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鑑賞日記(2019/09)

富士山頂(1970)

昭和38年1月20日に日本最高峰剣ヶ峰(3774m)の冨士山頂に梅原悟郎(石原裕次郎)ら三菱電機調査隊と地質検査に大成建設・伊石昇(山崎努)と高石を同行した、山頂でメンバーは高山病に罹り慣れに3日要した。
昭和37年1月大蔵省主計官(神山繁)に葛木章一(芦田伸介)は富士山レーダー建設計画で40日の2年の工事と台風の砦を冨士山頂に作りたいと言い、三菱電機本社で社長・加納(東野英治郎)は梅原に未知の高所レーダー設置を命じた。
気象庁で梅原は他社の植松(玉川伊佐男)や山中(加藤武)や岡田(中谷一郎)と困難を話し、村岡部長(宇野重吉)と葛木が建設予算2億4000万円でレーダーを設置して南方800kmの台風をキャッチできる言い、山頂の地盤データは無く東京からのリモートコントロールは未確認と聞いた。
岡田は美津子(星由里子)から聞き葛木と妻・茂子(市原悦子)を尋ね「梅原以外は直ぐに登るアピールが無く資料も公開する」と言われた、梅原と伊石らは地盤調査して見通しテストで気象庁が見えた、レーダーの分割発注意見が出たが長官・伊佐山(清水将夫)に葛木は否定し、村岡も否定し、葛木は説明会で単独発注を希望し、2社は白票を投じ三菱電機が受注し、6月20日に作業開始し梅原と伊石が責任者となり、荷馬車隊が資材を運び七合八勺(3200m)から強力が運んだ。
組合長・朝吉(勝新太郎)はジープで登り、弟分・辰吉(佐藤允)がブルドーザーで登るのを見て七合八勺に行き、朝吉は馬方(田中邦衛)らに時代が変わり馬を売ってブルドーザーを買い組合員が免許を取ると告げた、山頂は空気は薄く夜は酷寒で高山病で作業員らが辞めると言い、伊石と川西(本郷淳)は高山病は治ると止めたが逃げ伊石と梅原は説得出来なかった。
朝吉と辰吉は地元の若い労働者を連れ、健康診断で選び工事を再開した、酷寒と霧で作業が中断し雨が降り作業が遅れた、難作業が続き雪が降り伊石は作業を中止したが梅原は工程が遅れていて作業を求め、梅原らは極寒テストに行き測候所員(浜田光夫)が測候所の環境が変わらないと言った。
梅原は帰京して葛木に工事期間延長を告げたが断られた、伊石は夏に機械輸送を考え、梅原は朝日ヘリ・中林(山内明)からヘリコプターは冨士で乱気流事故で危ないと言われたが操縦士・加田雄平(渡哲也)はテストしたいと望み、11月15日に加田と管野(武藤章生)はヘリで乱気流調査して剣ヶ峰を僅かでも超えると危険だと判った。
2年目に朝吉らは新しく開発されたブルドーザーで資材を運び、7月7日に山頂への空輸作戦開始したが山頂の天候は不安定で作業は3日に1日のみだった、建設作業は悪天候で2日に1日だったが7月20日に観測棟の本体は完成した。
ドームが麓までトラック輸送されて直径9m・重量600kmのドームが組み立てられヘリの搭載重量限界で山頂に吊り上げてもはめこむ作業が問題で作業時間中の低飛行が必要だった、梅原は加田から「快晴で風速5m以上10m以内」の条件が必要と聞いた。
<以下、隠し字>
梅原と大田(小瀬格)らが山頂から天候を伝え加田と管野は麓で待機したが低気圧で延期した、葛木から台風発生を聞き8月中の作業を望まれ梅原と富沢(露口茂)と荒木(古谷一行)は天候の回復し1時間続くと知り、加田はヘリでドームを山頂に運び、風速13mで作業を決行して基礎台にはめこみ、作業員がドームとレーダーを完成させた。
梅原は電波局の立会検査に残り、伊石と作業者らがブルドーザーで山を降りた、梅原らは葛木と村岡らに伝えてレーダーを稼働して台風とその目を捕らえ、台風は富士山を直撃したがドームは100m以上の風速に耐えた。


