鑑賞日記(2023/06)
- 風立ちぬ
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堀越二郎(庵野秀明)は英語の雑誌でカプローニの記事を読み妹・堀越佳代(志田未来)と流れ星を見た、二郎は夢の中でカプローニ(野村萬斎)と出会い飛行機に乗せられ客を乗せる夢を聞いた、二郎は母(竹下景子)に飛行機の設計家になると告げた。
二郎は汽車で少女と出会い、関東大震災が起きて汽車が止まり少女と女中・絹と逃げて、歩いて火事を避けた東京に戻り、少女を家まで送り、大学も火事で被害を受けていた。
町と大学は次第に復旧して、二郎は友人・本城(西島秀俊)と食事し日本は遅れていると言われ、二郎は佳代が下宿に来て帰って来ないと言われ、佳代から医学を学びたいと聞いた、二郎は大学を優秀な成績で卒業して名古屋の会社に入り、世の中は不景気で取立騒ぎがあった。
二郎は飛行機の設計技師になった、二郎は直ぐに黒川(西村まさ彦)から隼の取付金具の設計を命じられ、本城と工場に行くと金具は完成していたが、課長・服部(國村隼)に新しい設計を説明した。
新機の飛行が行われたが速度が不足で、降下で飛行機が空中分解した、二郎は黒川に問題は金具でなくもっと深いと告げたが、小型機は当分作らないと言われた、二郎は帰宅し本城から国は貧乏だが国はドイツから莫大な費用で技術を買い、矛盾の中で飛行機が作れると聞いた。
二郎と本城はドイツに行くが工場は立入禁止で、購入する大型爆撃機を見た、ユンカー博士の許可で案内され爆撃機に乗り見学した、本城は技術を追うと告げ二郎は追い越す方法を考えた。
本社の命令で二郎は一人で西廻りで帰国する事になり、夢でカプローニと飛行機に乗り設計はセンスで技術は後だと聞いた。
帰国して二郎は服部と黒川から仕様要求を見せられ任せられた、二郎は黒川と空母で見学しが墜落した、二郎が設計した飛行機の試運転を行ったが空中分解した。
二郎は休暇を取り避暑地へ行き、ホテルで里見(風間杜夫)と里見菜穂子(瀧本美織)に再会した、二郎は菜穂子が震災の少女と知り、二郎はカストルプ(スティーブン・アルパート)と話し日本もドイツも破滅すると言われた、二郎は菜穂子にひかれたが彼女は結核を患っていた。
二郎は仕事に戻り本城の設計した爆撃機を見てアイデアを示し、二郎は特高に疑われ隠れて新型機を設計し黒川夫人(大竹しのぶ)の世話になり、二郎は菜穂子の喀血を知り東京に向かい病の菜穂子に会った。
<以下、隠し字>
二郎は重役と海軍に挨拶し、仲間と自主研究会で要求以上の性能を目指し、重量を軽くする案を検討し新技術を取り入れた、菜穂子は高原で療養した。
二郎は菜穂子を迎え黒川夫妻の前で結婚式をあげて一緒に暮らし始めた、医者になった佳代が来て見舞った。
春になり二郎は設計が終わり試運転に行き、菜穂子は手紙を残して出かけて山に帰り、試運転は成功した。
二郎は夢でカプローニに会い国を滅びたと言われ零戦を見た美しいと言われ菜穂子と会うが去った。
監督:宮崎駿
アフレコ演出:木村絵理子
作画監督:高坂希太郎
脚本:宮崎駿
原作:宮崎駿
出演者:庵野秀明・瀧本美織・西島秀俊・西村まさ彦・(スティーブン・アルパート)・風間杜夫・竹下景子・志田未来・國村隼・大竹しのぶ・野村萬斎
製作年:2013年
126m
感想:
(2023/06/03)
- 風の慕情
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長谷由布子(吉永小百合)は交際中の大森源吉(入川保則)から求婚されたが突然で胸の興奮も感激もなかった、由布子は木村初子(渚まゆみ)に相談したが判らないと言われた。
由布子にはオーストラリアに実の姉がいたが文通だけで顔も知らないが、由布子はきめる前に姉に会おうと思った。
