鑑賞日記(2024/02)
- 赤目四十八瀧心中未遂
-
尼崎で生島与一(大西信満)は焼鳥屋の岸田勢子(大楠道代)に雇われ、ただでアパートの古い部屋を借りた、与一は社会に自分の居場所がないと思い辞書を新開と呼び話相手だった。
犀(新井浩文)と勢子に依頼され臓物を串に刺し始めた、与一は綾(寺島しのぶ)と出会い、与一は串に刺し始めた、アパートには色々な人が住んでいた。
与一は売女(絵沢萠子)を思い出し、風呂で売春の男(金堂修一)を見かけ、業(大森南朋)は爺公(森下能幸)と山根(金子清文)をアパートで見かけた、神社で彫眉(内田裕也)を見かけた。
ある日与一は綾の留守に来た真田(大楽源太)に頼まれ、彫眉と少年(森山一裕)に伝え、翌日に綾から兄と聞いた、彫眉と業が刺青を彫った、父巡礼(牧口元美)母巡礼(上杉幸子)が子人形と地蔵を拝んだ。
綾は男と揉めた、与一は娼婦(内田春菊)から助けを求められ頓死の男(狸穴善五郎)を見た、翌日に勢子から頼まれて電話ボックスに行った、翌日に勢子と話し、綾が与一に尾行したと話した、与一は少年に石を投げられ顔に怪我した。
与一は京都の岡本に治療を受け、土産屋店員(岩井美智子)から匂い袋を買い、与一は晋平から天誅と言われ、彫眉から荷物を預かり、夜に綾から自分らとは違うと言われた、勢子が鉢植え夜顔を預けた。
与一は綾に誘われて背中に刺青のある身体を抱き至福の時を過ごした、与一は殺される覚悟したが逃げ出さず、男が与一を訪ねて来て帰れと求めて言い争い勢子が来て事情を聞いた、与一は彫眉に頼まれて荷物を運ぶ三角眼(麿赤兒)に渡し銃だった。
与一は綾から大阪駅に手紙で呼び出され準備をして、翌日に大阪駅で会い一緒に逃げて欲しいと言われ兄の借金3000万円で売られたと聞き、翌日に綾はドラム缶に人が詰められるのを見た事があると告げ、新世界(赤井英和)に出会い、与一と綾はポスターで見た赤目四十八瀧に行く事にした。
<以下、隠し字>
綾は出かけ与一は待ち、与一と綾は赤目口駅から赤目四十八瀧に行きさまよい、綾が先に歩くが途中から与一が先に行った、「勢子と犀と業と彫眉の作品を見せ合い、彫眉は勢子と綾は強かったと告げた」。
綾は与一に殺せないと告げ、大阪に帰らなければならないと告げた、綾は与一に抱かれた、二人は電車で戻り綾は与一から匂袋を取りあげて八木で降りて博多に向かった、与一は大阪に戻った。
監督:荒戸源次郎
脚本:鈴木棟也
原作:車谷長吉
出演者:大西信満・寺島しのぶ・大楠道代・内田裕也・赤井英和・麿赤兒・新井浩文・大楽源太・大森南朋・榎田貴斗・内田春菊・絵沢萠子・牧口元美・上杉幸子・森下能幸・金子清文・森山一裕・貴山侑哉・武田一度・狸穴善五郎・小園久史・小島博幸・金堂修一・岩井美智子
製作年:2003年
159分
感想:
(2024/02/08)
- ロマンスドール
-
北村哲雄(高橋一生)は美大卒業後、先輩の紹介を受け、久保田商会で田代まりあ(渡辺えり)に案内されて、ラブドール制作工場で造形師・相川金次(きたろう)の面接を受け働き始めた。
哲雄は仕事を学び作ったが社長・久保田薫(ピエール瀧)から駄目出しされた、リアリティを出す方法を考え人間で型を取ると考え、哲雄と金次は白衣で美術モデルで来た小沢園子(蒼井優)と出会った、哲雄は胸の型を取り、金次が頼み哲雄は胸を触り感動した。
哲雄は園子に一目惚れして好きだと告げた、だが仕事は医療関係と嘘をついた、園子の胸で型取りした人形は大反響を呼んだ、哲雄は秘密を持ったままで結婚した。
結婚早々から哲雄は仕事が忙しく、ふたりは幸せな日常を送ったが、商品が売れに売れて忙しさが4年続いた。
