鑑賞日記(2025/07)
- つむじ風食堂の夜
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第1章:食堂
私・雨降先生(八嶋智人)は初めて月舟町の十字路の角にあるつむじ風食堂に行き、不思議な帽子店主(下絛アトム)と店員・サエコ(広澤草)に迎えられ、帽子店主が万歩計を自動空間移動装置だと語ると、客らは誰も遠くには行きたくないあるいは出て行けないと告げた。
第2章:エスプレーソ
手品アシスタント(樋口史)と男性の手は舞台で手品を演じた、男(生瀬勝久)の息子の少年の私(谷目葉)が客席で観ていた。
父は息子と珈琲店・ダブラでエスプレーソを注文して、女(朝加真由美)に紹介した、タブラ(スネオヘアー)がエスプレーソを作った。
私(八嶋智人)が人工降雨の研究を始めた頃に父が消えた、母(入江若葉)は父が引退して4年で新しい手品を考えていたと告げ、父が小説を書く事は知らなかった。
私はつむじ風食堂で客に雨降の研究と告げた。
第3章:月舟アパート
私は部屋で雑文を請け負っていた。
アパ-トの隣人の女優・橘奈々津(月船さらら)宛ての芝居パンフレット手紙を劇団員から預かり、食堂客の八百屋店主(芹澤興人)と話し、つむじ風食堂で奈々津に渡すと苛々していた。
私は学生の頃書いた芝居のセリフを思い出した。
第4章:星と唐辛子
私は古本屋店主・デニーロの親方(田中要次)に電話し、行って捜していたぶ厚い本を受取るが高額と言われ八百屋店主に購入を頼んだ、そこで八百屋店主が読む本を見た。
私はつむじ風食堂で帽子店主に八百屋店主の本を話すと人生の変わり目と言われた、奈々津が来て、私は去り八百屋店主からオレンジを買った。
アパートで奈々津から芝居を問われて父が手品師と告げ、手品を演じたが2回目は失敗した。
第5章:帽子と来客
私は帽子屋で帽子を被ると父と似ていた、帰宅して奈々津が低い靴に変えていて一人芝居を書いて欲しいと頼まれた。
<以下、隠し字>
第6章:奇跡
私は久し振りに実家に帰り、書こうとした父の原稿用紙を見せられた、珈琲店・ダブラに行きエスプレーソを注文して、店長の息子が新しい店主・タブラJR(スネオヘアー)
になりエスプレーソの装置も新しかった。
第7章:つむじ風
私は原稿を書こうとしたが進まず、八百屋店主から誰でも心は他を旅すると言われた。
私はつむじ風食堂で帽子屋店主と議論して奈々津とも話した。
部屋に戻るとつむじ風で原稿が飛び散り、手品服が消えていた、それが父の最後の手品だったと思った。
監督:篠原哲雄
脚本:久保裕章
原作:吉田篤弘
出演者:八嶋智人・月船さらら・下絛アトム・田中要次・生瀬勝久・広澤草・樋口史・谷目葉・スネオヘアー・芹澤興人・入江若葉・朝加真由美・・・
製作年:2009年
84m
感想:
(2025/07/10)
- ねじれた家
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無一文でギリシャから英国へ渡りレストランとホテルの経営で大成功を収めた富豪・レオニデスが謎の死を遂げた。
孫娘・ソフィア(ステファニー・マーチン)は元恋人で私立探偵・チャールズ(マックス・アイアンズ)に事件の捜査を依頼した。
レオニデスの遺体から毒物が検出され、探偵は一族の誰かが祖父を殺したというソフィアの言葉に確信を持ち、屋敷を訪れて調べ、姉・イーデス(グレン・クロース)とソフィアの妹・ジョセフィン(ヒーナー・ニーフス)と会い、ソフィアから発見時の様子を聞き、ソフィアの母・マグダ(ギリアン・アンダースン)は女優で父・フィリップ(ジュリアン・サンズ)は借金をレオニデスに助けられ芸術に変わっていた。
