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鑑賞日記(2019/06)

蜩ノ記

壇野庄三郎(岡田准一)は刃傷沙汰を起こし、家老・中根兵右衛門(串田和美)から、「郡奉行だった戸田秋谷(役所広司)が藩主側室との不義密通と小姓を斬り幽閉され、大殿・兼通(三船史郎)が10年後の切腹とそれまで藩主・三浦家の家譜を編纂完成を命じ、残り3年の監視」を命じられ、監視内容は秋谷が7年前の事件を家譜に書く内容を報告し、逃亡すれば妻子と始末するものだった。
庄三郎は秋谷を訪ね、編纂途中の三浦家譜と「蜩ノ記」と名づけた秋谷の日記を見せられ、息子・戸田郁太郎(吉田晴登)と娘・戸田薫(堀北真希)と妻・戸田織江(原田美枝子)と共に暮らし始めた。
庄三郎は家族の会話と秋谷の畑仕事に驚き、織江と薫は秋谷を信じいぐさで花蓙を作った、慶仙和尚(井川比佐志)が秋谷が望んで罪を負ったと「側室・お由の方(寺島しのぶ)と嫡男生母・お美代の方(川上麻衣子)と覇権争いを幕府に隠した」と言った。
秋谷は百姓・万治(小市慢太郎)らから郡奉行と播磨屋(石丸謙二郎)の不正の不満を聞き一揆を止めろと告げ、庄三郎は家譜の7年前の事件を読み、1年後に中根に報告し松吟尼(寺島しのぶ)に会い秋谷の切腹は知らず落ち度は無く「子を襲った武士から秋谷がお由の方を助け、真相は隠された」と聞いた。
庄三郎は薫と祭りに行き、万治と播磨屋が争い庄三郎が止めた、庄三郎は郁太郎に剣術を教え、慶仙和尚に呼ばれ望んだ薫と行き松吟尼と会い秋谷が生きる支えだと聞いた、庄三郎は松吟尼からお美代の方の由緒書を預かり、秋谷に渡した。
2年経ち、庄三郎は薫に戸田家の人を守ると告げ、秋谷がお美代の方の由緒を疑い福岡藩家臣・住田五朗兵衛を知り、庄三郎は中根の甥・水上信吾(青木崇高)に会い刃傷沙汰を互いに詫び福岡に行く信吾に住田の調査を頼んだ。
庄三郎は秋谷と、庄屋(渡辺哲)は郡奉行・矢野(矢島健一)から年貢交渉で稲刈りを早めると求められ秋谷は責任者は切腹の慣例と用心と告げた、百姓らが矢野を殺害した、冬が来て織江と薫が花笠が出来たと話し、信吾が庄三郎と秋谷に「お美代の方は播磨屋先代の娘」で叔父・中根の企みだと告げた。
<以下、隠し字>
秋谷は中根の家臣からお美代の方の由緒書を渡せと求められ無いと答え、一揆の疑いで脅された、郁太郎は源吉(綱島郷太郎)と妹・春(中野澪)と母(大寶智子)に知らせ父・万治が去り源吉が役人に捕らわれた、庄三郎と秋谷らは庄屋から源吉は殺されたが何も話さなかったと聞き、仇を討ちたいという郁太郎と庄三郎は中根の屋敷に乗りこみ行状を責めて捕らえられた。
信吾は中根から庄三郎の行状を聞き、秋谷に会い中根の言葉を告げ、秋谷は幽閉を破り中根屋敷に会いお美代の方の由緒書を渡し既に記録に残り切腹すると告げて中根を殴り郁太郎と庄三郎を連れて去った。
家譜が完成し秋谷は「蜩ノ記」を書き、墓前で「兼通が秋谷に家譜完成を頼んだ」事を思い出し、庄三郎と薫の婚儀が行われ、郁太郎が元服した、10年目に秋谷が切腹に向かった。


監督:小泉堯史
脚本:小泉堯史・古田求
原作:葉室麟
出演者:役所広司・岡田准一・堀北真希・原田美枝子・青木崇高・寺島しのぶ・三船史郎・井川比佐志・串田和美・吉田晴登・小市慢太郎・中野澪・綱島郷太郎・大寶智子・川上麻衣子・石丸謙二郎・矢島健一・渡辺哲
製作年:2014年


