鑑賞日記(2024/10)
- 家康、江戸を建てる
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前編:1月2日:「水を制す」:75m 1590年江戸駿河台で徳川家康(市村正親)は荒れ野を城下にすると決め、「水を制す」と告げて伊奈忠次(松重豊)に水害対策役を命じた。
駿河城で大久保長安(高嶋政伸)と榊原康政(上杉祥三)と井伊直政(今井朋彦)と本多忠勝(勝野洋)と伊奈は家康に飲み水を探す役を望み、家康は菓子司・大久保藤五郎(佐々木蔵之介)に飲み水探しを命じ「菓子作りに必要な良い水を知る」理由だった。
藤五郎は妻・伊可(優香)と27年前の戦で撃たれた事を思い出した、藤五郎は従者・安兵衛(マギー)と出発した、江戸につくが低湿地が広がる荒野で村に飲み水が無かった。
3月も水は見つからず、漸く社の奥で滝を見つけた、江戸城で藤五郎は神田明神と赤坂溜池の水を家康に献上して小石川上水となった、藤五郎は主水(もんと)の名を貰った。
伊奈は水害は利根川が原因で流れを東に変えると告げ、藤五郎に江戸が大きくなる為には飲み水は不足とつげた。
14年経ち、利根川の流れが変わり江戸は大きくなった、人が笛て江戸で水が不足した、藤五郎は伊可が怪我し娘・絹(藤野涼子)に非難された、江戸城で藤五郎は長安から家康が上水工事を始めたと聞いた、藤五郎は工事現場で内田六次郎(生瀬勝久)と村人・勘六(山本龍二)の喧嘩を聞き、仲裁した。
神田上水を僅かな傾斜で工事して行くが、工事で勘吉(六角慎司)が川で死んだ、市中工事は暗渠するかで藤五郎と六次郎が揉めた、春日清兵衛(千葉雄大)が家康から上水役を命じられ加わり木枠を埋めて水路を作り始めた。
藤五郎は六次郎と清兵衛と工法よ人員で揉めた、藤五郎は重役らに反対され長安からも非難された、藤五郎は清兵衛から長安の策略だと聞き、清兵衛は人足の解雇を求めた、藤五郎は反対重役と交渉するが揉めて安兵衛が怪我をした。
藤五郎は絹に非難され、清兵衛から職人が雇えなかったと謝られた、清兵衛は六次郎と人足から教えて欲しいと頼まれた、藤五郎は伊可と工事を見て、翌日に伊奈に職人を借りたいと頼み込み配下にして欲しいと告げて1月借りた。
伊奈の工事方が加わり工事が進み、5年かかり25キロの水路に水を流す試験を行い、市中に水が届いた、だがあちこちで道から水が噴き上げた、水流が強すぎたが藤五郎は良い失敗と告げて清兵衛らに後を任せた。
藤五郎は家康に謝り「志は受け継がれてゆく」と言われて、任を解かれて菓子司として使えた。
後編:1月3日:「金貨の町」
1952年京で後藤家職人・中越与一郎(林遣都)は彫金工房で後藤家職人・橋本庄三郎(柄本佑)から朋蔵(前野朋哉)の大判にやり直しと聞いた、後藤徳乗(吉田鋼太郎)と後藤長乗(吹越満)は徳川家献上小判を急がせた。
商いでは銀が使われ、徳川家康(市村正親)は太閤の大判を見て徳乗と長乗から自分が作ったと言われた、庄三郎は家康から下がり徳乗の娘・早紀(広瀬アリス)を見かけた。
庄三郎は兄・宋恩(福田転球)から後藤の使用人と言われ、庄三郎は店で早紀の飾りを修理した、庄三郎はまた徳乗から無理な仕事を命じられた。
1月後に庄三郎は徳乗から早紀との婚約を聞き、条件として1年江戸行きを聞いた。
庄三郎と与一郎は長乗らと江戸に行き江戸城で家康に会った、御家人・志村伝衛門(高橋和也)屋敷に住まい仕事を始めた。
1年後に庄三郎と与一郎は長乗から江戸に残れと言われ早紀との夫婦約束は企みだったと知った、
