鑑賞日記(2021/04)
- 風の絨毯
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飛騨高山で中田金太(三國連太郎)は祭りの伝統を残そうと考えて貿易商・永井誠(榎木孝明)と相談し、永井さくら(柳生美結)は母・永井絹江(工藤夕貴)と神社に参り、テレビで「中田は絹江に祭りの屋台用のペルシャ絨毯のデザインを依頼し、絹江は豊富を語った」、絹江は絨毯をデザインを行なった。
絹江は交通事故で死に、誠は中田からイランの絨毯の進行を問われ、さくらと誠は絹江のデザインの絨毯を受け取りにイランに行った。
さくらと誠は誠の友人で絨毯仲売人・アクバル「Acbar」(レザ・キアニアン)と会い家に行き、翌日に工場に行くと手ちがいで絨毯はまだ編んでいなく3月かかると聞き、誠とさくらはアクバルの妻からまだ編まれていなくて祭りの期日に間に合わないと知った。
さくらはアクバルの甥・ルーズベ「Ruzbe」(ファルボー・アフマジュー)と話しその馬車に乗り、誠は絹江の形見が間に合わないと落ち込んだ。
ルーズベはアクバルに「20日で絨毯が編める、2-3交代で編む」と告げ、アクバルは人を集めて夜も作業する準備をした。
絨毯を編み始めて、さくらは絹江から教えられた事を思い出し、毛糸の乾燥が遅れて揉めると、ルーズベは仲間の子らに手伝いを頼み乾かせた、縦糸が切れては誠は心配し、編み手は疲れては眠り交代した。
<以下、隠し字>
ルーズベはさくらが気になり、さくらは盲目の少女と親しくなり、ルーズベはさくらと病気の自分の父を見舞いに行き、アクバルが釜の火を強くした為に綠の毛糸が染められず、買いに行くが金曜日で断られた、マーバジは方法を考えて染め、黒糸が間に合わなくなり、セーターの毛糸をほどいた。
祭りがあり皆が踊り、お坊さんを呼び結婚式を行った、絨毯はついに編み上がり、絨毯は高山の屋台に飾られた。
監督:Kamal Tabrizi
脚本:モハメッド/ソレイマン・今井雅子
出演者:柳生美結・ファルボー/アフマジュー・レザ/キアニアン・榎木孝明・工藤夕貴・三國連太郎
制作年:2002年
111m
感想:
(2021/04/04)
- 僕達急行 A列車で行こう
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のぞみ地所社員・小町圭(松山ケンイチ)は眼鏡営業・梓(貫地谷しほり)を東京を案内し、コダマ鉄工所の二代目・小玉健太(瑛太)は外国人同僚と鉄道旅行を話し、小町は会議で構想マンション建造に疑問で地方進出を告げ、小玉は社長の父・鉄男(笹野高史)から融資が駄目と聞き、小町は梓と呑み眼鏡を勧められ、小玉は父とキャバレーに行くが盛り上がらなかった。
小町は住むマンションが建て替えになり部屋を探し、電車でローカル線で会った小玉と再会し鉄道マニア同士で「鉄道が見える景色・トレインビュー」の部屋を訪ね、コダマ鉄工所の寮に入居した、小町は会社で社長秘書・三上翠(村川絵梨)と話し、社長・北斗(松坂慶子)と専務・天城(西岡徳馬)は部長(菅原大吉)から会議内容を聞き小町がベンチャープロジェクト向きと考えた。
小玉は融資先担当(中村靖日)から方針変更と聞き、小町は彼女の気持ちが判らず、北斗社長は小町の九州支社転勤を決めた、三上は本屋で小町に会い母・稲穂(星野知子)を紹介し、喫茶店で彼女を呼び出し転勤を告げた。
九州で小町を支社長・湯布院(三上市朗)が迎えベイ沿いのマンションに案内し、出社し日輪が本社企画の駄目施設を車で案内し競技場やゴルフ場は寂れていた、小玉は鉄男の大空(伊東ゆかり)の娘の元キャバ嬢・あやめと見合いし列車でデートしたが、最後は破談になった。
