イメージ画像

鑑賞日記(2020/04)

ときめきに死す

田舎町の渡島駅で大倉洋介(杉浦直樹)は工藤直也(沢田研二)を迎え別荘に案内し組織の電話の指示の献立で夕食を作り、工藤はキウィから食べ酒も煙草も不要で、大倉は工藤を心身をチェックした、あるコンピューター室で少年がコンピュータ操作して工藤と大倉の行動を調べそれを中山(日下武史)が見た。
工藤はランニングし、大倉は一方的な電話で指示を受け、工藤は昼は海で水泳し、大倉は海で女をナンパして歌舞伎町の医者で金を持つと告げ、工藤は海で男(岸部一徳)に話しかけられ、車をぶつけ男女と揉めると大倉が脅して納めた。
中山は会長・谷川(岡本真)から組織に不要な人物の摘出を命じられ、大倉はナンパした女らが別荘に来て困り追いだし、コンピュータが大倉と工藤との相性でコンパニオン・梢ひろみ(樋口可南子)を選び、大倉は電話を受けて女を迎える準備し、工藤とボートで出かけ釣りを行った。
ひろみを迎えて大倉と工藤は3人で生活が始め、大倉は訪れた巡査らから盗難車を聞かれ警察に行き、工藤は室内でトレーニングしてひろみとナイフを話した、翌日に大倉はひろみから工藤は興味を示さなかったと聞き、3人は海に行き大倉とひろみは身分を話した。
大倉は町で女を探し、売春宿でおたえさん(加藤治子)と会い「町に信者の多い新興宗教の谷川会長が訪れる」と聞き、工藤とひろみは襲われた大倉を見つけ連れ帰り、翌日に大倉は工藤とひろみを町に連れ、工藤は荷物を受け取り駅を調べた。
<以下、隠し字>
中山らはコンピューターからターゲットが会長・谷川と知り、ひろみは工藤に興味を持ちからかい怒られ謝り、大倉は工藤の使命とターゲットを電話で知り、車で案内し工藤は家族らに別れを告げ、旅館のおかみ(宮本信子)に工藤の相手の女の世話を頼んだ。
ひろみは工藤に抱きつき過ごし、翌日に工藤は駅に向かい2人と別れ、工藤は谷川を刺そうとして失敗し警察に捕まり、新条(矢崎滋)は失敗を知り会長を射殺した、パトカーの中で工藤は手首を噛み切り自決した。


監督:森田芳光
脚本:森田芳光
原作:丸山健二
出演者:沢田研二・樋口可南子・日下武史・矢崎滋・岡本真・岸部一徳・宮本信子・加藤治子・杉浦直樹・林亜里沙・干場てる美・中村亜湖
製作年:1984年


感想: 暗殺指令を待つ男を描く。
計画自体は曖昧だ。
(2020/04/09)

藁の楯 わらのたて

3月前に蜷川知香殺害事件が起き、DNAから前科者・清丸国秀(藤原竜也)に容疑がかかり、警視庁4係刑事・銘苅一基(大沢たかお)と白岩篤子(松嶋菜々子)と係長・大木(本田博太郎)は知香の祖父・蜷川隆興(山崎努)が出した「清丸を殺し有罪判決を受けた者か国家の許可で殺害した者に10億円支払うとの全面広告」を見た。
清丸はニュースを見て友人に襲われ、銘苅は「身の危険を感じた清丸が福岡県警に出頭し、48時間以内に警視庁に移送する」と聞き、翌朝に4課・銘苅と白岩と1課・奥村武(岸谷五朗)と神箸正貴(永山絢斗)が福岡にSPとして派遣され、福岡県警・関谷賢示(伊武雅刀)が加わり、留置場警官や看護婦が命を狙い、航空会社の整備士が逮捕された。
350名の警察官のパトカーが守る護送車が出発し、神箸が清丸と揉め、逆送トラックが爆破物を載せて襲い爆発し、情報が漏れ野次馬が集まり、警官が襲い銘苅は撃たれ、高峰警視正が来て移送中止を告げ銘苅は提案して護送は囮にした。
5名は清丸を新幹線に乗せて小倉駅を出発し、客を移動させ車両を占領した、犯人に場所が見つかり情報漏れを互いが疑いチェックし、高峰の同行者を疑った。
岡山で社内で男らに襲われて撃ち合い、神箸が撃たれ相生に停車し救急隊員を乗せたが死に、新神戸に120名の機動隊が配置された、列車は無人ホームに停車し、暴漢が子を人質に取り襲い、白岩は奥村に清丸殺害を持ち掛けたが断られ、関谷は犯人を説得するが止められず撃ち殺し逮捕された。
奥村ら3人は列車を乗っ取り東京を目指したが列車は障害物が置かれて停止し、下りて歩き、車が通りかかり強制的に借りて乗ると運転者(高橋和也)に襲われ清丸の最初の被害者の父だと判った、白岩は清丸を殺すにふさわしいと告げた。
奥村は白岩がメールしたと告げ、銘苅は白岩のメールを確認し、銘苅と白岩は奥村が情報漏洩と疑い腕に埋め込んだ発信器を見つけ、奥村は清丸を生かすと後悔すると告げ、銘苅は大木から警視庁は奥村の情報を元に「清丸が2名を人質にし、清丸射殺する」と電話で聞き、大木は上司と「子の治療費の為に、SPを選んだ」と告げ中止出来ない言われた。
<以下、隠し字>
銘苅と白岩から清丸が逃げようとし、白岩は殺すと言うと銘苅は賞金がプライドを無くすと告げた、個人タクシー・由里千賀子(余貴美子)が来て3人を乗せて「狙う者が沢山いて、皆に動機があった」と告げ、清丸の母が自殺したと報じられ、銘苅は蜷川から電話で買収を言われ、清丸は白岩を襲い銃を奪い撃ち殺し、銘苅は清丸を殴り挑発された。
銘苅は清丸を東京に連れ帰り幹部らに引き渡し、蜷川を制止すると、武器を奪った清丸に刺され、蜷川は懸賞を取消し逮捕された。


