鑑賞日記(2023/12)
- AI崩壊
-
2023.12.02に桐生浩介(大沢たかお)は申請が却下され、西村悟(賀来賢人)は桐生望(松嶋菜々子)の治療に使おうと告げ、娘・桐生心と写真を撮った。
望は死に、2024に浩介は医療AI「のぞみ」認可に関する記者会見を行い、2025に悟がHOPE社の新社長になり試験導入し、浩介は研究から離れた。
2030年に浩介は桐生心(田牧そら)とシンガポールで暮らし、久し振りに2人で日本に戻り、飯田眞子(玉城ティナ)と大河原宏(マギー)から医療だけが順調でAI反対運動は続くと聞き、地下サーバールームで前川(野間口徹)と一之瀬と会った。
警察庁・桜庭誠(岩田剛典)らは侵入した過激派を逮捕した、浩介と飯田は心と別れて会場に向かい、総理・田中英子(余貴美子)は国民管理法に反対したが倒れ、あちこちで倒れる者が続出した、AIが突然に暴走を開始した。
サーバールームがロックされて心が閉じ込められた、全国的にシステム障害が起きた、外部から攻撃を受け冷却システムが稼働し、自動思考モードに入り、桜庭らサーバー班が対応を始め発信源が浩介と判り拘束された、容疑をかけられた桐生は逃亡を図った。
刑事・合田京一(三浦友和)と奥瀬久未(広瀬アリス)はサーバー班・望月剣(髙嶋政宏)と林原舞花(芦名星)らと桜庭とAI「百目」システムを立ち上げて浩介を追跡した、停電で監視システムが停まり、バッテリーシステムで追い、浩介は悟と通話して制御が書き変えられたAIは殺戮を行うと告げ、新しいプログラムを作り止めるしかないと告げた。
合田と奥瀬は浩介に行き場所を考え目指し、浩介はトラックの荷台に載りフェリーに乗り、端末を起動した、桜庭は位置を掴んだ、浩介は船内を逃亡し合田と奥瀬が来るが本部に狙撃されて浩介は海に逃げた。
浩介は漁港で気が付き、合田と奥瀬は行き先を考え大学を目指し、岸新内閣が発足して国家保安法案の成立を目指し、浩介は元の研究室でプログラムを作り悟が来た、浩介は侵入されておらず内部犯を考え、望みが人の生きる価値を選別しはじめた。
<以下、隠し字>
本部が居場所を突き止め来て、浩介は悟を疑うが否定されたが狙撃された、合田と奥瀬は浩介を追うと車は爆発した、3時間後に浩介が見つかるが確保すると別人だった、浩介はサーバールームに到着して桜庭らに囲まれた、浩介は証拠映像を見せて桜庭が犯人と告げ、合田と奥瀬は悟から聞いた名と告げた。
桜庭は国家が破壊されかけており社会再設計が必要と告げた、浩介は記者(黒田大輔)に現在の映像を配信しそれが全国に流れた、合田は桜庭を逮捕して、浩介はサーバーにプログラムを読ませて、サーバーは遮断されて動き出した。
監督:入江悠
脚本:入江悠
原作:浜口倫太郎
出演者:大沢たかお・賀来賢人・広瀬アリス・岩田剛典・髙嶋政宏・芦名星・玉城ティナ・余貴美子・松嶋菜々子・三浦友和・田牧そら・マギー・野間口徹・黒田大輔
製作年:2020年
131m
感想:
(2023/12/10)
- 人間失格 太宰治と3人の女たち
-
1946年東京で太宰治(小栗旬)こと津島修治は身重の妻・津島美知子(宮沢りえ)と2人の子どもと暮らした、編集者・佐倉潤一(成田凌)が執筆を頼んだ。
没落貴族・太田静子(沢尻エリカ)と手紙をやり取りし愛人にして欲しいと頼まれた、一緒に出かけてマダム(壇蜜)から止めろと言われたが、小説で永遠の存在になると告げ、子どもが欲しいと迫られた。
太宰は坂口安吾(藤原竜也)からもっと落ちろと言われた。
太宰は静子に日記を見せて貰い執筆を始められると告げた、二人で過ごした。
太宰は自殺未遂を起こし、集まりで話し恋をしたいと告げて、家庭があっても恋をするのは不道徳だが矛盾でないと答えた、太宰は詩人・山崎富栄(二階堂ふみ)と知り合った、才能を信じる妻・美知子に執筆を叱咤された。
