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鑑賞日記(2025/04)

破門 ふたりのヤクビョーガミ

関西の建設コンサルタント・二宮啓之(横山裕)はサバキと呼ぶ建設現場での暴力団対策が仕事で彼女・渡辺悠紀(北川景子)から結婚出来なく実業家と見合いすると言われ、二蝶会のやくざ・桑原保彦(佐々木蔵之介)は疫病神だった。
二宮と桑原は映画プロデューサー・小清水隆夫(橋爪功)に映画企画の出資話を持ち掛けられ、玲美(橋本マナミ)と脚本家(宇野祥平)に会い、二宮は母・二宮悦子(キムラ緑子)とヤクザの父の知り合の嶋田組長・嶋田勝次(國村隼)と食事した。
二宮と桑原は小清水が出資金を持ち逃げされ行方を探し同業者と揉め、嶋田は滝沢組・滝沢(宇崎竜童)と初見(木下ほうか)が小清水を追い桑原と揉めたと金を要求され、二宮と桑原は小清水の大家を脅し小清水と滝沢組の関係を聞き、玲美こと真鍋恵美(橋本マナミ)の住まいに滝沢組・牧内(佐藤佐吉)と村居(勝矢)が泊まり桑原が殴り合い刺され、闇医師(佐藤蛾次郎)に治療させた。
多田真由美(中村ゆり)が桑原を見舞い、二宮と悠紀は恵美を探し小清水はマカオに居ると突き止め、二宮は悦子から金を借り桑原とマカオに行きホテルを突き止め小清水と恵美を脅し500万円とカジノカードを見つけ、桑原はカジノでギャンブルして金を増やし、二宮は小清水に言いくるめられ日本に戻ると恵美は去った。
二宮と小清水は貸し金庫から2500万円の預金通帳を取り戻し銀行に行き紛失届け出で引き出せず、小清水は逃げ戻った桑原が捕らえ再発行と聞き出し、桑原と嶋田は森山組長(月亭可朝)から滝沢組から話しが付かないなら絶縁と言われ、滝沢と750万円で交渉した。
<以下、隠し字>
二宮と桑原の弟分・セツオ(矢本悠馬)と木下ケン(濵田崇裕)が小清水を見張り逃げられ、桑原は車を偽装し初見に引き渡し契約書と取引し、桑原は恵美の本籍の今治に小清水が逃げたと知り見つけ再発行通帳を奪い、二宮は銀行から引き出すが二宮と桑原は初見らに襲われた、二宮は金を持ち逃げ車で桑原とケンを助けた。
桑原は嶋田に契約書と金とセツオらの治療費を渡し、本家との揉め事で破門と言われた、二宮は悠紀から運が良かっただけと言われ、真由美のカラオケ店に行き桑原に会い、小清水は香港で映画の審査員をし、金を取りに行くと誘われた。


監督:小林聖太郎
脚本:真辺克彦・小嶋健作・小林聖太郎
原作:黒川博行「破門」
出演者:佐々木蔵之介・横山裕・北川景子・濵田崇裕・矢本悠馬・橋本マナミ・中村ゆり・木下ほうか・高川裕也・佐藤佐吉・勝矢・山本竜二・佐藤蛾次郎・月亭可朝・キムラ緑子・宇崎竜童・國村隼・橋爪功・宇野祥平
製作年:2017年


感想: 関西極道に振り回される小者で口だけの主人公のドタバタ。
被害者もなかなかの遣り手だ。
銀行や一般施設に極道が現れると不気味だ。
(2025/04/03)