伝衛門と妻・松(中島ひろ子)と娘・栗(伊原六花)から励まされ、庄三郎と与一郎は家康に大判作りを見せた、家康は京で見た大判を庄三郎が作ったと告げ江戸の金子作りを頼んだ、庄三郎は大判でなく領国内で使う小判作りを聞き小判で天下を狙うと知った。
金座職人が加わり江戸小判作りが始また、庄三郎は金の量が会わず、与一郎が盗んでいると気づき、金山奉行・大久保長安(高嶋政伸)が検分した見つけたが庄三郎は何も無いと答えた、庄三郎は与一郎から銭が欲しいと聞き追放した。
庄三郎は早紀から手紙を受取り、半年後に庄三郎は元蔵(宇野祥平)らと2000枚完成させたが先に太閤の小判が後藤の名で出た、庄三郎は家康と長安から与一郎から漏れたと責められた、庄三郎は太閤の小判は粗悪品で後藤の名で良い小判を出すと告げた。
<以下、隠し字>
庄三郎は京に戻り与一郎に出会い、徳乗に江戸で小判を作りたいと告げたが早紀との約束は無かったと言われた、庄三郎は養子を望み勝手に江戸に送ったと脅して頼んだ、徳乗は1代限りの猶子で使用料を毎年払えと求めた、庄三郎は与一郎を頼み同意した。
庄三郎は江州屋で早紀と出会った。
庄三郎は江戸で名を上書きして武蔵小判を作った、庄三郎は長安から太閤が死に戦になるが小判を作り続けろと言われた、庄三郎は関ヶ原に行き家康に勝利を祝い「京で先に旗を揚げろ」と言われた。
京で兄・宋恩に家康の名で高札を立てさせ、庄三郎は家康の庇護を受ける証だった、早紀と出会い庄三郎の手紙を持っているとしった。
家康は庄三郎にいつか小判が国の隅々に拡がり商いが栄えると告げた。
原作:門井慶喜『家康、江戸を建てる』
脚本:八津弘幸
語り:石坂浩二
演出:西谷真一/一色隆司
感想:
(2024/10/05)
- 三度目の殺人
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三隅高司(役所広司)は工場社長・山中光雄を河川敷で殺害してガソリンで燃やした。
重盛(福山雅治)は摂津大輔(吉田鋼太郎)と川島輝(満島真之介)とは拘置所で三隅と接見し、三隅は殺害を認め解雇され後に殺害したと供述が変わった。
事務所で強盗殺人への対応を相談し、無期懲役に持ち込みたいと考えた、重盛と川島は工場と現場に行き足の不自由な山中咲江(広瀬すず)を見かけ、運転手(小倉一郎からドライブカメラ映像を調べた、検事・篠原一葵(市川実日子)と証拠を見て殺人後の窃盗と考えた。
重盛は遺族を訪ねて咲江と会い山中美津江(斉藤由貴)と話した、川島は従業員(高橋努)から聞き込んだ、重盛は川島と摂津と服部亜紀子(松岡依都美)に殺人後の窃盗で怨恨動機の方針を告げた。
重盛は電話で呼び出されてスパーで窃盗容疑の娘・由香(蒔田彩珠)を引取り娘から弁護士が頼りと言われ、三隅を接見して雑誌記事「妻に頼まれた保険金詐欺」を問うと認めた、裁判前打ち合わせで検察は共犯は関連が疑わしいと告げ重盛は強盗殺人成立を争うと告げた。
重盛は三隅の大家(根岸季衣)に部屋を見せてもらった、重盛は三隅に接見して心が読めると娘を問われた、重盛は咲江を尾行した、事務所で元裁判官の父・重盛彰久(橋爪功)から三隅の過去の裁判の資料を受け取り、自宅で話した。
重盛と川島は北海道留萌に行き刑事・渡辺(品川徹)から25年前の事件を聞き「憎しみの動機が無く不気味だった」、三隅の娘の行方を探し「恨んでいた」の証言が会った。