監督:三池崇史
脚本:林民夫
原作:木内一裕「藁の楯」
出演者:大沢たかお・松嶋菜々子・岸谷五朗・伊武雅刀・永山絢斗・余貴美子・藤原竜也・山崎努・本田博太郎・高橋和也
製作年:2013年


感想: 設定が大きすぎて、細部が理解不能。
たぶん一般的な判断が別れ矛盾が生じている。
台湾でも撮影。
(2020/04/09)

ギャルバサラ 戦国時代は圏外です

女子高生・太田あさみ(有村架純)は同級生・優(竹富聖花)とヒロ子(荒井萌)と公平(賀来賢人)らは試験で赤点を取り補習で歴史博物館を訪れ教師・角田(栗田麗)に怒られ、あさみは中学同窓生・高橋麻由(小木曽汐莉)に会い、卓也(森廉)と教授・井川(矢柴俊博)らが電子機器で調べた。
屋外で戦国ショーがあり次に突然光が現れてあさみら5人は飲み込まれ、目の前で甲冑を来た武士らが戦っていた、井川と角田と麻由は探し、5人は440年前の戦国時代にタイムスリップし携帯が繋がらず百姓から武士になったばかりの利吉(鈴木勝吾)と吾作(相馬圭祐)と与平(浜尾京介)に会う夜を過ごした。
翌日に岐阜城を目指し歩き、野武士の一団に襲われ与平が斬られてヒロ子と公平が連れ去られた、漸く岐阜城へ辿り着き織田信長(松方弘樹)と明智光秀(木下ほうか)と木下藤吉郎(前田健)に会い未来人だと告げ、日本史赤点のあさみと優は誰かよく判らなかった。
信長はあさみらに安土城の図面を見せると、優が地味で記憶が無いと図面を飾りつけた、あさみは携帯電話が繋がり現代の麻由から掛かり信長の写メを撮ったが電波が切れ、ドラえもんのヘリコプターを歌う藤吉郎の妻・寧々(篠田麻里子)に会い「名古屋の中学2年で、戦国に来て16年」「藤吉郎と結婚し、信長にアドバイスした」「歴史が苦手で未来人を探した」と告げた。
寧々は現代に戻れず戦国時代を生きると教えられ、徳川家康(坂田聡)は信長らに武田信玄が攻めて来ると助けを求め、家康らはあさみらに未来を問い、あさみは麻由に電話で尋ねた、ヒロ子と公平は野武士の頭・河津信行(有薗芳記)に会い、あさみと優は親友・奈緒(木崎ゆりあ)を思い出し、あさみは天下を取れと言われた。
優は剣術の特訓を始め、あさみは優と奈緒への想いで喧嘩した、利吉は光秀からヒロ子と公平が武田に連れられる前に野武士から奪えと持ち掛けられ、卓也はあさみらに現代と繋がる空間の歪みを告げ次に電波が繋がる場所を予想しその後は10年後と告げた。
<以下、隠し字>
ヒロ子と公平は河津から自分も未来人で三方原の闘いを変えようと企み携帯電話を利用して武田に通じると告げられ捕らわれ、あさみと卓也と利吉は砦に行き待ち伏せられ、あさみは刀を抜きそこに優が兵を連れて来て、河津らを追い払った。
あさみら5人はタイムホールに向かい、阻止する河津を利吉と吾作が闘い、あさみらはタイムホールに入り、井川と角田と麻由がタイムホールで待つと5人は現代に戻った。