湯布院らはソニックフーズ社長の口説き落とし方法に悩み北斗社長の九州来訪を望み、小玉は在来線で博多に行き小町に会い、小町と小玉は鉄道で旅し、社長・筑後(ピエール瀧)はキャバ嬢と旅し、小町と小玉は社長と出会い鉄道ファン同士で意気投合した。
筑後の鉄道模型を見て、小玉はメカが強く故障を修理し、模型を動かして楽しんだ、北斗社長と専務は福岡に飛行機で来て、ソニックフーズの工場に行き筑後と会い、夜に中州で呑み、北斗社長が席を外し、小町が来て筑後と再会し鉄道で盛り上がった。
<以下、隠し字>
小町は帰る予定の小玉を引き止めてソニックフーズに連れて、コダマ鉄工所の助けを求め精密機械の設計を頼んだ、小町は工場用地を探し、地主・早友(伊武雅刀)と交渉しジョギングを命じられ、小玉はあやめと福岡で会い好きだと言われ早友の娘と知り、小町は土地買収に成功し小玉とローカル駅で待ち合わせると梓が入れ替わりに列車で着いた。
のぞみ地所はソニックフーズから受注し、コダマ鉄工所は融資を受け、小町は東京転勤で戻り、小玉と鉄道に乗った。
監督:森田芳光
脚本:森田芳光
出演者:松山ケンイチ・瑛太・貫地谷しほり・村川絵梨・ピエール瀧・星野知子・伊東ゆかり・笹野高史・伊武雅刀・西岡徳馬・松坂慶子・菅原大吉・中村靖日・鈴木亮平・近野成美・松平千里・田村ツトム・橋本一郎・三上市朗
制作年:2011年
117m
感想:
(2021/04/04)
- わさお
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青森県鰺ヶ沢の白神山地のトライアスロン大会で白い毛の秋田犬の子犬・しろがアキラが落としたボールを取りに行き、助けようとした母(クノ真季子)が撥ねられ、アキラが父(尾美としのり)に子犬のせいと告げ、父は犬を東京に連れて返し、子犬は逃げて旅をした。
鰺ヶ沢で菊谷テツ子(薬師丸ひろ子)は犬を散歩し、菊谷(平田満)は飲食店主(鈴木砂羽)に魚を渡し、達也(甲本雅裕)は畠が荒らされ収穫が少ないと告げ、アキラはテツ子に話しかけ、テツ子は6頭の犬にエサをやり、釣人(佐野史郎)は白いライオンを見たと告げた。
テツ子は漁師の夫ときくや商店を行い、病気の老犬・なぎさを連れて谷岡医院で治療を受け、テツ子は達也から温室が荒らされたと聞き、アキラは犬の世話を手伝い犬の妊娠に気づき佐枝ら中学生3人組に告げ、姉と病院に行き母を見舞った。
テツ子は白く長い毛の大きな秋田犬に会い、町役場は野犬が荒らす苦情を聞き熊を疑い、老人3人組は村祭りとトライアスロン大会を相談し、テツ子は秋田犬にエサを与えようとしたが食べず、アキラは家族に子犬・しろを東京にやった事を後悔した。
町役場はマタギの猟師(笹野高史)に調査を頼み、テツ子夫婦は秋田犬にエサを与えようやく食べた、老人3人組と達也はトライアスロンの練習をし、出会った白い犬をわさおだと話し、中学生3人組はトライアスロンの後夜祭の参加を考え、テツ子は他の犬と一緒にわさおを海岸に散歩に連れた。
中学生3人組は太鼓と笛を谷岡から習い、アキラは佐枝と妊娠した犬を見て別れたしろの事を告げ、テツ子夫婦はマタギから野犬の世話するなら繋げと告げられ、テツ子はわさおを世話し始め、テツ子は両親の離婚で悩む佐枝を励まし、わさおは病院に現れた。
アキラの母は回復に向かい、父は医師から弘前病院での手術を勧められ、テツ子はわさおが病院のアキラと母を見ていると知り、テツ子は谷岡と弱った老犬・なぎさを見守るが夜中に死んだ。