監督:村野鐵太郎
脚色:国弘威雄
原作:新田次郎
出演者:石原裕次郎・山崎努・渡哲也・芦田伸介・佐藤允・中谷一郎・本郷淳・市原悦子・星由里子・宇野重吉・山内明・東野英治郎・金井進二・古谷一行・露口茂・清水将夫・神山繁・信欣三・玉川伊佐男・加藤武・小瀬格・田中邦衛・武藤章生・浜田光夫・勝新太郎
製作年:1970年


感想: 石原プロモーション製作。
富士山レーダーの計画から、完成までに関わり人と作業を描く。
そこで人と機械との関わりを描く事になった。
(2019/09/02)

紅蓮華

昭和32年に沖井さくら(秋吉久美子)はいとこの中田健造(役所広司)に結婚を申し込み、「戦時中に19歳で軍人と結婚し4日間暮らし子を身ごもり夫は戦死し、北海道の夫の実家で暮らし、戦後は仕事に生きたが兄の復員で母親に財産を奪われ、新しい生活を求める」と告げ、健造は「愛人・篠の井洋子(武田久美子)との関係が終われば応じられる」と答え、さくらは帰宅して高校受験の息子・志郎に結婚したいと伝えた、母・ゆき(稲野和子)とさくらは暮らした。
健造は母・中田よしの(河内桃子)に4歳上の従姉妹のさくらの求婚を話し、よしのは夫が死に健造の弟・勇造(倉崎青児)の言語障害で世話を掛けると言った、健造は洋子とは別れずさくらとの結婚を決めた、中田さくらと健造は家を捜し、さくらはタクシー会社長(小松方正)の元で働き始めたが結核で倒れ4月後に回復した。
洋子がさくららの家に押し掛け「姉」と呼び、健造が清算出来ずさくらとは触れないが洋子とは関係を続けた、さくらと健造は結婚生活に望む事が異なり、さくらは勇造と洋子との結婚を持ちかけ、勇造と洋子の結婚式が行われさくらと健造の結婚も知らせた、健造はその後もさくらに触れず洋子との関係を続けた。
さくらは友人に会い気晴らしに遊んだ、さくらは勇造から健造と洋子の関係を聞き後悔した、志郎がさくららと暮らし、勇造と洋子の子が生まれ2人は健造に洋子との関係の終わりを望んだ、健造は家に同僚を連れて来て飲み、志郎が大学に入りさくららは2人の生活に戻った。
<以下、隠し字>
健造の母・よしのが倒れ死に、健造は旧家・中田家の建て直しの夢を見ていたと気づいた、健造は酒に溺れ仕事を休み死ぬと言いさくらが止めた、ある日に健造は電話でさくらをビル屋上に呼び出すが飛び降りられず、さくらは自分のせいだと言うが健造は自身が決めたと答えた。
健造はさくらの指輪を持って洋子に会い旅行に連れた、5日後にさくらに姉と勇造が訪ねて洋子が家を空けたと聞き健造も居ないと言った、洋子が戻り健造は自殺した。 昭和が終わり、さくらは志郎に愛のある生活を求めたが手に入らなかったと告げた。


監督:渡辺護
脚本:沖島勲・佐伯俊道
原作:田中うめの
出演者:秋吉久美子・役所広司・武田久美子・逗子とんぼ・稲野和子・吹田明日香・小倉一郎・河内桃子・倉崎青児・小松方正
製作年:1993年


感想: 親に押しつけられた結婚、結婚観が違う2度目の夫。
母と持った夢に縛れた生活に気づかない。

(2019/09/02)