感想: 江戸時代の背景と、日本的な背景がある。
10年前の事件が謎としてある。
登場人物から見て、それぞれに異なる謎となる。
(2019/06/04)

さらば箱舟

老人(宮口精二)と少年・大作が本家以外の村中の時計を穴に埋めた、年が経ち後時任大作(原田芳雄)は本家の主人となり、従姉妹同士の分家の時任捨吉(山崎努)と時任スエ(小川真由美)が結婚の噂で村では血統が交じわると犬の顔の子が生まれ禁じるタブーがあり、スエの父が貞操帯をつけた。
鍛冶屋の六(牧野公昭)と妻・ミツ(矢口桃)にスエは貞操帯外しを頼むが外れず、大作は女中・テマリ(高橋洋子)らは修験者(小松方正)に犬憑き退治をさせた、捨吉は大作とテマリが抱き合うのを見せつけられ、皆の前で不能と嘲け笑われた。
分家の時任米太郡(石橋蓮司)が本家の金を盗み逃げた、大作と捨吉が闘鶏で争い勝つが不能と言われて刺し殺し、捨吉はスエと荷物をまとめて村を逃げ出し彷徨った、夜中に空家を見つけ泊まり、翌朝そこは我が家と気づいた、捨吉は大作の亡霊を見始め、物の名を忘れ名札を付け独り事を話した。
鋳掛屋(天本英世)が来て、視学官(斎藤正治)が穴を調べ弁護士・木村(江幡高志)が郵便を集めテマリに荷物は運べないと言い穴は次第に大きくなった、書生(根本豊)と作男・ズンム(福士恵二)がチグサ(高橋ひとみ)を狙い催眠術をかけ、チグサは触れた男は皆死ぬと言った。
蝋燭屋・茂吉(榎木兵衛)と妻・グミ(末次章子)は本家の時計で時間を知り、捨吉は大作の亡霊に文字を忘れるだろうと言われ多数の札を書き狂気を持ち始めた、村にツバナ(新高恵子)が少年・ダイ(大山レオナ)を連れて本家に先代の兄弟の娘と言い住みつき時計を気にした、スエが鋳掛屋から時計を買い捨吉は言葉が通じなくなり、ツバナが父の骨を埋めようとした。
穴にダイが落ち、這いあがると大人のダイ(若松武)になり下女・咲(大林真由美)やテマリに手を出した、茂吉がスエが買った時計を見つけ村人が壊しに来て防ごうとした捨吉は頭を殴られ死に、スエの貞操帯が外れた、ツバナが沢山の時計を買い本家の面子と言い、ダイがスエを襲った、村にや電気工事夫(松田政男)が電話を設置し写真師が撮影し急激に文明が入った。
<以下、隠し字>
咲が村を出て、電気が通じ、ダイとテマリが隣町に移った、分家の米太郎が車に乗って戻り懐中時計を持ち本家に行きツバナを見かけ言い寄り、壁が光り金貨を見つけ、ズンムが村中にふれまわるが誰もいなく、スエが花嫁姿で穴へ身を投げた。
現代に老人(宮口精二)と少年が噂し、大作が冥土から戻った手紙を読み、鋳掛屋が三脚付写真機を組み立て、アダ(三上博史)が皆に記念撮影を呼びかけた。


監督:寺山修司
脚本:寺山修司・岸田理生
出演者:小川真由美・原田芳雄・新高恵子・高橋洋子・高橋ひとみ・石橋蓮司・若松武・天本英世・蘭妖子・根本豊・福士恵二・牧野公昭・矢口桃・榎木兵衛・末次章子・加藤土代子・三上博史・大林真由美・斉藤優一・大山レオナ・斎藤正治・松田政男・江幡高志・小松方正・宮口精二・山崎努
製作年:1982年


感想: ATG製作。 時間と場所が入れ混じる架空の世界だ。
筋の理解も展開も困難だ。
時計が時間の象徴に扱う
(2019/06/04)