トライアスロン大会で選手は海を泳ぎ自転車で走りマラソンし、アキラの母が転院しアキラ姉弟とわさおが見送り、達也と老人3人組が遅れたが完走し花火が上がり、アキラは母に会いに森に行き、釣人がアキラと熊を見かけ、わさおがアキラを追いアキラを襲う熊と争い、人々は森でアキラを探し、テツ子は熊が死にわさおも怪我と聞いた。
<以下、隠し字>
ねぶた祭りが行われ、テツ子と人々はアキラを見つけ「熊に襲われ白い犬に助けられた」と聞き、わさおは森に入って行き、白犬のねぶたが祭りに登場した。
佐枝は生まれた子犬を欲しいが親から離れるからと止め、アキラの母の手術が成功し、テツ子はアキラ姉弟を海に連れボールを投げるとわさおが現れて加えて戻り、アキラはしろが戻って来たと知った。
監督:錦織良成
脚本:小林弘利
出演者:薬師丸ひろ子・甲本雅裕・鈴木砂羽・佐野史郎・笹野高史・平田満・尾美としのり・伊澤正樹・吉永淳・上田耕一・河原さぶ・不破万作・クノ真季子
制作年:2011年
116m
感想:
(2021/04/14)
- ゴルゴ13(1973)
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某国秘密警察部長・リチャード・フラナガン(キャリミー)と秘書・キャサリン(プリ・バナイ)らは殺し屋・ゴルゴ13(高倉健)に素顔を知られていない犯罪王・ボア殺害を依頼し、ボアは海運業者だが正体は麻薬と武器を密輸する犯罪シンジケートのボスで人身売買で女性が消えたと告げた。
ゴルゴと連絡係のキャサリンを置いて単身でテヘランへ行き、イラン警察警部・アマン・ジャフアリ(モセネ・ソーラビ)は妻・シーラ(ジャレ・サム)に30名の女性行方不明事件を追うと告げ、シーラは拉致された、ゴルゴは私立探偵・エグバリ(ゴルジイ)から情報を得たが、エグバリは殺され「ボアが小鳥を可愛がっている」と書き残した。
アマンはゴルゴをボア一味と思い、ゴルゴはボアの片腕の盲目の殺し屋・ワルター(ヤドロ・シーランダミ)に通報しようとした情報屋・ミスターワイン(アサザデ)を射殺し、ホテルで追ってきたキャサリンと再会した、アマンはゴルゴのホテルを突き止めゴルゴは脱出するがキャサリンは逮捕された。
マックス・ボア(ガダキチアン)はワルターの知らせでパリからダグラス(ジャラル)とサイモン(アトラシイ)を呼んだ、ワルターはオールタウンのアジトに行き16名の女性を拉致していた、ゴルゴはアジトで小鳥を飼う男を襲うが罠で捕われた、アマンは女を拉致する部下らを捕らえ取調べ、ワルターはイボンヌ(アレズゥ)と過ごすボアから部下の逮捕を聞き注意された。
ワルター一味は拉致女性らを移そうとして、ゴルゴは縄抜けして脱出しワルターと撃ち合い殺した、アマンは取調べでボスはボアでゴルゴは無関係と聞き出しキャサリンを釈放した。
ゴルゴはイスファハンに向かい、アマンの車をキャサリンの車が尾行し見つかり同乗し、ゴルゴは行く手の地雷を狙撃し爆破させた、ゴルゴの車はボアの配下の車が砂漠で争い破壊した、ゴルゴはびっこのサイモンに狙撃され義足の武器で襲われたが倒し持ち物からホテル・シャーバスを知り、アマンが逮捕に来たがキャサリンと去った。
ゴルゴはホテル・シャーバスに着き、ボアにダグラスが警告したがホテルの庭で替玉たちとお茶を飲み、見下す塔の上からゴルゴは鳥籠を狙撃し、小鳥は一人の男の肩に止まり、狙うがダグラスに阻まれた。
ダグラスはキャサリンを捕らえ、ボアはゴルゴを呼び寄せて、シーラと拉致女性とキャサリンを丘の上に立たせ一人ずつ殺すと告げ、アマンが来てゴルゴがボアを狙っていたと知り近づき、ゴルゴの名を呼び続けたキャサリンはダグラスに射たれ死んだ。 <以下、隠し字>