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

昔に小倉のばあちゃん(佐々木すみ江)と若い頃のオカン(内田也哉子)はオトン(小林薫)とボク(田中祥平)は喧嘩した、現在のボク(オダギリジョー)は現在のオカン(樹木希林)と東京タワー近くの病院にいた。
オカンはボクを連れて炭坑町の筑豊のばあちゃん(渡辺美佐子)の家に戻りおばさん(猫背椿・小島聖・吉本菜穂子)とはじけた暮らしをした、東京の病院のイラストレーター兼コラムニストのボクとオカンに磯山(平山広行)とタマミ(伊藤歩)が来た、筑豊でオカンは小料理屋で働き客(光石研)がいて客(寺島進)と出かけ、ボクは中学生になり、オカンと引越し、オカンは建築士となり自由に暮らし小倉も筑豊も寂れ、ボクはデッサンを習いにオトンを訪ね、大分の美術高校に合格した。
現在のボクはディレクター(仲村トオル)とラジオで話し、高校生活でボクは堕落し高校教師(土屋久美子)に怒られ平栗(勝地涼)と遊び、ボク(冨浦智嗣)は東京行きをオトンに勧められた、翌年にボク(オダギリジョー)は東京の美大に入り彼女(竹下玲奈)と遊び自堕落な生活を送り平栗と再会し、オカン(樹木希林)に卒業が出来ないと告げると店を持つから留年して頑張れと言われ翌年卒業した。
ボクは就職せず平栗と不動産屋(小泉今日子)に部屋を探し家賃が払えず町金融で借金を重ねた、似顔絵教室でえのもと(荒川良々)に会い、オカンは「かっぱ」を開き客(板尾創路)と話し、筑豊のばあちゃんが危篤になり、平栗が去りボクはオカンが癌で入院したと聞いた。
ボクはえのもとと部屋を借り、編集長(六角精児)とアイドルDJ(宮崎あおい)と何でも仕事を引き受け働いた、オカンはから本を受取りノブエおばさん(原知佐子)とえみ子おばさん(結城美栄子)と読み、ボクは借金を返し食べれるようになり、平栗の居酒屋で祝いミズエ(松たか子)と会い付き合い、ボクはオカンを東京に呼び寄せた。
オカンは上京し、ボクは東京駅に迎え雑居ビルに住み、家にミズエやタマミや平栗やえのもとらや友人たちがオカンに料理が好きで家に入り浸った、ボクとミズエはオカンを東京見物に連れ一段落したら東京タワーに登ろうと約束した。
ボクは医師からオカンの手術は無理と言われ、ミズエと共に抗ガン剤の治療を勧めた、ボクはミズエと別れた事は黙っていた、オトンが見舞いに来て、オカンは自宅で治療した、ボクは最期に東京タワーの側に入院させた、ボクは中目黒に家を借りた。
<以下、隠し字>
オカンの抗ガン剤治療が始まるが副作用に悲鳴をあげ、ミズエや磯山やタマミが来て皆はオカンの苦しみを見た、ボクは苦しみを見兼ねて治療を断念し、医者から2-3月と言われた、オカンは副作用から解放され穏やかに過ごしたが倒れた、部屋を変わりボクは住み込み、オトンとボクの友人たちが訪ねて来た。
オカンとオトンはボクのラジオを聴き、ボクとオトンが見守りオカンは息を引きとった、家に友人らが集まり、編集者に原稿を断ると昔のオカンが仕事しろと言い、ボクは原稿をとイラストを書いた、ミズエは「オカンが最初の1年で親孝行は充分と言った」と告げ、ボクは生前に約束を果たせなかった事を悔い、オカンの位牌を持ち東京タワーに登りミズエと会い、東京の景色を一緒に眺めた。


監督:松岡錠司
脚本:松尾スズキ
原作:リリー・フランキー
出演者:オダギリ ジョー・樹木希林・内田也哉子・松たか子・小林薫・冨浦智嗣・田中祥平・谷端奏人・渡辺美佐子・佐々木すみ江・原知佐子・結城美栄子・猫背椿・伊藤歩・勝地涼・平山広行・荒川良々・辻修・寺島進・小島聖・吉本菜穂子・光石研・千石規子・仲村トオル・土屋久美子・小泉今日子・板尾創路・六角精児・宮崎あおい・田口トモロヲ・松田美由紀・柄本明・田中哲司・塩見三省・江本純子・安藤玉恵・栗原瞳・麻里也・竹下玲奈・小林麻子・ぼくもとさきこ・岩松了
製作年:2007年


