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鑑賞日記(2025/01)

共犯

著名料理研究家・藤原みのり(水野久美)から城野(阿知波悟美)と独立し料理番組に出演する三橋杏子(高島礼子)に、蓮見慎太郎(平泉成)から電話で呼び出しがあった。
蓮見は、杏子の死んだ母・志津子(内田春菊)の愛人で退官前は通産官僚で、杏子の出演番組の提供会社に天下りし専務になっていた。
伊豆の別荘で会った杏子は、蓮見が母親と同じに自分も愛人で見ると気付き迫る蓮見をナイフで突き刺して、証拠隠滅をして逃走した。
当時盗撮写真カメラマン・高木良介(石黒賢)が偶然に別荘殺人をカメラで撮り、翌日杏子に電話で「証拠がある」と脅迫したが、その後直ぐにチンピラとの喧嘩で記憶喪失になり、待ち合わせ場所に男が現れなかった杏子は、電話で記憶喪失になり杏子の宛て名と電話番号のメモしかない男から助けを求めら、証拠が気になる杏子は男を自分の部屋に連れ込んだ。 静岡県警・辻警部(益岡徹)らは蓮見殺害事件の捜査で近くで靴跡を見つけ、犯人は料理をする可能を考えた。
杏子は男の持ち物から高木と知り、妻・理恵(床嶋佳子)と息子がいて別居中で高木が持っていた鍵で理恵の部屋に侵入して調べたが証拠はなく、理恵から仕事部屋を知りそこで杏子は高木が蓮見殺しを撮影したネガを発見して焼却した。
杏子は高木の携帯に届いた理恵のメールから、警察が高木を蓮見殺しの犯人と追っていると気付き、通産官僚の収賄の撮影に成功したが写真をネガごと盗まれた過去があった。
<以下、隠し字>
杏子は高木を実家や仕事部屋に連れてゆくが、高木はテレビで自分が殺人容疑で追われていると知り、次第に記憶を取り戻した。
杏子は高木を殺そうと思うが出来ず、記憶が戻った高木は自身も蓮見を恨んでいた事を思いだし、共犯と言い・・・・・。


監督:松島哲也
脚本:宇山圭子
出演者:高島礼子・石黒賢・益岡徹・床嶋佳子・平泉成・内田春菊・水野久美・阿知波悟美
制作年:2002年


感想: 過去にとらわれて殺人した女と、その男を目撃した男が記憶喪失になる。
警察と女と男が、それぞれに事件を追う。
警察の捜査を知らない状況で、男女が選んだ結末は・・・?。
(2025/01/03)

殺人迷路

所轄刑事・船形吾一(川谷拓三)は非番を妻・鈴子(長内美奈子)と孫・真由と過ごしていたが、殺人連絡で現場に向かい被害者・高野容子は保母で証言では多数の男いたが、船形は現場で見つけたスの糞で別の見方だった。
船形や大山孝夫刑事(梨本賢次郎)や署長(鶴田忍)のいる新宿署の殺人事件本部に本庁警部・里見令子(黒木瞳)が来て、男女関係の容疑者に絞って始めると指示した。
船形(川谷拓三)は、独自に被害者の幼稚園の捜査で評判が悪く、娘を2月前に亡くしたクリーニング店主や関係のあった代議士・安田を調べるが苦情があり遊軍に回された。
船形の家の孫・真由を引き取りに令子が来て連れて帰った、令子は船形夫妻の娘で反対を押し切り刑事・里見と結婚し真由が産まれたが、里見が殉職し令子は真由を鈴子に預けて刑事になっていた。
タクシー運転手が殺され、車内にリスの歯形のクルミを発見し、令子も捜査員の一部をペット関係の捜査に向けるが容疑のあった店員はシロで捜査員が発砲し、責任を取り令子は捜査から外れ、娘・真由と買い物中に不注意に飛び出した真由をクリーニング屋が助け注意を言った。
暴走族のリーダーが殺されリスに噛まれた傷があり、大山から電話で聞いた令子は幼稚園を調べに行きクリーニング屋・塚本(小倉一郎)を見かけ訪れた家でリスの絵を見つけ、書いた娘が病死だが複数の原因で手遅れになったと知り、暴走族の一人からリーダーが救急車を妨害したと聞き出し、令子は復帰した。
乗車拒否したタクシー運転手と救急車を妨害した暴走族、保育園の副担任は担任・高野が塚本の娘・由起をいじめていたと証言し、令子は塚本の出頭を決めるが、塚本は「後一人」と言って姿を消して妻のみいた。
<以下、隠し字>
令子と船形は受け入れ拒否病院を張るが、吉岡病院の息子が誘拐されそこが最初に診療拒否したと知り、塚本を見かけた場所近くに思い出の場所があると知り手配し船形は駆けつけ、令子も追った。
子供を人質にして自殺を謀る塚本を船形と令子は捕らえた。
重傷で入院中の船形を令子と真由が見舞った。


