ドラマ「裸の大将」:5

第41話:遠い国ニッポン

大場(中条静夫)は清(芦屋雁之助)を紹介者・直井(花上晃)と案内人・松隈(左とん平)に会わし、直井に清の素性は松隈にも相手にも秘密を頼んだ。
直井は頼子(多岐川裕美)の亡き夫が残した私蔵のゴッホの絵を見せて貰いにゆくが断られ、松隈は清を騙し鍵の型を取らせ合鍵を作りマリアの絵を盗み、清と小屋に閉じ込めたが絵を見た清は小屋を抜けマリアの絵を描き、ミニチュアハウスで写生していると美術館館長(ヤン ヴラウェリス)に感心され譲った。
館長は頼子から寄附を貰い清の絵を見せるが頼子は信用しなく、松隈は警察に追われ小屋に戻るが絵がなく、大場が来て清からマリアの絵の在処を聞いた。
清は頼子に松隈を助ける様に頼み、頼子の身の上を聞き清に良いこともあると言われ、松隈釈放に応じ、頼子は清に絵を見せ、清は礼に時計を渡し絵も渡した、直井が来て実は山下清だと告げた。


脚本:高村美智子
監督:小野田嘉幹


感想: 孤独な女性と詐欺師が清を巻き込む。
清の人柄を知り、心を開いて行く。
オランダ編第2作。

第42話:清と老人と海と

瀬戸内海添いで清(芦屋雁之助)が子供・良介に会い忘れた靴を届け、磯吉(花沢徳衛)と理恵子(小川範子)に会い泊めて貰い、翌日理恵子は弟・良介の為に工場に働きに行き帰りに弟の靴を買い、清は磯吉へ出て磯吉は鯛を1匹釣った。
和子(春川ますみ)が良介を養子にしたいと催促に来て、母・圭子(松本留美)を見た者がいると言い、探す良介を理恵子は叱り、清も探すと出て行ってと言われ、磯吉が病気と言われた。
清と磯吉は圭子の場所を知るが、和子が先に会い出て行って欲しいと言い、清は理恵子に圭子に事情が会ったと話したが、磯吉が発作で入院したが清に手紙を残し漁に行き亡くなった。
和子から圭子がよそへ行くと聞いた清と良介と理恵子は駅に行き、圭子と一緒に暮らす事になり、和子が清が山下清と気づいた時には清は絵を残し去っていた。


脚本:杉村升
監督:佐藤敏宏


感想: 自然と暮らす老人と、親子は一緒に暮らすのが自然と思う清。
本当の事を言えない親子を清が説得する。

第43話:清がサーカスにやってきた

秋田鹿角で清(芦屋雁之助)は大好きなサーカスに会い団員・中島平吉(赤塚真人)や川畑信雄(荒井注)やクラリネット(横山あきお)らは練習中で、昼になりカレーを清は食べたかった。
綱渡り・栗山淳子(渡辺典子)は空中ブランコの受け手・井手政一(竹内力)と妹・栗山洋子(石野陽子)の足の怪我中に代わりをするべく練習し、清は団長・栗山孝之(佐野浅夫)にサーカス入りをいうと平吉に付くことで認め、淳子と政一の練習を聞いた団長は名人・洋子が失敗した危険と言い止めさせた。
清は野村留造(谷村昌彦)という料理のプロがいると聞き、平吉は清に色々教えるが出来ずサーカスは終わりと言うと清は子供は皆好きだと言い、団長は金の工面に苦労し、洋子は清の空中ブランコの絵にアドバイスし、得意になりネットを外し失敗して足を大怪我したと話した。
政一に父・井手(深江章喜)が淳子に話したかと聞くが2人とも好きでまだと答え、洋子が治るまで淳子と組みたいと言い、団長に借金取り(藤木悠)が来てサーカス興行資金を持ち帰り、留造(谷村昌彦)にあい大きな料理屋だが妻に任せ家出して黙っているように頼んだ。
団長は団員に資金が出来るまでサーカス興行とパレードは延期と伝え、政一は淳子に捨て子の自分と同じに2人いて独りは団長が育てたと話し、団長が井手に話せないと言うと政一と淳子が来て淳子は留造に聞いて既に知っていた。
清は洋子を外に連れだし絵を描き、直ぐに歩けるが遅らせていると言うと洋子は独りで帰ると怒り、清が帰りかけると思わず立ち上がり歩く練習を始めた。
留造がサーカスを去る事にして団長に昔貧しい時に政一と淳子を捨てその後大きな料理店の主人になったが、忘れられず家出してサーカスに来たと話し、妻が興行費用を肩代わりする代わりに店に戻る事にしたと言った。
淳子が洋子に政一と兄妹と話し、団長が団員にサーカス興行開始を告げ、洋子が歩き、サーカスが始まり・・・・政一と淳子のブランコも成功し、団長が清の絵が山下清と知ると清はサーカスを去った。


原案:芦屋雁之助
脚本:松木ひろし
監督:佐藤敏宏


感想: 芦屋雁之助原案で実際のサーカスを舞台の時間延長特番。
興行の苦しいサーカスも子供が好きという清。
互いを思いやる人々の言えない思いを伝える様にして行く。

第44話:清とベンガラの花嫁

清(芦屋雁之助)は少年・和正がいじめられるのを見て連れて行くと、そば屋の後藤珠江(友里千賀子)と後藤功夫(ベンガル)夫婦に娘・町子が学校に行きたくないと言っている事に関係すると間違われ、珠江は担任の古木八重子(香坂未幸)に会うと結婚で止めるのは仕方なく校長(高城淳一)もいつまで教えられるかは判らないと言った。
清はベンガラの塀を書き功夫に水車小屋を案内されそこで粉ひきをすると聞き働き、和正は父・寺田友吉(橋本功)を手伝い、古木みつ(野際陽子)に八重子は寂しく無いかと聞き水車に行き町子から和正のいじめを聞き、清はお堂で和正と集めたものに八重子の写真を見た。
清は八重子とみつに大人と子供は結婚できないのかと尋ね、和正は八重子の結婚衣裳を破り、八重子は自分のせいと言い、清は度を超すといたずらと言えないと言い、友吉は聞いて和正を叱った。
八重子はみつの結婚衣裳を着ることにし、謝る友吉に母の代わりになれなかったと言い、友吉は人力車の準備をし、清の絵を見た客が山下清と言い清は去り、八重子は友吉の人力車で出発し、和正が送り気持は判っていたと言い、生徒や清が見送った。


脚本:松木ひろし
監督:佐藤敏宏


感想: 子供が大人をどのように見るか。
先生か、母か、あるいは女性か。
大人に伝わりにくい。

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