感想: 自伝的小説の映画化。
時代の変化が最期の7年で遅くなり、最期に1週間で停滞する。
(2019/09/12)

赤い鯨と白い蛇

雨見保江(香川京子)は孫・田中明美(宮地真緒)と千倉の息子夫婦に行く途中で昔住んでいた家を見に行きたいと館山駅で途中下車した、保江らはその家で持主・河原光子(浅田美代子)と娘・河原里香(坂野真理)に会い家を取り壊して建て直すと聞いた。
保江は蔵と離れを見せて貰い、明美は光子に「保江は娘の死後は物忘れする」と告げ、保江は里香と鳩小屋を見て千倉に行こうとする明美に泊まりたいと告げると光子は承諾した、明美は父から2-3日一緒に泊まれと言われた。
保江は明美とその家で食事して、物忘れが酷くなり「昔の約束を確かめるためにここに来た」と告げた、大原美土里(樹木希林)が家を覗き、光子は前に住んだ人と言った。
美土里と光子と保江と明美と里香は打ち解けて話し、里香は「家が壊される前に皆を呼んだ」美土里は「光子の夫・三郎との事情と自身も似る」と言い、保江が「この家に150歳になる白い蛇が住んでいて、蛇と話をすると幸せになる」と言い出した。
帰途に光子は里香に父の事は忘れてやり直そうと言った、明美は保江に夢の出来事と言い気分が悪くなり、光子は美土里に三郎が探していると告げ明美の様子に気づくが口止めされた。
翌朝に、保江は里香と蔵の2階で蛇を探し、美土里は光子に付き合う相手が財産狙いと言い、5人で朝食して、明美は彼氏から会いに行くと電話を受けた、保江は美土里に子供の頃の記憶で白い蛇を思い出したと告げた、光子は明美を駅に送った。
<以下、隠し字>
光子は美土里から三郎を諦めていなく駅で目撃と聞き、明美は彼氏から結婚するなら子を堕ろせと言われ、保江がいなくなり3人で崖を探し、4人は防空壕の中を探し、保江は森島から預かったものを探すと言い地面から掘り出した。
保江は父を訪ねた森島の本で、特攻隊兵の部下を森島は逃がし、父が戦後も本を隠し、何時までも忘れないと約束したと思い出した、光子は里香の生理に驚いた。
翌日に保江は森島の本を燃やし手紙を見つけ、明美の子を心配した、光子は家の取り壊しを止めて待つと言い、保江は森島と海を眺めて潜水艦を見つけ赤い鯨と言われたと思い出した。


監督:せんぼんよしこ
脚本:冨川元文
出演者:香川京子・浅田美代子・宮地真緒・坂野真理・樹木希林 製作年:2005年


感想: 古民家に集う5人の女性。
背景は次第に判るが、全て詳しくはない。
時代は戦時中まで遡る。
(2019/09/12)

