江戸の鷹 御用部屋犯科帖:1

第1話:1978年1月10日:「お鷹組誕生」

1970年代の田沼意次(岡田英次)時代に、旗本と喧嘩する風見鉄平(田中邦衛)を若杉新之助(田中健)がなだめると「お鷹衆を馬鹿にしたと言い」、評定所への訴状を妨害する町奉行所同心を若杉が斬り、鷹匠支配・内山勘兵衛(三船敏郎)がお鷹屋敷に戻ると風見の刀を一柳角太郎(中谷一郎)が取りあげ、若杉に母・お福(風見章子)が一緒だと言うと雉兵衛(坂上二郎)が来て心配した。
内山が一柳が松平伊賀守の評定で6日で訴状の証拠探しを命じ、一柳と風見が鷹と長屋でヤクザが葬式で住人を脅し、お松(永野裕紀子)がお春に逃げ一柳と風見が事情を聞き番頭・清兵衛(稲葉義男)に殺されると聞き逃がし言い、役人を追い払った。
玉助(岡部正純)と南町奉行・牧野大隅守(川合伸旺)が清兵衛に鳴神烈堂(西村晃)から田沼意次に賄賂を贈り松平伊賀守毒殺を謀り、河井久敬(永井秀明)に代わり内山は鷹を使い仲間に弥兵衛(日野道夫)の娘探しを命じ、お松とお春が清兵衛らに見つかり、雉兵衛がお小夜(奈良富士子)からお松が房州・館山出身と聞いた。
お松とお春が房州藩に襲われると内山と一柳が助け連れ帰り、評定で若杉が切腹を言われ、風見と雉兵衛が清兵衛らの行列を見かけ、一柳が切腹を止め、内山が将軍・家治(里見浩太郎)に南北奉行所と合戦と言い奉行が評定所をないがしろにしたと言い、内山が赦免状を持ち来て清兵衛引き渡し要求し、内山が4人でお鷹組が作られ斬り捨て御免と告げ、南町奉行・牧野と清兵衛らを斬った。


脚本:池田一朗
監督:森崎東

第2話:1月17日:「黒い沼の悪を斬る!」

奉行所への訴人・与助(小林尚臣)らが斬られ、人足口入商昇天一家・お紋(結城しのぶ)が目安箱に訴え、お鷹組を将軍・家治(里見浩太郎)が呼び、訴状は印旛沼の工事不正で、内山勘兵衛(三船敏郎)は一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)を現場に送り昇天一家小頭・大八(森次晃嗣)に会い溺れる仁吉(根岸一正)を風見が助けた。
一柳と風見を山岸(勝部演之)が普請奉行・大崎外記(菅貫太郎)に連れお滝(赤座美代子)に遊郭をさせ田沼意次の命と言い、内山と若杉新之助(田中健)と雉兵衛(坂上二郎)はお紋から斬られると怪我で投げ込まれると溺死と聞き、郡代が与助を捕らえに来たが内山らが助けお紋は印旛に向かった。
若杉は鷹・吹雪をお小夜(奈良富士子)に預け、一柳と風見は若杉左平次(清水紘治)を見かけ、直訴で打たれた大八にお紋が来て与助の居場所を言うと大八が行き仁吉が追い、一柳と風見は死人に斬られ傷を見つけ新之助の兄・左平次を思い出し、左平次が与助と仙太(甲斐武)を斬り見つけたお紋は人足に裏切り者がいると知った。
一柳が内山に費用が途中で消えたと告げ、大崎玄馬守(南原宏治)が内山に印旛で人足の反乱からお鷹組が引けと言うが内山は断り、原田(木村元)らが襲うが斬り返し印旛で会うと去り、内山と一柳が新之助に兄が印旛で人足を斬ったと告げ、新之助が同行した。
風見と雉兵衛と人足らに奉行が攻め、仁吉と大八がお紋を襲い人質にするが鷹が襲い助け、内山らと関東郡代・大崎玄馬守が闘い、鉄砲隊を鷹らが襲い内山が玄馬守を斬り殺し、新之助が左平次と闘い斬り殺した。


