鑑賞日記(2022/03)
- モリのいる場所
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昭和天皇(林与一)は洋画家・熊谷守一(山崎努)の絵を見て「何歳の子が描いたか」問い、守一の家の庭には草木が茂り多数の虫や猫などが住み付き鳥を飼い、守一は永くその庭の生命を眺めるのを日課にし、家政婦・美恵ちゃん(池谷のぶえ)は守一の妻・秀子(樹木希林)と話した。
郵便屋が来て表札が盗まれていると知らせ、守一は秀子と囲碁をし散歩に行き草木や虫を眺め石を拾い、池に下りて魚を眺めた。
画商・荒木(きたろう)と老人が来て美恵ちゃんと話し、ガス検針員らが次々来て、次に朝比奈(光石研)が来て温泉旅館の看板を描いて欲しいと頼むが忙しいと断り、信州から来たと頼むと準備し、荒木は守一は新幹線を知らず遠いと思ったと告げ、皆が見守り、守一が檜の看板に「無一物」と書いた。
秀子と美恵と守一は土産の旅館饅頭を食べ、美恵は表札を釘で打ち付け隣人の佐伯(森下能幸)が呪いのようだと言い、守一の撮影に情熱を持つ写真家・藤田武(加瀬亮)が書生・鹿島公平(吉村界人)と来て、守一が座る場所を天狗の腰掛けと呼び、守一を見守り撮影し、守一は藤田に虫の行動を見ろと告げ鹿島にも見せた。
隣人の佐伯夫婦が色紙を頼み、肉屋が来て、テレビで守一の取材が放送され、守一は門から外に出て歩きマンション反対の看板を見て少女に出会い戻り、佐伯の妻がカレーを持って来て美恵らがうどんを作りカレーうどんにして食べドリフターズの噂をし、文化勲章授与の電話が掛かるが守一は断った。
美恵が外出し、鹿島は虫を見て悩み、守一は藤田とカメラで互いを写し、藤田と鹿島は帰り、マンション建設の水島(吹越満)と現場監督・岩谷(青木崇高)が来て秀子に守一に会いたいと告げ、家の周囲の立看板の除去を求め、秀子は陽当りが悪くなると答え、岩谷は守一に息子が描いた絵を見せ天才か問い、下手だがそれで良いと言われた。
<以下、隠し字>
美恵はプールで溺れ、水島と岩谷が帰り、守一は池のある穴を埋めようと考え岩谷と相談した、暗くなり美恵が戻り食べ物を買いすぎ、夜に岩谷が作業員らを多数連れて来て食べて呑み、守一は男(三上博史)から宇宙に誘われたが断った。
穴が埋められ、美恵は表札がまた盗まれ、藤田と鹿島は完成したマンション屋上から家と庭を写した。
監督:沖田修一
脚本:沖田修一
出演者:山﨑努・樹木希林・加瀬亮・吉村界人・光石研・青木崇高・吹越満・池谷のぶえ・きたろう・林与一・三上博史・森下能幸・・
製作年:2018年
99m
感想:
(2022/03/10)
- 空飛ぶタイヤ
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赤松運送社長・赤松徳郎(長瀬智也)は専務・宮代直吉(笹野高史)と話合い、整備課・門田駿一(阿部顕嵐)は外注の噂を問い、徳郎は横浜港北中央署・高幡真治(寺脇康文)に呼び出され運転手・安友研介から走行中のトラックからタイヤが外れた事故で主婦・袖木妙子(谷村美月)が死亡しと聞いた。
徳郎と宮代と営業課長・高嶋靖志(大倉孝二)は現場を調べ、世間やマスコミからバッシングを受け夫・袖木雅史(浅利陽介)から葬儀で追い返され、会社で整備課長・谷山耕次(六角精児)から謝られ、運輸局が監査し、担当・門田が一般より厳しい検査をしていたと判った。