ALWAYS 三丁目の夕日’64

昭和39年(1964年)オリンピック開催前の東京で、小説家・茶川竜之介(吉岡秀隆)は茶川ヒロミ(小雪)と結婚して高校生の息子・古行淳之介(須賀健太)と暮らし白黒テレビを買い、鈴木オートの鈴木則文(堤真一)と妻・鈴木トモエ(薬師丸ひろ子)と息子・鈴木一平(小清水一揮)と住込みの星野六子(堀北真希)は事業を拡大してカラーテレビを買った。
六子は毎朝おめかしをして通勤途中の医者・菊池孝太郎(森山未來)と挨拶した、六子は後輩・ケンジ(染谷将太)を指導して鈴木オートの仕事を切り盛りした、ヒロミは身重で居酒屋「新山藤」を行い丸山(マギー)と吉田(温水洋一)と則文は新人小説家に人気を奪われてスランプの竜之介を噂した。
大田キン(もたいまさこ)は六子と菊池を見て、六子は菊池の車を修理して気づかれ日曜に銀座で会った、一平は電気ギターに凝るが下手で淳之介は小説を辞めると言った、竜之介は編集者・富岡(大森南朋)から新しい雰囲気を求められ打ち切りを言われた。
ヒロミは竜之介が隠した父・茶川林太郎(米倉斉加年)危篤の電報を見つけ行かせ、竜之介は実家に戻り奈津子(高畑淳子)に会い林太郎を見舞うが口喧嘩した。
オリンピック開催をテレビで見た、病院でキンは菊池の悪い噂を聞き、六子は菊池から旅行に誘われたがキンから噂を聞き菊池を尾行して落ち込んだ、竜之介は富岡からファンレター自作を批判された、六子はヒロミに相談し自分で決めると聞いた。
淳之介は書いた小説を竜之介に見つかり新人小説家は自分だと証したが責められた、竜之介とヒロミは林太郎の葬儀に行き奈津子から竜之介を応援していたと聞いた、淳之介は富岡に小説を断り、六子は菊池と旅行に出かけ則文とキンが知り心配した。
戻った六子と菊池を則文が怒り、皆が止めて菊池と則文が対立すると、ヒロミが陣痛し菊池が手当てし小児科医・宅間史郎(三浦友和)が来て「菊池は古い知り合い」「菊池は実家に六子を連れた」、宅間は「菊池は病院で禁止の無料診療して前に首になった」と言い、六子は仕事を続ける為に結婚を断ったと言った。
<以下、隠し字>
則文とトモエは六子と菊池に「結婚して菊池が実家に戻るまで鈴木オートを手伝って欲しい」と提案した、ヒロミが皆が見守る中で子を産んだ、結婚式の日に六子が則文とトモエに挨拶して教会で式を挙げた。
竜之介は富岡に頼み、富岡が竜之介を訪ねて小説を話し、淳之介は小説をやりたいと答えて竜之介も小説が好きな筈と言い、竜之介は淳之介を家から追いだし後を富岡に頼み、竜之介は忘れた万年筆を淳之介に渡した。
六子と菊池は新婚力に行き一平とケンジは未来を話し、則文とトモエは若者を信じようと話した。


監督:山崎貴
脚本:山崎貴・古沢良太
原作:西岸良平
出演者:吉岡秀隆・堤真一・小雪・堀北真希・もたいまさこ・薬師丸ひろ子・須賀健太・小清水一揮・マギー・温水洋一・神戸浩・飯田基祐・ピエール瀧・蛭子能収・正司照枝・森山未來・大森南朋・高畑淳子・米倉斉加年・染谷将太・三浦友和
製作年:2012年


感想: 若者の幾つかの異なる旅立ちを描く。
送り出す大人も、信じる事で進む。
(2019/09/22)

