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鑑賞日記(2022/10)

翔んだカップル

田代勇介(鶴見辰吾)は弁護士を夢見て、九州から東京の名門校・北条学園高校に入り、担任・和田先生(円広志)と中山わたる(尾美としのり)と山葉圭(薬師丸ひろ子)らと出会い、ボクシング部に入った。
勇介は叔父の留守宅に住み、男の条件で不動産屋に間借人を頼むがクラスメートの山葉圭が来て、1月だけの約束で勇介は圭と住む事になった、ボクシング部キャプテン・織田(西田浩)が圭に想いを寄せて付近をうろつき、クラスの秀才・中山も圭を想った。
一年生は遠足に行くと杉村秋美(石原真理子)は勇介に興味持ち近づいた、勇介は圭を避けていたが次第に微妙になった、日曜に圭は中山と出かけ勇介は杉村と出かけて4人がたまたま街で出会った、勇介と圭は相手を意識しているが素直に好きと言えなかった。
一月が過ぎ、突然に織田キャプテンが居候に来たが二人は追い出せなかった、学期末試験で勇介は成績が悪く杉村に慰められ、夏休みが来て勇介は九州へ帰った。
勇介は東京に戻り、教頭(三谷昇)から電話で圭と同棲するなら退学だと言われた夢を見た、圭は二階に引越すと告げ、圭は帰省中に知り合った大学生・星田(真田広之)から電話を受けた。
新学期に勇介は織田から新人戦の為に織田にシゴかれ、圭は星田と会う約束し、勇介はやけになり二人の同居生活を中山に話した、勇介は突然に圭に好きだと告げて星田の事を聞き、圭は星田が諦めさせるために志津(原田美枝子)を呼び出したと知った。
<以下、隠し字>
勇介は部内の試合に勝つが仕組まれたと知り、杉村の家に行き起こると圭が来て喧嘩になった、勇介は帰宅すると圭から綺麗かと問い詰められた、勇介と圭は練習し、中山は教頭に電話で密告し、圭は引越しし、勇介は喫茶店で出会った女と夜を過ごした。
文化祭で圭は杉村からアメリカ留学に行くと聞き、圭と杉村はボクシング部のもぐらたたきで勇介と中山と遊んだ、翌日に勇介の新人戦が行われた。


監督:相米慎二
脚本:丸山昇一
原作:柳沢きみお
出演者:鶴見辰吾・薬師丸ひろ子・尾美としのり・石原真理子・円広志・西田浩・三谷昇・真田広之・原田美枝子
製作年:1980年
122m


感想:
(2022/10/06)

億男

大倉一男(佐藤健)は大学時代の親友・古河九十九(高橋一生)と豪遊して酔い、翌朝目を覚ますと九十九は一男の3億円と共に姿を消した、
一男は豪遊で出会ったあきら(池田エライザ)に問うが知らず、九十九はフリマアプリ起業者で繋がる人物を探し、一男とあきらはエンジニアの百瀬栄一(北村一輝)に会い事情を話した。
「図書館司書の一男は夜もパン工場で働き、毎月15万円を総額3000万円の借金の返済していた、一男は別居中の妻・大倉万佐子(黒木華)と会い娘・まどかと1日を過ごした。
突然一男は当選金額3億円の宝くじが当たり、急激に生活を変えると危険だと聞き注意書きの本を読み、宝くじの高額当選者たちは悲惨な人生を送っていると記事を読み、一男は起業して億万長者の九十九を10年振りに訪ねてにアドバイスを求めた。
一男は3億円を銀行から下ろして使い道を相談し、借金を返して家族の絆を修復すると考え、九十九はお金の理解の為に使おうと告げて豪遊した」
百瀬は九十九の新規事業は成功していないと告げ、一男は競馬に賭けると1億儲け次のレースで負けた、百瀬は実は馬券は買っていないと告げた、「14年前に一男は落語研で九十九と出会い、落語会で九十九は芝浜を演じた」。
千住清人(藤原竜也)は投資セミナーで講演し、一男は千住から九十九は会わないと言われ、「2年前に会社売却に九十九が反対し、十和子(沢尻エリカ)と百瀬と千住と意見が対立した。」と聞き、千住はイベントを行いお金からの解放を求め夢は叶うと告げた。
一男は万佐子と娘・まどかのバレイレッスンを見て、3億円の電話を問われ離婚届けを要求された、一男は千住から元広報担当・安田十和子を聞き訪ね、財産はあるが公営住宅でひっそり暮らし、「男らは金で女の生活を買おうとし、女はイメージして落ちる。金と無縁の男と結婚した。」と聞いた。
「一男と九十九はモロッコ旅行し、男に案内され後で金を要求されたが九十九は断り、店で一男が倒れ店員が怒り、九十九は一男を病院に運ぶ為に36万円の弁償金を払った。九十九は起業を決め、沙漠で芝浜を演じた」。
<以下、隠し字>
一男はまどかと過ごし借金を返せるが預けたと告げ、バレエ発表会に行き離婚届けを万佐子に渡し借金を返しての金のある生活でのやり直しを求めたが、借金とお金が一男を変えたと言われ、3人の生活を思い出した。
一男は電車で九十九に出会い金を返され、今はどう思うか聞かれ、最初は全て解決すると考えていたが駄目だったが九十九を信じていたと答え、九十九は降り夢になるといけないと告げた。
一男は最初に自転車を買い万佐子とまどかを訪ねた。


