鑑賞日記(2024/08)
- 母さんがどんなに僕を嫌いでも
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歌川泰司(小山春朋)は幼い頃から母・歌川光子(吉田羊)が好きだった、だが家では光子はいつも情緒不安定で泰司の行動にイラついた、母と父親(斉藤陽一郎)は喧嘩していた、母は泰司に容赦なく手を上げ、泰司は工場の婆ちゃん・長沢カツ(木野花)が唯一の味方だった。
母と夫との離婚問題が浮上し、泰司の存在が不利になると考えた光子は9歳の泰司を児童保護施設へ入れた。
1年後に泰司は家に戻り、光子は離婚して泰司と姉・貴子を連れて新しい家で暮らし始めた、そこでも不安定な生活で次第に光子は荒れた。
17歳になった泰司(太賀)は家事を切り盛りしていた、ある日光子は男を連れてきた、泰司は光子から酷い言葉と暴力を受けた、泰司は家を出た。
泰司は日々を生きていくだけだったが、1年後に長沢カツとその弟(おかやまはじめ)と再会した、その優しい想いに心を動かされた。
泰司(太賀)は社会人劇団に入り金持ちで華やかだが毒舌家のキミツ(森崎ウィン)と出会った、泰司は一流企業の営業職に就職していて同僚・カナ(秋月三佳)と親しくなった、泰司の部屋をキミツが訪れてワインを飲んだ
劇団の公演の役に泰司が抜擢されて鶏の衣裳を着せられた、泰司は見学に来たカナから恋人・大将(白石隼也)を紹介され、キミツと4人で呑み部屋で話した。
泰司はキミツやカナや大将と距離を縮めていく、会社での成績も上がった、泰司は姉・貴子に連絡してアメリカにいると知った、
泰司はキミツとカナや大将から誘われて呑み、長く絶縁状態だった光子から電話を受けた、泰司は3人に子供の頃の生活を話した。
泰司はカツの弟から遺品を渡された、光子の再婚相手の葬儀に出席した、だが光子から夫の事業を引き継ぐと聞きあっさりあしらわれた。
<以下、隠し字>
泰司は光子に無視されたがキミツから言われた、カナから子供が出来たと聞き大将から脱水症状で大変と聞いた、泰司は自分から変わることを決めてもっと母のことを知ろうと叔母・真由(宮田早苗)を訪ねて、母の幼い頃の苦労を聞いた。
泰司は光子の家で食事を作るが、難しい食べたいものを言われたが調べて作った、次の日に母が夫の残した莫大な借金を背負っていると知った、自己破産を勧めて光子と口論になった、光子が倒れて病院に運んだ。
泰司は光子に拒否されたが諦めず、病院の前で泰司はキミツと着ぐるみで踊って励ました、後日に泰司は光子を説得して体調も良くなったが、その後死んだ、泰司は光子と僅かだが親子の時間を過ごせた。
監督:御法川修
脚本:大谷洋介
原作:歌川たいじ
出演者:仲野太賀・吉田羊・森崎ウィン・白石隼也・秋月三佳・小山春朋・斉藤陽一郎・おかやまはじめ・木野花・宮田早苗
製作年:2018年
100m
感想:
(2024/08/06)
- 闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
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五万円を借りに来た男(六角精児)はカウカウファイナンスの社長・丑嶋馨(山田孝之)に闇金が復活すると告げた、中学生時代の同級生・竹本優希(永山絢斗)は丑嶋に現れて金を借りたいと告げた。
丑嶋は戌亥(綾野剛)に「14歳の丑嶋馨(狩野見恭平)は鰐戸三兄弟らに暴力をふるわれた」と告げた。
丑嶋は高田宏志(崎本大海)とモネ(最上もが)と柄崎(やべきょうすけ)と働き、今井万里子(真飛聖)から大金を借りたいと言われ証拠の写真を撮した。
竹本は榊原耕司(モロ師岡)から誠愛の家を借り甲本直人(仲野太賀)と出会い、鰐戸一(安藤政信)と鰐戸二郎(YOUNG DAIS)と鰐戸三蔵(間宮祥太朗)が暴力を振るい働かせた。
丑嶋は男(岩井ジョニ男)に利息を求め持金を取りあげた。