重盛と川島は三隅を接見して産まれ来ない方が良い人がいると聞いた、重盛は咲江に三隅の家族を問うた、重盛は三隅と接見して打ち合わせ「本当の動機は違う」「理不尽」と言われた。
裁判で重盛は美津江に証人質問し「三隅の思いこみ」と聞いた、事務所で重盛らは咲江から父からレイプされて三隅に殺害したい気持が伝わったと聞き、重盛は検察が全てを問うので辛くなると告げた。
重盛は三隅を接見して「咲江が娘の代わりで、救う為に殺害した」と告げ「社長を食品偽装で脅した」「本当は殺していなく、摂津も信じなかった」と聞いた、重盛は直ぐに信じられないが最後に信じた。
<以下、隠し字>
重盛は摂津と川島に話し対立した、重盛は咲江にも告げ、裁判で咲江が新たな証言はせず、重盛は窃盗を認め殺害は否認した、裁判打ち合わせで重盛は供述が変わったと告げたが裁判長は仲裁し続行を決めた。
判決で死刑が出た、重盛は咲江に謝り、三隅と接見し「咲江に証言させない為に否認した」と告げ「人殺しに期待するな」と言われた。
監督・脚本:是枝裕和
出演者:福山雅治・役所広司・広瀬すず・斉藤由貴・吉田鋼太郎・満島真之介・松岡依都美・市川実日子・橋爪功・蒔田彩珠・品川徹・根岸季衣・高橋努・小倉一郎・井上肇・
製作年:2017年
124m
感想:
(2024/10/05)
- 油断大敵
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関川仁(役所広司)は8歳の娘・関川美咲(菅野莉央)の容体を東条医師(津川雅彦)から手術すると言われた、事件発生して現場に行き上司・山中(綾田俊樹)からやもめの子育ては無理よ言われた。
平成4年に関川は達磨作り工場で盗難事件を捜査し、小栗(笹野高史)から盗難被害を聞き込んだ、関川は警備会社への就職を考えた、関川と美咲は偶然に猫田定吉(柄本明)と出会い疑い、大泥棒のネコと判った、ネコは取調べにのらりくらいかわした、関川は娘の子育ての悩みを打ち明けた。
関川は帰宅して美咲と牧子先生(夏川結衣)と話した、達磨屋が夜逃げしてネコを非難して手口の自供を聞き、他の盗難事件の自供も聞いた、関川は表彰されたがネコの手術を知った。 関川と小林(本田大輔)と加藤(宮内敦士)らはネコを連れ裏付け捜査し、娘が作った弁当を食べさせた、関川はネコから泥棒の手口等を聞いた。
美咲が熱を出し牧子が看病し関川は牧子と親しく過ごし抱き合った、だが美咲は牧子を拒絶して自分で食事を作り掃除洗濯した。
関川らはネコと裏付け捜査して手口をメモした、ネコは泥棒と居る時は油断するなと実地で示した、そしてあらゆる泥棒の手口を教わった、
関川と美咲は新しい官舎に引越し、藤崎署同僚・城谷(水橋研二)に挨拶し、関川と美咲は買い物に行きパン屋で工藤加代(角替和枝)から買い、居酒屋に挨拶に行った。
ネコは拘置所で暮らした、出所して署の関川を訪ねた、夜にネコは忍び込み、関川と城谷は他の所轄の窃盗を知り、関川は綾乃(淡路恵子)を訪ねてネコからの再開のメッセージを聞いた。
教師・五十嵐佐和子(竹内晶子)は17歳の関川美咲(前田綾花)の患者(大後寿々花)を不安にさせないと告げた、美咲は関川に教師を話し、ネコは旅館で団体客の部屋で金を盗むが血を吐き、綾乃の店に行った。
関川は古美術商で窃盗を調べネコの手口に気づき綾乃からメッセージを受取り様子が変わり病気だと聞いた、関川はパチンコ屋社長(奥田瑛二)の事件現場でネコの手口を見つけた、関川は張り込んで翌朝にネコを見つけた。
<以下、隠し字>
