鑑賞日記(2024/12)
- スパイの妻
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1940年神戸生糸検査所で外国人・ドラモンド(デビッド・リッジス)が連行された、貿易会社・福原優作(高橋一生)は憲兵・津森泰治(東出昌大)から外人スパイに関して世間の見方が変わると言われた。
優作は福原聡子(蒼井優)の映画を撮影した、釈放されたドラモンドと日本での活動は難しいと話した。
優作は竹下文雄(坂東龍汰)と仕事で満州に行った、聡子はメイド・駒子(恒松祐里)と留守を過ごし山登りで津森と出会った。
優作は帰国して社で忘年会を行った、竹下は退社して小説を書くと告げた、海で女の死体が見つかった。
聡子は津森から草壁弘子(玄理)の写真を見せられ、優作と竹下の係わりを問われ注視すると聞いた、優作は聡子に何も答えないと告げた。
聡子は有馬に竹下を訪ねて草壁に関して問いノートを託された、聡子は優作から「満州で関東軍施設で大量虐殺死体を見た。草壁は軍の兵器に依る人体実験と証言して証拠のノートを持っていたが危険が迫った。優作は正義のために事の顛末を世に出そうとした」、聡子は国を滅ぼすと否定した。
聡子は社の金庫からノートと映画を盗み出した、聡子は津森から草壁殺害犯逮捕と優作のアメリカ行き計画を聞いて、ノートを見せた。
優作はノートの持ち出しを知った、竹下が逮捕され拷問を受け優作も連行された、優作はスパイ容疑を否定したが竹下の自白と聡子の密告を知った。
優作は帰宅し聡子を責めると守る為で英文ノートとノートと現場を写した映像があると言われた、優作と聡子は資料を隠したが原盤を預けたドラモンドから脅された、状況が悪化してアメリカ渡航は難しくなり方法を考えた。
<以下、隠し字>
優作と聡子は結婚記念にアクセサリーや時計を買い尾行された、優作と聡子は旅行準備して、聡子は船で荷物箱に隠された、憲兵が船内を調べて見つけられた、聡子は津森から通報があったと聞きフィルムを見れば判ると告げた、映像は映画だった。
1945/03に聡子は周囲から頭がおかしいと言われていた、野崎医師(笹野高史)が来て優作のとぎれとぎれの消息を聞いた、1945/08終戦になり、翌年に優作の死亡が確認されたが死亡報告書に偽造の形跡があった、数年後に聡子はアメリカに行った。
監督:黒沢清
脚本:濱口竜介・野原位・黒沢清
出演者:蒼井優・高橋一生・坂東龍汰・恒松祐里・みのすけ・玄理・東出昌大・笹野高史・(デビッド・リッジス)・
製作年:2020年
116m
感想:
(2024/12/04)
- コンフィデンスマンJP 運勢編
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ダー子(長澤まさみ)とボクちゃん(東出昌大)は技術として電子会社で働き松崎社長(船越英一郎)に順位は3位と告げてリチャード(小日向文世)を紹介した、売り込みの結果で松崎は宇宙旅行者に選ばれた。
闇金・阿久津晃(北村一輝)は電子部品工場社長(小林隆)にポーカーを持ちかけて勝ち、株を担保に要求した。
ダー子は阿久津への詐欺をボクちゃんとリチャードに提案して反対されたが押し切った、阿久津に資金洗浄を持ちかけて5千万を預かり、5千万を追加して返すと次の取引は断られて詐欺を見破られていた。 ダー子は詐欺を計画したが次々と不運に見舞われて失敗した、3人は解散した。
ダー子は板前(ケンド-小林)から工場社長は行方不明と聞き、モナコ(織田梨紗)を巻き込んだ。
数週間後にボクちゃんは遺品整理会社で社長・渡辺若菜(中山美穂)らと働いた、リチャードは海辺で過ごしラーメン店女将・韮山波子(広末涼子)と話した、五十嵐(小手伸也)は医師(高杉亘)と阿久津の家に行きポーカーしてダー子に報告した。
ボクちゃんは社長の高値転売や社員の不法廃棄を知った、リチャードは波子が田島(小木茂光)から夫の借金で脅されると知った、五十嵐はダー子に阿久津のいかさまが見抜けないと告げ詐欺を練習した。
ボクちゃんはしょび鬚(瀧川英次)を呼び計画し、渡辺は遺品に値打ちのある茶器の隠し場所の絵図がある机を見つけ、絵図から探して掘ると茶器が見つかり隠し財産と考えた。