静子は妊娠して弟・太田薫(千葉雄大)から非難され芸術と答えた、富栄は佐倉から静子は「斜陽」の人と聞き、話しかけて太宰が好きだと話した、太宰は伊馬春部(瀬戸康史)から「ビヨンの妻」を読みモデルは美知子で何をしても支えてくれると言われた、太宰は富栄から告白された。
佐倉は編集長(近藤芳正)から「斜陽」のヒットを言われ、太宰は富栄と抱き合いった、静子は子を産み、太宰は文壇に出かけて「斜陽」の酷評を聞き坂口から女の望みと噛み合わなかったと言われた。
太宰は富栄と過ごし、薫から子を聞き名前を治子と名付けて、それを知った富栄が自殺を図り太宰は止めて子が欲しいと言われ修治の名があると答えた、太宰は佐倉に非難されて「人間失格」を書けと言われた
美知子は太宰の能力を信じていた、太宰が睡眠薬過剰摂取し医師から胃が悪いと言われた、「斜陽」はヒットするがそれ以降は書けなかった、三島由紀夫(高良健吾)は太宰が嫌いと告げた。
<以下、隠し字>
太宰は吐血して入院し、静子から子育て費用を求められ、富栄は佐倉から独り立ちしろと説得されたが断った、太宰は美知子から家庭に戻らずに傑作を書けと言われた。
太宰は佐倉と後述筆記した、太宰は冬に倒れて富栄が助けた、太宰は書き「人間失格」が完成した、美知子に手紙を残して富栄と死んだ。
監督:蜷川実花
脚本:早船歌江子
出演者:小栗旬・宮沢りえ・沢尻エリカ・二階堂ふみ・成田凌・千葉雄大・瀬戸康史・高良健吾・藤原竜也・稲垣来泉・山谷花純・片山友希・宮下かな子・山本浩司・壇蜜・木下隆行・近藤芳正
製作年:2019年
120m
感想:
(2023/12/10)
- のんちゃんのり弁
-
永井小巻(小西真奈美)は年下のダメな亭主・永井範明(岡田義徳)に離婚届けを突き付けて、娘・永井乃里子(佐々木りお)とともに実家へ戻った。
母・原フミヨ(倍賞美津子)は着付け教室を開いていた、小巻は幼稚園長(斉藤暁)から入園費用を聞き、保育士の幼馴染みの玉川麗華(山口紗弥加)に出会った。
小巻は主婦生活が長く働いたことがなく、夫は離婚に応じないが、小巻は条件のあう仕事が見つからなかった、16年振りに幼馴染みの川口建夫(村上淳)の出会った。
翌日に小巻は重ねのり弁を沢山作り麗華に渡した、夕方に居酒屋「小雪」に行き女将(絵沢萠子)から身元を聞かれ、客(北見敏之)と客(松尾諭)の相手をするがトラブルを起こして辞め、甘えるなと言われた、小巻は酔って川口を電話で呼び出し範明と揉めて自立は無理と言われた。
翌日にティッシュ配りした、小巻は川口の写真館で父と祖母(上田耕一・花原照子)に会い、仕事に付き合い厳しいと聞き、小料理屋「ととや」に配達して主人・戸谷(岸部一徳)と出会い試食して弟子になりたいと頼んだが断られた。
小巻は家で鯖の煮付けを料理して幼稚園や写真館で食べてもらい、麗華から皆の礼にお金を貰い小巻は弁当屋を開くと決めた。
小巻は「ととや」に行くと客は満員で成り行きで手伝い、自分の料理を食べて貰いアドバイスされ、翌日から仕事を手伝い教えて貰った、小巻は店を探し、フミヨは訪ねてきた範明と話した。
小巻は戸谷から「ととや」で弁当屋を始めたらどうかと言われたが断り、給料を渡され料理で金を貰えと言われた、食品管理センターで勉強して認可を得た、小巻は川口から結婚を持ちだされ麗華から乃里子が誘拐されたと聞き皆で探した。
<以下、隠し字>
範明は乃里子を連れ出し、小巻は戸谷から電話で娘と夫が来ていると聞いた、小巻は範明を殴り怒り当たり警官が来て止めた。
小巻と範明と川口は帰宅して、フミヨと乃里子と戸谷と麗華に迎えられて食事して、小巻は「ととや」で弁当屋をやりたいと頼み、何がしたいか問われ大人になる事が条件と言われ、小巻と範明は乃里子と一緒に居ると告げた。
小巻は夜に「ととや」で弁当を作り、開店した。
監督:緒方明
脚本:鈴木卓爾・緒方明
原作:入江喜和
出演者:小西真奈美・岡田義徳・村上淳・佐々木りお・山口紗弥加・斉藤暁・絵沢萠子・徳井優・北見敏之・松尾諭・上田耕一・花原照子・岸部一徳・倍賞美津子