哲雄は社長から新商品の提案を受けた、金次が死んだ、両角(浜野謙太)が入社した、哲雄は新商品に近づいた、だが両角に開発データが盗まれた、哲雄は仕事が忙しく不規則になった。
哲雄はゲームセンターでひろ子(三浦透子)と出会いカラオケに行き、遅く帰ると園子は実家の父の具合が悪く帰っていた、だが哲雄は嘘だと知った、哲雄はひろ子と遊ぶが別れた。
園子が同窓会で酔って西村に送られて帰った、1週間後に園子は哲雄に秘密を問い、哲雄は本当の仕事を話し、一度だけ浮気したと告げた、園子は自分も一度だけ浮気したと謝り、一人になりたいと告げた。
園子は癌だと告白し、手術するために家を出た、哲雄は付いて病院に行った、哲雄は社長に開発材料は限界で変えたいと告げて秘策があると告げた。 園子は春に再発が判り進行癌だった、園子は哲雄に自分の体で作って欲しいと望み、久しぶりに抱き合った、哲雄は人形の型を作り始めた完成に近づくに連れて園子の体は痩せて行った。
<以下、隠し字>
哲雄と園子は抱き合って過ごした、哲雄は人形も型を完成させて、成形して完成させた、哲雄は人形を園子として抱いた、社長と田代らは人形を見て魂が宿ると思った、社長は最高価格設定で100体限定で売り出した、刑事・原田(大倉孝二)らが社長をわいせつ物販売で逮捕した、釈放された社長と社員らは温泉旅行した。
監督:タナダユキ
脚本:タナダユキ
原作:タナダユキ
出演者:高橋一生・蒼井優・浜野謙太・三浦透子・大倉孝二・ピエール瀧・渡辺えり・きたろう・
製作年:2019年
123分
感想:
(2024/02/08)
- 筆談ホステス
-
2001年青森で斉藤里恵(北川景子)は病気で耳が全く聞えなうが友人らと遊んだ。
里恵は2歳の頃に髄膜炎で耳が聞こえなくり父・斉藤志郎(梨本謙次郎)と母・斉藤恵美子(田中好子)と兄・悟志の歯車はずれ始めた。
成長した里恵は厳しく育てる恵美子に反抗した、恵美子は文字と発声を教え込んだが里恵はプレッシャーになった、里恵は学校に女友達がおらず、男友達からなじられた、万引きに疑われ店長・小橋史生(井上順)に出会った。
里恵は高校を中退し、街で小橋から誘われて洋服店でゼスチャーで接客した、斉藤悟志(福士誠治)と恵美子は里恵に笑顔が戻ったと感じたが小橋の店が閉店した、里恵はまた居場所をなくした、悟志は耳の手術を勧めた。
里恵は病院で手術を受けたが言葉が聞き取れなかった、里恵は恵美子からずっと家にいろと言われたが出かけて車に轢かれ掛け、そこでクラブのママ・永井杏子(手塚理美)に出会いそのクラブに働き始めた。
里恵は島田(春川純一)と「筆談」で接客して、それから筆談を覚えて接客した、恵美子にホステスに反対された里恵は杏子の家に行き、銀座に昔にいたと知った。
里恵は筆談の能力を開花させた、悟志は里恵を連れ戻そうとしたが断られた、里恵は杏子に東京・銀座に行き「日本一のホステス」を目指すと告げた。
里恵は杏子に見送られて東京に出た、銀座のクラブに入り河原三春(戸田菜穂)に案内されて瀬川耕造(笹野高史)と出会った、そこで筆談で接客した。
里恵は瀬川に連れられ作った橋を見せられ故郷から東京を目指したと話し会った、青森で恵美子は悟志から東京の叔父の家の法要に誘われた、里恵は悟志から家族で東京に行くから会いたいとメールを受けた。
<以下、隠し字>
悟志は東京の料理店で恵美子と恵美子に里恵を呼んでいると告げ、里恵は瀬川から別れのメールを受けて倒産を知り急遽橋に駆けつけて励ました、悟志は休みのクラブに行き三春に会い「里恵の筆談は会話を越える。銀座NO1になった。」と聞いた。