クレメンス(アマンダ・アビングトン)は化粧品研究員で毒物専攻で、ロジャー(クリステイン・マッケイ)は会社社長で、メイド・ナニー(ジェイ・ギャロウェイ)と料理人と家庭教師・ブラウンがいて、妻・ブレンダ(クリステーナ・ヘンドリック)は若く皆が疑うと告げ、ジョセフィンは盗み聞きしていた、レオニデス一家全員に殺害の動機があった。
遺言書に署名がなく後妻に相続と判り、レオニデスはCIA協力者だが事件と無関係で、探偵は刑事に尾行され警部(テレンス・スタンプ)に情報を求められた。
探偵は車が動かず館に泊まり、一族は富豪の死後始めて一同で食事し話した。
レオニデス殺害の記事が載り、新しい遺言書が見つかりソフィアに贈っていた。
はしごが切られジョセフィンが転落し入院し、皆がソフィアに近寄り、探偵は辞職し警部が引き継ぎ共に塔に登り手紙を見つけ、警部は後妻を逮捕した。
<以下、隠し字>
ジョセフィンのココアを飲みメイド・ナニーが死に、警部は足止めし、探偵はジョセフィンに解決しようと告げ、探偵は毒薬とジョセフィンのノートを見つけてイーデスが隠したと知り、探偵とソフィアはイーデスとジョセフィンを追い、ノートでジョセフィンが犯人と知り、イーデスの車は事故死した。
監督:ジル・パケ=ブレネール
脚本:
原作:アガサ・クリスティ
出演者:(マックス・アイアンズ)・(ステファニー・マーチン)・(グレン・クロース)・(ヒーナー・ニーフス)・(クリステーナ・ヘンドリック)・(テレンス・スタンプ)・(ジュリアン・サンズ)・(ギリアン・アンダースン)・(クリステイン・マッケイ)・(アマンダ・アビングトン)・(ジェイ・ギャロウェイ)・
製作年:2017年
115m
感想:
(2025/07/10)
- 獄門島(2016)
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昭和21年9月に金田一耕助(長谷川博己)は船で了然(奥田瑛二)と竹蔵(谷田歩)から本家・鬼頭千万太(石田法嗣)の紹介状を渡し、死亡したと告げた、島で鬼頭早苗(仲里依紗)に会い分家・鬼頭一(萩原宏樹)が無事と聞き、祖父・鬼頭嘉右衛門(瑳川哲朗)の一周忌で、荒木村長(菅原大吉)と医師・村瀬幸庵(綾田俊樹)に会い、千万太の妹・月代(堀田真由)と雪枝(秋月成美)と花子(吉田まどか)が来た。
金田一は千光寺に泊まり了沢(岡山天音)が世話し、2日目に島を廻り封建的で本家・千万太と分家・一の生死は家と島に影響し清水巡査(山中崇)に会い、3日目に鐘が戻り千万太の死亡通知が届いた。
金田一は屏風を見て、了然の使いで分鬼頭に行き鬼頭志保(山田真歩)に通夜を告げ鵜飼(柳俊太郎)と会った、通夜の途中に花子が消え皆で探し、金田一らは了然を追い寺に行き花子が殺され木からぶら下がり了然は「きちがいだが仕方ない」と告げた、金田一は不審者の痕跡を見つけ、本鬼頭の父・与三松(山崎銀之丞)は心の病と聞いた。
花子は撲殺と絞殺で寺に呼び出されていた、金田一は本家で与三松に会ったが清水巡査に疑われ拘束された、翌朝に鐘の中から雪枝の死体が見つかり金田一は丸太で鐘を持ち上げた、磯川警部(小市慢太郎)が来て金田一に海賊の潜入を告げ、竹蔵から鐘の様子と幸庵が男と出会い骨折したと聞いた。
磯川は山狩りをし、月代が祈祷した、金田一は清水から嘉右衛門は風流を好み女役者・お小夜(中西美帆)一座を島に呼び与三松が夫婦になろうとし、小夜の占いを了然と嘉右衛門が対立し拘束し、小夜が死に与三松が狂ったと聞いた。
