扇屋が辻斬りに襲われ駿河屋が押し込み殺され、越前屋伊兵衛(弘松三郎)は立ち退き反対で殺されたと5人組で目安箱に訴状を言い、風見鉄平(田中邦衛)は賭場で遊び若杉新之助(田中健)は支配人を襲う暗殺者を見つけ、死者から竹町河岸五人組の訴状を目安箱に入れる事を頼まれ鷹に託した。
雉兵衛(坂上二郎)と鉄平が待つと鷹が来て、内山勘兵衛(三船敏郎)と一柳角太郎(中谷一郎)が立ち退き中止を読み、角太郎はおりき(沢田亜矢子)とおひで(丸山秀美)から日よけ地立ち退きを言われ、相馬屋彦兵衛(外野村晋)と伊勢屋次助(相原巨典)は知らないと言い、仙造(三角八郎)が木曽屋辰蔵(高田仲次郎)に頼まれ倉知竜之介(岸田森)と借金取り立てに来て揉めた。
南町奉行所・長野主膳(庄司永建)を勘兵衛が訪ね日よけ地立ち退きを尋ね理に合わず死者が出ていると言い、滝沢道願(川合伸旺)は長野から越前屋の反対を聞きお千勢(沢井桂子)が斬れと言い、仙造が倉知を訪ねると息子・長太郎(北沢輝樹)がいて、木曽屋が越前屋に立ち退きを迫り鉄平と新之助が防ぎ、倉知を見て殺し屋と思い出し、長太郎が轢かれかけ助けたおひでが怪我を負った。
木曽屋が越前屋を夜襲すると長太郎とおひでを見た倉知が助け、倉知に長太郎が角太郎に送られ帰り木曽屋の黒幕を聞かれ、倉知は木曽屋に長太郎の命で脅され、雉兵衛はお小夜(奈良富士子)に話し、滝沢が木曽屋と長野とお千勢に田沼の裁可が下りたと言い、倉知は仙造と木曽屋に行きお千勢と会い元・妻で、お千勢は滝沢に事情を話し滝沢は倉知を斬ると言うと長太郎を望んだ。
角太郎はお千勢が倉知と長太郎に会いに行き母と名乗ると倉知が1度捨てたと拒むのを聞いた、勘兵衛は橋製作を知り、木曽屋が倉知を襲い長太郎を人質にされお千勢に撃たれると角太郎が助けたが倉知とお千勢は死に、長野と滝沢が立ち退きを迫ると御鷹組が阻止し長野と滝沢を斬り殺した。
脚本:津田幸於
監督:吉川一義