製作年:2009年
107m
感想:
(2023/12/20)
- 船を降りたら彼女の島
-
河野周三(大杉漣)は河野泰子(大谷直子)と正月が過ぎたと話し、河野久里子(木村佳乃)は瀬ノ島港に着き幼なじみの広瀬健太(照英)と出会い、父・周三と母・泰子が住む教室を改造した民宿の実家に帰った。
翌日、久里子は叔父・河野和男(桑原和男)と叔母・河野利子(林美智子)を訪ね、次ぎに姉・河野美津子(烏丸せつこ)を訪ねて客の役場の職員(村上ショージ)が来た、久里子は松山へ行き兄・河野創平(佐々木蔵之介)と食事して結婚すると相談して育った家が潰されたと聞いた、久里子は美香(小山田サユリ)に泊めて貰った。
翌日に島に戻り、久里子は父を前にすると伝えられず、部屋で家にあった自分の荷物を見た、「12歳の久里子(森田彩華)は山下先生(ベンガル)から大三島行きを聞き、12歳の健太(岡田剛義)と過ごした。」と思い出した。
翌日に久里子は松山で美香と温泉に行き、劇団のリハーサルに行き、地元劇団演出家・下田(綾田俊樹)らはリハーサルで「鶴姫(紗栄子)と安成(古川洋太郎)が演じた」、久里子は和男と利子に留学生だった初恋の人・水上隆司(中山卓也)の消息を尋ねたが住所不明だった。
翌日に久里子は健太を誘い、しまなみ街道に行き神社で鶴姫の鈴を見つけた、隆司の消息を探すが引っ越していた、二人で山奥に行った雪が積もり寒かった。
翌日に久里子は熱を出して寝込み、「6歳の久里子(利根川鈴華)は祖母・河野民子(桜むつ子)と三つ首さんに参り絵を貼った」と思い出し、周三から場所を聞いた。
久里子は健太と上島に行き、社を見つけて宮司(六平直政)から違うと言われたが、道に憶えが有った。
<以下、隠し字>
翌日に久里子は電車で会社を探して水上ちづる(石原さとみ)に会い兄・隆司は死んだと聞いた。
夜に久里子は周三と船で魚釣りに行き、朝になり無人島で釣をして結婚すと告げた、久里子は泰子に謝り相手次第と言われた、周三はカメラマン・高原充生(村上淳)と出会い河野を探していて結婚する久里子の父と告げた。 久里子は充生と島を去った。
監督:磯村一路
脚本:磯村一路
出演者:木村佳乃・大杉漣・大谷直子・照英・森田彩華・中山卓也・村上淳・烏丸せつこ・桑原和男・林美智子・桜むつ子・佐々木蔵之介・小山田サユリ・村上ショージ・六平直政・綾田俊樹・ベンガル・斎藤歩・小池幸次・富岡忠文・神戸浩・利根川鈴華・岡田剛義・紗栄子・古川洋太郎・石原さとみ・小糸秀
製作年:2002年
112m
感想:
(2023/12/20)
- ヨコハマ物語
-
2010年に松浦七海(北乃きい)はアマチュアバンドと出会い、2013年に田辺良典(奥田瑛二)は中澤佑二(中澤佑二)らから送られてサッカー場のグリーンキーパーを勤めあげ定年退職した、帰宅した日に突然に妻・薫(市毛良枝)を亡くして、虚無感を抱えて横浜の一軒家で一人暮らした。
田辺は墓参りで七海と出会い、空腹で倒れた七海を家に連れた、七海は生活に困窮し、担当バンドのヴォーカルが逃げ出していた、七海は頼み込んで家に住まい始めた。
七海はシングルマザーの立原葵(佐伯めぐみ)とその息子・凉平(星流)に出会い田辺の家に連れた、上野麻子(菜葉菜)は会社の上司(斉藤洋介)に怒られ先輩・岡林直人(忍成修吾)から慰められた、田辺は葵とぬか床を作り漬物を作った、七海はシェアハウスを始めた。
田辺は妻と買い物に行った事を思い出し老人(ミッキー・カーチス)と話し、麻子がシェアハウスに加わった、葵は仕事を探し面接に行き、田辺は結婚記念日を憶えていないと知った、麻子が酔って帰宅した。
休日にシェアハウス1週間記念ででかけ、食事に行き、夜に帰宅した。
七海はバンドメンバーを探して家でオーデション面接した、夜に田辺の息子・裕也(久保田悠来)が来て批判して対立した、田辺は妻に任せきりだったと反省した。