関川は自宅で美咲から看護婦になりたい訳をと海外に行きたいと聞き反対した、関川はネコを取調べ、関川はネコの子供時代(ささの翔太)を調べて取調べた、ネコは子供時代を思い出して落ちた。
関川は東条からネコは胃潰瘍で治ると聞いた、関川は美咲を見送り、平成15年に関川はネコを移送し自分も一人になったと告げた。
監督:成島出
脚色:小松與志子・真辺克彦
原作:飯塚訓
出演者:役所広司・柄本明・夏川結衣・菅野莉央・前田綾花・淡路恵子・津川雅彦・奥田瑛二・笹野高史・綾田俊樹・田中隆三・宮内敦士・水橋研二・角替和枝・斎藤歩・高橋明・三田村周三・阿部六郎・原金太郎・高川裕也・鈴木英介・井上肇・本田大輔・ささの翔太・山下葉子・北川さおり・千うらら・竹内晶子・江口徳子・大後寿々花・
製作年:2003年
110m
感想:
(2024/10/15)
- 文福茶釜
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骨董雑誌編集部の佐保哲也(駿河太郎)と相棒の川島涼香(小芝風花)は画家・山崎静代(しずちゃん)と交渉した。
京都で初出し屋の大阪民具研究所・大嶋浩一(八田浩司)と間は藤原多喜(若井みどり)の家の蔵を調べ、次ぎに屋根裏部屋を探して芦屋釜を見つけた。
佐保と川島は白幡悠(オール巨人)に山崎の絵を渡して揮毫させた。
佐保と川島は編集長・菊池泰三(赤井英和)から頼まれて、多喜と藤原利雄(星田英利)から亡き夫が大事にしていた茶釜をだまし取られたと聞いた、茶釜は芦屋釜で本物なら500万円の価値があるがほぼ偽物だった。
佐保は星野産業で星野淳一(おかけんた)からコレクションを見せられ値付けして贋作作りを依頼された、佐保は一部を預かり菊池に見せて、佐保と川島は表具師・牧野耕三(村上ショージ)に掛け軸を見せて相剥ぎを依頼した。
牧野は掛け軸絵の1枚を剥がし落款を加えると川島に教えた、川島はオークションで芦屋釜を探し佐保から特徴を教えられた、川島は菊池からのリストを当たるが見つからず、菊池は病院で危篤の富岡寛治(内場勝則)を見舞った。
川島は尚古堂主人(月亭八方)から噂で羽沢(山田かつろう)と大嶋と聞いた、佐保はカメラマン(大須賀健剛)と星野産業のコレクションを撮影し芦屋釜があった、佐保と川島と菊池は多喜にその写真を見せて確認した、川島は菊池から佐保の身の上を聞いた、佐保はバーで呑むと大嶋らと出会い殴られた。
翌日に佐保と川島は工藤岳大(高井俊彦)に会えず、警察が星野産業を家宅捜索した、佐保と川島は牧野と絵を修復し始めた、佐保は印鑑を作り、佐保と牧野は徹夜で修復して画廊に運び込んだ。
佐保と川島は多喜と利雄に芦屋釜は国税局にあるが競売になると告げたが諦めると聞いた、川島は牧野と佐保から残った真筆の方を見せられた。
<以下、隠し字>
川島は菊池と佐保からは父・富岡の容体を聞き佐保は父と会った。
佐保と川島は小沢(田畑猛雄)に真筆を見せると贋作と言われた、菊池と牧野も驚き、佐保は同業者に売りつける事を考えた、川島は偽名で大嶋と羽沢を呼び祖父のものだと贋作と言われた掛け軸を見せた、大嶋らは疑うが最後は1000万円で買った、そこに佐保が現れた。
佐保と川島と菊池は藤原親子から半分の500万円を受け取った。
監督:大畑拓也
脚本:佐野誠
原作:黒川博行
出演者:駿河太郎・小芝風花・赤井英和・若井みどり・村上ショージ・内場勝則・オール巨人・月亭八方・星田英利・しずちゃん・おかけんた・高井俊彦・八田浩司・田畑猛雄・樋口みどりこ・・
