イメージ画像

鑑賞日記(2022/06)

泥棒役者

大貫はじめ(丸山隆平)は恋人・藤岡美沙(高畑充希)と同棲していた、ある日に大貫は畠山則男(宮川大輔)から「前科者で金が無く、今日盗みに入る先の鍵を開ける」と言われ「美沙に過去をバラす」と脅された。
大貫は畠山と豪邸に盗みに入り金庫の鍵を開けろと命じられ、そこにセールスマン・轟良介(ユースケ・サンタマリア)が来て屋敷の主人に間違われ、家主の絵本作家・前園俊太郎(市村正親)が来て新編集者と間違い、訪れてきた編集者・奥江里子(石橋杏奈)は代理で前園と間違え締め切りを守れと告げた。
大貫は前園に江里子を妻と紹介し「奥さん」と間違われ、江里子は前園をお手伝いと思った、轟がまた来て前園に訪問販売を勧め、大貫は前園の原稿を待ち「タマとミキ」の作者と知り、轟と江里子は話し食い違いを感じ、江里子は電話で編集長・米村真由美(峯村リエ)に連絡した。
轟は訪問販売の教材の油絵の描き方が売れず、畠山は隠れているが暑さで冷房を付け、大貫は前園から企画案がまだと言われ隣りの屋敷にユーチューバー・高梨仁(片桐仁)を見かけた。
大貫は前園から編集者なら時間通りに原稿は出来ないと知るべきと言われ江里子に伝え全く書けてないと言われ、大貫は前園から書けないと言われたが江里子から説得され、轟は誤解し大貫につわりの江里子との婚姻届けを書けと告げた。
大貫は前園に疑われ謝ると代わりに童話を書けと言われ、泥棒の人生をネタにすると言われ弁解すると美沙に過去を話すべきと言われ、轟と江里子は待ちくたびれ大貫と前園に会い勘違いを話し、江里子は前園がゴーストライターだと思った。
高梨が来て江里子はエアコン室外機が壊れうるさいとクレームを告げ、江里子は追い返した、大貫と前園と江里子と轟は童話を考え、前園は妻と「タマとミキ」を書いた頃を話し続編は書けないと告げ、4人がストーリーを考え順調に展開した。
<以下、隠し字>
米村は江里子から「タマとミキ」の続編でないと聞き原稿は不要と言った、前園は前日に米村に「タマとミキ」の続編と約束していた、前園は価値のあるものは金庫の中の原画だけと告げ、畠山がナイフを持ち現れ大貫に金庫を開けさせた。
畠山が大貫は泥棒と明かし、大貫は原画を畠山に渡さず揉めた、警察が高梨の苦情で来て畠山が逃げ、前園は事件でないと告げ轟は実演販売と告げた、原画から手紙が見つかり妻の本心が判った。
大貫は畠山に美沙に全て話すと告げ去り、帰宅し美沙に過去を話し謝り知っていたと言われた。


監督:西田征史
脚本:西田征史
出演者:丸山隆平・市村正親・石橋杏奈・宮川大輔・片桐仁・高畑充希・峯村リエ・(ユースケ・サンタマリア)・
製作年:2017年
117m


感想:
(2022/06/08)

食べる女

東京の書林・もちの木の店主・餅月敦子(小泉今日子)は、「道草」の女将・鴨舌美冬(鈴木京香)と食事を作り、書籍編集者・小麦田圭子(沢尻エリカ)が手伝い、ドラマ制作会社AP・白子多実子(前田敦子)が食事会に参加した。
3人が去り、敦子は雑文「食べる女」を書いた。
多実子はBARロマに行き茄子田珠美(山田優)とシノザキ(間宮祥太朗)と話し、客の本津あかり(広瀬アリス)が酔い去り、白石(勝地涼)が来た。
主婦・豆乃・リサ・マチルダ(シャーロット・ケイト・フォックス)は夫・豆乃修治(池内博之)が帰りいきなり求められ手料理が食べたいから別れたいと言われた。
圭子はマンションから出社しタナベ(ユースケ・サンタマリア)と出会い、後日再会し料理作りに行きたいと言われ部屋に連れ、手作り夕食を食べたた。
マチルダは美冬の店で食事し、美冬は敦子に下宿を頼み、店で教えた。
少女・長尾(桃井)由有羅(宇田琴音)は庭に迷いこみ敦子に出会い、敦子は井戸を掘り、由有羅は同居人から旅行中の母・桃井はる(小島聖)の手紙を見せられた。
由有羅の友人・米坂ミドリ(鈴木優菜)は弟・米坂リュージ(瀧福之助)と母の耳専門パーツモデル・米坂ツヤコ(壇蜜)と暮らした。
敦子は圭子から原稿を催促され逃げお客さん(PANTA)が本を買い料理を誘われ、圭子はタナベとしゃぶしゃぶを食べて酒を誘い抱き合った。
ツヤコとミドリとリュージはピクニックに行き別居中の夫・米坂トキヲ(RYO)を誘い断られた、由有羅はミドリに井戸を見せマチルダと話した。
あかりは酔って男と寝た、美冬はマチルダに見習い卒業と告げ、マチルダは敦子と料理を作り、多実子から圭子はバーで男を話し、珠美はあかりに元夫・淳(眞木蔵人)と別れたが付き合い子を産むと告げた。
<以下、隠し字>
ミドリと由有羅は敦子と話し、あかりは担当者から後任の長島友太(小池徹平)を紹介され食事に誘われた、圭子はタナベから転勤を手紙で聞き、敦子はツヤコから娘・ミドリがもちの木の家に住みたいと主張と聞き、マチルダは「道草」で豆乃に料理を出した。
多実子は白石を連れ「道草」に行き、美冬と敦子とマチルダが料理を作り圭子が来て語り、女らは敦子の家に行き、タナベが「道草」に来て料理を作り白石と食べ、そこに豆乃が来た。
敦子は雑文「食べる女」を完成させた。