万里子がパーティーを開き客を集め、弁護士・都陰亮介(八嶋智人)が名刺を配った。
「丑嶋は退院して1人ずつ仕返しした、鰐戸から狩野を助けて欲しいと矢崎から頼まれた」
丑嶋は女闇金・犀原茜(高橋メアリージュン)と村井(マキタスポーツ)からトラブルを持ち込まれ、丑嶋は金が集まらなかった万里子を1度待った、万里子は都陰と話した。
誠愛の家で月1回の給料日で「レッド・ペガサス」の初美さん(湊莉久)を賭けてくじを引き金を浪費した、鰐戸一は竹本からカウカウファイナンスを聞いた。
丑嶋は竹本と甲本から借金を頼まれた、「丑嶋がいない間に町は荒れ、鰐戸兄弟が暴れた。丑嶋は徹底的に鰐戸兄弟を殴り警察に捕まった」、「丑嶋は連合会の鮫島を倒し。14歳の犀原茜(玉城ティナ)が連合を仕切り丑嶋に復讐を誓った。犀原茜は鰐戸をガスで眠らせて唇を切り取った」
丑嶋は鰐戸に指示された竹本が連れた同僚らに借金を頼まれた、丑嶋は町で借金を取り立てた、竹本と甲本は丑嶋を尾行した、丑嶋は甲本らに連絡が取れず都陰から介入を通告された。
都陰は新人ちゃん・樫原あむ(真野恵里菜)に指示し万里子から助けを頼まれた、村井は鰐戸に手を引けと求め拒否された、丑嶋は都陰から万里子らの返還請求された。
竹本は鰐戸一から頼まれ丑嶋に連絡した。
<以下、隠し字>
戌亥は樫原に質問した、鰐戸らがカウカウファイナンスを襲い、戌亥は丑嶋に都陰の違法性を告げた、丑嶋は社員を質に鰐戸に脅されて乗りこみ金を渡し、警察が来て逃げた、戌亥がサイレンを鳴らし丑嶋らを助けた、
鰐戸は都陰に顧客リストを売ると告げ、樫原は戌亥を呼び止めた、丑嶋は鰐戸のアジトに乗り込み犀原茜がモンスター連合を連れて来た、丑嶋は竹本を助けて甲本と交渉した、甲本は金を奪い去り、犀原茜は鰐戸に落とし前を取った。
都陰は丑嶋に返還請求すると、丑嶋は乗りこみ依頼人・万里子との浮気写真を見せて違法業務の録音を聞かせて弁護士懲戒処分だと告げた、万里子はパーティを開いた、甲本はあやめ(天使もえ)が落とした財布を渡した、丑嶋は竹本を見送った。
監督:山口雅俊
脚本:福間正浩・山口雅俊
原作:真鍋昌平
出演者:山田孝之・綾野剛・永山絢斗・真飛聖・間宮祥太朗・YOUNG DAIS・最上もが・真野恵里菜・仲野太賀・狩野見恭平・湊莉久・天使もえ・マキタスポーツ・玉城ティナ・六角精児・岩井ジョニ男・モロ師岡・安藤政信・八嶋智人・高橋メアリージュン・崎本大海・やべきょうすけ・
製作年:2016年
129m
感想:
(2024/08/06)
- 喜劇 愛妻物語
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売れない脚本家・柳田豪太(濱田岳)は妻・チカ(水川あさみ)、娘・アキ(新津ちせ)と 3 人で暮らしている、豪太とチカは倦怠期で、セックスレスに苛まれている豪太は妻の機嫌を取ろうとしたが、チカはろくな稼ぎがない夫に冷たかった。
豪太は吾妻(大久保佳代子)に再会した、ある日に豪太は昔企画した「ものすごい速さでうどんを打つ女子高生」の話を脚本にする話を監督(坂田聡)から聞き、別の「八日村の祟り」の脚本の話しも進むと聞いた、脚本家・碓井(宇野祥平)と話した。
豪太はチカに香川への取材を兼ねた家族旅行を提案した、チカは渋々やりくりして休みを取り豪太の取材旅行に付き合い香川に普通電車乗り継ぎ向かった、歩いてうどんやに行き、ホテルに着きシングルに3人で泊まろうとして喧嘩になった。
翌日にレンタカーをチカが運転して取材先に行き、うどん屋(ふせえり・光石研)から取材対象の娘・七海(冨手麻妙)は既に別の映画企画が決まっていると聞いて、豪太とチカは大喧嘩になった。
ワイナリに行き豪太はワインを飲みチカは水筒に入れた、マンションに泊まるとまた会話が噛み合わず、豪太は夜の街で酔った女(河合優実)に声を掛けて警官(黒田大輔)に捕まった、引取に来たチカと大喧嘩になり、チカは小豆島の学生時代の友人・由美の家に行った。