由布子は飛行機内で商社員・郷田実(森次晃嗣)と出会い、シドニー空港に着くが姉の姿はなく心細くなった、由布子はを留学生くずれの西条直樹(石坂浩二)の出会い、タクシーで姉の住所に行くと引っ越したと判り、西条にホテルに案内されそこで郷田と再会した。
由布子は西条にシドニーの街を案内され、姉は日本語が苦手で友人に代筆して貰っていたと話し手紙を見せ自分と姉の身の上を話した、由布子は男らから「日本に帰れ」と言われたが西条に助けられた。
由布子は郷田から西条はたかり屋と注意され、由布子は西条と旅行中だと聞いた姉の消息を待ち観光した。
由布子は郷田から身元不明の死体を聞き警察に行くが判らず、姉は蒸発していると聞き名を名乗る者がいると考えたが不明だった、由布子は姉の手紙の代筆者が西条と知り郷田に相談し、西条と行動するのは危険だと忠告された。
由布子は西条と観光し、崖から海を見て気を失い病院に運ばれた、翌日に狩に行き姉と会いに平原のホテルに行き、由布子は西条を問い詰めて好きだと告げ愛を求めたが拒まれた。
由布子はナイトクラブで西条と最後の晩餐を行い、そこで由布子は美しい貴婦人の日本女性を見た、郷田は女性を淫売で外人の情婦と告げて西条と揉めた。
西条は帰宅しその女性と会い、それは由布子の姉・長谷ゆき(香山美子)で西条のかつての愛人だった、ゆきは西条と会ったマニラでの思い出を語り、妹にも会えぬ境遇に絶望していた。
由布子は西条から好きだと言われ、ロビーで再びゆきに会い話し指輪を渡され「もしや姉」と思い行方を探した、由布子と西条は男らからゆきが失踪しボスが探すと言われ逃げ、由布子と西条はゆきはマニラに行ったと直感して追った。
<以下、隠し字>
マニラで由布子と西条はスチュアーデス・八田則子(尾崎奈々)からゆきがマニラに来ていると聞き、警察に捜索願いを出していると水死体発見の知らせがあった、由布子は西条から5才の戦争孤児で外国で身体を売って生きていて、ひとにぎりの愛さえ知らずに死んだと聞いた。
由布子と西条はマニラ湾に花束を投げて、愛に迷う事は贅沢だと言われて別れた。
監督:中村登
脚本:橋田壽賀子
出演者:吉永小百合・石坂浩二・香山美子・森次晃嗣・入川保則・尾崎奈々・渚まゆみ
製作年:1970年
93m
感想:
(2023/06/03)
- 千年の恋 ひかる源氏物語
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紫式部(吉永小百合)は光源氏の恋愛遍歴を本に書き弟・藤原惟規(段田安則)から止められた。
式部は学者・藤原為時(神山繁)の娘で家族で越前に赴任し、京の貴族・信孝と結婚して京で暮らし娘を産み越前に帰った、越前で信孝が盗賊に殺害された。
5年後に式部は左大臣・藤原道長(渡辺謙)から京に招かれ従兄弟の信孝と似ていた、道長から娘・彰子(水橋貴己)の教育係を頼まれ、道隆の娘・定子と帝を競いあい側に清少納言(森光子)が付くと聞いた。
式部は彰子に「源氏物語」を渡し説いた「桐壺帝(本田博太郎)の子・光源氏(天海祐希)は後ろ盾が無く地位を譲った」、「光源氏の母・桐壺の死後に帝は似た藤壺中宮(高島礼子)を娶った。光源氏は成長して母に似た藤壺に会えないが慕い、会うと愛し合った。」「藤壺は懐妊し男子を産んだ。」
「光源氏は香争いで藤壺の匂いと会い。光源氏は年上の六条御息所(竹下景子)に迫り、その侍女・中将の局と出会った。」「光源氏は元服して直ぐに頭の中将の妹・葵の上を妻にしていた。」「光源氏は葵の上(中山忍)が身籠もった。六条御息所の嫉妬は葵の上を呪い殺し、子が産まれた。」
定子が帝に嫁ぎ、道長は12才の彰子を中宮にし、「光源氏は藤壺に似た少女・紫の上に北山の里で出会い攫い、屋敷で暮らした。」「光源氏は頭の中将(風間トオル)と藤壺と子の前で踊り、六条御息所は伊勢に旅立った。光源氏は恋の遊びに没頭し、源典侍(岸田今日子)に迫られ、末摘花(鷲尾真知子)と闇で過ごした」