脚本:柴英三郎
監督:森崎東

第3話:1月21日:「花嫁行列を追え!」

圭太(鈴木政晴)が父・平吉(夏木章)の墓に参り、又助(人見きよし)が呼び姉・お道(平塚磨紀)に字を聞き紙を盗み目安箱に投じ、風見鉄平(田中邦衛)を雉兵衛(坂上二郎)が起こし内山勘兵衛(三船敏郎)と一柳角太郎(中谷一郎)と若杉新之助(田中健)に鷹が手紙を運び「松井(戸浦六宏)から姉を取り返し、浅吉(山下勝也)を助けて」と有った。
勘兵衛が圭太を探し、勘定奉行が見張り鉄平らが平吉が死に娘・お佐和(伊藤めぐみ)の許嫁・浅吉が殺されたと聞き、訴状を読んだ目付・太田(小林勝彦)を疑い、新之助と角太郎は探し西川(五味龍太郎)にお佐和を聞くと松井が手討ちしたと言い、お佐和の墓を掘ると襲われ撃ち死体が無く、新之助はお小夜(奈良富士子)から子に嘘は駄目といわれお鷹組と言い圭太に会い、同心らが襲い圭太とお道がお鷹組に逃げ、平吉が浅吉にお佐和を松井が会わせないと言い、その後に平吉と浅吉が死んだと言った。
お佐和が松井らに結婚を迫られ、意次が松井に京屋(草薙幸二郎)抱き込みを命じ、お佐和は又助らに300両を渡し京へ嫁に行くと圭太の面倒を頼み、お道がお鷹組に知らせ、お佐和の花嫁行列をお鷹組が止めたが納得ずくと答え、勘兵衛は裏を考え雉兵衛に探らせ、松井と京屋が企みを話し、お佐和が京屋に本当を話すが知っておりお佐和が短刀で松井を狙い、お鷹組が助け勘兵衛がお佐和を説得し松井一味を皆殺しにした。


脚本:池田一朗
監督:村山三男

第4話:1月28日:「大江戸の暗黒を斬る!」

相の山のお妻(江波杏子)が尾行され怪我をし目安箱に手紙を投じ、将軍・家治(里見浩太郎)が読みお鷹組にしらせ、若杉新之助(田中健)が雉兵衛(坂上二郎)と内山勘兵衛(三船敏郎)と一柳角太郎(中谷一郎)に見せ、風見鉄平(田中邦衛)が鷹に呼ばれ、お妻が大道芸を行うと相川(八名信夫)らが刃物を投げ鉄平が文句を付け、丸山(森章二)が町同心と邪魔をして斬った。
お鷹組はお妻から角屋政五郎(安部徹)一家から金を要求され寺社奉行と組み江戸を出れず夫が殺され、松山(近藤宏)と津川がお鷹組に来たが角太郎が違法と追い返し、お鷹組は角屋の場所代を止め、勘兵衛が政五郎に斬り込み、鳴神烈堂(西村晃)は政五郎に難しいと言い、吉造(松山照夫)や与助(榎木兵衛)や相川に闇で悪事をさせ、鉄平は大道商人をお鷹組屋敷に引越させた。
寺社奉行・井上越後守(田中明夫)に勘兵衛が3000両を要求し取締不行き届きと言い、鉄平がお小夜(奈良富士子)の店で食べ、清吉夫婦が江戸を金を持ち逃げ三次(沖田駿一)らに殺され屋敷に運び、松山が角屋を訴えたと鳴神に言い政五郎はお鷹組を襲った。
政五郎は100人でお鷹組屋敷を狙い入ると、お鷹組が待ち伏せて斬り殺し、与助が政五郎と吉造に知らせ、雉兵衛が井上に逃げると聞き屋敷に向かい鷹が鉄砲組を襲いお鷹組が井上と政五郎を斬り殺した。