監督:佐藤太
脚本:金子二郎・竹内清人
原案:金子二郎・佐藤太・竹内清人
出演者:有村架純・竹富聖花・荒井萌・森廉・賀来賢人・鈴木勝吾・相馬圭祐・浜尾京介・木崎ゆりあ・小木曽汐莉・篠田麻里子・松方弘樹・木下ほうか・矢柴俊博・前田健・坂田聡・有薗芳記・松井咲子・栗田麗
製作年:2011年


感想: スマホ時代に入った頃に作られた、それを使ったタイムスリップ時代劇。
現代の歴女と通信する。
(2020/04/19)

リアル 完全なる首長竜の日

和淳美(綾瀬はるか)は藤田浩市(佐藤健)と話し、1年後に浩市は女医・有原(中谷美紀)から精神の不安を告げられ淳美が何を思っているか調べるのが<センシング>の目的と言われた、淳美の自殺理由にも触れて昏睡状態から救うと言われた。
脳神経外科医・米村(堀部圭亮)は浩市と眠り続ける淳美とを<センシング>と呼ばれる手法を用い意思疎通させて、淳美の意識内へ潜り込ませた。
「淳美は浩市に首長竜の絵を描き贈った事を思い出し、見れば漫画家の自信を取り戻せると告げ、浩市は1年前の自殺未遂の理由を尋ねた」
米村らは浩市から結果を聞き成功と考えた、浩市は「淳美が描いた死体が現れた」と告げると女医は浩市の脳と淳美の意識が混線して幻覚を見て実生活にも影響があるかも知れないと告げた。
浩市は淳美の助手・高木(浜野謙太)と絵を探し未発表原稿を見つけ、貸し倉庫を調べ小学生の幻覚を見て、母・宮内(小泉今日子)を訪ねた。
「浩市は幻覚の洪水のなかで淳美に会うと漫画を描き続け」、2回目の<センシング>が終わり首長竜の標本を見て、編集者・沢野(オダギリジョー)から連載の打ち切りを言われた。
「浩市は淳美に高木が代筆すると告げると反対だが覚悟していたと言われ、沢野と高木の幻覚に原稿を渡し銃で撃ち殺した」、沢野は高木の代筆が好評だと告げ、浩市は現実と仮想が入り乱れた。
淳美が<センシング>を求め浩市は入り、「淳美は外に出たいと告げ、2人は出て霧の中に行き15年前の飛古根島に着きリゾート開発反対運動が有り、淳美と父(松重豊)と母と姉が食事し、浩市は幻だと淳美を連れ出し海に行き、子供が会え会われた」。
淳美がショック状態になり<センシング>が中断し、浩市は島に行き淳美の実家を訪ね淳美の父に会い廃棄物を捨て、15年前の事件を話し逃げたと責められ父は会社の命令に従い犠牲者だと答えた。
浩市は少女を見かけ淳美と告げ追うと消え、役所で15年前の事件を調べ捜索願いを聞き、森を調べスケッチブックを見つけた、「浩市は淳美と島で絵を見つけたが不鮮明で、秘密の場所を探すと何も描かれず、淳美は消えた」、浩市は<センシング>を終え家に戻り首長竜の絵を描き、淳美が現れ絵を見て完璧と告げ、浩市は漫画家は自分だと知った。
<以下、隠し字>
淳美は浩市は昏睡状態で病院に居ると告げ、仕事で悩やみ酔って堤防を歩き落ちたと告げ、淳美は自殺でなかったと知った、淳美は<センシング>を終え「浩市と話した」と告げ、有原から浩市は生きようとしていると聞き、沢野に見つけた原稿を見せた。
浩市は重体になり淳美は<センシング>を求め、「海で淳美は同級生・モリオを思い出し、浩市の体に棲みつき敵意を持ち、15年前に浩市はモリオに海で襲われて逃げモリオが溺れ、浩市は首長竜の絵を描き罪の意識を封印した」。
浩市は心停止したが、淳美は<センシング>を行い、「淳美は船で去る浩市を追い、見た浩市は戻り」、浩市は呼吸が戻り、「淳美は浩市と首長竜に会い、忘れて居なかったと告げると海に去った、浩市と淳美は抜け出せず首長竜が現れ暴れて去った」。


