イメージ画像

鑑賞日記(2023/08)

三屋清左衛門残日録 完結篇

元用人の隠居・三屋清左衛門(北大路欣也)は中根道場で子らを教え、道場主・中根弥三郎(栗塚旭)と平松(渡辺大)から立ち合い稽古を頼まれて敗れたが若いと言われた。
女将・美沙(麻生祐未)と女中(小林綾子)の小料理屋「涌井」で清左衛門は親友の町奉行・佐伯熊太(伊東四朗)と呑み、遠藤派の集まりに朝田派の間者が紛れ揉めたと聞いた、清左衛門は帰宅して息子の嫁・里枝(優香)から大塚平八(笹野高史)が来たと聞き、清左衛門は平八から「父の40年前のしくじりを聞きたい」と聞き家老への紹介を頼まれ家老・間島に会わせた。
三屋又志郎(松田悟志)は里枝から半月前に来た平八の進物を聞き、雨の日に清左衛門は金井奥之助(寺田農)に出会った、清左衛門は又志郎から平八の息子の祐筆・大塚平三郎がしくじりをお叱りのみで済んだと聞き注意された。
清左衛門は奥之助から「昔の政変で付く方を間違った」「奥之助の息子・金井裕次(金井勇太)が遠藤派に潜り込み騒ぎを起こした」と聞き、清左衛門は派閥の勢力は度々変わっていると告げた。
清左衛門は里枝に奥之助は禄を落とされ遠藤家老を批判してさらに落とされたと告げた、清左衛門は奥之助に磯釣りに行き、襲おうとした奥之助が海に落ち助けた、奥之助は見捨てて欲しいと告げた。
清左衛門は足が悪い平八を屋敷に見舞い妻と会い、平八から面目が立ったと感謝された、清左衛門は熊太に平八の病を告げ、美沙は男・清次にいいがかられ金を要求され、清左衛門は止めて熊太が捕らえた。
清左衛門は美沙から「夫が2年で死に嫁ぎ先を出て、姑が店を持たせた。江戸から来た清次を板前に雇ったが、清次は女から金をせびっていた。手切れ金で別れたが戻って来た」と聞いた。
清左衛門は風邪で寝込み、里枝に世話され、清左衛門は歩けないのが怖いと無理に起き、道場に行き稽古を見た、奥之助が死に行列を見送り息子・裕次から余計だと言われた、清左衛門は「涌井」で倒れかけて助けられて眠り、翌朝に清左衛門は目覚め。
又志郎は登城し、清左衛門は道場で中根と平松から藩主の弟・石見守の病死を聞き、清左衛門は帰宅して用人・船越(鶴見辰吾)から「石見守の病死に近習の黒田錦之助(岡田浩暉)の係わり。石見守は実子を朝田家老に藩主の養子にさせようとした計画は消えた。黒田が石見守を毒殺した」と聞いた。
<以下、隠し字>
船越は藩主の指示で清左衛門に助けを求めた、船越と清左衛門は朝田家老(金田明夫)に手紙を見せ資金集めを責め処分を告げ、清左衛門は派閥争いで藩を乱したと責めた、船越と清左衛門は屋敷を出て黒田に出会い送られ、途中で襲われ闘い平松が来て捕らえた。
朝田派は重職を追われ、遠藤が筆頭家老になった、清左衛門は熊太と派閥争いは一旦は無くなったと話し、清左衛門は美沙と話しまだ若いと言われ故郷に帰ると聞いた。


監督:山下智彦
脚本:いずみ玲
原作:藤沢周平『三屋清左衛門残日録』
出演者:北大路欣也・優香・渡辺大・小林綾子・麻生祐未・伊東四朗・栗塚旭・松田悟志・寺田農・笹野高史・金井勇太・鶴見辰吾・金田明夫・岡田浩暉
製作年:20xx年
96m


感想:
(2023/08/02)