盲獣VS一寸法師

浅草のレビュー・ムーランルージュのスタア・水木蘭子(藤田むつみ)はモデルになった彫像を触るなと言うと目は見えないと告げ迫られ、蘭子は君子(ももか)と花を受取舞台で踊り唄り、三文作家・小林紋三(リリー・フランキー)はおかま(鳴門洋二)に会い一寸法師(リトル・フランキー)を目撃し尾行し女の生腕を持ち、蘭子は小村家の運転手・野田(ビージェイ)に連れられ奇妙な館に行った。
紋三は新聞で「人間の片足発見」と知り、寺で煙草屋のばあさん(元藤はな子)に問うが不明で、山野百合枝夫人(橋本麗香)から名探偵・明智小五郎(塚本晋也)の紹介を頼まれ「義理の娘・三千子(獣(松本朋子)が密室消失」と相談し、紋三は明智から「蘭子失踪」を聞き、山野家・下女・梅子(まいまちこ)と文子(安達綾香)と書生・山本(辻岡正人)と小間使・時子(渡部紗季子)を調べゴミ車で連れ出されたと考えた。
監禁された蘭子は盲平山久能)に結婚を迫られ襲われた、お化け屋敷で切断された女の生腕が発見され、明智と紋三は百合枝に三千子の指輪をすると告げると生腕が届いた、百合枝が出かけ召使い・雪子(東倫子)が尾行し明智の助手・黒川(安倍翼)と会い、百合枝は一寸法師に呼び出され脅され、蘭子は盲獣と睦まじく官能の世界に陶酔した。
明智と紋三は百合枝と小間使・小松(若葉要)を疑い、盲獣は蘭子を殺害し、土手で生腕が見つかり、夜に呉服屋で女盗賊が見つかり自ら腕を切り逃亡した、明智は百合枝事件とは無関係と考え、呉服屋に火消番の権造(町田政則)が泊まり盗賊から腕を取り、女湯で盲獣が働き客を口説き屋敷に連れ彫刻の蘭子を見せた。
兄の人形師・安川(薩摩剣八郎)は弟の曲馬団員の一寸法師に山野家に手を出すなと告げ、一寸法師は団員に馬鹿にされ火事を起こし、西郷像前で死骸が見つかり、明智と紋三はタクシー運転手から聞き込み、留守番少女(細野佑美子)に会い、寡婦クラブで夫人らが按摩を受け、天尾夫人(壇上かおり)は安川にぴったりの人形を注文した。
明智と紋三は抜け道を見つけ安川の部屋で一寸法師を見つけ刑事らに追われ屋根から転落し、紋三は百合枝から三千子殺害を聞き、一寸法師は病院に運ばれた。
<以下、隠し字>
明智は関係者と警官らを集め「三千子の遺体を運転手と蕗屋(及川光博)がゴミ車で墓地に運び、寺の住職は一寸法師で百合枝を脅迫し遺体を人目に晒し、女中・小松が犯人だが山野の娘で警察に知らせない」「三千子は小松と争い死なせ、行方不明になった」と告げ、安川は「一寸法師は死間際に小松は生きていたが自分が殺したと言った」と告げた。
寡婦クラブメンバーは盲獣が人形を殺し実は天尾夫人で、盲獣は肉を乗船客に食べさせ、海女たちを捕らえ、明智に連絡し警察は丹下博士(丹波哲郎)を呼び彫刻を見せると、芸術で無いと盲獣自らの肉体を使った彫像を壊した。


監督:石井輝男
脚本:石井輝男
原作:江戸川乱歩
出演:リリー/フランキー・塚本晋也・平山久能・リトル/フランキー・藤田むつみ・橋本麗香・細野佑美子・薩摩剣八郎・吉田千穂・松本朋子・ももか・及川光博・壇上かおり・若葉要・丹波哲郎・しゅう
製作年:2001年


感想: 製作石井プロダクション
わざとレトロな映像と内容にしている。
幻想と悪魔的な事件を描く。
特殊美術が満載だ。
(2025/04/03)