監督:生野慈朗
脚本:筒井ともみ
原作:筒井ともみ
出演者:小泉今日子・沢尻エリカ・前田敦子・広瀬アリス・山田優・壇蜜・(シャーロット・ケイト・フォックス)・鈴木京香・(ユースケ・サンタマリア)・池内博之・勝地涼・小池徹平・笠原秀幸・間宮祥太朗・遠藤史也・RYO・鈴木優菜・瀧福之助・宇田琴音・小島聖・PANTA・眞木蔵人
製作年:2018年
110m


感想:
(2022/06/08)

はぐれ刑事純情派

山手中央署刑事・安浦吉之助(藤田まこと)は出張先の本堂で歯を見つけ報告し、署長・横溝重忠(梅宮辰夫)から真犯人の自首し不要と聞き、安浦は駐在巡査(堀内孝雄)に送られた。
安浦は妻が死に娘・安浦ユカ(小川範子)と安浦エリ(松岡由美)と暮らし、ある日にエリは暴走族に絡まれたがトラック運転手・大沢和也(小西博之)に助けられた。
安浦は署で新任の水城警部補(村井国夫)から苦情を言われ、課長・川辺精一(島田順司)と刑事・里見大観(ぼんちおさむ)と高木直(大場順)と浅野信一(吉田栄作)と婦警・田崎晴子(岡本麗)が噂し、安浦は大沢が妹・大沢奈緒子(黒木永子)の男と友達を殴る止めた、安浦は「さくら」で片桐由美(真野あずさ)と会った。
大沢は妹の恋人・佐々木紀男(川岸晋也)とチンピラと佐々木健司(内藤剛志)と喧嘩し殴られた、ある日に安浦と浅野らは紀男の殺害現場を調べ、安浦と田崎は奈緒子と同居人・野村美希(篠原尚子)に事情を聞き、水城は大沢を疑い拘束し一緒にいたエリも署に連れた。
刑事らは紀男の兄・健司は梶沢組員で大沢に焼きを入れたと知り、水城は強引な取調べを行い浅野は反発し、大沢は留置所で騒ぎ安浦を呼び「当夜に水商売の女と会った」と告げた、安浦は夜に張り込み、景子(池波志乃)を見つけて大沢を見た証言を聞いた。
横溝は大沢にアリバイが成立し釈放を決め、反対する水城に人間的な資質が欠けると告げた、科捜研で安浦に弟子丸(三谷昇)は紀男は女性との行為後に殺害されたと告げた、大沢は安浦家にトラックで乗り込み魚を料理し、運送店(左とん平)が荷物の数を調べ大沢に弁償させた。
<以下、隠し字>
水城は大沢に御前か同類が犯人と告げ、安浦は奈緒子から紀男の足取りを聞き、安浦は大沢から奈緒子は人を殺せないと言われた、大沢はエリを食事に誘い安浦に結婚したいと告げ断られた、安浦は片桐と相談した。
安浦は弟子丸から鑑定結果を聞き、安浦と田崎は美希を署に同行し、奈緒子を同行し聴取し「紀男は奈緒子を裏切り、美希を犯したと知り、包丁で刺した」と自白した。
大沢は妹の逮捕を知り銃砲店から猟銃を奪い、安浦宅にのユカとエリを人質にして立て籠もり、安浦は警官に囲まれた中で単身で乗り込み説得した、大沢は外に出て水城に撃たれ病院に運ばれ、安浦は水城殴った。