徳郎は門田とその妻を訪ねて謝罪した、徳郎は高幡に運輸局の監査に通り整備に問題はなかったと報告し、原因調査待ちと言われ、徳郎は製造元のホープ自動車販売・益田順吉(木下隆行)に問い合わせ、ホープ自動車本社から断られた。
徳郎は顧客の相模精密加工配送担当・平本克幸(田口浩正)から整備不良を疑われ切られ、ホープ銀行自由が丘支店・小茂田鎮(渡辺大)に融資を頼み整備不良を疑われた。
徳郎は帰宅し妻(深田恭子)に励まされ、徳郎は谷山から1台だけタイヤが外れるとは考えにくいと聞き、高幡ら警察は調査結果で事業所捜査を行い、ホープ自動車販売部カスタマー戦略課課長・沢田悠太(ディーン・フジオカ)は徳郎からの再調査依頼を受け無視し、徳郎は沢田に電話したが出なく、戦略課・北村信彦も断った。
徳郎は宮代から類似事故が群馬でもあったと聞き、野村陸運社長・野村征治(柄本明)に会いハブの磨耗と言われたが構造上の欠陥を疑うと聞き、徳郎は沢田を訪ね北村に不在と言われ、ホープ自動車品質保証部・室井秀夫(和田聰宏)は沢田に赤松運送の再調査依頼を問い、沢田は車両製造部・小牧重道(ムロツヨシ)に室井の動きを問うた。
徳郎は谷山に野村陸運の事故を告げると門田からハブも検査したと聞き、谷山は独自調査を告げ、徳郎はハブはホープ自動車が保管して返さないと告げた。
沢田は小牧は研究所・加藤宏芳から経営会議でタイヤを話したと聞き、沢田は室井と品質保証部長・柏原博章(木下ほうか)と係長・杉本元(中村蒼)に群馬の事故を問いリコール隠しを疑い、沢田は販売部長・花畑清彦の指示で販売部部長代理・野坂康樹(村杉蝉之介)から注意され、沢田は北村から赤松運送が部品返却を求めて来たと聞き徳郎の電話を受けた。
沢田と小牧は夜に機密情報を調べ、ホープ自動車常務・狩野威(岸部一徳)はホープ銀行専務・巻田三郎(升毅)に事故の報告を告げ、ホープ銀行本店営業本部・井崎一亮(高橋一生)は部長・濱中譲二(津田寛治)にホープ自動車は杜撰な事業計画だと告げた。
井崎は週刊潮流記者・榎本優子(小池栄子)から取材を受け、ホープ自動車の内部告発のリコール隠しがあったと聞き、徳郎ははるな銀行蒲田支店・進藤治男に融資を頼み、井崎は狩野から支援を求められ事業予測が疑わしいと答え、ホープ自動車品質保証部で不法アクセスを調べた。
徳郎は榎本からホープ自動車の3年前のリコール隠しが今回もあると聞き、沢田は小牧と杉本から狩野が3年前のリコール隠し捜査に関わったと聞き、沢田は榎本から接触され、沢田は野坂と花畑に社長への意見書提出を求め、狩野は柏原に沢田への対応を求め杉本を疑うと聞いた。
品質保証部で内部調査が始まり、沢田は人事副部長・浜崎紀之(斎藤歩)から呼び出され、徳郎と宮代は沢田と北村に会い謝罪され部品の返却が遅れるので保証金1億円を渡したいと言われ、袖木妙子の法要で徳郎らは雅史から非難された。
徳郎は沢田に保証金を断り、週刊誌の発売日が決まるが掲載は中止になり、徳郎はホープ銀行自由が丘支店・小茂田から返済を求め法的処置を告げられ、徳郎ははるな銀行蒲田支店・進藤に相談し停止されれば万事休すと言われ、高嶋が退職を求め、徳郎は横浜地裁から雅史の損害賠償請求を受けた。