豪太はアキを連れて海に行き、レンタサイクルに乗った、チカは由美(夏帆)と豪太の事を話した、海で豪太はスマホに夢中になり、アキを見失い探して監視員から目を離すと危ないと言われた、由美は電話で豪太に来いと告げた。
<以下、隠し字>
豪太らはチカと由美と合流した、豪太はチカと由美のエロ話を盗み聞いた、夜に船で島を離れて戻り豪太はチカにセックスを求めた。
翌日に3人で出かけて遊び、豪太は監督に企画はボツと電話して「八日村の祟り」も原作者に見せて駄目になったと言われ、豪太は甘えがあるのでチカから別れてと言われた。
3人は帰宅して、豪太の手書き原稿をチカがパソコン入力した
監督:足立紳
脚本:足立紳
原作:足立紳
出演者:濱田岳・水川あさみ・新津ちせ・大久保佳代子・坂田聡・宇野祥平・黒田大輔・冨手麻妙・河合優実・夏帆・ふせえり・光石研・
製作年:2020年
116m
感想:
(2024/08/16)
- 落語娘
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12才の香須美(藤本七海)は病院で末期患者の叔父・フジサキヒデユキ(利重剛)の前で落語を行い、大学卒業後に香須美(美村里江)は三松屋シコウ(益岡徹)に弟子入りした。
名門重視で男尊女卑が蔓延る落語の世界で前座で雑用に追われていた、三々亭香須美は師匠・三々亭平佐(津川雅彦)から借金を無心された、平佐は安藤厚生大臣(峰岸徹)に暴言を吐いて無期限謹慎中だった。
香須美は桔梗屋キンジャク(ベンガル)や上下家楽吉(大河内浩)や古今亭キタロウ(勝矢)らから辛く当たられた、香須美は大学後輩・清水和也(森本亮治)から「シコウのプロジェクト」と「平佐が何か計画している」と聞いた。
平佐は家で女らと騒ぎ、香須美は女は弟子に取らないシコウに反対した平佐に弟子入りしていた、香須美は公園で子供や老人に落語を行った。
香須美は清水から「芝川春太郎(金田龍之介)の遺作で禁断の落語・緋扇長屋が、20年後に演じた風花楼朝治が高座中に急死した。席亭は緋扇長屋を封印した。40年後に上方の竹花亭幸助(笑福亭純瓶)が手に入れたが演じる最中に心臓発作を起こした」「以降は封印されていたが、小関ゆかり(伊藤かずえ)が平佐に禁断の落語を持ちかえた」と聞いた。
香須美は平佐に反対するが小関から計画を聞いた、平佐と小関は仇討ち役に香須美を考えた。
香須美は平佐と山奥の旧家をを訪ねて竹花亭幸助の妻・石田俊子(絵沢萠子)に会い「話しが幸助を呼んだ。40年前に俊子(井上紀子)は女の声色は別人で、演じている途中に死んだ」「仇討ちで話しを完結したい」と聞いた、平佐は原稿を受け取るが手が震えたが一晩側に置いた、翌日にテレビ局が来て小関らが準備して撮影した。
企画が放映されて、落語の日が近づき、飄家志んじ(高橋俊次)や蓮花亭笑佑(久保晶)や椿屋行灯(花ヶ前浩一)が批判した、香須美はシコウから平佐の除籍の動きと説得を言われた。
香須美は平佐に止めて欲しいと言うと破門と言われて去った、当日に平佐は撮影して、香須美は小関から電話で平佐の真意を聞き、香須美はシコウに平佐の本心を告げた。
香須美は独演会会場に行き、香須美は平佐と掛け合い高座を手伝い、平佐は緋扇長屋を始めた「若旦那(佐藤大介)が遊郭で花魁(園英子)に入れ込み、父から勘当され、捨五郎(武田秀臣)と仲間になり長屋に住み、捨五郎は若旦那から緋扇を預かり小梅婆さん(中村まり子)と言い合った。若旦那は扇を渡してお加代(河村春花)といい仲になった。数日後にお加代が妾に決まり、若旦那は捨五郎と小梅を閉じ込めて火を付けた。若旦那は焼け跡で小梅に出会いお加代が長屋にいて焼け死んだと聞いた。」
<以下、隠し字>