監督:馬場昭格
脚本:深沢正樹
出演者:黒木瞳・川谷拓三・梨本謙次郎・小倉一郎・清水ひとみ・長内美那子・田中敬司・長谷川かおり・正城慎太郎
制作年:1995年


感想: 事件としては連続殺人のミッシングリンク探しです。
定番の若手刑事とベテラン刑事、そして所轄刑事の父とその娘のエリート警部の組み合わせです。
サスペンス的には強引な展開なので、父娘と家族の話の比重が高いと思う。

(2025/01/03)

尼寺(秘)物語

浄真尼(藤純子)と下女・はな(大原麗子)が河内屋履物店主人(南都雄二)と小僧(島米八)に送られ琳光寺に戻り、門跡尼・万里小路秀英(三田佳子)と恵照尼(荒木雅子)と浄真尼と法順尼(悠木千帆)とはなが住み、秀英は本寺の宗務総長・覚全(若山富三郎)に本堂修理を頼むが費用がないと引受けず、秀英は浄真尼に任せた。
浄真尼は本寺に行くと小僧(菅原俊夫)に料亭に連れられ喜代(丹阿弥谷津子)が世話し、覚全に付き合いを求められ無理に手ごめにされ、寺男・キク(津川雅彦)を連れ帰らせ、男を知った浄真尼は滝に打たれ琳光寺に戻り、はながキクを納屋に連れ世話をするとキクははなを抱いた。
翌昭和2年元旦に市長(中村錦司)や師団長(堀正夫)が秀英に挨拶し、覚全から本堂の修理が難しいと言われた浄真が秀英に報告し、覚全は相模屋(芦屋雁之助)と金を借り、浄真を抱いて恩をきせ茶会を世話しキクの事を話し、キクにはなは自ら身体を投げ出し、茶会に長屋大造(曽我廼家明蝶)と瞭子(ミヤコ蝶々)と京子(桑原幸子)が来て本堂修復の寄付を浄真尼に渡し、高倉官(牧口雄二)らを案内しもてなし終わった。
浄真尼ははなとキクとの情事を見つけて注意するとキクが浄真尼を睨み、浄真尼は誰にも傷があると言い黙るキクに足を自分で撃った訳を聞くとキクは追い出し、恵照尼が浄真尼にキクとはなを追い出せと言うが秀英は置いておけと言い、浄真尼はキクに謝ると親しいのを誤解したはなが長尾の家宝を壊し、長屋に秀英は寄附を返し、恵照尼がはなを追い出そうとし、浄真尼はキクに判らないと言い尼も女と言い抱き合ったが、秀英が見た。
浄真尼は秀英に人形と違うと言い、秀英からの手紙でキクを呼び出し浄真尼との間を聞くが黙り、覚全は浄真尼は自分の女だと言い、喜代が浄真尼を連れると覚全に別れたいと頼むが、覚全は琳光寺の宝物を盗ませようとし拒まれると浄真尼を襲った。
<以下、隠し字>
キクが滝へ行き浄真尼は帰りにキクを見かけ、恵照尼がおとよ(沢村貞子)にはなを連れさせるとキクがおとよを追い出すがはなを遠ざけ、浄真尼は覚全を殺そうと考え秀英にはなとキクを頼み寺を去り、浄真尼は覚全を殺そうと待つと、キクが先に覚全を呼び出し絞め殺し見た秀英は片付けさせキクが穴を掘るのをはなが手伝い、浄真尼はつわりで覚全の子を身籠もったと知り、秀英は覚全が使い込みで姿を消したと聞き、浄真尼は去った。