監督:吉川一義
脚本:石原武龍
原案:山田信夫
出演者:藤田まこと・吉田栄作・小川範子・松岡由美・小西博之・黒木永子・篠原尚子・高樹陽子・丹古母鬼馬二・左とん平・池波志乃・堀内孝雄・山崎明美・梅宮辰夫・島田順司・ぼんちおさむ・大場順・若林哲行・川岸晋也・内藤剛志・三谷昇・岡本麗・村井国夫・真野あずさ
製作年:1989年


感想:
(2022/06/18)

野獣刑事

刑事・大滝誠次(緒形拳)は山根恵子(いしだあゆみ)と同棲し、逮捕した阪上利明(泉谷しげる)が出所すると聞いた、恵子は万引きした息子・稔(川上恭尚)の身柄を引き受け出勤し、大滝に稔は慣つかなかった。
大滝は捜査に呼び出され、女子短大生が刺殺され、大阪府警・福田(西山辰夫)は所轄署長・・川端(藤田まこと)と所轄・鬼頭(遠藤太津朗)に府警刑事課係長・黒木(成田三樹夫)を紹介し、捜査会議で被害者・西尾由美子(麻田三智子)と判明した。
大滝は警部補・三浦(小林薫)とコンビを組みノーパン喫茶でマネージャー(原哲男)とホステス(黄玉華)から「由美子は昼はノーパン喫茶で夜はコールガールする」と聞いた、コールガール組織の組員の客リストを見た、大滝は記者(西園寺章・高峰圭二)と飲み食いし捜査内容を話し、川端と鬼頭から怒られた。
大滝は死体発見現場付近で血の跡の紙片を見つけ並べると女の絵になった、恵子の夫・阪上が出所し恵子に金をせびり家に転り込んだ、阪上は稔を連れ遊び万引きした、大滝と三浦は鑑識課員(大月正太郎)から分析を聞き、絵描き(麿赤児)を聞き込み、大滝は恵子の家で阪上と会った。
大滝は同じ絵を売る・田中輝一(益岡徹)を島村精治(芦屋雁之助)の宿で見つけて別件逮捕し、暴力で尋問した証拠不十分で釈放になり、大滝は捜査本部を外された。
大滝は阪上と呑み、暴力団幹部・石川(蟹江敬三)が阪上に借金を取り立てた、阪上は恵子の金を盗み再びシャブに手を出し、藤本(山西道広)から入手し使用し、大滝は恵子から稔が阪上に懐いたと聞き阪上がシャブに手を出したと知った。
大滝は田中が消え島村に問い「絵は仙波のり子(高野洋子)を書いた」と聞き、大滝はのり子の母(絵沢萠子)から結婚して団地に住むと聞いた、ホステス・花田美智子(白礼花)が襲われ殺され、大滝は黒木から田中の居場所を問われた。
<以下、隠し字>
阪上は火事と消防車を見て恵子に妄想状態で暴れ、制服警官(丸山俊也・池田謙治)に保護された、大滝は恵子に囮になり雨の夜に赤い傘をさして歩いて欲しいと望み、怖がる恵子を結婚したい手柄が欲しいと説得した、恵子は囮になると大滝の目の前で車が近づき赤い傘を残し去った、大滝は追跡し犯人を捕えた、大滝は恵子を病院に運ぼうとしたが死んだ。
大滝は一月の謹慎を受け、解放された阪上は稔に会い大滝を怨み車を奪い稔を乗せて暴走し銃を撃ち、住宅街で人質(富永佳代子)と立て篭り大滝を呼んだ、大滝は黒木の制止を無視して家に潜入して阪上を説得し揉み合い、阪上は逮捕され大滝は救急車で運ばれた。


監督:工藤栄一
脚本:神波史男
出演者:緒形拳・いしだあゆみ・川上恭尚・泉谷しげる・益岡徹・西山辰夫・成田三樹夫・小林薫・藤田まこと・遠藤太津朗・芦屋雁之助・高野洋子・絵沢萠子・麻田三智子・白礼花・丸山俊也・池田謙治・原哲男・黄玉華・・西園寺章・高峰圭二・大月正太郎・麿赤児・山西道広・・富永佳代子・蟹江敬三
製作年:1982年
119m


感想:
(2022/06/18)