海賊(吹上タツヒロ)が撲殺され見つかり、月代の絞殺死体と萩の花が見つかった、金田一は早苗が海賊を兄と思い庇ったと考えた。
6日目に金田一は分鬼頭で鬼頭儀兵衛(古田新太)と鵜飼から「月代への手紙が花子に渡った、志保が鵜飼と月代を結ぼうとした。志保は本鬼頭へ復讐を狙った」「嘉右衛門が好んだ句」を聞いた。
<以下、隠し字>
漁師(師岡広明・大津尋葵)が鐘が歩いた噂を告げ、清水は張り子の鐘を思い出し、金田一は海を探し見つけ、磯川と清水に屏風を見せ句が姉妹の死に見立てたと告げた、7日目に金田一は「了然が花子と海賊を殺害し、雪枝は荒木が、月代は幸庵が殺した。花子は祠で殺され寺に運ばれた。了然は海賊に見られた。季が違った。」。
「雪枝の死体は鐘に隠されそれに張り子の鐘を被せた。月代は片手の幸庵が殺し手拭いを切り短くした」「嘉右衛門が姉妹殺害を了然らに一のみ戻った時のみと命じた。条件が揃ってしまった。」、金田一は復員詐欺の男が捕まり均は戦死したと判ったと告げた。
脚本:喜安浩平
演出:吉田照幸
原作:横溝正史
出演者:長谷川博己・奥田瑛二・仲里依紗・小市慢太郎・菅原大吉・綾田俊樹・山中崇・谷田歩・岡山天音・堀田真由・秋月成美・吉田まどか・古田新太・山田真歩・柳俊太郎・瑳川哲朗・山崎銀之丞・中西美帆・石田法嗣・八十田勇一・師岡広明・大津尋葵・吹上タツヒロ・石井テルユキ・萩原宏樹・
製作年:2016年
119m
感想:
(2025/07/20)
- 悪魔が来りて笛を吹く(2018)
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銀座の宝石店・天銀堂で毒殺人事件が起き、4月前に椿英輔(益岡徹)が警察への投書で容疑者と疑われ、等々力警部(池田成志)が聴取したが黙秘され、嫌疑不十分で釈放された英輔は自殺を遂げた。 金田一耕助(吉岡秀隆)は英輔の娘・椿美禰子(志田未来)から遺書を見せられ捜査を依頼された、下宿女将・せつ子(倍賞美津子)から部屋代を要求されて引き受けた。
椿邸には英輔の妻・椿秋子(筒井真理子)と、新宮利彦(村上淳)と新宮華子(篠原ゆき子)夫妻と息子・新宮一彦(中島広稀)と、秋子の父・玉虫公丸(中村育二)と、お手伝い・菊江(倉科カナ)と使用人・三島東太郎(中村蒼)と秋子の主治医・目賀重亮(山西惇)が住んでいた。
金田一は占いの日に椿家み行き、停電の中で砂占いが始まり全員がアームを動かすと灯りが消え、明るくなると砂に炎の模様が出来ていた、レコードから英輔のフルートの音色が流れた、金田一は帽子が部屋の前の花瓶の被さり玉虫を見て去った。
翌日に金田一は等々力警部と会い沢村刑事(市川知宏)らと玉虫殺害現場を調べ、部屋は閂がかかり密室でドアの上の窓は幅が狭かった、金田一は紐で外から閂を閉めて見せた、「菊江が窓から見つけ三島と目賀が扉を壊した」、金田一は対の風神像を探した。
金田一は等々力から英輔の容疑は須磨にアリバイがあり消えたと聞き、利彦から背中の炎の痣を見せられた、地下の書庫で美禰子から英輔の遺書は容疑の前と聞いた。
金田一は兵庫県・須磨に行き、等々力は宿のおかみ(山村紅葉)から玉虫の別荘跡を聞き、金田一は宿の娘・おすみ(橋本マナミ)と別荘跡の燈籠に行き「悪魔ここに生誕す」の文字を見た、宿で等々力から植辰の子・駒子と治雄で駒子が別荘で子を孕んだ、植辰は駒子を弟子に嫁がせたと聞いた、金田一と等々力とおすみが燈籠に行くと文字が消されていた、おすみは「英輔が夜に宿に戻り潮の香りがした」と思い出した。