田辺は老人と話して芝生を見に行き、妻を思い出した、帰宅すると誰もおらず、七海は麻子と行くところが無いと話し家があると親しくなれたと告げ、麻子が家に戻った。
会社で客の要望に対応し家族がまとまらず、麻子が家族ならまとまれと告げた、購入が決まり麻子が担当になり、葵と再会した、麻子と葵は無職になった安西実咲(泉沙世子)を田辺に連れた。
葵と凉平は七海を見つけて連れ帰り、七海は実咲をボーカルにスカウトした、七海は田辺の紹介でライブが決まった、凉平の誕生日を祝った、七海は葵に凉平を両親に会わせて仲直りしろと告げた。
<以下、隠し字>
ライブが行われて大成功した、田辺は裕也と話して七海に説得されたと聞き早く笑顔が見たかったと言われた。
田辺が荷物を整理したら妻の手紙が見つかり、廃品回収車を追い、妻が買ったサーフボードを取り戻した。
1年後に、七海はバンドメンバーを田辺の家に連れて住まわせた。
監督:喜多一郎
脚本:金杉弘子・喜多一郎
出演者:北乃きい・奥田瑛二・市毛良枝・佐伯めぐみ・菜葉菜・泉沙世子・忍成修吾・斉藤洋介・(ミッキー・カーチス)・星流・テミヤン・久保田悠来・中澤佑二
製作年:2013年
120m
感想:
(2023/12/30)
- 今日も嫌がらせ弁当
-
持丸かおり(篠原涼子)は夫・持丸島次郎(岡田義徳)と娘2人と暮らしたが、夫を事故で亡くしてシングルマザーとして2人の娘を育ててきた。
次女・持丸双葉(芳根京子)とスマホで話して車で学校に送り、長女・持丸若葉(松井玲奈)と山下と3人で食堂を行い、双葉は反抗期で口もきかなかった。
かおりは反抗期に悩み、かおりは双葉の高校入学の日に「あなたが嫌がることをします」と宣言した、八丈島高校で入学式が行われ、双葉は赤頭巾ちゃんのキャラ弁を見た。
翌日にスギちゃんのキャラ弁を作り、毎日キャラネタを考えて作った、双葉は負けるのが嫌で完食した、山下達雄(佐藤寛太)がキャラ弁を見て驚いた。
かおりは寝過ごしてキャラ弁を作れず、若葉はメッセージを入れろと告げた、双葉は見て茶碗を片づけた、かおりはブログにキャラ弁を載せた。
岡野信介(佐藤隆太)は息子の弁当に悩みかおりのブログを見た、双葉は部活を辞めて詩を書いた、かおりは客・浩実(村上知子)らに話し心配した、信介はかおりの返事を聞いてキャラ弁を真似して作った、失敗してかおりに教えて欲しいと頼んだ。
かおりは蛸ウインナーを教えた、双葉は普通の蛸ウインナーになり理由を悩み、幼馴染みの達雄が気になった、信介は妻を病気で亡くした男親ひとりの悩みをかおりに話した。
双葉は若葉にこぼした、かおりは夫の交通事故していたと同じ悩み持ち、仕事を減らして一緒に暮らすと反抗期になったと告げて励まし合った。
キャラ弁当は続き、3年生になり、双葉は進路を決められず、達雄と思い出を話した、双葉はかおりに東京で就職と知らせた、信介は弁当にひらかなを書いて教えた、双葉は達雄のための弁当をかおりに教えて貰い、海苔で文字を作った。
翌日にかおりと若葉は縁日で弁当を売り、双葉は弁当を渡せずかおりに慰められたが会社にも落ちた、翌朝にかおりぶ双葉は当たった、翌朝に双葉は謝った。
<以下、隠し字>
双葉はまた仕事を探し東京に面接に行き、緊張して面接を受けた、後日合格した、最後の弁当の日に暴風が来てかおりは庭で倒れて病院に運ばれた、若葉は双葉に弁当は幼時の時の手紙と同じと告げた、かおりは脳梗塞だが休めないと告げ、双葉は3人でレストランをやろうと告げたがかおりは否定した。
信介は息子が弁当を捨てていたと知り話し合い、かおりは若葉に頼んで抜け出して大きな弁当を作り双葉に渡した、学校で双葉が開けると卒業証書のキャラ弁だった、かおりは双葉の手紙を読んで、見送りに行った。
監督・脚本:塚本連平
出演者:篠原涼子・芳根京子・松井玲奈・佐藤寛太・岡田義徳・村上知子・佐藤隆太・
製作年:2019年
106m
感想:
(2023/12/30)