監督:大友啓史
脚本:渡部辰城・大友啓史
原作:川村元気
出演者:佐藤健・高橋一生・黒木華・池田エライザ・沢尻エリカ・北村一輝・藤原竜也
製作年:2018年
116m


感想:
(2022/10/06)

検察側の罪人

東京地検刑事部エリート検事・最上毅(木村拓哉)は新人検事に取調べの可視化を話した。
1:言葉の魔術師たち
4年後に検事・沖野啓一郎(二宮和也)は東京地検刑事部で事務官・橘沙穂(吉高由里子)と組み、諏訪部利成(松重豊)を取調べたがはっきり認めなかった。
最上は夜に議員・丹野和樹(平岳大)と会い中学時代の由紀の事件の時効を思い出し、帰宅して妻から娘のことを聞きいた。
都内で殺人事件が発生して、最上と沖野が担当し現場の都筑製作所を調べ捜査本部に立会うと被害者の息子のヤクザが怒鳴り込み、沖野は捜査状況を報告書にまとめた。
最上は美雪の事件の容疑者・松倉を調べ、所轄刑事・青戸から容疑者を聞き、橘は編集者と会いセクハラ調査を話し最上の動向調査を求められ、最上は複数いた容疑者の中から松倉を狙い、沖野は管理官・田辺(阿南健治)から松倉は時効の未解決殺人事件の重要容疑者だと聞いた。
最上は諏訪部から松倉の横領容疑の情報を聞き、捜査本部は弓岡嗣郎(大倉孝二)を調べ、最上は松倉を別件で逮捕して取調べた。

2:審判
最上は松倉の拘留期間内の再逮捕を目指し家宅捜索し、沖野は松倉から自白を引き出そうと取り調べたが犯行を否認された、松倉は由紀の事件は証拠が無いと告げ、現在の事件は否認し、沖野は強引に取調べ所轄に戻した。
最上は副部長から証拠か自供を求められ、橘は編集者から最上と丹野の関係を聞き、所轄は窃盗犯から聞いた弓岡への容疑を聞き、最上は被害者の息子のヤクザに会い弓岡に触るなと告げ、丹野は容疑が報道されて自殺した。
最上は諏訪部に会い銃を求め、橘は最上を尾行して沖野に連絡し、最上は弓岡とラブホテルで会い殺害手口を聞き、沖野と橘は潜入し、最上は弓岡は逃げて箱根に向かい銃殺して穴に埋めた。

<以下、隠し字>
3:愚者 最上は車で事故を起こし諏訪部に助けられ打ち合わせし、捜査会議で最上は弓岡を捜査するが松倉の捜査も続けると告げ、沖野は最上と諏訪部が弓岡を逃がしたと聞き調べと告げ、最上は橘が暴露本執筆し次は検察を狙うと告げた。
沖野は橘が辞職し凶器が見つかったと聞き、最上に松倉の犯行は疑問で復讐を狙うと告げ辞表を出した、沖野は橘と会った。
沖野と橘は弁護士・小田島誠司(八嶋智人)に松倉は無罪と告げ、弓岡が犯人とする目撃者が見つかり松倉は釈放され、松倉の釈放パーティで白川(山崎努)が挨拶し、松倉は車に轢かれた。


監督:原田眞人
脚本:原田眞人
原作:雫井脩介
出演者:木村拓哉・二宮和也・吉高由里子・平岳大・八嶋智人・大倉孝二・矢島健一・音尾琢真・キムラ緑子・芦名星・山崎紘菜・松重豊・山崎努・
製作年:2018年
123m


感想:
(2022/10/16)

