鑑賞日記(2022/09)
- メイン・テーマ
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幼稚園の先生・小笠原しぶき(薬師丸ひろ子)は園児・御前崎カカル(中沢亮)を迎えに来たその父・御前崎渡(財津和夫)と食事し、大阪に転勤する御前崎父子を園児らと見送った、歌手・伊勢雅世子(桃井かおり)は渡から大阪に転勤と聞いた。
房総の海岸で、しぶきは4WDに乗った大東島健(野村宏伸)に出会いマジック修業で全国をまわっていると聞いた、東京でしぶきは鳥嶋(小倉一郎)からモデルに勧誘され、健と待ち合わせて一緒に旅をした。
渡はジャズクラブ歌手(松川ナミ)と話し、健としぶきは浜松で降り泊まり、健は四日市始(加藤善博)から相方捜しを頼まれてクラブ歌手・雅世子と知り合い、四日市は客のしぶきにマジックの相方をさせ胴体切断を演じ、しぶきは遅れて来た健と雅世子と会い、しぶきは健と二人で大阪に行き別れた。
しぶきは神戸の御前崎家を訪ねてカカルと再会し渡の妻・御前崎由加(渡辺真知子)が帰宅した、クラブで渡と客(小松政夫)がジャズクラブ歌手(渡辺良子)を聞き、夜に渡が帰宅ししぶきだけが迎え、夜のドライブに行き、翌日しぶきはカカルを幼稚園に送り、由加からペースが乱されると言われた。
しぶきは沖縄に行き放送局の姉・千歳しずく(太田裕美)を訪ねエリ(戸川純)と出会い、健は沖縄の自宅に帰り両親・大東島一郎太(浜村純)と大東島きぬ代(弓恵子)と会い、しぶきはしずくの家を見つけてその夫・千歳国夫(ひさうちみちお)に会った。
エリが放送でゲストの健と話し、健は雅世子と再会した、渡は沖縄に来てクラブで雅世子を探した、しぶきは健と再会し、しぶきは国夫の家に帰宅して渡と再会し、しぶきは想いを打ち明けたが直ぐに去られた。
雅世子はクラブで歌い、健は雅世子を待ち誘うと断られ、雅世子は渡と再会して抱き合いキスした、レストランで雅世子と渡とカカルが食事し、しぶきは二人を見てショックをうけた。
<以下、隠し字>
万座ビーチの海開きで健のマジックショーが行われ、その後に健と雅世子が連れ立って岬へ行き、しぶきは二人のキスを目撃し雅世子に渡との事をつっかかり、しぶきと健は意地を張りあった。
しぶきは雅世子に呼び出され渡と別れたと聞き、しぶきは幼稚園に就職し、健が誕生日の祝いに来た、二人は互いの気持ちを確かめて、ホテルに向かうと道路は渋滞した、ラジオを付けると雅世子のラストコンサートの実況中継が流れた。
雅世子は故郷の石垣島で畑仕事をしそこに渡がきた、しぶきと健は万座ビーチホテルへ来た。
監督:森田芳光
脚本:森田芳光
原作:片岡義男
出演者:薬師丸ひろ子・野村宏伸・財津和夫・渡辺真知子・太田裕美・戸川純・小倉一郎・ひさうちみちお・弓恵子・黒川ゆり・加藤善博・松川ナミ・渡辺良子・中沢亮・小松政夫・浜村純・桃井かおり・
製作年:1984年
101m
感想:
(2022/09/06)
- 伊賀忍法帖
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戦国時代に松永弾正(中尾彬)と柳生新左衛門(千葉真一)は主家・三好義興(松橋登)に取り入りその妻・右京太夫(渡辺典子)を狙い、果心居士(成田三樹夫)が現れて天下と右京太夫を奪えと告げ5人の弟子を預けた。
伊賀忍者・笛吹城太郎(真田広之)の恋人・篝火(渡辺典子)は忍法・三日月剣を習得した、虚空坊(ストロング小林)と水呪坊(佐藤蛾次郎)らが篝火を狙い、城太郎は水呪坊に術を掛けられて死を装い逃れた。