里恵に悟志と恵美子に謝罪の手紙を書き、次ぎに恵美子に手紙を書いた、里恵はNO1を続け瀬川の手紙で再出発を知り、青森に帰り杏子に迎えられた、里恵は悟志と家に帰り恵美子に会い筆談で謝罪して「一番になった」と告げ、心を通わせあった。
演出:竹園元
脚本:加藤綾子
原作:斉藤里恵『筆談ホステス』
出演者:北川景子・田中好子・福士誠治・梨本謙次郎・手塚理美・井上順・戸田菜穂・笹野高史・春川純一
製作年:
感想:
(2024/02/18)
- 楽園
-
長野県飯山市で中村豪士(綾野剛)は母の助けを町役(柄本明)と麻子(根岸季衣)夫婦に頼み家に送った。
1:罪
夫婦は子供・愛花が帰宅せず、親友の紡はY字路に車がいたと告げた、皆で探すが見つからずランドセルが見つかった。
12年後に湯川紡(杉咲花)は、事件の日に町にいた中村豪士(綾野剛)と出会った、紡は事件の直前まで被害者と一緒にいたと深い罪悪感を抱えていた、豪士と紡は親しくなった。
再びY字路で少女が失踪し、町役ら皆が探し、Y字路の先で暮らす養蜂家の田中善次郎(佐藤浩市)も参加した、疑いの目を豪士に向けて勝手に家探しした。
豪士は逃げて灯油を浴びて蕎麦屋に立て籠もり、母親が町役を止めようとした。
2:罰
善次郎は1人暮らし、愛花の両親一家(斉藤陽一郎・篠原ゆき子)は思い出を飾り、善次郎は寄合に参加し養蜂での村おこしを考えた、善次郎は真一からその母(片岡礼子)をどう思うと問われた、紡は無理に祭りの笛担当に誘われた。
紡は永塚(村上虹郎)から豪士への疑い火事で死んで安心したと聞き、きっかけを探していたと聞いた、善次郎が通りかかった。
紡は東京に戻り青果市場で働き永塚が来た、善次郎は集落の町役ら(品川徹・渡辺哲)から町おこしの予算に反対され孤立した、街で変な噂が流れて刑事に聴取された、紡は永塚と呑み話した。
善次郎は真一の母といる所を見られ、寄合で村八分になっていると告げて家族の事を話したて抱き合った。
<以下、隠し字>
3:人 善次郎は嫌がらせを受けた、季節が変わり、紡は病院で病の永塚に会い「東京で何かやりたい」と聞いた。
会長の妻・麻子が死んだ、紡は母から手紙を受取り、善次郎は土地を強制執行で掘り返された、6人の骨が見つかり、紡はテレビニュースを見た、豪士の母に会い「警察に偽証した。豪士はあそこは楽園だと告げた」と聞いた。
善次郎は腹を切り、発見され搬送された、紡は郷に戻り会長に誰も信じられないと告げ、誰かが罪人になれば治まると言われた、「12年前に豪士は愛花に出会い追った」。
監督・脚本:瀬々敬久
原作:吉田修一
出演者:綾野剛・杉咲花・佐藤浩市・村上虹郎・片岡礼子・黒沢あすか・石橋静河・大西信満・大島葉子・斉藤陽一郎・篠原ゆき子・渡辺哲・田中要次・三浦誠巳・諏訪太朗・もろ師岡・島田久作・吉村実子・品川徹・柄本明・根岸季衣
製作年:2019年
129分
感想:
(2024/02/18)
- トマトのしずく
-
椿山さくら(小西真奈美)と椿山真(吉沢悠)はヘアサロンを営み、従業員・小澤(柄本時生)と山下(山口祥行)らはさくらと真の結婚パーティの予定を話した。
さくらと真は、近日に行う予定の結婚パーティにさくらの父・春辰夫(石橋蓮司)を呼ぶか言い争った、二人は真の母・椿山誠子(原日出子)から父・辰夫の招待を求められた。
辰夫は一人暮らしで「妻・春しのぶ(中村優子)とさくらは暮らし、トマトを育てて話しかけた。
さくらと真は友人(水野美紀・野村祐人)と式の内容を話し父は来ないと告げた、「20年前に辰夫(三浦誠巳)は学生のさくらと暮らし、さくらはトマトを育てた。母・しのぶが死に、辰夫は嫌いなトマトを畠から抜き止めたさくらと揉めた」。
辰夫は真から手紙を受取り、妻のノートで「トマトの育て方」を読みトマトを育てて食べた、松井(ベンガル)が来てトマトが育ったなと告げた。