天国の駅

昭和45年6月11日に東京小管拘置所内の処刑場で林葉かよ(吉永小百合)47歳が牧師(武内亨)と話した。
昭和30年春、傷痍軍人で下半身マヒ障害者の林葉栄三(中村嘉葎雄)は妻・林葉かよは結城つむぎの織女で美人と評判で外から見て、巡査・橋本浩一(三浦友和)に不審がられ、栄三はかよに嫉妬心を持ち辛くあたった。
橋本は五十沢刑事(丹波哲郎)にかよとの出会いを語った。
つむぎ職人・田川一雄(西田敏行)は染め屋(河合絃司)からかよの糸を受け取り染め、かよは満たされぬ日を過ごし橋本に告白され会うようになり、栄三は街の噂で妻の浮気を知り夜に狂ったように折檻した、橋本は署長と五十沢に栄三の勘違いと告げた。
かよは橋本を殺しと脅されて思いあまって栄三を農薬で毒殺した、警察は脳内出血で死亡として処理し、警察を辞めた橋本はかよの世話で東京の大学へ通よい、ある日に橋本は東京から清水幸子(真行寺君枝)を連れて帰った、橋本はかよに噂を消すために幸子と仮の夫婦になると言い訳した、かよは橋本に手切金を渡し縁を切り、幸子も橋本に騙されていたと知った。
かよと幸子は妙な連帯意識で仲良くなり家を清算して綿谷温泉郷に着き、1年後にかよは土産物店を開きつむぎを織り、五十沢が来てかよに農薬を問い、五十沢は刑事仲間と芸者の幸子と騒ぎ、ターボこと知的障害の田川一雄が住みつきかよを護っていた。
大和閣の主人・福見康治(津川雅彦)は幸子を狙うが、かよに出会い惹かれ旅館に機織りの支店を作ると告げた、康治の妻・福見辰江(白石加代子)が精神病院から戻りかよを追い出そうとして怪我させ、康治は辰江を追い返した。
橋本が現われ幸子に金をせびり、かよがいると知り大和閣に行き康治から手切金を受け取った、康治はターボにかよを大和閣の女将にするとそそのかし、ターボは辰江を列車から突き落として殺害させた、寒川刑事(中田博久)らが調べ、ターボはかよに知らないと告げ、康治はかよと結婚した。 <以下、隠し字>
橋本が芸者を辞めて大和閣に入っていた幸子を呼び出し、幸子は自分とかよを脅す橋本を列車から落とそうとしたが逆に谷につき落とされた、かよは幸子が橋本に殺されたと考えるが康治は許さず、かよは康治に過去の夫殺しを告白しされるままになった。
康治はターボが邪魔になりかよに触れさせて、殺そうとしたがターボの抵抗でかよに手助けを求めたが、かよは逆に康治を刺し殺した、かよはターボに愛されていると知り抱き合った、かよとターボは逃走した、五十沢ら警察が山狩りを行い追いつめ、かよとターボは駅に着いたが警察官が待ちぶせて捕らえられた。
橋本は懲役6年、ターボは死刑になり、かよは天国への階段を登った。


監督:出目昌伸
脚本:早坂暁
出演者:吉永小百合・西田敏行・三浦友和・真行寺君枝・白石加代子・丹波哲郎・津川雅彦・中村嘉葎雄・中田博久・武内亨・河合絃司・
製作年:1984年
133m


感想:
(2022/06/28)

宮城野

寛政六年の江戸の処刑場で女郎・宮城野(毬谷友子)が処刑され、罪状は東州斎写楽殺しだった。
宮城野は客・矢太郎(片岡愛之助)がいて、おかよ(佐津川愛美)に抜け出せと誘い、女将(樹木希林)と宮城野は女郎の死を噂し、お節介と呼ばれていると告げた。
矢太郎は東洲斎写楽(國村隼)に絵を見せ、写楽の弟子で偽絵を描いていた。
矢太郎は絵を描き、おかよに見せ親しくなりかくれんぼをし、逢い引きした。
写楽は矢太郎に魂の抜け殻だと告げ、矢太郎は遊び、宮城野の絵を描き渡し、矢太郎は絵を破り捨て彷徨った。
ある日宮城野に矢太郎が訪れ、女将は精気が無いと心配し、宮城野は人を殺したかと問い否定され、写楽の絵と言うと高値で売れると言われ、師の写楽を殺してきたらしいと察した。
宮城野は矢太郎に裸の絵を描きたいと言われ応じ、矢太郎は写楽におかよとの仲を悪く言われ首を絞めたと告げ、宮城野との夫婦は惨めだと告げた。
矢太郎は宮城野の首を絞めるが殺せず謝り、身の上話を聞き、金儲けの為に殺したと告げ去った。
<以下、隠し字>
宮城野は雪の中を彷徨い夢を見て、矢太郎と出会った時を思い出し、自分は人の身代わりになり生きて行くと考えた事を思い出した。 宮城野は役人を呼び絵を見せて捕らわれ、写楽殺しで処刑された。


監督:山崎達璽
脚本:酒井雅秋
原作:矢代静一
出演者:毬谷友子・片岡愛之助・樹木希林・國村隼・佐津川愛美
製作年:2008年
77m


感想:
(2022/06/28)

このページの先頭へ