平佐が高座で倒れると幽霊の影が現れ客が騒ぎ、香須美は平佐に駆け寄ると平佐は起き上がり去ろうとする客に続きを聞けと告げた、「若旦那が気づきあたりを見渡すと、全身がびっしょり濡れていて。夢を見ていたと知り店に出た。帳場で客が捨五郎とお加代で、番頭が白扇を出した。仲が良く焼けると言われ、焼けるのはこりごりと答えた。」
平佐は小関に続編はなしと告げ、香須美は清水から感動したと聞いた、平佐はシコウから見ていて「平佐を越える為に古典を選んだ。面白い弟子だ」と言われた。
平佐は緋扇長屋の原稿を焼き「あの夜に読み、女の声がしたが、香須美が来て気配が消えた。最後の1枚はオリジナルだ」と聞いた。
監督:中原俊
脚本:江良至
原作:永田俊也「落語娘」
出演者:美村里江(ミムラ)・益岡徹・伊藤かずえ・利重剛・森本亮治・ベンガル・大河内浩・勝矢・花ヶ前浩一・久保晶・安藤彰則・若松力・高橋俊次・藤本七海・金田龍之介・笑福亭純瓶・佐藤大介・河村春花・武田秀臣・園英子・中村まり子・井上紀子・峰岸徹・なぎら健壱・春風亭昇太・絵沢萠子・津川雅彦
製作年:2008年
108m
感想:
(2024/08/16)
- 浪人街(1990)
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江戸下町の一膳めし屋「まる太」で用心棒・赤牛弥五右衛門(勝新太郎)は新顔の浪人・荒牧源内(原田芳雄)と店の払いで対立した、そこにお新(樋口可南子)が来て源内を殴た、そこに浪人・母衣権兵衛(石橋蓮司)が仲裁に入った、昔の女・お新を源内が待ちぶせ抱き合った。
長屋に土居孫左衛門(田中邦衛)は妹・おぶん(杉田かおる)と住み鳥を飼った、帰参が夢だが百両が必要だった、まる太の主・太兵衛(水島道太郎)は佐吉(藤崎卓也)におぶんは身分違いと告げた。
街で旗本が殺された、伊勢屋(佐藤慶)は妾・お葉(伊佐山ひろ子)と船遊びした、太兵衛は夜鷹・お新に源内と別れて後を継げと求めた、夜鷹・お仙(紅壱子)が斬られる事件が起き同心・柏木(津村鷹志)は侍の仕業と告げた、おぶんはお葉に百両を頼んだ。
源内はお葉から旗本・小幡七郎右衛門(中尾彬)と小幡伝太夫(外波山文明)ら七人衆を聞いた、夜鷹・おとく(絵沢萠子)が旗本七人に殺された、母衣はお新に2両を渡すと奪って欲しいと言われた、太兵衛は柏木から小幡に会うと言われた。
赤牛は夜泣きそば屋・倉田平七郎(長門裕之)から昔侍と聞いた、翌朝に太兵衛の斬殺され見つかった、赤牛と源内と母衣と孫左衛門とお新と夜鷹たちが集まって「まる太」にいると、夜鷹斬りの旗本小幡ら七人が乗り込んだ、お新が相手をすると成敗したと言われて一触即発になり、赤牛は小幡らと去った。
赤牛は小幡のイヌになると使えた、数日後に母衣は小幡といる赤牛を見た、お新は復讐を考えた、孫左衛門にお葉が来ておぶんへの手紙を渡した、おぶんは夜鷹になり小幡らをおびきよせようとしたがばれて一味の中に赤牛がいた、そこにお新が来て銃を向けたが赤牛に邪魔されて捕らえられた。
孫左衛門は伊勢屋から手形を預かった柏木を斬り百両を手に入れた、小幡はお新を牛裂の刑に処することにしたが柏木が斬られ百両奪われたと聞いた、赤牛は小幡に盗んだのは源内だと告げた、小幡はおぶんを逃がしてお新を連れ去った。
<以下、隠し字>
おぶんは源内に知らせた、お新の処刑場で小幡らが待ち、おぶんは孫左衛門と母衣に知らせた、十数本の剣を体中にくくり付けた源内が処刑場に来て小幡一党120人を相手に一人で斬り合った、囲まれて危うくなるが孫左衛門と母衣がきた、死闘を三浪人が行い、覆面侍が来て斬り合い、源内はお新を助けた、見ていた赤牛は小幡を道連れに自決した。
長屋街に平和が戻り、源内はお新と共に旅立ち、おぶんは「まる太」を引き継ぎ、母衣も去った。
監督:黒木和雄
脚本:笠原和夫
原作:山上伊太郎
出演者:原田芳雄・樋口可南子・石橋蓮司・杉田かおる・伊佐山ひろ子・絵沢萠子・賀川雪絵・中村たつ・紅壱子・藤崎卓也・青木卓司・外波山文明・津村鷹志・天本英世・水島道太郎・中尾彬・佐藤慶・長門裕之・田中邦衛・勝新太郎・