田島はリチャードが料理人になりラーメン店は繁盛したと見た、夜にリチャードは客のエキストラにギャラを払った、ダー子は阿久津の家に1億持って行き、ポーカーで4人と勝負した。
渡辺は机の買い取りを持ちかけたが断られたが絵図だけを盗み出した、ラーメン店には客が来なくなった、ポーカーで五十嵐が勝ち続けた、ボクちゃんは茶器を回収しようとして見つかり殴られた、リチャードは波子に金を渡すと翌朝に消えた。
五十嵐は阿久津にいかさまを見破られて捕らわれた、客2人が帰りダー子は阿久津と対面で続けた、ダー子は1億全てを賭けて勝った、阿久津は手下を止めて2億渡してプラマイゼロだと告げた。
ダー子は2億で勝負を続けた、阿久津は強運ではなくやるべき事をするだけと告げた、ダー子は全額を賭けて負けた、阿久津はダー子のいかさまは充分でないと告げて逃走した、警察が来てダー子と五十嵐は逮捕された。
<以下、隠し字>
ボクちゃんはリチャードから釈放されたダー子と会った。
「数週間前に3人はあえて解散し、ダー子は渡辺と阿久津の関係を調べた。工場社長は波子のハニートラップに遇っていた。ボクちゃんは渡辺に近づき、リチャードは波子に近づいた」「渡辺らは絵図を信じてラーメン店に行き、翌日にリチャードからラーメン店の持ち主を聞くが6億と言われた。渡辺は阿久津に融資を頼んだ。」
3人が家に戻ると渡辺と阿久津からの6億が有った、ダー子は阿久津にポーカーで勝たせて油断させた。
波子は仲間の田島と贋札だったと気づいた、渡辺と阿久津は金塊はみつからなかった。
ダー子は運を変える為に、ボクちゃんを殴られさせ、リチャードを振られさせ、自身は逮捕された。
監督:田中亮
原作・脚本:古沢良太
出演者:長澤まさみ・東出昌大・小日向文世・中山美穂・北村一輝・広末涼子・生瀬勝久・小手伸也・瀧川英次・織田梨紗・・北村一輝・広末涼子・小林隆・小木茂光・高杉亘・ケンド-小林・船越英一郎・中山美穂
製作年:2019年
105分
感想:
(2024/12/04)
- 赤×ピンク
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六本木の廃校の小学校非合法の格闘技ショー「ガールズブラッド」が行われていた。
モモミー()とエイミー()とプッシー()と法子()とコゼット()と天使()と皐月(芳賀優里亜)とミーコ(水崎綾女)らが八角形の檻の中に現れた、客たちは好奇の目で肌を露わにして血を流し戦い続ける少女たちを眺めた。
まゆ(小池里奈)はミーコに入りたいと告げた。
1月後に皐月はバイクに乗り、高田真由(小池里奈)はコンビニで働き、ミーコはSMクラブの女王様で働き、皐月は古書店で働き女子からラブレターを貰うが破った、千夏(多田あさみ)は面接を受けた。 檻で、ミーコはデビューしたチャイナ服の千夏と闘いノックアウトされた、皐月とミーコとまゆは千夏は素人でないと話した、皐月は千夏から言い寄られて避けた。
檻で皐月は千夏が対戦して感情的になり傷だらけになりノックアウトされた。
皐月は千夏を避けていたが、裸で抱き合う夢でうなされた。
まゆはコンビニ客から結婚を言われた、ミーコはまゆを守りたいと思った、皐月は千夏からヤクザ(榊英雄)らを夫と言われ助けを言われ空手の黒帯と聞いた、皐月と千夏は男らと闘うがかなわずミーコとまゆが人を呼んで助けられた。
3人は千夏から事情を聞き、それぞれの誰にも話していない境遇と気持を話した、皐月は女嫌いだったが3人に誘われて行った。
皐月は千夏とドライブし境遇と自分を男と思って来た悩みを話した、皐月は女として千夏と始めて裸で抱き合った。
事務所がヤクザに襲われた、コンビニ客がショーにきてまゆを見ていたと告げるとまゆは結婚すると告げ、ミーコは落ち込んだ。
皐月は千夏は仲間らから昨晩からのトラブルを聞いた、ヤクザらが乗り込んで来て「千夏は安藤大成で、安藤一味の総帥を争う」と判った、事務長(山口祥行)はショーの解散を決めた、コーチや皐月は倒されて千夏は連れ去られた。
皐月はヤクザ2人に襲われた、ミーコは客の奴隷から襲われた、皐月は2人を倒してヤクザ宅に乗りこむが千夏は帰ろうとしなかった。
皐月はミーコと話し、格闘技があって良かった、師範・鮫島(品川祐)がヤクザに頼むが断られ、事務長は「ガールズブラッド」対安藤一門の試合をもとめて裏の悪口を公表すると脅して成立した。