天切り松 闇がたり

警察署雑居房に夜に新入り・シゲこと重美(中村獅堂)が放り込まれ、盗賊安吉一家の村田松蔵(中村勘九郎)につっかかるが相手はひるまず、同房者らと看守(モロ師岡)が一目おき話しを聞きたがった。
松蔵は闇がたりという六尺四方から先は聞こえない夜盗の声音で、松蔵は天下の大泥棒『天切り松』として生きた自らの半生を語りはじめた。
「大正6年松蔵(久野雅弘)15才は母と姉(井川遥)に安吉一家を告げ、黄不動(椎名桔平)は警察署長(大河内浩)から松蔵を引き受け、杉本安吉親分(渡辺謙)とお紺(秋山菜津子)に会い、松蔵は黄不動英司の家でその父(左とん平)と大家(梅津栄)からかたぎになれと言われた。
松蔵は夜盗の技を仕込まれ、夜に屋根から忍び込み息合わせを習った、松蔵はお紺と常(斎藤歩)と小頭・虎安(六平直政)から英司は財閥・前田侯爵(鹿内孝)の主人と妾の子だと聞いた。
英司と松蔵は前田侯爵邸に忍び込み香炉を盗み、翌日に前田は花井(石田太郎)に盗まれたと告げ、前田と花井は安吉とお紺に呼び出され英司の返答を聞き、英司は養父と母に筋を通した。」
翌日に「昭和9年に松蔵は英司の知り合いの沢田勲とその姉・志乃(篠原涼子)を世話し親しくなった、松蔵は安吉から志乃と所帯を持てと言われ、勲に召集令状が来て姉を頼まれた。
松蔵は虎安と常とで東郷平八郎(丹波哲郎)の勲章を狙い、夜に屋根から忍び込み息合わせしたが気づかれ名を明かし勲章を預かり「天切り松」と名付けられた。
ハチ公除幕式で勲章が見つかり、松蔵は虎安と志乃と勲を見送り、松蔵は志乃に断ると天切り松の贔屓になると言われた。」
松蔵は重美に女衒を人買いと責め、「姉が売られ、大正4年に松蔵は同じ年齢の少年・並木幸太朗と出会い遊郭の息子だった、松蔵は中学生に化けて吉原遊郭に行き永井荷風(岸部一徳)に相談し女衒・弥太郎と告げた。
<以下、隠し字>
松蔵は幸太朗と九重姐さんと小唄師匠に頼み、不知火になった姉に再会したら本当の事は言えなく二度と会えないと言われた、英司と虎安は不知火を引こうとして事情を知り船成金・山本が付くが借金が増えて手を引いた。
英司と虎安は山本の屋敷に忍び込み大金を奪うが、不知火はスペイン風邪で重病で松蔵は背負って連れ出したが死んだ」と告げた。


監督:本木克英
脚本:金子成人
原作:浅田次郎
出演者:中村勘九郎・椎名桔平・渡辺謙・篠原涼子・井川遥・丹波哲郎・岸部一徳・久野雅弘・六平直政・中村獅童・左とん平・秋山菜津子・斎藤歩・藤間宇宙・井前隆一朗・モロ師岡・梅津栄・雪代敬子・石田太郎・鹿内孝・谷口高史・冷泉公裕・大河内浩・蟷螂襲・水上保広・芝本正・加島潤・杉山彩子・宮田圭子・塚本加成子・鈴川法子・井上紀子・宇谷玲・松尾勝人・梶浦昭生・もとのもくあ・杉山和史・本山力・上野秀年・森川久信
製作年:2004年
95m


感想:
(2023/08/02)