弾正は篝火を見て右京太夫とそっくりの双子の妹で、水呪坊らは篝火から果心秘伝の媚薬を作りを狙い、惚れさせたい女の血筋の生娘が犯され流す涙を名器「平蜘蛛の茶釜」で煮つめ作ると告げ、目覚めた篝火は自らの首を斬った。
妖術僧らは弾正の妄・漁火(美保純)の首を撥ねて二つの首と同体を付け換えて、両人を蘇生させた、顔は漁火で篝火の心と肉体を持つ女は妖術僧らに犯され涙から媚薬が作られた、篝火の肉体と心は茶釜を持ち脱出し、城太郎に会い全てを話し妖術僧に殺された。
城太郎は妖術僧らに襲われ、仲間に伊賀屋敷に運ばれ逃れ服部半蔵(田中浩)と別れを告げた、弾正は篝火の顔を持つ妾・鬼火と報告を受けた。
3日後に弾正は義興と右京太夫と平安祈願のために東大寺に参詣し、妖術僧らは僧兵らを連れ騒ぎを起こし大仏殿に火を放ち、忍び込んでいた城太郎は妖術僧らから京太夫を助けて連れて炎の中に飛びこみ、大仏殿は焼け大仏の首は落ちた。
大仏殿の火事が収まり大仏の台座の下に城太郎と右京太夫は逃れたが、右京太夫が熱を出した、城太郎は薬を持ち帰り右京太夫を看病し右京太夫と篝火が姉妹と知った、だが隠れ家が見つけられ逃げた、城太郎は妖術僧らに見つかるが柳生一族に助けられ右京太夫を渡した。
義興は右京太夫の話しを信じず、果心居士は弾正に術を掛け鬼火の利用を考え、城太郎は医師の妖術僧(福本清三)を一人殺し一味は不死身で無くなり、次ぎに水呪坊を殺した、城太郎は5人目の妖術僧・羅刹坊(風祭ゆき)に気づくが捕らわれた、右京太夫は義興から消え、鬼火が右京太夫になりすまし京の義興に向かった。
<以下、隠し字>
右京太夫は砦に忍び込み城太郎を助け、城太郎は針使いの妖術僧(浜田晃)に襲われたが倒し、城太郎と右京太夫は砦を逃れ虚空坊と闘い殺したが気を失い、義興は鬼火を抱き千鳥(風祭ゆき)と入れ替わった。
右京太夫は京に戻り弾正と義興と鬼火と千鳥に会い、右京太夫と鬼火は本物と主張し、義興は鬼火を刺すが判らず狂い自分を刺した、弾正は右京太夫に媚薬を呑ませようとし、城太郎は来て止めるが囲まれ、柳生一族が来て右京太夫を助け、城太郎は羅刹坊を倒し、新左衛門が弾正を倒した。
悪魔の化身・果心居士が立ちはだかり右京太夫を人質にし、城太郎は祈り十字架にはり付けられ炎に巻かれる右京太夫に飛びつき愛を告げて二人で燃え落ちた。
監督:斎藤光正
脚本:小川英
原作:山田風太郎
出演者:真田広之・渡辺典子・千葉真一・田中浩・中尾彬・成田三樹夫・美保純・風祭ゆき・ストロング小林・佐藤蛾次郎・松橋登・浜田晃・福本清三
製作年:1982年
100m
感想:
(2022/09/06)
- ビブリア古書堂の事件手帖
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五浦大輔(野村周平)は祖母(渡辺美佐子)が死に、夏目漱石全集の『それから』を触り叱られ文字だけの小説が読めなくなった事を思い出し、亡き祖母の遺品の夏目漱石の『それから』に著者のサインを見つけ、ビブリア古書堂の値札と若い写真が挟まっていた。
大輔は鎌倉の片隅の古書店「ビブリア古書堂」に行き、足の悪い店主・篠川栞子(黒木華)に漱石全集を見せて、『それから』のサインの真偽を確かめたいと告げ、栞子は優れた洞察力と推理力でその本には大輔の祖母の秘密が隠されていると指摘した。
「大輔の命名が登場人物だ」4才の頃に本を触り祖母に叱られてから本が読めなくなった大輔だったが、栞子にサインの謎を問い「署名は祖母が書き、田中嘉雄が53年前に祖母に本を贈った」「ビブリア古書堂の値札と蔵書印から、『それから』を他の全集で隠し、他人に知られてはいけない恋だ」と聞いた。
『五浦絹子(夏帆)は田中嘉雄(東出昌大)と恋した』