辰夫はトマトを収穫して外出して手紙の地図を見ながらヘアサロンに向かった、さくらは神社でおみくじを引き、辰夫はヘアサロンの前で煙草の吸い殻を斉藤(角替和枝)に注意され、店に入り予約を告げて真が対応した。
<以下、隠し字>
さくらが帰宅し、店で客を対応して真の客が辰夫と知った、さくらは代わって辰夫を行い家を出た時の不満を告げて帰れと言った、真は辰夫を追い荷物を渡された、辰夫は途中の畠で少女にトマトの育て方を話した。
真はさくらに荷物を渡し、さくらは悩み泣いた、辰夫は帰宅して言葉でないと伝わらないとつぶやいた。
結婚式の披露宴が行われ、辰夫が来てさくらはおんぶしてもらった。
監督:榊英雄
脚本:榊英雄・山口晃二・渡来敏之
出演者:小西真奈美・吉沢悠・石橋蓮司・山口祥行・柄本時生・広澤草・柳英里紗・三浦誠巳・中村優子・水野美紀・野村祐人・ベンガル・角替和枝・原日出子
製作年:2012年
91分
感想:
(2024/02/28)
- 冷たい熱帯魚
-
静岡県富士見市の熱帯魚店で社本信幸(吹越満)は妻・妙子(神楽坂恵)と娘・美津子(梶原ひかり)と暮らすが娘は若い後妻と反発した。
209/1/19に娘の万引き事件でスーパーで店長・松田から呼び出され、村田行夫(でんでん)が宥めた、村田は3人を自分の大型熱帯魚店「アマゾンゴールド」に連れた、そこで社本は若い妻・村田愛子(黒沢あすか)に会い、村田は美津子をその店で働けと求めた。
社本は店員・沢田洋子から挨拶された、村田は妙子に言い寄り最後は暴力的に関係を持った、社本は村田から高価な熱帯魚の輸入を手伝ってほしいと持ちかけられた。
社本は村田から顧問弁護士・福井(渡辺哲)とビジネスパートナー・吉田(諏訪太朗)を紹介され、不安な吉田に契約させた、村田は吉田を毒殺し社本に逆らう者を殺して来たと言った。
村田と愛子は社本に遺体の始末を手伝わせ、解体して焼却した、肉片を河に投棄して魚に食べさせ、骨の灰を山に捨てた、村田は社本に家族の為に幸せになれと告げた。
翌日に村田に吉田の弟から電話を受け、福井は社本が不安で、社本は美津子に家の戻れと告げて揉めた、社本は村田らから吉田の弟の対応を準備して練習した、社本は福井と運転手・大久保と愛子と車で家に向かい、村田への心配を言われた、家に戻り福井と大久保と愛子は妙子に会った。
社本は妙子をプラネタリウムに連れて行き、昔来た時の事を話した。
翌日に吉田の弟(三浦誠巳)らが来て、兄が行方不明と問い詰め、村田と社本が説明し、愛子が自分らも迷惑していると告げ、福井は誰にも判らないと答えた。
社本は警部補・川尻(坂田雅彦)から吉田を聴取され「村田の助手が行方不明」と聞き、愛子と福井は大久保に愛欲を見せた、社本は村田に呼び出され、県警の尾行を撒いて、愛子の浮気現場に行き、急死の福井がいて大久保を絞殺した。
<以下、隠し字>
社本は死体の始末を手伝わされ、車で運び村田らは遺体の始末を行った、山に運んで捨てた、社本は村田から何も出来ないと非難されて殴り合い共犯者と言われた、愛子を刺して止めた村田をめったきりに刺した。
社本は愛子に村田を殺させて解体させた、社本は美津子を連れ出し、妙子と美津子に命じて一緒に食事させ暴力で命令した、社本は川尻に電話してから愛子に会い半分終わったと聞き撲殺を狙い争い刺した、警察が現場に来た、社本は来た妙子を刺し美津子に一人で行きたいか問い、自殺した。
監督:園子温
脚本:園子温・高橋ヨシキ
出演者:吹越満・でんでん・黒沢あすか・諏訪太朗・渡辺哲・神楽坂恵・梶原ひかり・三浦誠巳・坂田雅彦・
製作年:2010年
146分
感想:
(2024/02/28)