脚本:池田一朗
監督:松尾昭典

第5話:2月7日:「行方不明!謎の60人」

風見鉄平(田中邦衛)と若杉新之助(田中健)が太助(市川好郎)に会い、お小夜(奈良富士子)の店に連れると仲間60人が役人に殺され訴状を目安箱に入れさせた、喜兵衛(植村謙二郎)の娘・お雪(瞳順子)を同心・草場(森川公也)が訪ね、訴状の3人の行方を狙い太助とお雪が逃げ、栄造(石山雄大)が拷問を受け自殺し、お鷹組に訴状が届かず一柳角太郎(中谷一郎)と雉兵衛(坂上二郎)は疑い、新之助が太助に栄造が殺されたと聞き、草場が伍堂(須賀不二男)に報告し、太助らは天城金山で金が取れなくなり次々穴を掘り火薬で落盤を起こし助かった人足を役人が撃ち殺したと言った。
内山勘兵衛(三船敏郎)は訴状がなく3人を匿えと言い、鉄平が勝手に天城に行き、城で岩本(青木義朗)が松平甲斐守(斉藤英雄)に小判改鋳を話し、勘兵衛が聞き不正で訴状を隠したと言い、鉄平は天城金山で奉行・黒田(山本清)から否定され、金山支配・伍堂が関わると聞いた。
岩本屋敷で勘兵衛が生き証人で動くと答え、3人と角太郎と新之助が襲われたがお鷹組屋敷に運びこみ、伍堂が岩本と山本(戸塚孝)にお鷹組を恐れると岩本は勝手に斬れると答え、勘兵衛が岩本の狙いを小判改鋳と言い生き証人・太助とお雪の気力を心配し、鉄平と新之助が2人を逃がしたが襲われ角太郎が捕らえられた。
お鷹組に角太郎人質に呼び出しがかかり、太助とお雪はお鷹組屋敷に戻り、岩本と伍堂らが罠で待ち、お鷹組3人が乗り込み鷹が鉄砲組を襲い角太郎を助け、勘兵衛が訴状を見せ無いと聞き、岩本一味と斬り合い殺した。


脚本:小川英・四十物光男
監督:宮越澄

第6話:2月14日:「奥州路に鷹が舞う!」

千住宿で御用金行列が金を奪われ、役人が主人・柏屋治兵衛(浜田寅彦)を捕らえ娘・お篠(鳥居恵子)が目安箱に訴えると言い貞吉が行き襲われ、巡礼に託した。
雉兵衛(坂上二郎)にお小夜(奈良富士子)が声をかけ、内山勘兵衛(三船敏郎)と若杉新之助(田中健)と一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)が訴状を読み、新之助と雉兵衛が千住宿に向かい、新之助が襲われ弥助(鮎川浩)とお銀(森秋子)が手当てし治兵衛の佐渡送りを聞き、新之助が襲われ角太郎が助け、お篠から柏屋が御用金強奪事件で佐渡送りになると聞き、薬売り・南条平九郎(有川博)が盗み聞いた。
代官・黒木(横森久)は山崎(外山高士)からお鷹組が来たと聞き、角太郎らは黒木に自白書を見せられ、道中奉行・三田村(葉山良二)が佐渡送りと決め、鉄平が治兵衛から話しを聞き拷問跡を見た、代官所に平九郎が押し入り、三田村が黒木に5万両が屋敷にあると言うと勘兵衛が来て三田村は窪田藩の手抜かりで治兵衛の佐渡送りを言った。
角太郎は勘兵衛から連絡を受け、お篠のお百度を平九郎が気遣うと襲われ、角太郎が助け武士と判り藩の隠密と疑い、お銀が客の噂を話し殺され、平九郎は責任者の父・南条孫兵衛(岩城力也)が切腹したと言い、三田村が勘兵衛に治兵衛の佐渡送りを伝え、雉兵衛が窪田藩から再度御用金を送る噂を伝えた。
角太郎が鉄平と新之助に任務を命じ、治兵衛の佐渡送りに向かい、お篠らが行列を止め角太郎と平九郎が助け襲った山崎らを追い払い、三田村らが御用金を狙うとお鷹組と平九郎が来て一味を斬り殺した。