徳郎は妻から息子への苛めに直接親に会い終わらせたと知り、沢田は栄転し、徳郎は榎本から記事は見せられないと聞き代わりに事故リストを受け取り、杉本は左遷され、沢田は商品開発部部長代理・真鍋敏影(矢島健一)から冷遇された。
徳郎は沼津の嶋本運送(木本武宏)と石川の稲葉運輸と大阪で断られ、愛知の高森運送でリスト漏れの事故を調査した運送会社・富山ロジスティックを知り相沢寛久(佐々木蔵之介)に会い「シャフトとハブと変速装置で、同じクラッチハウジング破損要因だ」と聞き資料を受け取った。
<以下、隠し字>
徳郎は高幡に相沢の書類を渡し、沢田を訪ね異動を聞き後任・長岡(近藤公園)に書類を見せ、狩野は無視を命じ、沢田は上部の圧力を知り杉本から情報とパソコンを渡され、徳郎は銀行から法的通知を受けた。
徳郎は沢田から組織の駒だと言われ、神奈川県警はホープ自動車を家宅捜索した、高幡は狩野にパソコンの資料を見せた、ホープ銀行頭取(津嘉山正種)は巻田らを非難した。
ホープ自動車は競合と合併し、徳郎ははるな銀行の支援金でホープ銀行に返済した、徳郎は雅史に会い謝罪し訴訟取下げを聞いた。
1年後に徳郎は沢田に内部告発を問うが答えはなかった。
監督:本木克英
脚本:林民夫
原作:池井戸潤
出演者:長瀬智也・(ディーン・フジオカ)・高橋一生・深田恭子・寺脇康文・小池栄子・阿部顕嵐・ムロツヨシ・中村蒼・和田聰宏・木下ほうか・浅利陽介・谷村美月・近藤公園・村杉蝉之介・渡辺大・矢野聖人・田口浩正・斎藤歩・矢島健一・津嘉山正種・木下隆行・木本武宏・柄本明・佐々木蔵之介・六角精児・大倉孝二・津田寛治・升毅・笹野高史・岸部一徳・
製作年:2018年
120m
感想:
(2022/03/10)
- のみとり侍
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老中・田沼意次(桂文枝)は権力をふるい、陳情者が群がり莫大な賄賂が届き、鎖国派・松平定信は開国派の意次には冷ややかだった。
越後長岡藩江戸屋敷で藩主・牧野備前守忠精(松重豊)主催の和歌の会が行われ藩士・小林寛之進(阿部寛)は機嫌を損ねて、江戸の裏稼業・猫の蚤取りを命じられた。
寛之進は蚤取りの親分・甚兵衛(風間杜夫)と妻・お鈴(大竹しのぶ)を訪ね仇討ち目的と間違われて、長屋に連れられ子供らに読み書きを教える佐伯友之介(斎藤工)に会った、翌日寛之進は猫の蚤取り方法を教えられ、猫の蚤を取る他に実は女への淫売の裏稼業だった。
寛之進は街に出て亡き妻・千鶴にそっくりのおみね(寺島しのぶ)と出会い、おみねが最初の蚤取り相手となったが直ぐに下手と罵られた、帰途に寛之進は近江屋清兵衛(豊川悦司)と出会い、武士だったが婿養子になり妻・おちえ(前田敦子)に浮気を封じられたと聞き、寛之進は女の喜ばせ方を教えてくれと頼んだ。
寛之進は長屋で友之介と話し、品川の水茶屋・半夏生で清兵衛は女(飛鳥凜)と遊び、寛之進はそれを覗き学んだ、寛之進はおみねに会い憶えた方法で蚤取りを行い、寛之進は甚兵衛からも教えられ女の気持ちになり相手をした。
清兵衛はおちえに浮気がばれて非難され傘だけ持って寛之進の長屋に来て猫の蚤取りになった、友之介は猫に引っ掻かれて寝込み清兵衛は医者を呼びに行くが戻らず、寛之進は友之介の刀の値打ちを知り医師(伊武雅刀)に治療を頼み、刀は偽と判ったが治療した。