よこがお

白川市子(筒井真理子)は美容院で米田和道(池松壮亮)を指名した、髪を染めてヘルパーの仕事を辞めたと告げた。
訪問看護師・市子は大石塔子(大方斐紗子)を大石家の長女・大石基子(市川実日子)と介護し、看護ステーションに戻った。
市子は米田と出会い住まいを偽り家に戻った、市子は基子とその妹の中学生・大石サキに会い介護福祉士の勉強を教え、市子は妹の息子・鈴木辰男に会った。
市子は医師・戸塚健二(吹越満)と大石家に行き、大石洋子(川隅奈保子)から娘・サキが行方不明と聞いた、サキが公開捜査になった。
サキが見つかり鈴木辰男が逮捕された、市子は妹の家に行くとマスコミが押しかけていた、市子は米田と美術館に行き、市子は基子からサキは辰男を知らないと聞き黙っていようと言われた。
市子は帰宅し健二とその息子と過ごし家探しを話し、サキが家に戻るが周囲にレイプされたと言われた、市子は基子と休みに出かけて事件を話し、市子は健二と待ち合わせ基子に婚約していると告げた。
市子はマスコミに電話番号を知られ、市子は洋子から雑誌に書かれた事件との関与を疑われ否定したが非難された、市子はマスコミに押しかけられ、健二と相談し、看護ステーションに電話が入った。
市子は基子からルームシエアを持ちかけられ断り結婚を責められ加害者と言われ、基子が匿名で市子を批判し、市子は看護ステーションを辞職した、市子は基子が来たが会わず、健二とその息子と別れ、市子は被害者支援センターに相談したが断られ、米田と夜を過ごした。
<以下、隠し字>
市子は彷徨い、刑務所に辰男の出所を迎えに行き妹・リサ(筒井真理子)は死んだと知らせ一緒に暮らし、市子は食堂で働き、市子は辰男を大石家に連れるが引越していた、市子は看護師の基子を見かけて合図して去った。


監督:深田晃司
脚本:深田晃司
原案:Kaz
出演者:筒井真理子・市川実日子・池松壮亮・吹越満・大方斐紗子・川隅奈保子・
製作年:2018年
111m


感想:
(2023/08/12)

トラック野郎 度胸一番星

山形でネズミとり警官(由利徹)が違反トラックを検挙した、星桃次郎(菅原文太)の「一番星」と松下金造(愛川欽也)の「ヤモメのジョナサン」が通り抜けた、婦警・吹田タケ子(あき竹城)が追跡したが逃げた。
二人は暮れて幽霊峠と呼ばれる曽地峠で桃次郎は止めて降りて雨の中で浴衣姿の美しい女性と出会い「佐渡で」告げて消えた、金造は道中で渡り鳥の江波マヤ(夏樹陽子)を拾い熱を上げた、マヤは働くドライブイン「越後」で降りた、新潟の市場に着いた。
新村譲次(千葉真一)ひきいるタンクローリー車の「ジョーズ軍団」がドライブインに来て自分ら以外のトラックが四チャンネル無線を禁止して、他のトラックの無線をこわし、女人トラック野郎・紅弁天(八代亜紀)が止めたが無視した、マヤは譲治の女で知った金造は意気消沈した。