ナミヤ雑貨店の奇蹟

2012年夜に、矢口敦也(山田涼介)と小林翔太(村上虹郎)と麻生幸平(寛一郎)の幼馴染3人は以前にナミヤ雑貨店があった廃屋に忍び込み物色し、中に誰もいないがシャッターの郵便口から手紙が投げ込まれた、昔の雑誌に「ナミヤ雑貨店主・浪矢雄治(西田敏行)は悩み相談を受ける」と書かれ、手紙は32年前に書かれた悩み相談で、3人は逃げ出せず戸惑うが雄治に代わり返事を書いた。
1980年に音楽家を目指す魚屋ミュージシャンこと松岡克郎(林遣都)は実家の魚屋に戻り妹と会い、寺に行き父・松岡健夫(小林薫)と母(根岸季衣)らと祖父の法事に参加しナミヤ雑貨店宛てに手紙を出し否定的な返事を受け取り、やり取りし店前で演奏した、3人は曲に記憶があった。
健夫が過労で倒れ、克郎は迷うが健夫から再度音楽家を目指せと言われ返事に「曲は残る」と読み、8年後にクリスマスに園を訪問し刈谷(手塚とおる)らが迎え少女時代のセリ(鈴木梨央)ら園児に「リボーン」演奏し、列車事故で泊まり曲を憶えたセリと話し、夜に火事が起き逃げ遅れたセリの弟を助けたが焼け死んだ、セリ(門脇麦)は歌手になり克郎の曲「リボーン」を歌い、3人はセリと同じ園出身で曲を憶えていて克郎の結果も知っていた。
1980年に雄治は息子・浪矢貴之(萩原聖人)に心配され、「グリーンリバーこと川辺みどり(菜葉菜)が胎児を堕ろすか」相談し、貴之と妻は雄治が末期ガンと知り、雄治はみどりが生後1月の映子と無理心中し映子のみ助かったニュースを読み貴之に知らせ、手紙を受け取り続けたいと望み、貴之は雄治を店に連れた。
貴之は雄治から手紙で「33回忌に『命日にナミヤ雑貨店窓口の復活』を告示し、相談回答が役にたったか返事が欲しい」と書かれていた、雄治は手紙を受け取り皆月暁子(成海璃子)が来て「50年経った駆け落ち」を思い出した。
雄治は暁子と33回忌に届いた返事を読み、「100点小僧は校長になった」「映子(山下リオ)は園で育ち、高校時に新聞記事で母の死を知り自殺を図り、友人・セリから雄治の手紙を見せられ心中でないと聞き、セリは火事で死んだ克郎に感謝して生きると告げた」と知った。
雄治は未来からの手紙を持ち貴之と戻り、3人は手紙で「1980年に田村晴美(尾野真千子)は叔母夫婦への恩返しで金が必要で、金持ちに愛人に迫られている」と読み、自分の身の上と似ていると話した。
1980年に晴美はバーで働き、休みに叔母・田村秀代(吉行和子)夫婦と会い、克郎から悩み相談方法を聞き手紙を書き「地道に働く事が恩返し」と書かれ、やりとりし園出身と身の上を書き、3人は「愛人にならず、地道に働くと数年後に好景気になるので経済を勉強し貯金で都内にマンションを買い値上がりで儲け、投資せよ」と書いた。
<以下、隠し字>
1988年に社長・晴美は物件の整理を始め、秀代と火事で克郎が死んだと知り、園を訪ね園長・皆月良和(PANTA)から早く死んだ姉の創設者・暁子を知り園を援助した、2012年に3人は園で女社長が園を買収する噂を聞き、晴美は施設長・刈谷が園で不正を行うと知り「相談の返事を読み予言通り」と思い、ネットでナミヤ雑貨店窓口の復活を知り返事を書いた。
晴美は刈谷と園の破綻を話し、家に戻ると3人に襲われ縛られた、3人は晴美が雄治の予言を信じたと知り、調べる為に白紙の手紙を投げ入れ、雄治は白紙の手紙に返事を書き、幸平は晴美が訪れた事でナミヤ雑貨店を知ったと告げ、3人は晴美が書いた33回忌への返事を読み「恩返ししたい」と書かれていた。
翔太と幸平は晴美を助けに向かい、敦也は雄治の最後の白紙への返事を読み「自分の道が見えなくとも諦めるな」、3人は晴美は警察に助けられ近づいた。


監督:廣木隆一
脚本:斉藤ひろし
原作:東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」
出演者:山田涼介・西田敏行・尾野真千子・村上虹郎・寛一郎・林遣都・成海璃子・門脇麦・萩原聖人・小林薫・鈴木梨央・山下リオ・手塚とおる・PANTA・吉行和子・根岸季衣・菜葉菜
製作年:2017年