脚本:津田幸於
監督:吉川一義

第7話:2月21日:「危ない父さま!」

根来鉄砲百人隊が江戸城の警備に当たり、三上長門(北原義郎)が城山郡兵衛(伊達三郎)と輪島屋(千波丈太郎)と耳助(杉江廣太郎)にお鷹組を罠に掛ける相談をし、耳助が一柳角太郎(中谷一郎)の離縁した妻・おひろ(倉野章子)と娘・お吉(鈴木輝江)の再婚先が輪島屋懇意の堺屋幸七(遠藤剛)と言い、堺屋が病のおひろとお吉とすごすと奉行所が来て捕らえた。
お吉は目安箱に訴え、内山勘兵衛(三船敏郎)が角太郎に文を見せ、角太郎は調べお吉とおひろに会うが三上と耳助が見張り、お吉は角太郎を憎みおひろが謝り過去を思い出し、奉行所では殆どが知らないと勘兵衛と風見鉄平(田中邦衛)と若杉新之助(田中健)に言い、罠でお鷹組の介入を待っていると言い、藤助(玉村駿太郎)がおひろとお吉に牢での堺屋の扱いが悪く役人に金を渡せと言い、おひろが雉兵衛(坂上二郎)とお鷹組に助けを求め角太郎は明日と言うが鉄平と新之助は急ぎ、牢奉行・石出帯刀(和崎俊哉)に同心・山下松之助(森下明)が牢を破る計画があると告げ、石出は城山から告げられ三上が老中指図と言うが警護を断った。
新之助が牢に忍び入ると石出が見つけお鷹組と知り、老中の罠に勘兵衛がかかるのかと言い、新之助と堺屋を逃がし、耳助が三上と城山に知らせお鷹組捜索を指示し、堺屋は抜け荷を認め勘兵衛は牢に戻す方法を考え、城山が調べに来て勘兵衛は命と交換に認め鷹小屋は調べず見つからず詫び状を書いた。
耳助は屋敷を囲み、角太郎と鉄平と堺屋が入れ代わり脱出し、勘兵衛は鉄平らに角太郎が離縁した理由を話し、角太郎と堺屋は石出を訪ねると出牢証文を見せられ、堺屋は輪島屋が抜け荷依頼と明かし、三上はお鷹組潰しを狙いお吉を攫い角太郎を呼び出しお鷹組が向かうが罠と鉄砲で待ち、鷹で弓で打ち込んだ目標を襲わせ、角太郎が地雷を避けお吉を助け、お鷹組が輪島屋一味を斬り殺した。


脚本:池田一朗
監督:松尾昭典

第8話:2月28日:「廃虚の街に鷹が飛ぶ」

八王子は無法地帯で真山一家が町をおさえ多平(三角八郎)が襲われ、岡っ引き・喜平次(大出俊)に文句を言いおぬい(土田早苗)が謝り目安箱に文を書き多平が入れて死に、若杉新之助(田中健)と風見鉄平(田中邦衛)と雉兵衛(坂上二郎)が行き、赤金の源八(山本麟一)が高札を壊し、雉兵衛らはおぬいに訴えが前山の仙吉(天津敏)に抑えられると聞き、酒に溺れる喜平次に会った。
新之助は喜平次を諭し酒を取りあげ、用心棒・戸沢十次郎(田中浩)が鉄平に会い同期と斬り合うがおりん(二宮さよ子)が止め、おぬいが新之助に代官と住人が逃げ喜平次がやる気を無くしたと告げ、陣吾(長谷川弘)が代官・平賀弥之助(名和宏)にお鷹組が来たと告げ、新之助は源八を捕らえるが喜平次は逃げた。
鉄平は戸沢からおりんが源八の女と聞き、新之助は鉄平を人質に前山一家に取り囲まれ、雉兵衛が鷹で連絡し内山勘兵衛(三船敏郎)と一柳角太郎(中谷一郎)は勘定奉行・大倉(永井玄哉)に代官を斬ると伝え、おぬいが喜平次を諭し、おりんが鉄平を助け新之助と合流し、おぬいとおりんを馬で逃がしたが捕らわれた。
前山が源八を含め皆殺しを企みおりんが撃たれ、喜平次は斬られたが勘兵衛と角太郎が来てお鷹組が代官と前山一家と戸沢を斬り殺した。