監督:黒沢清
脚本:黒沢清・田中幸子
原作:乾緑郎
出演者:佐藤健・綾瀬はるか・オダギリジョー・染谷将太・堀部圭亮・松重豊・小泉今日子・中谷美紀・浜野謙太
製作年:2013年


感想: 多重幻覚の世界だ。
首長竜が襲う場面はリアルだ。
(2020/04/19)

日本のいちばん長い日(2015)

1945年4月に鈴木貫太郎首相(山崎努)に陸軍が海軍出身と反対し、天皇陛下(本木雅弘)は組閣を指示し、息子の秘書官・鈴木一(小松和重)らと組閣し、陸軍省に阿南惟幾陸軍大臣(役所広司)を求め、迫水久常書記官(堤真一)はルーズベルトの死を伝え、5月25日に東京大空襲が起き海軍と陸軍が主導権で対立した。
6月12日に吹上御所で天皇と皇后(池坊由紀)は侍従らと弁当で会食し、陸軍で古賀は井田中佐(大場泰正)と畑中少佐(松坂桃李)と会い、6月22日に御文庫地下防空壕で天皇は主要閣僚と懇談し戦争終結研究を希望し、東條英樹(中嶋しゅう)は青年将校らに初心断行を告げ、7月27日にポツダム宣言発令で日本は無条件降伏を勧告されたが黙殺した。
8月に広島に原爆が投下され、8月9日にソ連が参戦し鈴木は辞職せず終戦を考え、陸相官邸で阿南は女中・絹子(キムラ緑子)に妻・綾子(神野三鈴)への伝言を告げ、鈴木は聖断を行う為にルールを破り御前会議招集を画策し、御前会議で鈴木はポツダム宣言受諾を告げ阿南は国体維持と日本人での武装解除を求め、長崎に原爆が投下された。
鈴木は天皇に結論が出ないと報告し助けを求め天皇は応じた、閣議は紛糾し阿南は省に一旦戻り、戻ると閣議は待機し阿南は孤軍奮闘してクーデターを抑え、阿南は4条件を求め御前会議は3対3で紛糾し鈴木は聖断を求め天皇は意見を述べ、阿南は陸軍将校らに一致団結して回答を待つと告げ、天皇は受諾反対の東條を戒め、阿南は訓示を新聞に投じ、下村総裁は阿南から陸軍は和戦両様だと聞いた。
8月11日に阿南は畑中らから和戦両陣営から狙われていると言われ、8月12日に連合軍から回答が届き意味の翻訳と解釈で意見が別れたが天皇は受諾し、8月13日に阿南は天皇に陸軍内に不安を抱えると告げたがもう良いと言われ、陸軍将校らは反乱を計画し上層部承認の有無で意見が別れ、阿南に決起を伝えた。
閣議で賛否を取り賛成が続き、阿南は陸軍省・吉積に自分が戻るまで待機を命じ、大本営発表の情報が流れ、8月15日に阿南は陸軍幹部に戒厳令要求は廃するが若い将校は罰するなと告げ、天皇は閣僚全員を呼び終戦を準備させ、阿南は陸軍将校らに天皇の裁断を告げた。
<以下、隠し字>
畑中と井田らは東軍司令部に行き将校・田中(木場勝己)に断られ、内閣は終戦の文面で米内陸相(中村育二)と阿南が対立したが決定し、宮内省で天皇は終戦放送を録音し、畑中らは森近衛師団長を殺害し決起し、東部司令部に高島参謀長(奥田達士)に井田は森殺害を知らせ、近衛団は放送局で録音盤を探し放送関係者を幽閉した。
畑中らは玉音放送盤を探し関係者を調べ、阿南は自決を決意し娘・喜美子(蓮佛美沙子)の婿と過ごし、御文庫で保木玲子(戸田恵梨香)は扉を閉めて戦う姿勢を見せると告げ、畑中は高島らに止められ放送局に行きマイクに檄文を読みが玲子が切り、阿南は自決し、近衛兵の反乱は鎮圧に向かい、反乱将校は自決し、鈴木は総辞職を決め、玉音放送が流れた。