「桐壺帝が位を長男・十条帝(風間杜夫)に譲り、光源氏は十条帝から藤壺の子を跡取りと言われ、朧月夜(南野陽子)に出会い愛し合った。」、式部は彰子に「朧月夜に子が出来れば十条帝は世継ぎにする。光源氏は十条帝を欺こうとした。」
大后(かたせ梨乃)は右大臣(加藤武)から朧月夜と光源氏の関係を聞き怒り、藤壺が出家し、光源氏は紫の上(常盤貴子)を愛し合い、一人で都落ちした。」「光源氏は嵐に遇い惟光(山本太郎)と逃げた」、彰子は宮中に入り、夜に式部を道長が訪れたが歌で断った。
「明石の入道(竹中直人)が光源氏に夢のお告げを知らせ、屋敷に連れた。光源氏は明石の君(細川ふみえ)に出会った」、式部と彰子が話し聞いた十条帝が来て問うた。
「光源氏は頭の中将から大后の間者が全て知ると聞いた。十条帝が目が見えなくなり、光源氏は呼び戻された。光源氏は十条帝から弟に位を譲り後見を頼まれた。明石の君は姫を産んだ。光源氏は四季の屋敷を作った」式部と彰子に愛は一人占め出来ないと告げた、「光源氏は明石の君の姫を京に呼び、紫の上は姫を育て、明石の君は来なかった」、彰子は夜に帝と過ごし身籠もった。
<以下、隠し字>
式部は道長に言い寄られ惹かれて行き、「絵師(片岡鶴太郎)が姫・玉葛を描き、紫の上は嫉妬した。光源氏は十条帝から女三宮を頼まれ妻とした」、式部は道長に別れを告げ越前に戻り賢子(前田亜季)と暮らした、「紫の上は死に、光源氏は年老いて恋文を焼いた。」
道長は老いて覚全僧上(織本順吉)と倫子(浅利香津代)に看取られて死に、式部は「源氏物語」は女の歯ぎしりと告げた。
監督:堀川とんこう
脚本:早坂暁
出演者:吉永小百合・天海祐希・常盤貴子・渡辺謙・高島礼子・かたせ梨乃・森光子・南野陽子・細川ふみえ・中山忍・竹下景子・松田聖子・竹中直人・片岡鶴太郎・神山繁・加藤武・風間トオル・前田亜季・水橋貴己・浅利香津代・織本順吉・岸田今日子・風間杜夫・山本太郎・本田博太郎・段田安則・平野忠彦・鷲尾真知子・服部妙子・真実一路・橋本さとし・木下浩之
製作年:2001年
143m
感想:
(2023/06/13)
- 女ざかり(1994)
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2南弓子(吉永小百合)は新日報社の論説委員になり、娘・南千枝(藤谷美紀)から新聞以外に本を読めと言われ、弓子は社で長谷川(前田武彦)に異動したと告げ社会部出身の同僚・浦野重三(三國連太郎)に会った。
メンバーらが意見を交わし新人が社説を書く事になり、弓子は単身赴任用マンションについて書きたいと告げたがコラム向けと言われ、水子供養での山村元首相のスピーチが話題になり、論点をどこに置くか話題になり、宗教問題や政治家の攻撃はどうかと言われ、遊星通信欄担当・佐田が来た。
弓子は愛人関係の大学教授・豊崎洋吉(津川雅彦)に「弓子の原稿は主筆・有馬(高松英郎)にチェックされた。浦野から論説を読んで欲しいと言われ、ワープロ書きを頼まれた」と告げ、昇進祝いを貰った。
翌朝に弓子は伯母の往年の映画女優・柳雅子(月丘夢路)から社説に引用の間違いを指摘され、論説委員らが間違いを話し、桐山と社長・鮫島涼子(水の江瀧子)が来て新社屋移転中と告げた。
弓子はヤクザ会長・浅岡平五郎(高島忠夫)の犬の埋葬に立ち合い、浅岡は弓子の記事で知り合い引退していた、弓子は浅岡は社説に反対意見があり何が動くと心配され、浦野は橋爪(宍戸錠)に弓子を話し政府与党幹事長・榊原善六(岸部一徳)の関与を聞いた。
避難訓練が行われ、弓子は長谷川から部長待遇での配置転換を問われ断ると、新社屋建設に国有地の払い下げに弓子の転職が必要と言われ弓子は拒否した、弓子は浦野に記事へのクレームを話した。