かぞくいろ―RAILWAYS わたしたちの出発―

奥薗晶(有村架純)は奥薗修平(青木崇高)と結婚し、その連れ子・奥薗駿也(歸山竜成)と東京で暮らしていた。
修平が突然亡くなり、晶は修平の死を義父に伝える為に駿也と修平の故郷・鹿児島へ向かった、奥薗節夫(國村隼)は電車の肥薩おれんじ鉄道の運転士で帰宅して晶と駿也に会い修平の死を初めて知った、留守電を聞いていなかった。
翌日に晶と駿也は、節夫とその妹・楠木幸江(筒井真理子)と話し、東京の部屋を追い出されて鹿児島で一緒に暮らしたいと頼み仕事を探すと告げた。
節夫は会社で相羽雅樹(木下ほうか)から定年後も運転士を続けて欲しいと言われ、晶と駿也は引っ越して来て、晶は駿也を連れて小学校の先生・佐々木ゆり(桜庭ななみ)に会い、電車好きの駿也から運転士と言われて、晶は節夫が勤める肥薩おれんじ鉄道の運転士の試験を受けて面接で息子が電車好きだと答え、変わりたいと告げた。
晶は駿也に運転士候補生になったと告げた、晶は出勤して相羽から教えられオレンジ食堂を見送り、駿也からブルートレインの事を教えられ、整備を聞き、免許を取る為の勉強を始めた、佐々木は彼氏(水橋研二)に会い、晶は佐々木からつわりだと聞き、晶は「修平と出会った」時を思い出した、晶ら4人は修平の遺骨を埋葬した。
晶は駿也と節夫に送られて研修に出発し、佐々木は家庭訪問で節夫に晶と駿也も関係を聞き、「修平は妻の死後に家族に反対されたが駿也を育てた」、節夫は駿也とバッティングセンターに行った。
研修センターで晶は授業を受け、「晶と修平はスーパーで再会した」、晶は研修から戻り駿也が迎え、駿也は晶と節夫に初めて運転した時の様子を尋ねた、幸江が来て4人で祝った。
晶は節夫の指導の中で運転を始め、停止や連結を行い家でも勉強を続け上達した、駿也は学校で虐められ怪我をさせ晶は親に謝るが批判された。
晶は食堂列車で急に速度上げて水嶋徹(板尾創路)に叱られ、佐々木は産休に入り先生が半成人式の質問を行い、晶は夜に運転して鹿を轢き動揺し水嶋の指示に何も出来ず狂った様に泣いた、晶は節夫から心配され、晶は駿也から半成人式に来ないでと言われ、晶は相羽から休養しろと言われた。
<以下、隠し字>
半成人式で駿也は母が死に父に育てられたと列車旅行した事を話し会いたいと告げた、晶は聞いて修平は死んで会えないと告げ、晶が死ねば良かったと言われた、節夫は作文を読んだ。
晶は東京で線路を見ていると駿也から聞いた節夫が来た、「修平に鹿児島で暮らす事を断った」と告げ、節夫は「乗せたい人を運ぶ」と知ったと告げた、晶は駿也に電話して、鹿児島に戻った。
晶は見習い期間が終わり、節夫は引退を止めた。


監督:吉田康弘
脚本:吉田康弘
出演者:有村架純・國村隼・桜庭ななみ・歸山竜成・木下ほうか・筒井真理子・板尾創路・青木崇高・水橋研二・
製作年:2018年
120m


感想:
(2022/10/16)

きみの鳥はうたえる

「僕」(柄本佑)は函館郊外の書店で働き、店長・島田(萩原聖人)から無断欠勤を注意され、同僚・佐知子(石橋静河)から連絡先を聞き、アパートで失業中の静雄(染谷将太)と共同生活を送っていた。
静雄は母・直子(渡辺真起子)と飲み、「僕」は静雄と飲み歩き、翌日島田に二日酔いと服装を注意された、「僕」はアパートで佐知子と関係を持った、「僕」と佐知子と静雄の3人は酒を飲みコンビニで買い物し、静雄と佐知子も親しくなった。
佐知子は毎晩のようにアパートに来て、「僕」と佐知子と静雄は酒を飲みクラブへ行きビリヤードや卓球を遊んだ。
佐知子は定期検診で同僚・みずき(山本亜依)からセックスを問われ、3人はクラブでラップを聴き客らと飲み踊った。
「僕」は佐知子に静雄は束縛しないと告げ、恋人同士のようだがお互いを束縛しないと告げ、「僕」は書店で万引きの対応で森口(足立智充)と揉め、佐知子は店長・島田と付き合っていて別れを悩んだ。 <以下、隠し字>
夏の終わりに、静雄は「僕」に3人でキャンプに行きを提案したが「僕」は断わり、「僕」は島田から万引きの対応で咎められ、静雄と佐知子はカラオケで二人で過ごした。
静雄と佐知子は山にキャンプに行き、「僕」は喧嘩した森口に木刀で襲われ殴られた、静雄の母・直子が「僕」に静雄の行方を尋ねて来た。
静雄と佐知子がアパートに戻り、静雄は母が倒れたと聞き自分が遊び過ぎと思い、翌日静雄は実家に向かい病状が悪くそのまま留まり、「僕」は佐知子から静雄と付き合うと言われた、「僕」は佐知子に本当は自分が佐知子を好きだと答えた。