監督:原田眞人
脚本:原田眞人
原作:半藤一利
出演者:役所広司・本木雅弘・松坂桃李・堤真一・山崎努・神野三鈴・蓮佛美沙子・大場泰正・小松和重・中村育二・山路和弘・金内喜久夫・鴨川てんし・久保耐吉・奥田達士・嵐芳三郎・井之上隆志・木場勝己・中嶋しゅう・麿赤兒・戸塚祥太・田中美央・関口晴雄・田島俊弥・茂山茂・植本潤・宮本裕子・キムラ緑子・野間口徹・野間口徹・松山ケンイチ・戸田恵梨香・池坊由紀
製作年:2015年


感想: 同じ題材でも解釈は変わる。
長い日の範囲が、微妙にずれる。。
(2020/04/29)

家族はつらいよ2

平田周造(橋爪功)はラジオ体操に出かけ、平田幸之助(西村雅彦)は妻・平田史枝(夏川結衣)と息子・平田信介(丸山歩夢)と平田謙一(中村鷹之資)と話し、周造は飲み屋女将・かよ(風吹ジュン)と会い、幸之助と史枝は周造の車にへこみ傷が目立ち高齢者の危険運転を心配して運転免許返納をさせようとした。
平田富子(吉行和子)は北欧旅行の準備し、周造は免許の高齢者講習に出かけ、金井成子(中嶋朋子)は夫・金井泰蔵(林家正蔵)と周造の免許返納を末っ子・平田庄太(妻夫木聡)と相談し、庄太は看護師の妻・平田憲子(蒼井優)に言わせ様と誘った。
庄太と憲子は実家を訪ね、周造は車の買い換えを考え、免許返納説得を兄妹夫婦でなすりつけ合うのを知り不愉快になり激怒した、憲子は周造は夫婦で別居したいと言われたが富子は嫌と言い、周造は家族に悪口を言われて怒った。
富子は友人とその孫の迎えで旅行に出かけ、周造はかよを電話で呼び出し道路工事で警備する高校時代の友人・丸田吟平(小林稔侍)に会い、よそ見運転でトラックにぶつかりかよが運転手と話しをつけた。
幸之助らは車の破損を見つけ、かよと乗った車でぶつかったと知るが運転は辞めないと喧嘩になり、庄太と憲子は憲子の寝たきりの祖母を見舞い母に会い、別れた父とは複雑で戻らないと聞き庄太は同居を考えた。
周造は「かよ」で向井(有薗芳記)に丸田を話し、周造は丸田を見つけて同窓生を集めて会いその後に「かよ」で飲んだ、幸之助は周造の免許返納について家族会議を開くため兄妹夫婦を集め、幸之助は帰宅して史枝から周造が友人を連れたと聞いた。
翌日に家族が会議で集まり、庄太は死んだ丸田を見つけ、憲子が来て救急車を呼び確認し、新米巡査・中村(藤山扇治郎)と救急車が来たが駄目で刑事(劇団ひとり)らを呼び、刑事が事情を聞き、幸之助は史枝を責めて揉め、周造は記憶が曖昧で家族は揉めた。
<以下、隠し字>
刑事は警察に運び死因を調べると告げ、鰻屋(徳永ゆうき)が出前を持ち死体を見て騒ぎ、警察で庄太と憲子は刑事から「兄に連絡がついたが疎遠」と聞き丸田の住所を訪ね家主(広岡由里子)から話しを聞き、家族に無縁の火葬を告げた。
周造は丸田の火葬の見送りを望み、庄太と憲子は火葬場に行く予定だと告げ、翌日に火葬に庄太と憲子の他に史枝と幸之助と泰蔵と成子が来たが周造は遅れ、火葬場職員(北山雅康)が進めると周造と向井が銀杏を持って来て柩に入れ、職員(笑福亭鶴瓶)は中ではじけていると告げた。


監督:山田洋次
脚本:山田洋次・平松恵美子
原作:山田洋次
出演者:橋爪功・吉行和子・西村雅彦・夏川結衣・中嶋朋子・林家正蔵・妻夫木聡・蒼井優・風吹ジュン・小林稔侍・藤山扇治郎・オクダサトシ・有薗芳記・広岡由里子・近藤公園・北山雅康・徳永ゆうき・中村鷹之資・丸山歩夢・劇団ひとり・笑福亭鶴瓶・中山凛香
製作年:2017年


感想: 高齢化社会に家族の問題を取りあげる。
決着しない事も多い。
(2020/04/29)

このページの先頭へ