シン・ゴジラ

東京湾アクアトンネルで爆発が起き、危機管理センター対策会議で内閣官房副長官・矢口蘭堂(長谷川博己)と副長官秘書官・志村祐介(高良健吾)は危機管理監・郡山(渡辺哲)と内閣対策室に改称し、内閣総理大臣・大河内清次(大杉漣)と総理大臣補佐官・赤坂秀樹(竹野内豊)は官房長官・東竜太(柄本明)と文部科学大臣・関口(手塚とおる)と防衛大臣・花森麗子(余貴美子)と国土交通大臣・柳原(矢島健一)と特命大臣・金井(中村育二)と総務大臣・河野(浜田晃)らと議論した。
閣僚対策会議が開かれ矢口は巨大生物を述べ、想定外の巨大不明生物が出現し東が会議を止め、駆除と追放と捕獲の意見が対立し、有識者会議で意見が出ず、環境省課長補佐・尾頭ヒロミ(市川実日子)が上陸を告げるが否定され、大河内の記者会見中に上陸した。
東京都知事・小塚(光石研)と副知事・田原(諏訪太朗)と川又(藤木孝)は想定外でマニュアルが無いと話し、防衛出動を大河内は躊躇後に災害基本法災害緊急事態布告を宣言した、防衛省で幕僚長らと統合幕僚副長・矢島(鶴見辰吾)と統合幕僚長・財前正夫(國村隼)の案を大河内が承認した。
航空自衛隊が展開し大河内が攻撃指示したが避難で人が残り中止した、巨大生物は海に移動し追跡し、陸上自衛隊指揮官・山岡(小林隆)が再上陸対策会議し、記者(三浦貴大)は地方は手薄と考え、矢口は党政調副会長・泉修一(松尾諭)と打ち合わせた。
矢口は対策本部事務局長になり実行部隊を集め、厚労省医政局・森(津田寛治)と尾頭とエネルギー庁・立川(野間口徹)と研究所准教授・間(塚本晋也)と文科省・安田(高橋一生)らが討議し、尾頭は核エネルギーを疑い原子力規制庁・根岸(黒田大輔)は放射能を検出した。
矢口は東に連絡し、米国大統領特使・カヨコ・アン・パタースン(石原さとみ)は矢口に事態を予言した牧博士(岡本喜八)の捜索を求め、警察庁・沢口(古田新太)と刑事局長・(モロ師岡)が探し、行方不明だが書類を残し「ゴジラ」と名付け「古代生物が海底の放射性廃棄物を食べた」との不明解析を残し、志村は早船(松尾スズキ)に依頼し、「ゴジラ」に膨大な遺伝子情報が有り進化し、体内冷却が必要と考えた。
「ゴジラ」が鎌倉に上陸し巨大に成長し都内に向かい大河内は攻撃を指示した、幕僚長三木(橋本じゅん)と西郷(ピエール瀧)らが防御線を張り攻撃したが効果はなく、ミサイル攻撃したが東京に侵入したので攻撃を終了し東は米軍の協力要請の記者会見した。
大河内は官邸機能を疎開移転した、米軍が攻撃開始し「ゴジラ」は光り炎を吐き街を焼き停止した、大河内らのヘリが襲われて安否不明になり、立川の予備施設で残った者で対策を矢口と早船らが練り、臨時総理・里見祐介(平泉成)と臨時外務大臣・片山(嶋田久作)が就任した。
対策本部で矢口らが動き血液凝固剤を開発し情報を集め、パタースンは日米共同管理を求め統合し、米国が多国籍軍での核兵器使用を決めた、対策本部は核か血液凝固剤の二択だが、血液凝固剤開発を急ぎ、15日で「ゴジラ」活動が予測された、赤坂は大規模の疎開を通報した。
<以下、隠し字>
志村は取引で早船から情報を入手し「ゴジラ」がエネルギー源を内臓すると判り、解析計算を世界に協力を求め牧の解析書が解けた、矢口はパタースンに伝え、泉は里見を説得し、矢口は財前と山岡に伝えた。
時間が不足してフランスに引き延ばし工作し、矢口は前線基地に行き「生命の保証は無いが実行」を自衛隊に望み、ヤシオリ作戦を開始し「ゴジラ」を攻撃して熱を吐かせ、血液凝固剤をクレーン車で注入して動作が鈍り、100%注入すると体温が低下した。


総監督:庵野秀明
監督:樋口真嗣
脚本:庵野秀明
出演者:長谷川博己・竹野内豊・石原さとみ・市川実日子・犬童一心・柄本明・大杉漣・緒方明・神尾佑・片桐はいり・國村隼・KREVA・黒田大輔・小出恵介・高良健吾・小林隆・斎藤工・嶋田久作・諏訪太朗・高橋一生・塚本晋也・津田寛治・鶴見辰吾・手塚とおる・中村育二・野間口徹・橋本じゅん・浜田晃・原一男・ピエール瀧・平泉成・藤木孝・古田新太・前田敦子・松尾諭・松尾スズキ・三浦貴大・光石研・森廉・モロ師岡・矢島健一・余貴美子・渡辺哲・石垣佑磨・岡本喜八・野村萬斎
製作年:2016年


感想: ゲームの東京の自然災害がゴジラだと言う。
想定外の災害への対応をシュミレーション技法で描く。
想定外で機能出来る限界はなにか。
幾つかの想定が登場する。
(2019/09/22)

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