大輔は栞子に礼を告げ荷物を運び、妹・彩(桃果)から誘われバイトを始めた、栞子から古書店の内容を教えられた、大輔は栞子から『それから』を読んで貰った。
『嘉雄は小説を書き、食堂で絹子と出会った』
彩は食事を作り栞子が世間知らずだと大輔に告げ、ある日に大輔は栞子に連れられ古書組合に行き、太宰治の本の主人公・大庭葉蔵を噂し、稲垣(成田凌)と出会い高価な本が盗まれたと聞き、3人で住所を探し当てて、犯人は目がまもなく見えなくなると告げた。
『嘉雄は絹子に太宰治の「グッド・バイ」を薦め、「晩年」を薦め、次々太宰治の本を薦めた。絹子の夫が帰宅した』
ある日栞子は大輔に、「太宰治の「晩年」のアンカットの希少本を保有し、1月前に太宰マニアの大庭にしつこく売れと要求され突き落とされた」と告げた、大輔は祖母の若い時の写真に「晩年」を見つけ、嘉雄の保有と考えた。
『絹子は嘉雄に呼び出され、嘉雄は伊豆で長編小説を書き籠もり、嘉雄は絹子を呼び夜を過ごした。』
<以下、隠し字>
大輔と栞子は大庭を呼び寄せる方法を考え、「晩年」を売りに出し贋を展示し、稲垣が見に来ると、店と本が放火され、大輔は「晩年」を預かり帰宅して襲われて奪われた。
栞子は復刻版を金庫に入れていたと告げ、大輔は嘘を付かれたと責め別れた。
『嘉雄は小説が採用されず、絹子を訪ねるが拒否され、叔母の勧めで見合いし、絹子は嘉雄から逃げようと誘われ、絹子は懐妊し夫に止められた』
栞子は大庭からメールを受け、大輔は稲垣の本を盗んだ男が目が悪くないと知り稲垣に頼まれて放火も襲ったとも聞いた、栞子は訪れた稲垣から「晩年」を返せと言われ祖父の本と告げ、彩が本箱を稲垣に倒し、大輔が来て栞子と逃げた。
栞子は稲垣を止める為に「晩年」を海に投げた、稲垣の本名は田中で、大輔と稲垣の父は田中嘉雄だった。
監督:三島有紀子
脚本:渡部亮平・松井香奈
原作:三上延
出演者:黒木華・野村周平・成田凌・夏帆・東出昌大・渡辺美佐子・神野三鈴・高橋洋・酒向芳・桃果・
製作年:2018年
121m
感想:
(2022/09/16)
- 日日是好日
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典子(黒木華)は20歳の大学生になり、典子の父(鶴見辰吾)と弟(岡本智礼)と母親(郡山冬果)は従姉妹・美智子(多部未華子)と話し、母親から「お茶、習ったら」と突然勧められ美智子からも誘われた。
二人は近くの茶道教室を訪ね、武田先生(樹木希林)は大きな家にひとり暮らしだった、武田先生は典子と美智子を茶室に通して稽古を開始し、折り紙のように帛紗さばきとちり打ちをして、棗を「こ」の字で拭き清め、茶を飲み干すときにはズズっと音をたて。
翌週に茶碗に手首をくるりと茶筅を通し、茶巾で「ゆ」の字で茶碗を拭き、翌週に茶室に入る時は左足から畳一帖を歩き次の畳へ移り、意味もわからない所作に戸惑った。
2月後小暑に毎週土曜にふたりの稽古を続け、1月後白露に美智子は海外旅行に行き典子は一人で習い手が勝手に動いた、2月後立冬に冬のお茶を習い始め戸惑い、鎌倉の海岸で大学卒業を控えふたりは卒業後を語り合い、美智子は貿易商社に就職を考え典子は志望の出版社に落ちて就職を諦めていた。
正月に武田先生の生徒一同が着物で集まり初釜を行い、1月後に大寒に大勢で寺に行き茶会を行い、2年経ち美智子は貿易商社に就職し典子は出版社でアルバイトをした。
典子には後輩もでき、主婦・由美子(滝沢恵)と婦人警官・田所(原田麻由)と美容師・早苗(川村紗也)だった、夏至と立秋に梅雨と秋では雨の音が違うことに気付き、掛け軸の意味を考え、立冬にお湯の音と、水音の違いが判った。