脚本:大工原正泰・胡桃哲
監督:宮越澄

第9話:3月7日:「女地獄!魔の尼寺」

夜鷹・おたか(伊佐山ひろ子)が花街では茗荷金を納め夜鷹は御法度と言われ、目安箱に訴え、内山勘兵衛(三船敏郎)は若杉新之助(田中健)に見せ雉兵衛(坂上二郎)に場所を聞き新之助が出かけ、役人の夜鷹狩りを見て町名主・太郎兵衛(成瀬昌彦)に頼まれたと聞き、近江屋三七(福山象三)の手下と言うと勘兵衛がおたかを助けた。
勘兵衛と新之助がお小夜(奈良富士子)の店でおたかに事情を聞き、近江屋が吉五郎(中田博久)らと尼寺に女で商売する春香尼(薗千雅子)を訪ね、寺から逃げたおたかを殺せと命じられ、手下がおこん(ひろみどり)におたかを探し、夜鷹らがお鷹組に押しかけ屋敷におたかが逃げ込み、一柳角太郎(中谷一郎)と風見鉄平(田中邦衛)が戻った。
おたかが雉兵衛を手伝い食事を作り洗濯し、翌日屋敷を出ると近江屋に襲われ中に戻り勘兵衛は取り調べ中にし、鉄平が会所で吉五郎から近江屋と太郎兵衛の名を聞き尼を見て、太郎兵衛に事情を聞くと側御用人・袋井主水正(中山昭二)の指示と言い、角太郎が近江屋に行き利助(早川純一)と安吉(千田孝之)を尼寺に隠し、袋井と第2岡場所作りで夜鷹が邪魔と言った。
近江屋はおたかに取引を申し出たが勘兵衛が読み、昔を聞き村で攫われ尼寺に連れられ男がきて女らが酷い扱いを受け逃げ、勘兵衛と新之助が気づき手助け人を話し、勘兵衛が太郎兵衛に常念寺と聞き女の地獄と言い袋井の狙いは春香尼だと言い、お鷹組が常念寺に乗り込み、女を助け尼を責めて引きあげ、袋井と近江屋と北町奉行・曲淵(幸田宗丸)らを襲い皆を斬り捨て、おたかは屋敷を出て夜鷹に戻るが皆が呼び戻した。


脚本:池田一朗
監督:渡邊祐介

第10話:3月14日:「凶弾復讐の女豹」

水沢藩主・鳥居備前守(菅貫太郎)が脇坂主水(山岡徹也)と鉄砲の試し撃ちで町人を的にし、雉兵衛(坂上二郎)が目撃し傷ついた半次(三上剛)を助け目安箱に訴え、お鷹組に文が来て若杉新之助(田中健)がお時(原田千枝子)と子・新太(松田洋治)に会うが音沙汰なく一柳角太郎(中谷一郎)は植木屋が出稼ぎで帰らないと聞き、茜(かたせ梨乃)が遊び人らに追われ鉄砲を撃ち逃れた。
角太郎は鳥居を訪ね脇坂が心配し鉄砲の的を否定し、風見鉄平(田中邦衛)がお小夜(奈良富士子)の店で茜と会い左源太(穂高稔)が来て鳥居の屋敷に忍び込み刀傷を見て鉄砲で狙うが気づかれ追われ、鉄平が見て内山勘兵衛(三船敏郎)に報告し、茜と左源太は鳥居の行列を尾行し襲うが替え玉・半次で捕らえられたが、角太郎と新之助が助けた。
勘兵衛が茜と左源太に訳を聞き、新太が新之助を訪ね、脇坂が茜と左源太の引き渡しを求め角太郎が知らぬと言い、鳥居と脇坂は茜と左源太とお鷹組の始末を狙い、茜は新太と会い勘兵衛に父・木島右近(渡辺高光)が10年前に鳥居と脇坂に鉄砲を奪われ殺され仇と話し、鳥居の罠で半次を撃ったと言った。
茜は鳥居屋敷に忍び込むが罠で捕らえられ、鳥居の行列を雉兵衛がお鷹組に知らせ、鳥居が茜を山中で鉄砲で狙うと鷹が邪魔しお鷹組が来て鷹が鉄砲を狙い、お鷹組鳥居一味を殺し、茜が鳥居を撃ち殺し新太に半次を撃ったと謝った。


脚本:胡桃哲
監督:宮越澄

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