二人はフェリーで佐渡に行き、小学校分教所にエレクトーンを運び本間ウメ(菅井きん)と会い、乙羽作右ヱ門(宮口精二)に会い金造は砂金掘りを教えてもらい、桃次郎は先生・乙羽水名子(片平なぎさ)と出会うと曽地峠の美女だった。
金造は砂金掘りをすると決め、桃次郎は作右ヱ門の文句を言うが水名子の祖父と知り謝った、金造は百万石(南利明)と車を売り、桃次郎はインスタント教師を行い、算数で間違い、海で泳ぎ水名子の水着姿に見とれた、桃次郎は水名子から捨て子と聞き、稲村がバイクで来て水名子を載せて去り、ウメは稲村は医師で結婚すると告げ、桃次郎は大衝撃を受けた。
涙ながらに佐渡をあとにした桃次郎は紅弁天と交信し、ジョーズ軍団の挑発にのり失恋の悲しさで大あばれしたが看板を水名子の姿と見間違いガードレールに激突した、桃次郎は紅弁天から譲治のあばれる理由を聞いた。
譲治は原子力発電所予定地の角海村に戻り、賛成派住民と原子力発電所・課長(大木晤郎)と職員(玉川良一)と揉めて自ら反対派の家を破壊した、桃次郎は譲治と配下の筑豊(市川好朗)と四国(清水照夫)と岩手(幸英二)と沖縄(南雲勇助)と睨み合い、譲治に決闘を挑み殴りの死闘の結果、皆が譲治を殴るとマヤが助けて止めた。
桃次郎に軍配が上がり、宴会になり紅弁天が歌った、桃次郎はトルコで君子(三溝和美)と静代(池田京子)とテル美(叶優子)とアケ美(相川圭子)と遊び、そこに水名子から手紙が届き勘違いに気付いて佐渡へ行き、金造は金が取れず家族を思い出した。
桃次郎は子供らと水名子をトラックに乗せ金沢に遠足で出かけた、金造は百万石と兼六丸(小島三児)とその妻(橘樹里)から金は無いと言われた、白根大凧に桃次郎と金造が乗り浮かび、新潟祭りで踊り、桃次郎は金造を通して水名子に愛をうち明け、水名子から好きと言われて有頂天になり海に落ちた。
暴風雨が佐渡を直撃し、作右ヱ門の採掘道具を取りに川へ行った水名子は鉄砲水にのまれて死亡した、桃次郎らは水名子を弔った。
<以下、隠し字>
金沢で金造は警官から重量オーバー違反で逮捕され、積んだ3000万円相当の鮮魚を5時間以内に新潟まで運ばなければならなくなった、桃次郎はスピード違反で出発し白バイを振り切り、譲治は周辺のトラックに無線連絡し桃次郎に検問を避けさせ、検問が強化され無線連絡が出来なくなり、他のトラックが囮になった。
紅弁天は砂利を撒いてパトカーを妨害した、桃次郎は山道を走り、ジョーズ軍団が道を案内し検問を通過させた、桃次郎は時間ぎりぎりで到着した。
一番星とジョナサンはゆっくりと海岸線を走った。