卒業後3年過ぎ後輩らは色々でお茶を止め、美智子は会社を辞め見合いを決め、典子は出版社の試験を受けると決め茶を休み勉強した、結局試験に落ち、フリーライターと呼ばれ、美智子は結婚し子を産んあだ。
典子は30才になり、15才の新人・ひとみ(山下美月)が入り直ぐに上達しお点前の正確さや知識で典子を抜いた、典子は武田先生にそろそろ工夫というものをしなさいと指摘された。
<以下、隠し字>
典子は結婚予定の2月前に相手の裏切りを知り許せず、3月稽古を休んだが再開し乗り越え、1年後に恋をした、33才に始めて一人暮らしを始め、武田先生の親戚・雪野(鶴田真由)と出会い、武田先生の事を聞いた。
典子は父が倒れ病院に行き疎遠だったと思いそして父が死に、典子はお茶をしながら悲しみに慣れようとし、日日是好日の意味を知った。
12年後の小寒にお茶を始めて24年目(2018年)に時代は変わったが土曜にお茶に行き、武田先生は初釜を行い同じ事が幸せと告げ、典子は12年に1回の干支にしか使わない茶碗を思い出し、教える事で教わる事があると言われた。
監督:大森立嗣
脚本:大森立嗣
原作:森下典子
出演者:黒木華・樹木希林・多部未華子・原田麻由・川村紗也・滝沢恵・山下美月・郡山冬果・岡本智礼・南一恵・鶴田真由・鶴見辰吾・
製作年:2018年
100m
感想:
(2022/09/16)
- そらのレストラン
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設楽亘理(大泉洋)は北海道の道南・瀬棚町の海が見える牧場で酪農とチーズ工房を営み、冬に来て働きたいと告げた女性・こと絵(本上まなみ)と結婚した。
亘理はこと絵と娘・設楽潮莉(庄野凛)と3人家族で暮らし、チーズ職人の師匠・大谷雄二(小日向文世)を訪れ、大谷佐弥子(風吹ジュン)にこと絵のメッセージを渡し、雄二から牧場の牛乳でチーズ作りを学んでいた。
東京から来て牧羊を営む神戸陽太郎(岡田将生)が羊に逃げられ、亘理と野菜作りの富永芳樹(高橋努)に助けを求め、稲作の石村甲介(マキタスポーツ)と漁師の野添隆史(石崎ひゅーい)が探し甲介の息子・大地(杉田雷麟)が見つけ、亘理らはそれぞれが生産する食材を持ち寄り食べて過ごした。
亘理らは朝市で生産した食材を売り、札幌の有名ビストロのシェフ・朝田一行(眞島秀和)が来て食材を食べ買い込んだ、朝田は車がエンストして亘理らに助けられてコテージに戻り、こと絵と石村美智(安藤玉恵)らに食材を使いより美味しく料理して見せ、神戸は漸く自分が育てた羊を食べられる様になり、神戸と朝田も亘理らと馴染んだ。
潮莉は朝田の料理を絵に描き、こと絵はそんなレストランは少ないと告げ、亘理は瀬棚の食材を広く届けるために仲間らに、一日限定のレストランを開くことを提案した、朝田がメニューを考えた。
仲間らは会場を探し、亘理は大谷に相談しチーズ作りを頼んだ、亘理はチーズを作るが納得のいくチーズができずに悩み、大谷が倒れて亡くなった、亘理は佐弥子からチーズを作れと言われたが躊躇し、亘理はチーズを作りに悩んだ。
仲間らはまた集まり食材を料理して食事して大谷のチーズを食べ、亘理は牧場を止めたいと告げて富永と揉めた、こと絵は引っ越した佐弥子から手紙と鍵を受取り、亘理は神戸から会社を辞めた理由を聞き、石村から無農薬農業を大谷から勧められ土地を貰ったと聞き、野添から歌で励まされ、富永に大谷の工房に連れられた。 <以下、隠し字>
亘理は古いチーズを見つけて食べて牧場とチーズ作りを続けると決め、仲間らは海沿いにレストランを開くと決め、こと絵が「そらのレストラン」と名付けた。