翌日に金田一と等々力は明石から淡路に船で行き、昨夜に尼僧・妙海尼が殺され本名は堀井駒子(黒沢あすか)と聞いた、慈道(火野正平)から「妙海は犯人を知り殺された。娘・堀井小夜子(小林涼子)が身籠もり自殺し苦しんでいた。小夜子の父は新宮利彦で秋子も玉虫も知っていた」と聞いた。
椿家で皆が出かけ利彦と秋子が残った、金田一は慈道から「英輔が妙海から全て聞いた」と知った、三島と菊江と目賀は戻った、翌日に金田一と等々力は東京に戻り昨夜に利彦が風神像で殺されたと聞き現場で秋子の指輪を見つけた、菊江から「男の為に指を詰めた、利彦が指輪を貰うために他を屋敷から追いだした」と聞いた。
金田一は等々力から天銀堂事件の最容疑者・飯尾が殺されたと聞き、犯人が新聞の写真で英輔の替え玉を物色したと考えた、秋子が毒を飲むが助かった。
<以下、隠し字>
金田一は皆を集めて「占いで風神像で模様をスタンプして雷神とすり替えて壺に隠せなかった。犯人は玉虫が居残り入れ替えを見つかり殴り威して出た、密室の窓の外から呼び首を絞めて殺した」「三島は戦死した」と告げた。
金田一は「発音から三島が岡山でなく関西出と考えた。三島は飯尾を見つけ幻の英輔を作った。別荘で駒子が利彦に犯され、父・河村辰五郎(白井哲也)は玉虫と利彦を強請り、駒子は子・小夜子を生んだ」と告げた。
三島は辰五郎の妾の子で「三島こと河村治雄は駒子の小夜子と知り合い、結婚を約束し出征した。戦争から戻り近所の人(宮川サキ・岡崎美和子)から男を聞き駒子が犯された口封じに殺されたと考え、椿家に入った」と告げた。
金田一は「三島の復讐ぼ動機が違う。駒子が犯された日に、利彦と秋子も交わった。駒子と同じに秋子も身ごもりその子が三島だった。植辰の強請は秋子の子だった。三島と小夜子は同じ父の兄妹で知った駒子が急に三島を拒み。小夜子は知り自殺した」と告げた。
金田一は三島に酒を呑ませると背中に利彦と同じ痣が出た、三島は秋子を刺して等々力に射殺された。
事件後に金田一は一彦が演奏する英輔の曲を聴き三島の無くした右手中指を使わず悪魔の意味を知った。
演出:吉田照幸
脚本:喜安浩平・吉田照幸
原作:横溝正史
出演者:吉岡秀隆・志田未来・中村蒼・中村育二・益岡徹・山西惇・村上淳・篠原ゆき子・中島広稀・市川知宏・倉科カナ・筒井真理子・小林涼子・黒沢あすか・橋本マナミ・山村紅葉・池田成志・白井哲也・火野正平・倍賞美津子
製作年:2018年
118m
感想:
(2025/07/20)
- 病院坂の首縊りの家
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昭和26年に渡米を控えた金田一耕助(石坂浩二)は久しぶりに吉野市の昔馴染の老推理作家(横溝正史)を訪ね女子学生・妙ちゃん(中井貴恵)に会い、パスポート用の写真屋を紹介された。
本條写真館で金田一は本條直吉(清水紘治)と弟子・日夏黙太郎(草刈正雄)に写して貰い、経営者・本條徳兵衛(小沢栄太郎)から狙らわれていると調査を依頼された。
その夕方に少女(桜田淳子)が結婚写真の撮影依頼に来た、夜9時に男(あおい輝彦)が来て直吉が撮影に案内されたのは首縊りの家と呼ばれる法眼病院跡だった、直吉はそこで少女と瓜二つの花嫁と男の写真を撮った。
翌日に徳兵衛は写真で花嫁が法眼家の娘・法眼由香利(桜田淳子)と酷似していて驚き、金田一は写真を見せられ空き家と聞いた、そこにまた風鈴の写真を撮って欲しいと同じ少女の声で電話が入った、夜に本條父子と黙太郎と金田一が撮影現場に行くと、天井から花婿の男の生首が縊られていた、逃げる男を黙太郎が捕らえるとジャズ・コンボのパイレーツのギタリスト・吉沢平次(ピーター)だった。