弓子は豊崎から柳沢を紹介され、「水子供養で儲ける宗教団体から政府与党が巨額の援助を受けていて、教祖が怒り榊原から圧力がかかった」と相談した、豊崎は自分の妻が榊原の妻と知り合いであると告げた。
<以下、隠し字>
千枝は恋人の解剖学者・渋川健郎(風間杜夫)と喪服で叔父の書家・大沼晩山(片岡鶴太郎)に会った、豊崎は料亭で榊原に会うが交換条件を求められ、榊原は女将・静子(中村玉緒)とカラオケした、千枝は大沼から書を貰うが返した。
引き下がりたくない弓子は柳雅子に相談し、弓子は雅子とかっての雅子の恋人の現首相・田丸信伍(山崎努)に会い秘書・藤村(尾美としのり)に連れられ裏口から部屋に向かった、弓子は田丸夫人(松坂慶子)に出会い簪を渡され、田丸から新社屋への出席を聞いた。
浦野が定年退職を迎え、弓子は自分も退社すると告げた、弓子は豊崎に別れた夫が余命短く看病を告げた、弓子は千枝と故郷に行き、通り過ぎた女ざかりがまた来ると話した。
監督:大林宣彦
脚本:野上龍雄・渡辺善則・大林宣彦
原作:丸谷才一
出演者:吉永小百合・津川雅彦・風間杜夫・藤谷美紀・前田武彦・岸部一徳・高島忠夫・片岡鶴太郎・尾美としのり・月丘夢路・中村玉緒・水の江瀧子・宍戸錠・松坂慶子・山崎努・三國連太郎
製作年:1994年
118m
感想:
(2023/06/13)
- のど自慢
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テレビでアナウンサー(金子辰雄)とのど自慢ゲスト(坂本冬美)が出演者と話した。
年中旅回りの演歌歌手・赤城麗子(室井滋)と社長兼マネージャー・須貝(尾藤イサオ)は興行主・阿部(桜金造)から見送られて次の営業先の麗子の故郷・群馬県桐生市に向かった。
あずさ1号(木下ほうか)とあずさ2号(徳井優)が仕事中に歌い音が外れた、住職(由利徹)とタクシー運転手・近藤(竹中直人)は歌った。
荒木圭介(大友康平)は焼き鳥ピーコちゃんで先輩(坂上香織)から焼鳥販売の研修を受けた、妻・荒木美代子(松田美由紀)は義母・荒木美子(佐々木すみ江)と娘・荒木聡美(工藤浩乃)と荒木宏美(佐藤芙雪)と荒木久美(磯部詩織)と荒木琴美(向田暎子)と荒木琴美(向田翔子)と暮らした。
麗子と須貝は足立(光石研)と会えずホテルのフロントマン(大石継太)と会い、圭介はの友達(日野陽仁)に土曜日の試験に合格しないと店長のなれないと告げたが「NHKのど自慢」予選会が重なった、麗子は名曲堂で歌い店主(山谷初男)から息子(近藤芳正)以外には売れないと言われた。
地元の高校3年生・高橋里香(伊藤歩)は友人・友美(武田未帆)とアキ(栗原海)と友達(河井誠・北村有起哉・則友謙司・萩原健太郎)らとカラオケで歌い、スナックを経営の母(りりィ)と姉・高橋朋代(川越美和)と暮らし、不倫で妊娠した姉が母と口論して喧嘩を煽ってしまった。
老人・耕太郎(北村和夫)は孫・康太郎(三浦斗夢)と暮らし、息子夫婦からサンパウロ転勤を聞いた、宴会で腹話術師(川上のぼる)が客に受け麗子が次ぎに歌うが受けず足立に会い、麗子こと藤本鈴子は地元でもCDは売れず床屋を営む父・(小林稔侍)と叔父・小林(笹野高史)を訪れその娘・小林佳織(弘中麻紀)からのど自慢予選会を聞いた。
須貝と足立は作曲家(古尾谷雅人)に曲を頼み、圭介は娘らと歌を練習し、麗子は実家でのど自慢予選会出場の葉書を拾った、橋本(菅原大吉)は銀行で出場を告げ、会場にフーテンの寅さん(キャベツ白坂)が行き、麗子は満員の客に聴いてもらいたく予選会に出かけた。
圭介はピーコちゃんの試験官(石丸謙二郎)から受験し、予選会場で麗子は里香に見つかり曲を取り替えさせられ、圭介は休憩時間に予選会場で受付し、予選会でディレクター(田口浩正)が進行し審査委員長(岸部一徳)が審査し、圭介は試験が終わり急いで会場に行き歌った、最後に麗子は急遽憶えた「TOMORROW」を歌った。
<以下、隠し字>