製作年:1989年
115m
感想:
(2024/08/26)
- みをつくし料理帖
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享和二年大坂で8歳の澪と野江は仲のいい幼なじみが、水原東西(反町隆史)は野江に旭日昇天の相と告げ、澪に雲外蒼天の相と告げた。
しかし大坂を大洪水が襲い、澪と野江は生き別れた。
文化9年江戸・神田で、蕎麦処「つる家」で女料理人になった澪(松本穂香)と主人・種市(石坂浩二)は料理が客から否定され、澪は長屋でご寮さんこと芳(若村麻由美)と暮らして味噌の違いを話した。
澪は長屋でおりょう(浅野温子)らと話し、化け物稲荷に参り永田源斉(小関裕太)と出会い、客から牡蛎の味を変と言われ、小松原(窪塚洋介)から面白いと言われた。
芳が倒れ源斉が診た、澪は洪水で両親を亡くし芳に助けられ以降一緒に暮らしていた、澪は源斉から江戸の職人は味が濃い物を食べると聞いた、澪は味を濃くしたつまみが評判になった。
澪は源斉と種市と吉原の祭りに行きあさひ太夫を見かけ姿を見れない幻の花魁と聞いた、翁屋伝右衛門(永島敏行)はあさひ太夫見たさの客と告げ、あさひ太夫(奈緒)は翁屋料理人・又次(中村獅童)の料理を食べた。
澪が始めた心太が人気になり、種市から「つる家」を継いで欲しいと言われた、芳は亡き夫が澪の才能を見抜いた事を思い出させた、澪は鰹節を手に入れ昆布を合わせて出汁を作り、それでとろとろ茶碗蒸しを作り客から評判となり、清右衛門(藤井隆)とお百(薬師丸ひろ子)が食べに来た。
夜に又次がとろとろ茶碗蒸しを買いに来て、澪は茶碗の代わりに竹筒に入れた、あさひ太夫は又次から大坂の女料理人を聞いた、とろとろ茶碗蒸しが料理番付けの関脇に載った。正月に雑煮を出したが客は少なくなり、大関の登竜楼が茶碗蒸しを出していると聞いた、登竜楼で御前奉行・駒沢弥三郎(榎木孝明)と小野寺数馬(窪塚洋介)が食べ主人・采女宗馬(鹿賀丈史)が挨拶した、澪と芳は登竜楼が合わせ出汁を盗んだと告げたが言いかかりと言われた。
「つる家」の前にならず者がうろつき客が遠のき、澪はお百からみりんを見せられて使うと決めた、だが店が放火されて全焼した。
澪は自分のせいと落ち込んだ、又次が料理を頼み澪は最後と告げ応じ「あさひの弁当おぼろ昆布汁」を作りあさひ太夫が野江と知った。
種市は「つる家」を作り直し澪は「牡蛎の宝船」を始めた、小松原は飽きない味と告げた、翁屋で客と遊女の刃傷事件にあさひ太夫が巻き込まれて大怪我を負った、澪は又次からあさひ太夫への料理を頼まれ具合が悪いと知った、「又次は追われた野江を助けた。あさひ太夫は命の恩人」と告げ、澪は「金柑の蜜煮」を作った。
澪と源斉は翁屋に行き又次に「こぼれんめ」を渡した、又次はあさひ太夫に渡して窓から澪の姿を見せた。
<以下、隠し字>
種市は芳の簪を買い戻した、澪は「鮎飯膳」を作り清八(野村宏伸)とお満(渡辺典子)らが来た食べた、戯作者・清右衛門があさひ太夫の手掛かりを掴んだ、澪は菊乃(衛藤美彩)からあさひ太夫からの手紙を渡された、清右衛門は卯吉(村上淳)からあさひ太夫の身の上を聞くと又次が襲い澪が止めた。
澪は清右衛門と料理で賭けをして料理の本を読み「鼈甲珠」を作り清右衛門に食べさせ驚かせ野江と自分を話し本は眠らせると言われた、澪は小松原から江戸一の料理人になれば夢は叶うと言われた。
吉原の祭りで、澪は又次に連れられ狐面の太夫と会うと野江だった。
監督:角川春樹
脚本:江良至・松井香奈・角川春樹
原作:高田郁
出演者:松本穂香・奈緒・中村獅童・若村麻由美・浅野温子・藤井隆・石坂浩二・反町隆史・窪塚洋介・小関裕太・野村宏伸・衛藤美彩・渡辺典子・村上淳・永島敏行・松山ケンイチ・榎木孝明・鹿賀丈史・薬師丸ひろ子・
製作年:2020年
130m
感想:
(2024/08/26)