製作年:2019年
90m
感想:
(2024/10/15)
- ソロモンの偽証 前篇・事件:123m
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38歳の教師・中原涼子(尾野真千子)(旧姓・藤野)は母校の江東区立城東第三中学校に赴任し、新任校長・上野素子(余貴美子)から校長が伝説を語り継ぐと聞き、同校で「伝説」となっている23年前涼子が中心人物となった「校内裁判」の顛末を語り始めた。
バブル経済崩壊直前の1990/12/25に大雪が降ったクリスマスの朝に藤野涼子(藤野涼子)は刑事の父・藤野剛(佐々木蔵之介)と藤野邦子(夏川結衣)と弟と妹を残し家を出て、2年A組の涼子と野田健一(前田航基)校門で楠山教諭(木下ほうか)を見かけ通用門から入り、雪に埋もれた同級生・柏木卓也(望月歩)の遺体を発見した。
校長・津崎正男(小日向文世)と尾崎は涼子と野田は、刑事・佐々木礼子(田畑智子)に事情を話し、担任・森内恵美子(黒木華)はクラスで柏木の死を話した、柏木の葬儀が行われ、警察は屋上からの飛び降り自殺と断定した、津崎と教師・楠山と森内恵美子と高木学年主任(安藤玉恵)と北尾教諭(松重豊)と岡野教頭(井上肇)らは悔やみを告げた。
三宅樹理(石井杏奈)と浅井松子(富田望生)は告発状を郵送し、涼子は告発状「柏木は大出俊次(清水尋也)ら3人の不良生徒に殺害された」を読み、津崎と高木は学校にも届き刑事の剛と佐々木礼子と話し合い、告発状の存在を隠し、カウンセリングと称し生徒の聞き込みで送り主の生徒を特定を考えた。
ライター・三宅未来(永作博美)は娘・三宅樹里と暮らし、佐々木礼子は浅井松子と三宅樹里に聞き取り、2人は大出俊次らに虐められていた、テレビ局・茂木悦男(田中壮太郎)は津崎に森内恵美子への告発状を問い詰めたが否定された。
森内恵美子はテレビ局から告発状を揉み消したと報道され否定した、生徒がテレビ局に取材され、佐々木礼子は大出らに否定され三宅樹里から大出らの会話を聞いたと言われた、佐々木礼子は津崎に知らせた。
津崎は職員会議で告発状と面談を公表して、差し出し人は無名と告げ、森内恵美子は受け取っていない主張したが楠山らに非難された、大出俊次も大出勝(高川裕也)と大出佐知子(江口のりこ)は記者と喧嘩になり、浅井松子は浅井洋平(塚地武雅)と浅井敏江(池谷のぶえ)と暮らし涼子の訪問を受けた、涼子は大出俊次らの虐めを知っていて偽善者と非難された。
森内恵美子は退職し、佐々木のアドバイスで調査会社に依頼を聞いた、茂木悦男はテレビで森内恵美子の隠蔽と大出勝の暴力と生徒の取材とを放送した、石田は神原和彦(板垣瑞生)に出会い、森内恵美子はマンション隣人の垣内美奈絵(市川実和子)と垣内典史(浜田学)の喧嘩を見た。
保護者会が行われ、佐々木礼子は告発状の内容が目撃内容に不審があり直ぐに通報しなく不自然で虚偽である可能性が高いと指摘した、浅井松子は帰宅した母から保護者会で告発状が虚偽と納得されたと聞いて家を走り出て車にはねられて死亡した。
涼子はショックを受け、三宅はショックで声が出なくなった、津崎は浅井夫妻に謝罪して一連の出来事の責任を取り辞任し岡野教頭が代理になった、
涼子は3年生に進級し二人の同級生が死んだ一連の出来事に思い悩み続けた、柏木に偽善者と言われた日に自殺を考えた事を思い出した、涼子は藤野剛に真実を知りたいと告げ、茂木悦男に興味本位で取材され、学校の事は自分たちの力で追及すると告げた。