監督:三宅唱
脚本:三宅唱
原作:佐藤泰志
出演者:柄本佑・石橋静河・染谷将太・足立智充・山本亜依・渡辺真起子・萩原聖人
製作年:2018年

106m


感想:
(2022/10/26)

朝食亭

夕顔亭主人・朝倉辰雄(蟹江敬三)と妻・良子(竹下景子)は息子・朝倉清彦(池内博之)が轢き逃げで死んだと連絡を受けた。
4年後に台東区谷中の元夕顔亭の食堂「朝食亭」で朝と昼だけ酒を出さず営業し、毎朝に開店前の7:30から一番会が開かれて、近所の10人が集まって朝食をとった。
弁護士(石丸謙二郎)が来て「4年前に「夕顔亭」の跡取り息子・清彦を飲酒運転で轢き殺した犯人・松島初男が4日後に刑務所を出所し、挨拶に来る」と告げた。
タクシー運転手・佐藤和之(田山涼成)は高見美沙子(瀬戸朝香)を乗せ、おもちゃ修理人・日野下(大滝秀治)は巡査・土田洋一郎(的場浩司)から自分も事故被害者家族で清彦には結婚した相手がいたが不明と聞き、美沙子は梶原龍二(俊藤光利)から呼び出され「清彦は柴田雪代(片瀬那奈)と付き合い別れた」と聞いた。
美沙子は友人・雪代から清彦を紹介された、魚屋の息子・龍二は土田から雪代の名を聞き、美沙子は49日後に雪代から清彦に死を聞き喧嘩別れし雪代は自殺した。
翌朝に一番会で皆が朝倉夫妻を心配し、かおり(大西風香)と兄・圭介(田中雄土)は母がいない父が朝食を外で取らしていた、美沙子は義父との幼時を思い出し、須田はコンビニで一番会メンバーの店員・小泉絵梨香(前田愛)から無断駐車を聞き、日野下は龍二から朝倉夫妻の相談を受け、朝倉夫妻は大家から立ち退きを言われた。
隆次は土田から雪代が自殺し同僚・美沙子が気になると聞き、美沙子は「雪代と清彦に会い父の料理店を継ぐと聞き、雪代は清彦が板前になるのを反対した」と思い出した。
翌朝に一番会で皆が何か隠し、美沙子は佐藤が忘れた携帯を見て雪代の父と知り責められ、土田が止めて美沙子に問うた、美沙子は「雪代は清彦の子を妊娠し結婚すると告げ、清彦は否定し、雪代は別れを告げ、その後で清彦は事故で死んだ」と思い出した。
翌朝に一番会に佐藤と美沙子が欠席し、美沙子は皆谷の実家に戻り母・文子(高畑淳子)と義父に会い、母に心配されたが去り、日野下は佐藤から身の上を聞き「雪代の日記を読み美沙子を恨んだ」と聞き、美沙子は朝倉夫妻を訪ね「退社する清彦と朝倉が喧嘩した」と聞いたが陽子が倒れた。
翌朝に美沙子は良子から清彦が修行の準備を聞き、「清彦から雪代と別れたからと結婚を申し込まれた」と思い出し指輪を見せられた、絵梨香がバーを辞めて神社で祈り、美沙子は朝食亭を手伝い、絵梨香は出所した恋人・松島を迎え一緒に朝食亭に向かった。
松島と絵梨香が朝食亭に来て朝倉夫妻と美沙子に謝罪し、絵梨香は事故は飲酒を知り呼び出した自分のせいだと告げた、殴ろうとした隆次を佐藤が止め、良子は松島に刃物を向け朝倉が止めた。
<以下、隠し字>
美沙子は事故は自分のせいだと謝り「清彦と雪代と揉めたが言えなかった」と告げ、佐藤は美沙子を日野下の家に連れて「清彦の死後に他と結婚すると告げた雪代が許せ無かった」と聞き「雪代は妊娠していない」と告げた。
絵梨香と松島がトラックに飛び込み病院に運ばれ、一番会のメンバーは病院で見守り日野下は他人も自分も許さないと未来は無いと告げた。
朝倉夫妻は店をたたむと決め、美沙子は絵梨香と松島から「轢いた清彦が美沙子に店を一緒にやろうと言った」と聞き、美沙子は朝倉夫妻に清彦が望んだ店をやりたいと頼み指輪を受け取った。


監督:黒沢直輔
脚本:江頭美智留
原作:西田耕二
出演者:瀬戸朝香・蟹江敬三・竹下景子・池内博之・石丸謙二郎・田山涼成・大滝秀治・的場浩司・片瀬那奈・前田愛・俊藤光利・大西風香・田中雄土
製作年:2009年
114m


感想:
(2022/10/26)

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