感想: いくつかの時代を交差する話し。
ドラマでも、年齢経過を表現している。
(2025/04/13)

夜明けの街で

大手建設会社員・渡部和也(岸谷五朗)は親友・新谷(石黒賢)から「俺たちはすでに男ではない」と言われ、バッティングセンターで派遣社員・仲西秋葉(深田恭子)と遭遇し会い新谷と3人でカラオケに行き新谷は帰り、泥酔した秋葉が渡部の背中に嘔吐した。
後日に渡部は秋葉に車で連れられ洋服店(東幹久)に行き謝罪されたが対応の悪さにキレた、涙で詫びる秋葉に戸惑い食事した、帰宅し妻・有美子(木村多江)と一人娘が迎えた、休日に渡部は秋葉と湘南に行き、秋葉の叔母・浜崎妙子(萬田久子)のバーへ行き、渡部は彼女を横浜の実家まで送り、そこで秋葉の父・中西達彦(中村雅俊)と会った。
屋敷に招かれた渡部に秋葉は「屋敷で殺人があった」と告げ、そして2人は抱き合った、渡部は翌朝に帰宅し泊まった訳を言い繕い、渡部と秋葉との関係は続き甘い地獄と感じ、娘が熱を出し早く帰宅し疑う事の無い妻と夜を過ごした、里村(黄川田将也)と上司(田中健)らと会議するが連絡突かない秋葉が気に掛かり家に行った。
渡部に秋葉は「15年前に屋敷で父・達彦の秘書兼愛人・麗子(高橋かおり)が殺され、第一発見者は秋葉で、犯人は未だ捕まらず間もなく時効だった」「愛人に天罰が下った」と告げた、渡部はより秋葉を守りたいと考え、新谷の忠告も聞かず、渡部はクリスマスイブに通夜が入ったと妻に告げて秋葉と過ごし「正月はバンクーバーで過ごす」と去った。
渡部は正月を家族で過ごし、妙子の店に行き秋葉と事件を話し「試されている」と言われ達彦が来た、会社で上司が挨拶し里村がパリ土産を配り、渡部は里村が秋葉に惚れている噂を聞き、秋葉は渡部にバレンタインデーに同僚とスキーに行くと告げ、渡部は有美子から母の病気で新潟の実家に帰りたいと告げられ一緒に帰省し、渡部は秋葉に今夜会いに行くとメールし、スキーに行き秋葉と会い「メールを見てあわてて来た」と聞いた。
渡部は達彦と会い秋葉の事を話し早く今後を決めろと言われ、渡部は新谷に秋葉の事を真剣に考えると告げ現実を見て居ないと言われ、渡部は秋葉と過ごし結婚したいと告げると残酷だと言われ本気だと答え、「3月31日まで待って」と言われた。
渡部は秋葉から3月14日にホテルに誘われ過ごした、渡部は有美子に話しがあると告げ、秋葉が退職し、3月31日に秋葉の家で渡部は秋葉と過ごすと達彦と妙子が現れた、秋葉は渡部は立会人と告げ「15年前に睡眠薬で自殺を図るが死ねず、達彦と妙子は秋葉が麗子を刺し殺したと思いこみ記憶を変えようとした」、麗子の遺書を見せ「ナイフ自殺した」と告げた。
<以下、隠し字>
達彦と妙子は不倫を妻から隠す為に麗子を利用した、秋葉は苦しめる為に殺人者を演じたと告げ真夜中になり時効成立した、秋葉は渡部に利用して来ただけでもう不要だと告げ家に戻れば間に合うと言った。
渡部は帰宅して有美子が怒っている事を知り、翌日に妻に支配されている地獄が続くと知った。


監督:若松節朗
脚本:川崎いづみ
原作:東野圭吾「夜明けの街で」
出演者:岸谷五朗・深田恭子・木村多江・石黒賢・黄川田将也・田中健・萬田久子・中村雅俊・松田沙紀・東幹久・高橋かおり・吉永淳
製作年:2011年