監督:中島貞夫
脚本:西沢裕子
出演者:藤純子・津川雅彦・大原麗子・三田佳子・沢村貞子・荒木雅子・悠木千帆・若山富三郎・曽我廼家明蝶・ミヤコ蝶々・桑原幸子・丹阿弥谷津子・南都雄二・島米八・芦屋雁之助・中村錦司・堀正夫・牧口雄二・菅原俊夫・富永佳代子
製作年:1968年


感想: 東映映画ワイド。
テーマは、尼も人間で恋をする。
同時に僧も、女を尼を手籠めにし、欲で一杯だ。
同時に身分や成り上がりも描く。
(2025/01/13)

女渡世人

早見駒子通称は妻恋いお駒(藤純子)は渡世の義理で銃とドスで大薮組親分(堀正夫)を斬り旅に出て、万力常(広瀬義宣)がこずえ(水森亜土)に送られ、今市の小諸十六島一家の賭場で胴を取り流れ者・筑波常治(鶴田浩二)と会い、西浦屋で幼ない娘・お夏(斎藤浩子)を看病した。
お駒は大薮一家に襲われたが常治に救われお夏の父と知り、日光で遊び、お駒も生き別れの母・お滝(木暮実千代)を探し求めていた、常治がわらじをぬいだ十六島一家が鹿沼の神谷一家に打ち込むと決まり、死を覚悟した常治は長野の山の中にある鹿教井温泉の猿渡屋の祖父母に娘との子・お夏を届ける事をお駒に頼み証拠の位牌と金を渡した。
常治はお夏に言いくるめ別れ、神谷一家に奇襲を掛け、お駒はお夏と鹿教井温泉へ行き、湯元の利権は猿渡屋と鹿の湯(市川裕二)と鳴沢屋の3軒が握るが、博徒石割組に鳴沢屋は乗っとられ、残った旅館も狙われ、お駒は猿渡屋を訪ね祖父母・善兵衛(北村英三)らにお夏を渡し、石割蔵造(遠藤辰雄)と鬼連武市(汐路章)が善兵衛を訪れ、お駒と名乗りあい、お駒は誘いを断り猿渡屋に泊まった。
お滝が守り袋を見て鳴沢屋に戻り石割がお駒の噂をし、石割組の庇平(川谷拓三)らが猿渡屋に乗り込み騒ぎ、お駒が堅気の宿と追い返し、花田(芦屋雁之助)が猿渡屋に薬売りに来て、お駒がお滝を聞き鳴沢屋を訪ね会うが母で無いと答え、お駒は守り袋を見せ身の上を話し、お滝は石割の仕打ちを心配し街を出るように言った。
<以下、隠し字>
石割組がお夏を攫い、石割が善兵衛に温泉の権利を求め、お駒が鳴沢屋にお滝を訪ねて石割がどこにお夏を隠したか聞くが知らないと追い返し、石割は取引場所を変えるが、お滝がお夏を助け様として捕らわれ、お駒はお夏を救いに単身石割組に乗りこみお夏とお滝を救い母子の名乗りを上げ、石割を人質に逃げるがお滝が撃たれ常の馬車で逃げた。
お駒は死んだお滝を弔い、お駒を追ってきた大薮一家が石割に身をよせ、武市が利用を考え、常治が猿渡屋を訪ねお駒は母に会えたと言い常治が旅に出ようとするが、猿渡屋が襲われ焼かれ善兵衛は斬られ常治が駆けつけ、お駒は常治と石割組に殴りこみ子分の銃弾に常治が撃たれ、お駒は石割を倒したが常治は死んだ。


監督:小沢茂弘
脚本:本田達男
出演者:藤純子・鶴田浩二・北村英三・夏川静江・斎藤浩子・木暮実千代・芦屋雁之助・水森亜土・遠藤辰雄・広瀬義宣・堀正夫・川谷拓三・市川裕二
製作年:1971年