監督:鈴木則文
脚本:野上龍雄・澤井信一郎
出演者:菅原文太・愛川欽也・片平なぎさ・宮口精二・夏樹陽子・あき竹城・千葉真一・八代亜紀・由利徹・相川圭子・叶優子・池田京子・菅井きん・浜村純・南利明・玉川良一・橘樹里・久地明・高月忠・小島三児・奈辺悟・須賀良
製作年:1977年
100m


感想:トラック野郎5
(2023/08/12)

トラック野郎 熱風5000キロ

星桃次郎(菅原文太)はトルコ嬢・テル美(亜湖)に頼まれて写真屋(由利徹)で結婚写真を撮り、アケ美(マリア茉莉)とイサ美(相川京子)とナオ美(城恵美)とマス美(相内和枝)に見せて、マネージャー(比良元高)が松下金造(愛川欽也)を連れ、桶川玉三郎(せんだみつお)からの手紙を持って来た。
桃次郎と金造は信州を疾走してパトカーに停車命令され、蟹沢巡査(志賀勝)と滑川巡査(前川清)が当て逃げ犯と疑い、被害者・西沢夏(小野みゆき)が来て桃次郎が見とれたが揉めてた、金造は平田社長(南利明)で桃次郎の代走屋(土佐一太・浅見小四郎)を見つけた。
川崎で金造は妻・松下君江(春川ますみ)と子・松下幸之助(酒井克也)と松下幸次郎(桜庭一成)と松下美智子(大久保和美)と松下華子(大蔵あかね)と松下幸三郎(木村雄)と松下サヤ子(石井ひとき)と松下幸四郎(中村太郎)と松下幸五郎(小椋基広)と松下幸六郎(石井旬)に疑われた。
桃次郎と金造は信州・塩尻のドライブイン藤村食堂の娘・藤村恵子(松本ちえこ)に会い、そこで玉三郎は恵子の婿養子を狙い藤村鯉太郎(山田吾一)と働いていた、桃次郎と玉三郎はバギーで走り農夫夫婦(高月忠・広京子)に出会い、蟹沢と滑川に違反と言われて逃げた。
桃次郎と金造は長野に行き夏と出会い謝られた、善光寺で仲間のトラック野郎小林(通称・安曇野)こと小林太一(工藤堅太郎)と娘・小林陽子(大熊なぎさ)に会い、金造は金を稼ぐために安曇野のいる木曽運送の材木輸で働くと決めた。
桃次郎はダンプ野郎(青木茂・大辻慎吾・小谷浩三・本田陵)と喧嘩になり、トレーラーでトラックを壊され修理に1月掛かると聞いた、数日後に藤村食堂で桃次郎は金造が大怪我と知らせを聞き、玉三郎の三番星で木曽へ向かい金造に会い、木曽運送の娘で総配・夏に会い、木曽運送のトップドライバー・ノサップの勝(地井武男)と山中を往復した。
社長・日疋重蔵(金田龍之介)が仕事を多数請け負いノサップと揉め、桃次郎とノサップが争うが夏が仲裁した、社員らが宴会で騒ぎ、夏は桃次郎に働いてくれと頼み断るが、はったり忠助(笑福亭鶴光)がどぶろくの呑みくらべを提案し、桃次郎は負けた。
翌日に、夏とノサップが牛の乳絞りをすると、桃次郎が勘違いして夏に飛びかかり、ノサップと格闘になり、筏で流されても戦いは勝負がつかず、最後は筏を二人で舵取り急流を逃れた。
安曇野が材木の下敷きになりて死に、桃次郎は葬式にトラック野郎を集めた、翌日に桃次郎と夏は陽子を安曇野の小林実(三谷昇)と小林淑子(村松美枝子)に連れたが、母・立城はる恵(二宮さよ子)は逃げたと聞き、魚津のバーに連れるがはる恵は陽子を引き取らなかった。
桃次郎は陽子を連れて木曽へ戻り、君江が子らを連れて金造を迎えに来て付近を旅行し、金造が川崎に帰るとベニア板の子供部屋が増築されていた、玉三郎は食堂の売り上げアップのために安物のインベーダーを仕入れたが故障続出で食堂を追い出された。
はる恵は陽子を迎えに来たが諦めた、夏はノサップの持つ子供時代の写真を見た、夏はノサップから同じ北海道開拓村生まれで幼時の命の恩人・黒田勝也と知った、勝也は木曽運送社長・重蔵が大企業と組み開拓村の人を貧乏に追いやったで怨み続けていた。
<以下、隠し字>
台風が襲い豪雨で重蔵が値が上がると喜び夏からノサップが恨んでいると聞いた、重蔵とノサップが揉めて、夏は自分を引き取った重蔵が悪人と思えずノサップを追い払った。
数日後に重蔵と夏は木材を切り出しトラックで運ばせ、桃次郎と重蔵と夏が先頭を走ると、橋で勝也がダイナマイトを仕掛けて待ち、猟銃で向かいあい間に夏が入り止めて避難させ、桃次郎だけが通り過ぎたが橋が爆発して落ちて木材は運べなくなり重蔵の全財産は無くなった。
桃次郎は一番星が修理し、金造から電話ではる恵が魚津から故郷の石垣島に帰るが後悔していると聞き、桃次郎は陽子を乗せて車を飛ばし、玉三郎が協力し、山道を走り抜け、雪山を走り金造が誘導し、車は出船寸前に到着した。


監督:鈴木則文
脚本:掛札昌裕・中島信昭・鈴木則文
出演者:菅原文太・愛川欽也・せんだみつお・小野みゆき・前川清・志賀勝・山田吾一・由利徹・南利明・二宮さよ子・笑福亭鶴光・春川ますみ・大熊なぎさ・工藤堅太郎・松本ちえこ・金田龍之介・地井武男・・亜湖
製作年:1979年
106m


感想:
(2023/08/22)