おみねに迎えの行列が来て、意次がおみねに失脚したと告げ、寛之進は藩の汚職を調べ命を狙われ藩主は殺す代わりに猫の蚤取りしたと告げた、意次失脚で蚤取り禁止令が敷かれ寛之進は奉行所に捕われた。
<以下、隠し字>
猫の蚤取りらは鋸引きの刑になり晒され、甚兵衛とお鈴が来て2日待てと告げ、友之介が守り、夜に長岡藩家臣が来て寛之進を連れ去り、寛之進は屋敷で沙汰を待ち清兵衛と出会い、清兵衛は記憶を取り戻し、寛之進と清兵衛は思いを伝え、藩主は寛之進に藩の改革を命じた。
監督:鶴橋康夫
脚本:鶴橋康夫
原作:小松重男
出演者:阿部寛・寺島しのぶ・豊川悦司・斎藤工・風間杜夫・大竹しのぶ・前田敦子・桂文枝・伊武雅刀・飛鳥凜・雛形あきこ・樋井明日香・山村紅葉・
製作年:2018年
110m
感想:
(2022/03/20)
- 不能犯
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杉並北署刑事・多田友子(沢尻エリカ)と部下・百々瀬麻雄(新田真剣佑)は容疑者を逮捕した、木島功(水上剣星)は宇相吹正(松坂桃李)が放った蜂で死に、刑事・夜目美冬(矢田亜希子)と赤井芳樹(テット・ワダ)は監視カメラの黒スーツの男を告げたが鑑識・河津村宏(安田顕)と前川夏海(岡崎紗絵)は毒物反応は無く心筋梗塞が死因と告げ、多田は過去にも類似事件がある不能犯と告げた。
川端タケル(間宮祥太朗)が多田に配達に来て、羽根田健(忍成修吾)は町内会長・鳥森広志(小林稔侍)にゴミをチェックされ、妻・桃香(水上京香)が鳥森に襲われたが、羽根田は逆に脅され、羽根田は電話ボックスに殺人依頼を残すと黒スーツ男が現れ標的を死に至らすとSNSで噂さを知り依頼した。
百々瀬はマインドコントロールによる思い込みが死因と考え、宇相吹は鳥森に暗示を掛けて殺し、羽根田は宇相吹に誘導されて妻が薬使用を鳥森に注意されたと知り薬仲間を殺害し妻に刺されて妻を殺害した、多田と赤井らは現場を調べ宇相吹を任意同行した。
夜目と多田は宇相吹を取調べ、夜目は否定され目を見て動揺しマインドコントロールされた、夜目の手首が腫れるが何も検出できず不能犯だった、多田は百々瀬に「夜目は痴漢を現行犯逮捕し、容疑者の河津村の息子は否定し自殺した」「宇相吹は夜目を動揺させた」と告げた。
夜目は宇相吹に暗示を掛けられ腕を切り死に、多田と鑑識らは調べ、河津村は宇相吹から殺意は濁ると言われ、殺人依頼を告げ多田ら署員らが聞き逃げて転落死した、。
木村優(真野恵里菜)は電話で呼び出され宇相吹に姉の人気ジェリーデザイナー・夢原理沙(芦名星)の殺害を依頼し、宇相吹は夢原に暗示を掛け交通事故が起きた。
多田は川端が働く店で櫻井俊雄(今野浩喜)と話しニュース「公園で大爆発事件」を聞き、帰途に多田は宇相吹から「稀に支配できない人間がいる」「止めるには宇相吹を殺せ」と言われた。
夢原は婚約者の病院に入院し、多田と百々瀬は聴取したが思い込みと知り、失敗理由を考え、夢原は宇相吹の暗示を受け婚約者と看護師・西冴子(堀田茜)との関係を疑い婚約者を刺した、木村は宇相吹から電話を受け、百々瀬は暴力を振るう男を取り押さえたが爆弾を仕掛けられ、木村は夢原の謝罪の手紙を読み後悔して自殺した。
<以下、隠し字>
多田と若松亮平(菅谷哲也)は夢原に精神鑑定を受けさせ、夢原は若松を襲い多田を脅迫し宇相吹の居場所に行き殺害を命じたが出来ず、夢原は自害しナイフを宇相吹に持たせた、赤井らが来て宇相吹を拘束した。