野原にレストランを開店し、仲間らと朝田らが客を迎えて、自然食品への想い・自然栽培への想いを語り、UFOを見ようと呼び踊り、羊が食べられる牧場主が語り、亘理はチーズを佐弥子に食べて貰い大谷への想いを語り、季節ごとにレストランを開くと告げた。
監督:深川栄洋
脚本:深川栄洋・土城温美
出演者:大泉洋・本上まなみ・岡田将生・マキタスポーツ・高橋努・石崎ひゅーい・眞島秀和・安藤玉恵・庄野凛・鈴井貴之・風吹ジュン・小日向文世・杉田雷麟
製作年:2018年
126m
感想:
(2022/09/26)
- 累-かさね-
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母・淵透世(檀れい)の13回忌に淵累(芳根京子)は透世に世話になっていたという男・羽生田釿互(浅野忠信)から小演劇のチケットを貰った。
累は舞台を見に行き舞台女優・丹沢ニナ(土屋太鳳)に会い、累は母ゆずりの天才的な演技力を持つが容姿は母に似ず顔の大きな傷にコンプレックスを抱いていた、累は母は口紅を遺しそれはキスした相手の顔を奪い取る不思議な力があった、累はニナと顔を入れ替え演じ、羽生田から透世から口紅の力で累を舞台に出すと頼まれたと告げた。
ニナと累は契約を結んで互いに自分に足りない部分を埋める為に口紅の力で入れ替わることを決めた、羽生田とニナは累を利用すると語り、累はニナの顔でオーディションを受け、演出家・烏合零太(横山裕)は審査しニナの顔と演技を見て特異性に気づいた。
累とニナは合格して、共同で身体作りと演技作りを行い過ごし、12時間ぴったりで元に戻った、累は顔合わせで居場所を見つけ夜にパーティに出席しメンバーの中心にいると感じた、烏合は累に気持を伝え、顔が戻った累は去り、ニナは累から全てを聞き出した。
累はキス場面が出来ず、ニナが来て強引に入れ替わり演技したが烏合はクレームを出した、羽生田はニナを宥めて再度入れ替わりキスした事がないと烏合に告げるとキスされた、ニナの美貌と累の演技力を兼ね備えた女優「丹沢ニナ」は一躍脚光を浴び始めた。
ニナは自分が烏合に見られたかったと気づき、累はニナの気持が判ったが自分の気持ちも抑えられず、本番前日の決起集会に呼ばれてニナに延長を求めた、ニナは決起集会が嘘と知り累から口紅を奪い烏合に会った。
翌朝にニナが家に戻り累に終わりにすると告げた、累は去ろうとするとニナが倒れ羽生田に連絡し発作と知った、累は嫌がるが羽生田から無理矢理にニナの顔にされた。
ニナが気がつくと羽生田から発作で5月寝ていて累が次々舞台をこなしたと知り、累はニナは烏合に変と言われ別れていたと知ったが別れたと告げ、羽生田はニナの母(生田智子)を部屋に呼びニナに会わせた。
<以下、隠し字>
累はサロメの役でヨカナーンにキスするシーンで演出家(村井國夫)からクレームを受けた、ニナは累の顔では実家に戻り叔母(筒井真理子)に透世と誕生を問い、羽生田はサロメの役で悩む累に「透世も口紅を使い、他人の人生を奪っていた」と秘密を明かした。
累は9時に顔が戻り、ニナは累の過去を調べ「小学生の時に友人の顔を初めて奪い芝居に出て、後でナイフで脅され顔を切られ友人は転落死した」と告げ、累はニナに睡眠薬を飲ませて眠らせて顔を奪った、サロメの公演が始まり、ニナは目を覚まし舞台に行き羽生田に9時に偽が剥がれると告げ、場面が終わり屋上で累はニナに偽の口紅に変えたと知り時計を5分遅らせたと告げた。
累とニナは揉み合い転落し怪我を負い、ニナは救急車で運ばれて、累は舞台に戻りサロメを演じた。
監督:佐藤祐市
脚本:黒岩勉
原作:松浦だるま
出演者:土屋太鳳・芳根京子・横山裕・筒井真理子・村井國夫・檀れい・浅野忠信
製作年:2018年 112m
感想:
(2022/09/26)