トラック野郎 男一匹桃次郎

星桃次郎(菅原文太)と松下金造(愛川欽也)は早朝に浜辺で食事を作り食べ出発した、警官・法尾守男(桂歌丸)と無井無策(三遊亭小円遊)に出会い、熊本の青果市場で桃次郎と金造は花山電吉(左とん平)を愚連隊(日尾孝司・佐藤京一・大前田武・司裕介・高橋利道)から助けた。
桃次郎と金造は電吉の驕りでフグ料理を食べ、桃次郎はフグ中毒にかかり、店の毒島一郎(湯原昌幸)とおかね(野村昭子)はこの地の解毒法で土の中に埋めた、埋められた桃次郎の前に女子大生・小早川雅子(夏目雅子)が現れ、雅子は一郎とおかねにまた埋めたと告げた。
桃次郎と金造は東京に戻り、金造は築地の酒場の仲居・袴田和代(浜木綿子)に会い、家に帰り妻・松下君江(春川ますみ)と子ら・松下幸之助(梅地徳彦)と松下幸次郎(梅津昭典)と松下美智子(白鳥雅子)と松下華子(菊地優子)と松下幸三郎(大久保純)と松下サヤ子(吉田梨花)と松下幸四郎(東剛)と松下幸五郎(吉崎勝一)と松下幸六郎(吉田絵梨)と松下由美(各処由美)に迎えられ、桃次郎が金造の嘘をばらしてした。
桃次郎はトルコ嬢・テル美(叶優子)とナオ美(城恵美)とマス美(相川圭子)とイサ美(小山由紀)と過ごし電吉から雅子が剣道三段と聞き、桃次郎は唐津に行き雅子と立ち合うと負けて姿を消した、桃次郎は山に籠もり修行し、袴田太一(若山富三郎)と息子・袴田隼人(多田よしつぐ)に出会い助けられた。
桃次郎は雅子の父の窯元・小早川助左衛門(加藤嘉)に会い、雅子は太一と隼人のトラックの乗り、太一は雅子の姉・袴田由紀の夫だった、桃次郎は雅子と隼人をトラックに乗せた、鹿児島で太一は隼人から寂しいと聞き、桃次郎は雅子から「太一は友人の借金の保証人になり借金を被った、由紀と別れた」「今は由紀の居場所は不明」と聞いた、雅子は村瀬薫(清水健太郎)を訪ね隣人(山田光一)からいないと聞いた。
東京で桃次郎と金造は和代と店員・友子(山本友子)の店に行き、君江と子らは金造の嘘を責め、桃次郎と和代は恋人の振りをして取りなした。
金造は家族を連れて、桃次郎は雅子と隼人と阿蘇に行き、唐津くんちで祭りを楽しみ、餅すすり大会で神主(笑福亭鶴光)と世話人(河合絃司)が始め桃次郎と金造と電吉らが参加し、ばってん姿さん(ばってん荒川)に桃次郎が競い優勝したが電吉が賞金を持ち去った。
桃次郎は電吉を追い白バイ・桜野大門(堺正章)に違反で捕まり免停になり、教官・鬼塚(長門勇)の講習を受けたが逆に追加され、桃次郎はアルバイトし、雅子は村瀬からブラジルに一緒に来て欲しいと言われた、桃次郎と金造はトラック野郎に頼み由紀を探したが、桃次郎と太一が揉めて闘ったが、隼人が熱を出した。
<以下、隠し字>
和代は金造の家族旅行写真を見て雅子と隼人を見つけ、桃次郎は金造から連絡を受け、太一は和代=由紀に会い、和代は意地を張るが桃次郎から隼人の為だと説得された、和代は隼人を助けて車に撥ねられ病院に運ばれ、太一と助左衛門が駆けつけた。
桃次郎は雅子に求婚するが断られて村瀬の存在を知った、免停中の桃次郎は間もなく村瀬が鹿児島空港から出発すると聞き、雅子をトラックに乗せて驀走し、電吉が助け、トラック野郎に助けを求めると太一らが助け、山や工事現場を突ききり、時間内に鹿児島空港に着いた。


監督:鈴木則文
脚本:鈴木則文・掛札昌裕
出演者:菅原文太・愛川欽也・夏目雅子・浜木綿子・左とん平・湯原昌幸・野村昭子・加藤嘉・多田よしつぐ・南利明・比良元高・長門勇・堺正章・清水健太郎・若山富三郎・春川ますみ・梅地徳彦・梅津昭典・白鳥雅子・菊地優子・大久保純・吉田梨花・東剛・吉崎勝一・吉田絵梨・各処由美
製作年:1977年
104m


感想:
(2023/08/22)

このページの先頭へ