車夫・三之助(小林昭二)が家主・法眼弥生(佐久間良子)を連れて来た、五十嵐滋(河原裕昌)と田辺光枝(三條美紀)が待ち所轄・阪東刑事(岡本信人)が案内し、県警・等々力警部(加藤武)は死体発見者の4人を会わせた、弥生だけは花嫁は由香利でないと告げ、そこに由香利が来た。
等々力らは吉沢から花婿と花嫁は血のつながりのない山内敏男(あおい輝彦)と小雪(桜田淳子)兄妹で、街はづれの空きガレージに往んでいると証言を聞いた、ガレージの車から血の付いた斧と足跡があった。
「生首風鈴殺人事件」捜査本部が設置され、等々力はパイレーツのメンバーの佐川哲(林ゆたか)と秋山武彦(早田文次)と原田雅美(山本伸吾)と吉沢から敏男と小雪を聴取し、鑑識が報告した。
金田一は加納巡査(大滝秀治)から「終戦の翌年に山内冬子(萩尾みどり)が法眼病院で縊死した、冬子は院長だったが死んだ法眼琢也(菊地勇一)の囲われもので敏男は先夫との子で小雪は琢也との子だった」と聞いた、金田一は弥生から小雪の消息捜索を頼まれ「訪問した冬子は由香利から非難された」と聞いた。
捜査本部へ小雪から遺書が届き「兄との結婚を断り争い、兄を刺してしまった。死の寸前に兄は自分の首を母が死んだ場所に吊るすことを遺言した。私は実行し、母と兄の許に旅立つ」の内容だった。
金田一は黙太郎から現場の注射器を聞き、次ぎに「法眼と五十嵐一族の複雑な系譜と恐怖の事実」を聞き「法眼琢也(菊地勇一)の子・千鶴と鉄馬がいた。五十嵐千鶴(入江たか子)と五十嵐猛蔵(久富惟晴)のに子・弥生と泰蔵がいて、千鶴と愛人とに子・弥生がいた。鉄馬と愛人とに子・琢也がた。泰蔵と田辺光枝の子が滋がいた。弥生と琢也との子が由香利だった。」と聞いた。
徳兵衛は古い写真を調べ会館の改装を考えた、金田一は等々力らに遺書に雪の指紋があったか問うと発見されなかった、金田一は弥生から法眼琢也の歌集を問うた、徳兵衛が殺されて犯人は法眼家の乾板を割った。
金田一と等々力らは徳兵衛が最初に襲われた空きビルを調べ管理人権堂(常田富士男)の案内で天井の風鈴釣りの仕掛けを見た。
金田一は古本屋・野呂十次(三木のり平)で法眼琢也の歌集を見つけ妙ちゃんと出会った、吉沢がガレージに滋を呼び出した、由香利は天井裏で音を聞き弥生から小雪と呼ばれて成りすましを頼まれていた。 金田一は歌集から琢也と敏男と小雪の関係が判り遺書と違うと告げた、金田一はガレージで吉沢の死体と滋を見た、等々力らは滋を容疑者と考えた、弥生と由香利は小雪と知っている人物を考えた、弥生は小雪の形見を見て冬子の訪問理由を知った。
金田一は岩手で南部風鈴を調べた、黙太郎は冬子を調べ加納と田辺に聞き込み、直吉に風鈴が落下した、弥生は屋根裏の千鶴と話し「猛蔵を転落死させた」、金田一は重傷の直吉を見舞い譫言を聞いた、金田一は由香利を敏男の墓で見つけて小雪だと聞いた。
<以下、隠し字>
金田一は法眼家で弥生に「宮坂すみ(白石加代子)から猛蔵が琢也と弥生を無理に結婚させた。猛蔵は15歳の弥生を犯かして徳兵衛に写真を撮させ、産んだ子が冬子だった。雨宮じゅん(草笛光子)から冬子が母が弥生と知った事情を聞いた。」と告げた。
「弥生は小雪と敏男は母の復讐のために由香利を誘拐して強制的に結婚写真を撮ったが、誤って由香利を殺した。弥生は吉沢に恐喝者の滋を呼び出させて、吉沢を殺害した。徳兵衛は弥生を恐喝して殺害された」
「敏男は由香利を殺してしまい自分の喉を刺して自殺を企り、小雪に首を切って法眼病院に縊せと告げた。小雪は1人では何も出来ず弥生に電話して全てを話した。弥生は小雪が自分の境遇に似ていて同情し、由香利にすり替えた。二人で由香利の死体の処理して、敏男の首を縊った。」