ボアはダグラスに引き上げを命じ、アマンはボアの部下数名を殺し近づくが、シーラの前で撃たれて死んだ、ゴルゴはボアらが二台のヘリコプターで飛び去ったと知り、襲ったダグラスの乗るヘリコプターを狙撃し墜落さぜた。
ゴルゴは歩いて砂漠を脱出し、湖でくつろぐボアを狙撃して殺害した。
監監督:佐藤純弥
脚本:さいとうたかお・K元美津
原作:さいとうたかお
出演者:高倉健・モセネソーラビ・ジャレサム・プリバナイ・アレズゥ・ガダキチアン・ジャラル・キャリミー・ヤドロシーランダミ・アトラシイ・アサザデ・ゴルジイ・バハロム・ハッサンレザリイ
制作年:1973年
104m
感想:
(2021/04/14)
- 狂った野獣(1976)
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京都の洛西銀行へ銀行強盗に入り失敗した谷村三郎(川谷拓三)と桐野利夫(片桐竜次)は逃げて京洛バスに乗りこみ、バスの運転手・宮本義一(白川浩二郎)を脅し乗客を人質にした。
下坂巡査(室田日出男)は出動し、乗客らは駆け出し女優・立花かおる(橘麻紀)と主婦・戸田政江(荒木雅子)とホステス・小林ハルミ(中川三穂子)と大工・西勲(松本泰郎)と小学校教師・松原啓一(野口貴史)と教え子で浮気あいて・河原文子(三浦徳子)とチンドン屋・極楽一郎(志賀勝)と極楽良子(丸平峰子)と米良達(畑中伶一)らと、無職・半田市次郎(野村鬼笑)と、小学生・加藤直樹(細井伸悟)と田中茂男(秋山克臣)らと、宝石強奪・速水伸(渡瀬恒彦)の13名だった。
戸田や河原らが騒ぎ車内のパニック状態になり、西は脱出を試みるが失敗し、京都府警・警部(木谷邦臣)はバスの運転手・宮本は持病の心筋梗塞で危険だと知り、D・J(笑福亭鶴瓶)とD・J(りりィ)は臨時ニュースでバス乗っ取り伝えた。 加藤夫人(松井康子)と田中夫人(富永佳代子)は警察に行き、松原と河原は浮気がばれる事を心配し、パトカーと白バイが追い、警察は非常線を張るがバスは次々と突破し、岩崎美代子(星野じゅん)は速水のバスジャックのニュースを聞いてオートバイで追い、立花は騒いで谷村に見せしめに縛られた。
チンドン屋が演奏し、養子の松原は妻(星野美恵子)に頭が上がらず、速水は谷村と争うと桐野が爆弾で脅した、戸田と小林が言い争い、桐野は行く先表示とナンバーを変え、速水は脱出しようとして失敗し追った。
速水はテストドライバーだったが眼が霞み事故を起こしクビになり、速水は女性ドライバー・岩崎を誘い宝石店を襲い宝石強奪して別々に逃亡した。
速水は岩崎と出会い宝石を残したバスを追い、バスに乗りこみ爆弾は偽で争うとケースが空いて宝石泥棒とばれた、運転手・宮本は心筋梗塞で倒れ、桐野が運転するがバスは暴走した、速水は運転して警察から逃げた、病気のために眼は徐々に霞み暴走を続け、バスは川沿いに追い込まれ横転した。
<以下、隠し字>
桐野は小学生を人質にし、速水は乗客になりすましてマイクで上空の報道のヘリを呼べと要求し、乗客らは宝石を隠し盗み、谷村と桐野は速水を人質にするがヘリは飛び立ち、谷村と桐野は銃で撃たれ、速水は助けられ、乗客は記者会見で「互いに励まし合った」「消えた速水を英雄」と告げた。
監督:中島貞夫
脚本:中島貞夫・大原清秀・関本郁夫
出演者:渡瀬恒彦・星野じゅん・川谷拓三・片桐竜次・白川浩二郎・橘麻紀・荒木雅子・中川三穂子・松本泰郎・野口貴史・三浦徳子・志賀勝・丸平峰子・畑中伶一・野村鬼笑・細井伸悟・秋山克臣・松井康子・富永佳代子・室田日出男・木谷邦臣・りりィ・星野美恵子・笑福亭鶴瓶