<以下、隠し字>
まゆが戻り、昔の仲間も戻りトレーニングした。
スペシャルマッチが行われ、まゆが1人目と闘いコーチが止めて敗れた、ミーコは2人目と闘い激闘で倒した、皐月と千夏が闘い激闘の末に両者が倒れて、皐月が立ち上がって勝った、仲間がリングに集まった。
後日に皐月は千夏を実家に連れて行った。
監督:坂本浩一
脚本:港岳彦
原作:桜庭一樹
出演者:芳賀優里亜・多田あさみ・水崎綾女・小池里奈・山口祥行・前山剛久・杉原勇武・桃瀬美咲・桜木梨奈・三田真央・西野翔・周防ゆきこ・大島遥・安田聖愛・人見早苗・榊英雄・品川祐
製作年:2014年
117m
感想:
(2024/12/14)
- ターン
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銅版画家・森真希(牧瀬里穂)は画廊主人(小日向文世)から評価され購入された、帰宅して母・森里子(倍賞美津子)に報告した。
真希は高峰の奥さん(松金よね子)と話して美術教室に車で行く途中でトラックと衝突した、真希はなぜか自宅の居間で目覚めた、図書館に返した本を持っていて時間が戻っていた。
自転車で出かけたが誰も街に居なかった、夜に帰宅したがテレビは映らず電話は繋がらなかく母は帰らなかった。
朝になるが誰も居らず学校に行き足を挫いた、居間で目覚めると足は痛くなく1日目と同じ事が繰りかえされた、無人のスーパーで買い物して寝た。
翌日に歩いて出かけた、無人の店で買い物した、居間で目覚めた。
漸くに雨が降った、電話が鳴った。
泉洋平(中村勘九郎)は松原(柄本明)に仕事で指示を受け、アイデアを探し画廊で真希の銅版画を見て購入して真希に電話した。
真希はかかった泉の電話に切らないで欲しいと頼んだ、居間で目覚めた真希は電話で泉と話したが時間が6月ずれていた。
真希と泉は時間を決めて話す事にした。
泉は真希から聞いた住所で高峰の奥さんから真希は事故で病院で眠り続けていると聞いた、里子に会い電話の事を話したが、真希と里子は声が聞こえなかった。
真希は病院に行くが会えなかった、泉は真希から本に版画の使用許可を得た、2人は場所を決めて会ったが姿は見えなかった。
病室の真希は時々動いた、真希は町で車を見て運転する柿崎清隆(北村一輝)と出会いターンしていた、泉は真希から聞いた柿崎が誘拐犯で意識不明と知った。
<以下、隠し字>
松原が泉の部屋に来て電話を切った、真希は家に来た柿崎に電話は思いこみと言われた、泉は病室の真希に会った、居間で目覚めた真希は柿崎が待っていたが消えた、真希は向こうの柿崎が死んだと思った。
真希は銅版画を作り、朝に完成させた、病院に持って行き自分を見た、泉と里子に連れられた真希は目を覚ました。
監督:平山秀幸
脚色:村上修
原作:北村薫
出演者:牧瀬里穂・中村勘九郎・倍賞美津子・北村一輝・柄本明・川原亜矢子・松金よね子・小日向文世・小林麻子・桜井勝・川倉正一・三島裕・大場一郎・齊藤剛・森田繁治・梶浦昭生・
製作年:2001年
110m
感想:
(2024/12/14)
- 月のかたち
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川崎市で2人組のコンビニ強盗が店員の娘を殺害し、通りかかりの吉村杏子(大竹しのぶ)を人質に逃走し、5日後に人質は解放されたが犯人は行方不明だった。
15年後、神奈川県警の谷刑事(大杉漣)と近藤課長(佐々木勝彦)が若手の橋本刑事(松田朗)と時効が近いと話し、吉村杏子は首に切り傷があり離婚して筒井杏子(大竹しのぶ)になり弁当工場で1人で過ごしていた。
弁当工場で杏子は健康診断票を渡され、帰りに時田秀夫(菊池隆則)から元の会社に戻る様に度々言われていたが、寄ったコンビニで老人店員・平出安雄(織本順吉)と会いその後親しくなった。
杏子は健康診断で訪れた病院で中上修(内野聖陽)に出会い、中上は杏子のアパートを訪れ過去の事を話しあった。
八王子の工事現場で白骨死体が見つかった。
谷刑事らは杏子や別れた夫・吉村を訪れるが、犯人が何故店員を殺し杏子を殺さなかったのか不思議で、弁当工場で時田を知り調べると事件当日に5日休暇だった。