結果発表で橋本や徹子(永住千夏)や里香や耕太郎や鈴子は予選合格した、圭介は不合格だった、近藤が社長の葬式で出席できなくなり圭介が繰り上げ合格となった。
夜に麗子は宴会で歌い須貝にのど自慢には出ると告げた、翌朝に麗子は「鐘が鳴らなかったら歌手を辞める」と父に告げ、本番でのど自慢ゲスト(坂本冬美・大川栄作)と進行し、徹子は合格したが陣痛が来た、里香は姉に向けて「花」を歌い合格し、麗子は「TOMORROW」を歌い合格した。
圭介は「また逢う日まで」を歌い、その最中にピーコちゃんの合格の知らせが入り嬉しさで音程を外し鐘ふたつとなった、耕太郎老人は「上を向いて歩こう」を歌い合格した。
監督:井筒和幸
脚本:安倍照男・井筒和幸
出演者:室井滋・大友康平・尾藤イサオ・伊藤歩・北村和夫・小林稔侍・松田美由紀・竹中直人・佐々木すみ江・川越美和・りりィ・三浦斗夢
製作年:1999年
112m
感想:
(2023/06/23)
- 散歩する侵略者
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加瀬鳴海(長澤まさみ)は不仲で行方不明だった夫・加瀬真治(松田龍平)が見つかるが別人のようになり、医師から記憶喪失と聞いた。
鳴海は変わった夫に戸惑うが、真治は毎日散歩に出かけた。
ジャーナリスト・桜井(長谷川博己)は中継車でバラバラ事件を取材し、生き残った立花あきら(恒松祐里)の事で天野(高杉真宙)と話し地球侵略目的と言われた。
鳴海に家出した妹・明日美(前田敦子)が来たが真治に会うと急に帰った。
桜井は天野の両親に会うが変で、天野は奪うと相手は概念を失うと告げた、鳴海は鈴木社長(光石研)からデザインの仕事の予定を聞いた。
真治は出かけて丸尾(満島真之介)の家に行き住みたいと告げ断られて概念を奪い、この世に慣れていないと告げた、真治は犬に話しかけて噛まれガイドが必要と考えた。
車田刑事(児嶋一哉)はあきらを警護しその質問には答えず、桜井と天野はあきらに無理に会い、天野とあきらは車田の概念「自分」「他人」を奪った、桜井は密着取材を天野に告げて、桜井は天野からもう一人の仲間の情報を頼まれた。
鳴海は鈴木から仕事を責められ、真治が来て鈴木に仕事を問い概念を奪った、真治は鳴海に宇宙人だと告げた。
桜井は電器屋で部品を買い厚労省・品川(笹野高史)から「あきらが新型ウィルス感染」で危険と聞き発信器を渡された、自衛隊が出動し、丸尾は自分らの責任を告げ、桜井は天野とあきらに部品を渡した。
あきらは警官から銃を奪い撃ち、桜井は天野とあきらと対立して別れた、鳴海と真治は見張られて逃げたが真治が消え、鳴海は真治を見つけ教会で子らに「愛」を問い牧師(東出昌大)の概念を聞いた。
あきらはマシンガンを奪い殺し、桜井は品川に嵌められたと知った、鳴海は真治を病院に連れて行くが危険と感じて逃げた、家に戻り桜井から宇宙人の目的を聞き、天野とあきらが来て真治と出会った。
<以下、隠し字>
鳴海は真治と車で逃亡しあきらをはねた、あきらは天野に通信機を渡して死に、桜井は宇宙人の侵略を人々に告げたが動かず、桜井は品川から邪魔と言われ、天野に邪魔と告げ概念を奪われた、天野は桜井に通信機を渡し、桜井は爆撃された。
鳴海は真治に殺せと告げ断られ「愛」の概念を奪えと求めた、真治と鳴海は侵略の始まりを見た。
2月後に真治は医者(小泉今日子)から侵略を止めた理由を問われ宇宙人が賢くなったと告げ、医者は問題を抱えていた人類が考え直すタイミングで人類の症状は回復していると告げ、真治は鳴海を見舞った。
監督:黒沢清
脚本:田中幸子・黒沢清
原作:前川知大
出演者:長澤まさみ・松田龍平・高杉真宙・恒松祐里・前田敦子・満島真之介・児嶋一哉・光石研・東出昌大・小泉今日子・笹野高史・長谷川博己
製作年:2017年
129m
感想:
(2023/06/23)