宣)の行方を聞いた。
徳太郎が若年寄・沢田左馬之介(神田隆)に話し月岡清太郎(小笠原良知)が現在の調べと疑い、下田で角太郎は次郎助(三谷昇)から8人死に家族は娘・文で売ったと聞き、藤七は幽霊船折紙を見て伶花に術をかけられ長崎奉行・沢田と与力・月岡と徳太郎の指示で見殺し沢田が抜け荷を積み今も続くと言い、撃ち殺された。
勘兵衛と新之助は藤七の死体を見、屋敷前で見かけた伶花を新之助が尾行し芝居小屋で南蛮手妻の伶花とお文を見た、新之助は鷹が鳩を襲った事を詫び伶花と探り合い言い寄られ、角太郎が襲われたが斬り返し、伶花が月岡を弓で撃ち殺し勘兵衛が調べるが沢田と用人・黒川伝蔵(晴海勇三)は拒み、新之助に伶花が唐人に売られたと話しお文に会った。
勘兵衛は文の消息を調べさせ、伶花は恋に悩み迷い新之助も落ち着かず、徳太郎が沢田に文の消息を芝居小屋と告げ船が着き黒川に殺され、新之助と伶花が徳太郎の死を知り、手妻一座が長崎に帰ると客に告げ伶花が徳太郎を訪ね会わずに帰ると一座の皆殺しを見つけ、勘兵衛は文の消息を知り新之助は一座に行き皆殺しと事情を知った。
伶花は沢田を襲うが罠にかかり斬られ、御鷹組が来て伶花は新之助に抱かれ死に、勘兵衛は一座皆殺し犯と一味を斬り殺した。


脚本:池田一朗・杉江慧子
監督:鹿島章弘

ページの先頭へ