制作年:1976年
78m
感想:
(2021/04/24)
- 首都消失
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TVリポーター・小出まり子(名取裕子)は関西放送・田宮洋介(山下真司)と新大阪駅で別れ新幹線に乗り、東京杉並で小出梅子(加藤治子)はまり子に電話で娘が風邪と告げ、名古屋で北斗電機技術開発部長・朝倉達也(渡瀬恒彦)は川崎の妻・朝倉由美子(平淑恵)に電話すると雑音が入り、電気・ガス・水道が止まった。
東京は濃い霧に覆われ通信が途絶えた、関西放送・川村(財津一郎)らは原因を調べ、田宮とカメラマン・小山(おさむ)らはヘリで飛び、新幹線で大臣秘書・三好(石橋蓮司)が騒ぎ、朝倉は新幹線で高校時代の友人で目衛隊二佐・佐久間英司(夏八木勲)に会い、三島から車にまり子と三好も乗った。
雲が首都を覆い飛行禁止になり、朝倉とまり子は厚木の北斗電機研究所に行き、安原(岸部一徳)と竹田(江角英明)とバイトの女子大生・松永美恵子(石野陽子)らに会い、巨大な異常物体が報じられ、電子工学教授・大田原精一郎(大滝秀治)と物体0と名づけられた雲の研究に当った。
外務省国連局審議官・堀江浩明(竜雷太)は駐米大使・大槻和弘から要請を受け、朝倉と大田原らは研究者らから雲の成分と中に入れ無いと聞き、まり子は田宮らと合流して報道した、朝倉と大田原らは雲の中に入り雲の性質を調べた。
名阪商事・浦部(津村隆)は建築資材などを買いに動き、三好は箱根で病気療養中の保守党前幹事長・中田邦重(丹波哲郎)に擁立を望み、大阪府知事・小室達夫(渡辺文雄)は中田に擁立を望み、佐久間と堀江らは米軍とソ連軍の動きがありアメリカと協議出来る組織を求められた。
朝倉は娘・佐和子から京都にいると電話を受け、物体0対策本部で海中にもバリアが有り、堀江は駐英大使・植草作太郎と大槻と臨時代行機関設立を討議し、緊急全国知事会議で小室は国政機関代行を提案した。
朝倉は物体0が中が空洞の可能性を観測し、壁の厚みは数メートルから数十メートルに変動した、夜に朝倉はまり子は大田原と美恵子と食事に行き娘(濱田万葉)に会い、木村松吉(三木のり平)一家は東京から通信を傍受し、朝倉と大田原とまり子は外国研究者と米軍機EP3Eに同乗し壁の切れ目を探し、雲を抜けた観測筒が新宿を観測した、高エネルギー粒子が機を襲い機能不良になるが脱出し、朝倉が重傷を負った。
大田原は中田と小室に「米軍が情報を出さずEP3E事故対策で動くが、国民の救助は日本人が行う必要」を告げ、朝倉は強引に仕事に復帰し東京の環境を分析し高温多湿を知った。
<以下、隠し字>
朝倉は雲に電磁気エネルギーを掛ければすき間ができると提案し電磁気砲を作り始め、雲が拡大を始め、全国知事会議はアメリカとソ連が信託統治を狙うと知り臨時代行政府設立を進めた。
電磁気砲で作戦が始まり、効果があるが壁の性質が変わり中断し、台風が関東地方を直撃し、朝倉は作業を中止させたが、台風の利用を考えて砲を雲に向けたが負傷した、田宮は代りに砲で雲に向かい撃った、雲が変化してトンネルが開き田宮とまり子は中で犬の声を聞いて進み、雲が消えて行った。
監督:舛田利雄
脚本:山浦弘靖・舛田利雄
原作:小松左京
出演者:渡瀬恒彦・名取裕子・山下真司・石野陽子・大滝秀治・夏八木勲・財津一郎・おさむ・津村隆・丹波哲郎・石橋蓮司・渡辺文雄・松村冬風・江角英明・岸部一徳・平淑恵・三木のり平・竜雷太・加藤治子・濱田万葉
制作年:1987年
120m
感想:
(2021/04/24)