感想: 銃とドスの使い手のお駒は一匹者の女渡世人。
探す母と会うが、死に別れた、第1話らしい。
その他大勢の斬られ役が、任侠物の特徴だ。
(2025/01/13)

緋牡丹博徒 一宿一飯

明治中頃・上州富岡で農民らは高利貸・倉持(遠藤辰雄)に収穫物をカタに取られ困り菊地勇吉(村井国夫)に相談し、戸ヶ崎栄助(水島道太郎)は農民をなだめ、戸ヶ崎の舎弟分・笠松一家の笠松(天津敏)が来て緋牡丹のお竜(藤純子)にあい、笠松の賭場で弁天のおれん(白木マリ)と半目の安(西村晃)が荒し笠松はお竜に応援を頼んだ。
馬喰の七(山城新伍)や横綱の六(玉川良一)がお竜の子分を名乗り、お竜は名を売ろうとしたおれんに勝った、笠松は倉持と結託し白石(菅原文太)と上州一帯の生糸の総元締会社設立を図り、栄助はお竜に矢野一家再興を言い熊坂虎吉(若山富三郎)への手紙を渡し、栄助は勇吉に娘・まち(城野ゆき)と郵便馬車の経営を頼んだ。
お竜は四国の熊虎一家を訪ねて栄助の手紙を渡し、熊坂清子(丸平峰子)は挨拶だけと言うとお竜は気がかりで、熊虎がお竜に組の再興を言うと、戸ヶ碕一家が農民を犠牲にする笠松一家に殴り込むが全滅したと知り、お竜は急ぎ上州に戻り息子・戸ヶ崎太市(伊村賢一郎)に会うが既に笠松一家と倉持が取り仕切り、お竜はまちと結婚して戸ヶ崎組の跡目を継いだ勇吉に会い笠松が警察にたれ込んだと聞き、笠松一家が勇吉を探すが追い返し、おれんはお竜との再勝負を狙い笠松の女になり、勇吉が笠松一家に殴り込むが酷くやられたがお竜が来て散れ帰り笠松は関八州に認められると言った。
お竜は東京に行き七と六も行き、馬車を止める風間周太郎(鶴田浩二)をお竜が見て、関八州の親分の集まりで笹川(川浪公次郎)が笠松を紹介するが、親分の1人・宮内(藤岡重慶)が後楯となりお竜が挨拶し事情を話し、結果は宮内はお竜に笠松の買収工作で言い分が通ったと伝え、お竜は帰途に襲われ風間が来て阻み、六がお竜を助け刺された。
お竜は笠松を訪ね鉄砲で脅すと、風間が現れ、お竜は勇吉の釈放を求め笠松は丁半博打で決めると言いおれんが代打ちで進み、お竜がおれんのいかさまを見破り勝ち、おれんは笠松に拷問を受け、笠松はまちを連れて来て脅し勇吉の釈放条件で戸ヶ崎組の郵便馬車の権利書を手に入れ、まちを手籠めにした。
<以下、隠し字>
まちは太市に会うと、お竜が勝負に勝ち勇吉の釈放を告げると騙されて権利書を渡したと言い、お竜は傷だらけの足を見て嘆くまちに緋牡丹の刺青を背負っているが心は誰も変えられないと告げた、お竜は重傷のおれんと安を助け風間が来て逃がし、風間はお竜に上州に生まれたと助ける訳を言った。
釈放された勇吉は笠松組に郵便馬車を取られたと知り争うがなぶり殺しにあい戸ヶ碕一家に運ばれ、お竜は七と笠松組に向かい風間が加わり欧り込み白石らと斬り合い、倉持と笠松を斬り殺したが、風間が手下の銃に撃たれ死んだ。


監督:鈴木則文
脚本:野上龍雄・鈴木則文
出演者:藤純子・鶴田浩二・若山富三郎・待田京介・水島道太郎・城野ゆき・伊村賢一郎・村井国夫・丸平峰子・川浪公次郎・玉川良一・山城新伍・白木マリ・西村晃・菅原文太・天津敏・遠藤辰雄・藤岡重慶
製作年:1968年