法眼家の屋根裏にいた千鶴が息をひき取った、等々力らが屋根裏部屋に登った、弥生が消えて等々力らが探し、金田一はカン板を割った、弥生は車夫の車で法眼病院跡に向かい、三之助が見ると弥生が舌を噛んでいた。
監督:市川崑
脚本:日高真也・久里子亭
原作:横溝正史
出演者:石坂浩二・佐久間良子・桜田淳子・久富惟晴・入江たか子・河原裕昌・三條美紀・萩尾みどり・あおい輝彦・加藤武・大滝秀治・岡本信人・横溝正史・中井貴恵・草刈正雄・小沢栄太郎・清水紘治・小林昭二・三木のり平・白石加代子・草笛光子・ピーター・林ゆたか・早田文次・山本伸吾・常田富士男・菊地勇一・林一夫・
製作年:年
139m
感想:
(2025/07/30)
- 名探偵コナン 時計じかけの摩天楼
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病院長・黒川太造が撲殺され、目暮警部(茶風林に毛利小五郎(神谷明)は犯人は後妻・三奈と長男・大介と家政婦・中沢真那美の中にいると告げたがメッセージの解釈を間違い、江戸川コナン(高山みなみ)は麻酔で小五郎を眠らせ変声機を使い正体を隠して難事件を解決した。
高校生名探偵・工藤新一(山口勝平)は毛利蘭(山崎和佳奈)の親友で、犯人に薬を飲まされて体が小さくなり、阿笠博士(緒方賢一)の助けで名を変えて蘭の家に転がり込んだ、べぼ探偵・小五郎に変わって事件を解決した。
新一に建築家・森谷帝二(石田太郎)からパーティー招待状が届き、電話で蘭に代理出席を頼み5月3日の夜の映画「赤い糸の伝説」に行くことになった。
4/29にコナンと蘭と小五郎はガーデンパーティーに出席し、森谷は小五郎と客らにクイズを出しコナンは答えを出して、ギャラリーに案内され蘭は森谷に5月3日の新一との計画を話した。
5月3日に蘭が出かけ、コナンは阿笠博士に相談した、特殊火薬盗難事件と連続放火事件が発生し、犯人らしき男が新一に爆破予告をしてきた。
コナンは男の指示で緑地公園に行きラジコン飛行機の爆弾を見抜き、駅でペット用ケースに仕掛けられた爆弾を見抜いたが、コナンは爆破で怪我をして警察病院に運ばれた、目暮警部と白鳥刑事(塩沢兼人)は新一が解決した事件関係者の復讐と考え、目暮は岡本市長と息子・浩平の事件を思い出した。
コナンに環状線爆破の予告が届き、期限は日没まで5列車が時速60キロ未満にスピードを落とすと爆発すると脅した、コナンは条件を推理して日没で動力源を考え爆弾は線路の間で列車が通過する時間だけ光が遮られるが60キロでは爆発しない仕掛けを突き止め、列車を別の路線に待避させた、目暮は線路を捜索させて回収した。
<以下、隠し字>
コナンは爆弾が仕掛けられた場所を知り、ターゲットも放火された建物もすべて森谷の古い設計だと気付いた、コナンは目暮らと森谷に会い、森谷が真犯人で完全主義の美意識から外れる若い頃の作品の抹消を図り、ニュータウンが新一の活躍で建設中止になり、新一へ挑戦したと知った。
森谷が逮捕されたが最後の爆破ターゲットは蘭が新一を待つ映画館ビルだった、コナンは森谷から設計図を奪いビルに駆け付けた、コナンは近づけず新一の声で蘭へ電話して爆弾があると知り、ドア越しに解体の指示を出した、最後に青と赤が残り、蘭は決断してコードを切り爆破は防がれた、青が選ばれた。
監督:こだま兼嗣
演出:佐藤真人
原作:青山剛昌
脚本:古内一成
出演者:高山みなみ・山崎和佳奈・山口勝平・神谷明・茶風林・塩沢兼人・緒方賢一・石田太郎・岩居由希子・高木渉・大谷育江・松井菜桜子・真山亜子
製作年:1997年
上映時間: 95分
感想:
(2025/07/30)