多田は宇相吹を取調べ「夢原は自害したと告げ」宇相吹は釈放された、多田は川端に眠らされて連れられ爆弾魔と明かされ、どちらかのスイッチを押せと脅された、宇相吹に木島殺害を依頼したと告げ襲うと暗示を掛けられ、宇相吹は櫻井に依頼されたと告げた。
多田は宇相吹を刺して川端を拘束し爆弾解除に向かい、川端は逃げて公衆電話を掛け、多田は爆弾を屋上に運ぶと爆発し、宇相吹は川端に暗示を掛け殺した。
監督:白石晃士
脚本:山岡潤平・白石晃士
原作:宮月新・(画)神崎裕也
出演者:松坂桃李・沢尻エリカ・新田真剣佑・間宮祥太朗・(テット・ワダ)・菅谷哲也・岡崎紗絵・真野恵里菜・忍成修吾・水上剣星・水上京香・今野浩喜・堀田茜・芦名星・矢田亜希子・安田顕・小林稔侍・
製作年:2018年
106m
感想:
(2022/03/20)
- 探偵ミタライの事件簿 星籠の海
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横浜の大学で御手洗潔(玉木宏)は脳科学を講義し、その後に編集者・小川みゆき(広瀬アリス)から死体島の話を聞き、松山市の興居島に行き刑事から「島に男の死体が半年に6体流れ着き身元は不明」と聞き、御手洗は特殊な海が犯人だと言った。
瀬戸内海水理模型試験場で御手洗と小川は技官・北王子(金児憲史)と「瀬戸内海は太古の昔から6時間ごとに潮の満ち引きが繰り返される時計仕掛けの海」をコンピュータシュミレーションし、「6体が福山市から流れ着いた」と突き止めた。
御手洗と小川は福山で福山署・黒田優作(小倉久寛)と会い、西京化学本社で槙田邦彦(吉田栄作)は水族館建設と首長竜の捕獲を説明し、福山で外国人女性の変死体が見つかり御手洗は調べ覚醒剤ショック死と知り放置して待ち、福山歴史博物館で滝沢加奈子(石田ひかり)は館長・富永幸平(螢雪次朗)と阿部政仁の古文書から「星籠」を見つけた。
御手洗らと黒田と刑事・三橋博之(渡辺邦斗)らは張り込み、侵入した4人の男を逮捕した、御手洗らと黒田は黙秘され外国人と知り、黒田から「滝つぼに目を潰した居比修三(神尾佑)と口を塞いだ居比篤子(今野麻美)が縛られた事件を聞き、罰と考えた。
御手洗らと黒田は病院で修三から「ベビーシッター・辰見洋子(谷村美月)が襲われ子供が誘拐され、犯人に呼び出され淀媛神社に行き襲われた」と聞き、西京化学で加奈子は小坂井准一(要潤)に会い、御手洗が現場を調べ洋子を疑い、御手洗らは海で水竜を見た噂を知った。
御手洗らと黒田は洋子を聴取し、外国人が歩道橋から転落し加奈子は襲われて転落させたと証言し星籠の謎を追い尾行されたと告げ、鞆の浦で御手洗らと加奈子は「ペリーと幕府軍の出陣図に星籠があり新造船で、織田信長が村上水軍の争いに作った鉄甲船が以後消えた」と聞いた。
<以下、隠し字>
御手洗らと加奈子は小坂井と社長・槙田に会い、加奈子は怱那水軍の記載を見つけ、夏島健二(寺脇康文)の高速船で怱那鷹光(品川徹)に会い発明者の末裔が造船所を行い今は小坂井と聞き、御手洗らと加奈子は小坂井に会い「星籠は潜航艇」と告げ設計図を見せられた。
御手洗らと黒田は張り込み住居侵入した小坂井を見つけ「刺された洋子に頼まれ覚醒剤を隠したが襲われ、槙田に助けられ事情を話した」と聞き、御手洗らは洋子に「子供をベランダから落とし死に、隠蔽し自分で刺し狂言誘拐したが、槙田に覚醒剤を奪われた」「槙田は外国人を使い覚醒剤を作り、死んだ関係者を海に流し、洋子の犯罪を利用した」と告げた。