涼子は柏木の友人の他校生・神原和彦と出会い事件の追及を裁判の形式で行うことを思いついた、
<以下、隠し字>
涼子は北尾から賛成されて日程と役割を立て判事と陪審員による裁定を考えた、神原は柏木の性格から大出の無実を考えて弁護側を考え、涼子は検察側を考えた、涼子は元クラスメートに協力を求めた、倉田まり子(西畑澪花)は賛成だが井上康夫(西村成忠)は反対し、高木と涼子が揉めて涼子が暴力を受けて騒動になり、井上康夫が高木を非難した。
涼子は教頭に裁判開催を求め、藤野邦子が認めないなら訴えると告げ、北尾が賛成した、裁判の参加希望者を求めたが集まらず、楠田と高木が生徒らに圧力をかけた、逆に教師達の圧力に反発する生徒が裁判開廷に賛同した、理解を示す北尾が退職して後押しした。
涼子と倉田まり子と向坂行夫(若林時英)の検察側が三宅らの告発を信じ、神原と石田の弁護側が大出の無実を信じて裁判準備を進め、判事と陪審員を決め、一番大事な判事には井上康夫が決まった。
森内恵美子は調査会社の河野良介(嶋田久作)から垣内美奈絵がポストから盗んでいたと聞いた、火事で大出家から出火して祖母が死に、数日後に涼子らは大出俊次を訪ね裁判出廷を求め、神原和彦は自分の父が母を殺したが大出の父は殺人者ではないと告げて弁護すると告げた。
涼子は佐々木礼子に資料提供を求め、告発状の言い分を聞きたいと告げ、神原和彦らは大出と母に聞き込み弱いアリバイと考えた、だが父親と揉めて出廷を否定された、他のメンバーに必ず出廷すると告げた。
三宅は匿名で茂木悦男に裁判の報道を求める文を書いたが、母に見られた。
監督:成島出
脚本:真辺克彦
出演者:藤野涼子・板垣瑞生・石井杏奈・清水尋也・富田望生・前田航基・望月歩・西畑澪花・若林時英・西村成忠・加藤幹夫・石川新太・六車勇登・石田飛雄馬・鈴木きらり・・・佐々木蔵之介・夏川結衣・永作博美・黒木華・曽川留三子・田畑智子・塚地武雅・池谷のぶえ・田中壮太郎・市川実和子・高川裕也・江口のりこ・安藤玉恵・木下ほうか・井上肇・浜田学・森口瑤子・筒井巧・津川雅彦・嶋田久作・余貴美子・松重豊・大河内浩・小日向文世・尾野真千子・
製作年:2015年
感想:
(2024/10/25)
- ソロモンの偽証 後篇・裁判:142m
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上野素子(余貴美子)は中原涼子(尾野真千子)から話しを聞いた。
1991/7/26に三宅未来(永作博美)は茂木悦男(田中壮太郎)に裁判中止を電話で求めた、藤野涼子(藤野涼子)と向坂行夫(若林時英)は三宅樹理(石井杏奈)に裁判出席を求めた、大出勝(高川裕也)は逮捕された、神原和彦(板垣瑞生)は涼子と藤野剛(佐々木蔵之介)に柏木卓也(望月歩)に電話をかけて事件現場まで呼び出したのは「本人だ」と言う仮説を話した。
涼子は剛と藤野邦子(夏川結衣)に柏木との会話を告げた、野田健一(前田航基)は神原の育ての母・歩美(森口瑤子)と神原悟(筒井巧)の家で神原と会い、大出俊次(清水尋也)にアリバイ証明を話し揉めた。
井上康夫(西村成忠)は裁判の準備をし、北尾(松重豊)は大出佐知子(江口のりこ)から大出の出廷を聞いた、涼子らは柏木の両親(宮川一郎太・中西美帆)から通話記録や写真を受取り、小林修造(津川雅彦)から公衆電話の場所を聞き、4本の電話の発信場所を調べた。