感想:
(2025/04/13)

プラチナデータ

警視庁捜査一課刑事・浅間玲司(豊川悦司)らは現場を調べ、警察庁特殊解析研究所・志賀孝志(生瀬勝久)は開発責任者・神楽龍平(二宮和也)とDNAデータ捜査システムのテストケース1「連続児童誘拐事件」の容疑者ファイリングとモンタージュを示し、浅間は該当者・桑原雄太を確保した。
警察庁特殊解析研究所で浅間は神楽に山下郁恵のDNA入手手段を問い、特解研・白鳥里沙(杏)と神楽は浅間のDNAデータを示し、1年後に国策でDNAデータを管理し「プラチナデータ」と呼ぶと告げた。
3月後に新世紀大学病院で浅間らはDNA捜査システム開発した天才数学者・蓼科早樹(水原希子)とその兄・耕作(和田聰宏)の殺害現場で、白鳥と志賀と遺伝子学教授・水上利江子(鈴木保奈美)と会い、白鳥は8件の特解研関係者事件は同一手口だが該当DNAデータは見つからずDNA捜査が通用しない猟奇殺人事件「NF13(Not Found13)」で、水上はシステムは神楽が作り始め蓼科が加わったと告げた。
5時間前の防犯カメラに神楽が映り細工を疑い、神楽は現場に残された皮膚片のDNAデータの分析から適合率99.99%で自分自身と知り去り、白鳥と志賀と浅間は解析結果を知り警察のノウハウを加えた全国の監視システムで神楽を追い居場所を知った。
神楽は白鳥から警察が追うと聞き逃亡し、トラックで工業地帯に逃げ込み別の車両で消えた、浅間は病院で神楽の部屋を調べ、翌日に白鳥と水上に「神楽には殺害した自覚が無く、二重人格」と問い「神楽とリュウが5時間で入れ替わるが自覚しない」と聞いた。
神楽は白鳥から蓼科兄妹の最後に制作したプログラム・モーグルを探せと言われ、栃木県益子で浅間らは神楽の祖夫から13年前に息子(萩原聖人)がコンピュータの贋作を龍平から好きだと言われ自殺した事件を聞いた。
浅間は警察庁から捜査の移行を言われ隠蔽を考え、蓼科兄妹の別荘で神楽はモーグルを探し「補間用の懺悔のプログラム」と知るが消され、白鳥はモーグルを入手してアメリカ政府に渡すと告げ、浅間は逃亡する神楽を追うとトンネル内で爆発が起きた。
<以下、隠し字>
白鳥は特解研保管庫でDNAサンプルを探し、神楽は放水路を逃亡し、水上は人格のバランスが崩れていると告げ、白鳥は殺害され警察庁は素性を知り、神楽は浅間から白鳥が殺されたと聞き会い「リュウと早樹が心を許し合った」と聞き手を結んだ。
神楽は別荘の浅間とモーグルを痣が消えた少女の絵に見つけ、中を見るために浅間はDNA捜査システムに入り銃で脅して起動させて、真のプラチナデータは政治家・官僚・警察上層部と家族はNot Foundになる特権階級データだと判り、モーグルで犯人は水上だと該当した。
神楽は水上を訪ね、水上が死に浅間に投降し、志賀は浅間から官僚の息子が婦女暴行事件の犯人でマスコミに通報したと示され、水上のカルテで「リュウが元に人格で、神楽の人格が産まれ水上が育てた」と判り、神楽は水上から産まれながらの欠陥品は排除したと聞き撃ったと告げた。


監督:大友啓史
脚本:浜田秀哉
原作:東野圭吾「プラチナデータ」
出演者:二宮和也・鈴木保奈美・生瀬勝久・杏・水原希子・遠藤要・和田聰宏・中村育二・萩原聖人・豊川悦司
製作年:2012年


感想:
(2025/04/23)