黒田らは槙田を探し、覚醒剤密造工場で外国人を確保し、御手洗らは夏島と船で槙田が逃亡する貨物船を追い槙田を見つけ、水竜の正体の星籠が現れ小坂井が操縦して海に飛び込み貨物船に衝突させた。
監督:和泉聖治
脚本:中西健二・長谷川康夫
原作:島田荘司
出演者:玉木宏・広瀬アリス・石田ひかり・要潤・谷村美月・小倉久寛・吉田栄作・寺脇康文・神尾佑・今野麻美・螢雪次朗・金児憲史・品川徹・片桐竜次・渡辺邦斗・寺井文孝・
製作年:2016年
107m
感想:
(2022/03/30)
- 悪の教典
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教頭(篠井英介)や教師は試験でのカンニングを職員会議で討議し蓮実聖司(伊藤英明)と釣井正信(吹越満)は携帯電話使用への対策を提案したが電波法違反で実現せず、蓮実は生徒から「ハスミン」と愛称で呼ばれる高校教師だった。
生徒・早水圭介(染谷将太)と片桐怜花(二階堂ふみ)と田部(浅香航大)らが蓮実の様子を話し、蓮実は生徒・清田里奈(水野絵梨奈)の父・清田(滝藤賢一)からいじめの苦情を聞き、里奈が教師・柴原徹朗(山田孝之)に万引きを見つかりセクハラを受けたと聞いた。
蓮実は試験で携帯電話を集め、妨害電波が出され早水らは釣井から他から出たと警告された、非難訓練やAED使用訓練を行い、蓮実らは清田から再度いじめのクレームを受け単なるガス抜きた答え、蓮実は美和からキスされ目撃された。
クレームをつけた清田のタバコの不始末でボトルの水が油に代えられ失火し刑事(矢島健一)が調べ釣井から蓮実が都立北原高から来たと聞き、教師・久米(平岳大)はライフル射撃し生徒・前島雅彦(林遣都)と過ごし蓮実から肉体関係を問い詰められた。
蓮実は美和を部屋に連れた、早水ら3人はウエテル効果の自殺連鎖が北原高で有ったと話し、早水は釣井に蓮実への疑惑内容を聞き、蓮実は電車で釣井を撲殺し自殺に見せかけた、早水は盗聴器にきずき蓮実に拷問を受け殺害された、蓮実は美和に田部の携帯電話を見られ、文化祭の夜に屋上で殴り遺書を残し突き落とし、目撃されて殺害した。
蓮実は久米を学校に呼び出し撲殺し、生徒らは携帯電話が圏外になり不審を持ち、蓮実は音楽部の生徒3人を銃で撃ち、柴原を撃ち、校内放送で不審者侵入し屋上に避難しろと生徒に指示した。
<以下、隠し字>
3人は公衆電話に行くが繋がらず蓮実に撃たれ、前島らは防火シャッターを閉めてバリケードを作り、蓮実は屋上階に行き生徒らを撃ち殺し、校内の生徒を次々撃った、洋弓部生徒が逃げて警察に通報し戻り女生徒を助けようとして撃たれ、蓮実は火をつけ、窓から侵入して篭っていた生徒らを撃った。
片桐らは避難袋を探し、蓮実は避難袋を撃ち、久米が起こした事件に見せかけ、警察と消防が来て蓮実を見つけ、生徒2人が見つかりAEDの録音を再生して蓮実が行ったと判り逮捕された。
監督:三池崇史
脚本:三池崇史
原作:貴志祐介
出演者:伊藤英明・二階堂ふみ・染谷将太・林遣都・浅香航大・水野絵梨奈・山田孝之・平岳大・吹越満・山中崇・篠井英介・矢島健一・岩松了・小島聖・滝藤賢一
製作年:2012年
129m
感想:
(2022/03/30)