感想: シリーズ第2作。
組再興の修行中のお竜は、上州の絹の権利争いに巻き込まれた。
情けで争いから外されたが、戻り戦う。
(2025/01/23)

日本女侠伝 侠客芸者

信次(藤純子)が坂田義信(若山富三郎)陸軍大臣の席で言い寄らるが断り、軍人が怒り女将がたしなめるが無視し、石炭ブームの明治末期の博多で豆六(藤山寛美)が馬賊と警官から逃げ、やくざの親分・万場安次郎(遠藤辰雄)と河原(田中春男)が騒いだ。
花田炭坑夫が一生の思い出と言うと信次は馴染みの芸者を集め応対し、鉱業会社長・大須賀喜造(金子信雄)が呼ぶと顔だけ見せ安次郎が九州一の炭坑主になると大須賀を言うが、信次は断り炭坑夫を探しに納屋頭・島田清吉(高倉健)が来て費用というと信次は心意気と断り、大須賀が清吉に花田炭坑を売れと言うが先代の恩義で清吉は断り、女郎・鈴江(伊藤栄子)の足抜けを信次は幸太(大木晤郎)と逃がしお茂(岡村文子)と清吉の家に逃げ、清吉が幸太を、信次が鈴江を引取り万場組と立ち合い小万(三島ゆり子)やお多福(正司花江)らが追い返し、大須賀が安次郎と話しを付けた。
大須賀と安次郎が乗っ取り計画を話し、河原が花田炭坑は断ると追い出され、清吉と炭鉱夫に信次が手伝いと来ていて、清吉が信次に工夫を大事にしない大須賀の炭鉱は壊れると言い、信次にお多福が河原の死を知らせ粂八(桜町弘子)が大須賀の企みで自殺と言い、坂田陸軍大臣歓迎の宴で、清吉が挨拶するが酒の飲めぬ清吉が断ると信次が名代で大盃を空け田原坂を舞い、大臣を見送り酔いつぶれた信次を清吉が介抱し、前科者で東京者と言うと信次は貧しい幼少時代を話した。
清吉は若松港仲仕組合長・松本(芦田鉄雄)が花田炭坑の石炭積出しを大須賀の指示で止め、婆やが弥生(土田早苗)を先代の娘と信次に紹介し清吉の許嫁と言い、信次は大須賀に花田炭坑の石炭積み出しを求めると清吉が来て信次を殴り関わりがないと言い、惚れた女と言って連れ帰り、粂八が大須賀を襲い手下に殴られ、組合長は万場組が後立てで無理というが、信次が宴に出ず他の芸者も従い千代松(原良子)に太鼓持ちも同調し、手下に信次は河原の鉄砲で追い返し、坂田陸軍大臣が来るが信次は態度を変えず、安次郎は手下に清吉を襲わせたが失敗し、清吉の誠意に仲仕組合の事務員は組合長・松本を無視し積出しを約束し、坂田の要請で大須賀は粂八らを許し芸者が宴に出た。
<以下、隠し字>
大須賀は万場組に命じ花田炭坑にダイナマイトを仕掛け3人の作業員が死に、通夜に若松から帰った清吉は作業員らを抑え、鈴江と来た信次が清吉を止めたが鉄砲を渡し、清吉はやる事が違うと単身で大須賀邸へ向い手下らに傷つけられ大須賀に鉄砲を撃たれるが安次郎を斬り倒し、大須賀と差し違え鉄砲で撃ち殺し、大須賀邸に駆けつけた信次は運び出される清吉の死骸に駆け寄る弥生を見た、信次は鏡台の前で紅を塗り大粒の涙を流した。


監督:山下耕作
脚本:野上龍雄
出演者:藤純子・高倉健・若山富三郎・遠藤辰雄・金子信雄・藤山寛美・田中春男・原良子・土田早苗・桜町弘子・三島ゆり子・正司花江・伊藤栄子・岡村文子・芦田鉄雄・大木晤郎
製作年:1969年


感想: 男まさりの博多芸者と、炭鉱夫。
ヤクザと手を結び、炭鉱を一手に狙う男に立ち向かう。
(2025/01/23)

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