垣内美奈絵(市川実和子)が森内恵美子(黒木華)を殴り森内は病院に運ばれ、河野良介(嶋田久作)は茂木と美奈絵は無関係と告げた。
浅井松子(富田望生)追悼演奏会が行われ、涼子は浅井洋平(塚地武雅)と浅井敏江(池谷のぶえ)と話した、三宅樹理は涼子に自分への中傷手紙を見せて裁判に出て話したいと告げた、涼子は小林修造に柏木の写真を見せて違うと聞いたが神原が自殺で柏木本人がかけた説を立てるのが不審で警戒した。
最終リハーサルが行われ、1991/08/15に学校内裁判が開廷した、初日に生徒らが騒ぐが浅井洋平が静かに進めて欲しいと頼んだ、判事・井上が趣旨を話し、証人・佐々木礼子(田畑智子)に神原と涼子が尋問し、自殺と考え「大出は調べなかった」と聞いた。
2日目に証人・津崎正男(小日向文世)に尋問し「柏木が不登校で自殺と考えた。生徒を守る対処だった、見通しが甘かった。」、涼子らは津崎に感謝を告げた。
次ぎに証人・森内恵美子で涼子は垣内美奈絵の犯行を非難したが、誰も森内を信じなかったと告げて謝罪した、「生徒の目を気にし、柏木は面倒と思った。向き合う覚悟が無かった」と詫びた。
垣内美奈絵が刑事に連れられて森内に謝罪した。
3日目に証人・三宅樹理は涼子の質問に「事件の目撃は浅井松子だ。告発状を二人で出した。と告げた、神原の質問に答えず去った。
4日目に藤野誠が放火犯の弁護士・今野努(大河内浩)を連れ、今野は「依頼人が大出家放火犯が大出に会ったアリバイ」を告げた、大出佐知子が傍聴して証人・大出は神原の質問に「当日屋上に来ていない。柏木を殺していない」と答え、神野は告発状の内容を1つ1つ問い事実と認めた。
三宅樹理は神原の言葉を聞いて倒れ医務室に運ばれた、涼子は三宅に信じて欲しいと告げたて「浅井松子から謝ろうと言われて断った」と明かした、涼子は神原の両親に会い公衆電話の写真を見せて思い出場所と聞いた。
<以下、隠し字>
最終日に涼子は証人2人を求め、証人・小林修造は「公衆電話での目撃人物は神原だ」と告げた、涼子は証人・神原を求めた、神原は「4箇所から電話を掛けるゲームだった。柏木から自殺を仄めかされ、「自分の思い出の場所を巡り柏木に電話する」「ゲーム」を行った。思い出の場所を巡り終え、屋上に呼び出された」。
「屋上に行くと柏木がいて非難して「ゲーム」の続行を求め、疲れた神原が帰ろうとすると「飛び降りて死ぬ」と告げ神原が「勝手に死ねばいい」と帰った。翌日に柏木が死んだと知った。裁かれる為に大出の弁護をした」「僕を殺人罪で裁いて下さい」と告げた。
評決は被告人・大出は無罪と告げ、神原は判事に責任を負おうとすると、涼子は自分の罪を告白して柏木に非難されても生きて行く、ここの誰も裁くことはできないと告げて、裁判を終えた。
大出は神原に和解の握手を求めた、三宅樹理は松子の両親に謝罪した。
教師となった涼子は14歳だったからこそできた裁判を述べて、ともに裁判を闘った生徒たちと友情を築いたと告げた。
監督:成島出
脚本:真辺克彦
出演者:藤野涼子・板垣瑞生・石井杏奈・清水尋也・富田望生・前田航基・望月歩・西畑澪花・若林時英・西村成忠・加藤幹夫・石川新太・六車勇登・石田飛雄馬・鈴木きらり・・・佐々木蔵之介・夏川結衣・永作博美・黒木華・曽川留三子・田畑智子・塚地武雅・池谷のぶえ・田中壮太郎・市川実和子・高川裕也・江口のりこ・安藤玉恵・木下ほうか・井上肇・浜田学・森口瑤子・筒井巧・津川雅彦・嶋田久作・余貴美子・松重豊・大河内浩・小日向文世・尾野真千子・
製作年:2015年
感想:
(2024/10/25)