同期

宇田川亮太(松田龍平)と蘇我和彦(新井浩文)は警察学校の同期だった。
5年後に本庁捜査一課巡査部長・宇田川は警部補・植松義彦(渡辺哲)と高田衛の殺人現場で、組織対策4課警部補・袖木隆也(ムロツヨシ)から石波田組は丸暴案件と言われた、公安部第3課巡査部長・蘇我と話した、捜査一課第5係長・名波孝三(豊原功補)は暴力団・桂台組へ出動命令し宇田川は現場で逃走犯を追い撃たれかけて蘇我に助けられ、植松は逃走犯が不審で、宇田川は蘇我と食事に行き公安の機密と聞いた。
蘇我が懲戒免職となり、宇田川は築地南署生活安全課巡査部長・宮下幸助(鈴木亮平)に告げ「蘇我の事は何も知らないと話し、名波から公安人事は変わらないと言われ、袖木から暴力団手打ちに大物が絡むと聞いた。
桂台組・石田伸夫が殺害され、組対4課管理官・原田勇治(堀部圭亮)と課長・滝田春男(中村育二)は抗争事件と断定し、宇田川は下谷東署強行犯係巡査部長・土岐達朗(竹中直人)とコンビとなった。
宇田川と土岐は部屋の所有者・松金良美を調べ、夜にバーをはしごしてママ・麗子(濱田マリ)から海外旅行中のホステス・モアを聞いた、植松と土岐は滝田の動きが不審で、宇田川を蘇我の妹・蘇我みちる(栗山千明)が訪ね蘇我の連絡先を問われ、植松は松金の友人・下沢恭子を聴取し桂台組・村井等の相手と判り、組織対策部長・韮沢晋太郎(矢島健一)は捜査方針は変えないと告げた。
宇田川は宮下から公安トップが介入していると聞き、みちるから部屋が荒らされたと連絡を受け自分の部屋に匿い、宇田川と袖木は裏社会の実力者・八十島秋水が絡むと聞き、原田は蘇我の犯行を捜査指示し、宇田川は土岐と植松に公安と八十島絡みの関与か仕掛けを疑い、蘇我は連続殺人の容疑者にされた。
宇田川は蘇我から3日前に連絡が有ったと知り、宇田川はみちると蘇我の両親に会い、捜査一課長・田端章夫(岩松了)は宇田川と植松らに「公安から情報は出ない」「八十島がターゲットだが危険」だと告げ、宇田川と土岐は滝田から蘇我と接触し報告せず特捜から外すと言われた。
宇田川と土岐は八十島を聞き込み、警告を受け襲われ、みちると八十島の事を話し、宇田川は八十島(神山繁)に会いに連れられ「組みを仲介し、高田と石田は八十島の為に働き、警察は権力の為に働く」「村井を探せ」と聞いた。
<以下、隠し字>
宇田川は田端らに報告し、警察庁から呼び出され警備局警備企画課長・門前真人(佐野史郎)から八十島との話しの内容を問われ、「蘇我の懲戒免職は手続きで、公安は沖縄基地問題に絡む贈収賄を調べ八十島に接近し、アメリカ側は高田と石田を始末し、欺く為に蘇我を犯人に仕立てが連絡は途絶えた」、宇田川は犯人逮捕に一課と組対の力が必要だと告げ頼まれた。
宇田川は村井捜索を求め、滝田は蘇我の救助を求め、村井は命令されたと告げ殺害され、宇田川は蘇我から電話を受け、捜査資料を読み返し「松金の渡航を疑い」、麗子に松金の外見を問いみちるの写真が似ていると聞いた。
宇田川らはみちるらが蘇我と八十島を狙うと考え、尾行し蘇我が現れたが狙撃され、宇田川はみちると出会い追うが逃げられた。


監督:入江悠
脚本:福田雄一
原作:今野敏
出演者:松田龍平・栗山千明・新井浩文・竹中直人・渡辺哲・神山繁・佐野史郎・豊原功補・堀部圭亮・濱田マリ・矢島健一・鈴木亮平・中村育二・ムロツヨシ・岩松了
制作年:年


感想:
(2025/04/23)

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