中上は杏子に白骨死体の記事を見せ、杏子は中上の妻・中上みどり(寺田千穂)と子供を見た。
谷刑事は白骨死体の記事を知り、死体の衣類に付着した血が本人・諸岡茂(西凛太朗)とコンビニ店員だと知り、遺留物に指輪を見つけた。
時田は谷刑事に杏子がコンビニ強盗に巻き込まれたのは自分が頼み事をしたせいと言い、谷刑事は平出に娘殺人犯が死体で見つかったがもう1人がいると伝えた。
杏子は中上と会う内に、仕事を辞めて引っ越す事にして平出に話し、谷刑事は指輪が杏子の物と考え電話で会いに行くと伝え、杏子と中上は逃げようとして、平出が杏子に15年前の月のかたちの事を聞くが否定すると引き下がったが、谷刑事は諸岡の仲間が中上と知った。
<以下、隠し字>
中上は家に帰ると時田に刺され、病院で谷刑事に諸岡殺しを杏子は知っていたが殺したのは自分と言った。
杏子は待ち合わせに中上が来ないので、近藤課長に電話で諸岡殺しを自供し出頭に向かい、車中で15年前の諸岡に襲われ殺し、自殺を中上に止められ、2人で埋めて5日迷い過ごした事を思いだし、・・・・。
監督:当摩寿史
脚本:宇山圭子
出演者:大竹しのぶ・内野聖陽・織本順吉・菊池隆則・大杉漣・西凛太朗・佐々木勝彦・寺田千穂
制作年:1998年
感想:
(2024/12/24)
- 長い長い殺人
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刑事部長・響武史(長塚京三)が森元隆一(前田健)殺害に出動し、翌日に妻・森元法子(伊藤裕子)が警察に来たが響は不審で、被害者に多額の生命保険があり、法子は派手好きで愛人もいた。
響は発見者の三津田幸恵(上原美佐)に会い、不倫相手と一緒だった事を隠していたと知った。
11歳の小宮雅樹(小清水一揮)は叔母・西方早苗(西田尚美)と塚田和彦(谷原章介)の結婚式にいたが、早苗が好きな雅樹は塚田が信用できずに反対していた。
雅樹は式場で謎の女性から謎の名刺を渡されるが学生達に捕られ、それを見つけた学生の母親は塚田から金を受け取った。
早苗が探偵・河野康平(仲村トオル)を訪れ、謎の女の脅迫電話と塚田の誘導で生命保険に入った早苗は自分は殺されると疑っていた。
河野は調査を開始し、塚田が過去を隠し太田逸子との結婚を突き止めるが轢き逃げで殺され、葬式に現れた当時の塚田の愛人をビデオで確認すると法子だったが、塚田と法子にはアリバイがあり決定的な証拠も出てこなかった。
佐藤雅子(平山あや)は財布とブレスレットを拾い、友人・中川美咲(佐藤めぐみ)に助けを求め、三木一也(窪塚俊介)に会い、現場で塚田も見つけた同時に塚田を脅迫した女の白骨死体を見つけ、警察に財布を届け響はそれを知った。
教師・宮崎優作(大森南朋)は旧友・塚田を信じていたが、生徒の三室直美(谷村美月)の万引きで裏切られ、妻・宮崎邦子(佐藤藍子)から信じるバランスは難しいと言われ、塚田と幼少の頃に作ったケルンを訪ねると車のナンバープレートが見つかった。
木田恵梨子(酒井美紀)は新聞記者・高井信雄(石井正則)と結婚予定だが、甲府のマンションで塚田と出会いカードを拾っていたがストーカーに襲われた、それがきっかけで公表した。
<以下、隠し字>
次雄は照美に正和は入院していると告げた、3人は正和の病室に行った、照美は正和を車で連れ帰った。
酒井家は引っ越した。河野は響に4つの死体には欠けている物がある共通点を指摘し、自称犯人と会い目的が有名になる事と聞き、捜査圈に無い第3者に塚田と法子が操られていると思った。
三木一也は歪んだ愛情を暴力で発散したが、太田逸子轢き逃げで塚田と会い、塚田に利用されたが偽の自称犯人に怒り、自らもテレビに犯行声明を送り証拠の品も同封した。
しかし、自称犯人に証拠の指輪を言い当てられ、三木一也は襲うが待ちぶせた河野と響に逮捕され一也は自分が一人でやったと自供した。
響は塚田の共犯も追及すると言った。
監督:麻生学
脚本:友澤晃一
原作:宮部みゆき
出演者:長塚京三・仲村トオル・谷原章介・平山あや・佐藤めぐみ・窪塚俊介・谷村美月・伊藤裕子・西田尚美・大森南朋・佐藤藍子・酒井美紀・上原美佐・石井正則・小清水一揮・朝加真由美
制作年:2008年
感想:
(2024/12/24)