天地明察

江戸時代前期に江戸・会津藩邸で安井算哲(岡田准一)は藩士・安藤有益(渡辺大)から聞き神社の奉納算題を考え村瀬えん(宮崎あおい)に会い、関孝和(市川猿之助)が簡単に解いたと聞いた。
算哲は江戸城で安井家家元・安井算知(きたろう)と本因坊家家元・本因坊道悦(尾藤イサオ)に会い寛文元年12月朔日将軍上覧碁を徳川家綱に本因坊道策(横山裕)と真剣勝負を許されたが蝕で中止となり、会津藩主・保科正之(松本幸四郎)と初手天元と真剣勝負を話し帯刀を許され日本中の天文観測を命じられ、老中・堀田正俊と稲葉政則と酒井忠清が噂し、算哲は村瀬塾でえんと会い村瀬義益(佐藤隆太)から関の本を借り、えんと星を語り1年後を約束した。
北極出地御用頭取・建部伝内(笹野高史)と副頭取・伊藤重孝(岸部一徳)らと旅に出て小田原で観測し計算とずれ歩測と聞き、熱田で算哲が適中させて幼少から垂加神道・山崎闇斎(白井晃)と北極星を観測したと言い、えんは関から算哲の設問は美しいと聞き、算哲は伝内と重孝から答えが多数あると聞き、算哲は伝内から800年前の暦がずれるが訂正を朝廷が拒むと聞いた、伝内が病になり、銚子で伝内の死去を聞いた。
算哲は江戸に戻り義益に設問を渡しえんの嫁入りを知り、水戸光圀(中井貴一)から呼び出され暦のずれを話し、保科から改暦作業を命じられて光圀と伝内と重孝と有益と闇斎らの支持と聞き、観測所で闇斎と有益と平助(武藤敬司)と弥吉(徳井優)と改暦を話し、宣明暦と授時暦と大統暦との比較の為に昼夜観測を行い、3年後に宣明暦が間違いが多いと判り、関の数理を使い精度を上げ消長法を加え検証し授時暦が最善と判断した。
算哲は保科に伝え朝廷に上申し、宮栖川友麿(市川染五郎)と陰陽寮暦博士・土御門泰福(笠原秀幸)と大黒松太夫が議論し反対し、算哲は老中から公家の握り潰しを聞き、瓦版で3暦の勝負を行い蝕の予想を始め、算哲は離縁されたえんと会い、三暦勝負第一戦で授時暦が適中し、二戦・三戦・四戦・五戦と当たるが観測所が襲われて闇斎が死んだ、六戦で蝕が起きて授時暦が外れ算哲は老中に授時暦の誤謬を咎められたが保科から続けろと言われた。
保科が死に算哲はえんから聞き関に会い「授時暦の間違いを気づかない」と責められ、「観測と算術双方が大事」と研究を渡され、えんに結婚を頼むとそばで見張ると言われ、算哲はえんと観測を続けるとまた外れた。
<以下、隠し字>
算哲は道策から精気が無く対局の約束を違えると言われた、算哲は光圀に頼み外国の暦の書物を得た、算哲は関に太陽の軌道のずれがあり北京と日本との差を修正すると合うと言い、算哲は光圀に独自の暦を話し大和暦と名付けられた。
算哲は泰福から宮栖川らの対抗の暦制定を聞き、大和暦は却下され光圀から暦勝負を命じられた、算哲はえんに覚悟を伝え、京・梅工路で暦の間違いを民に訴え大統暦と大和暦との日蝕予測を競い、当日刻限になり切腹しようとすると日蝕が起こり、見て居たえんが天地明察と言い、算哲は渋川春海と改め初代天文方に命じられた。


監督:滝田洋二郎
脚本:加藤正人・滝田洋二郎
原作:冲方丁
出演者:岡田准一・宮崎あおい・佐藤隆太・市川猿之助・笹野高史・岸部一徳・渡辺大・白井晃・横山裕・市川染五郎・中井貴一・松本幸四郎・きたろう・尾藤イサオ・徳井優・武藤敬司・笠原秀幸・小須田康人
製作年:2012年


感想: 競わせた全てに間違いがあった。
観測と算術の双方が出来る事は誰でも出来なかった。
暦競争という映画的な手法で描く。
(2019/06/14)

舞妓はレディ

京都の花街・下八軒は舞妓が1人しかいなかった、節分の夜に八軒小路のお茶屋・万寿楽に西郷春子(上白石萌音)が来た、舞妓・百春(田畑智子)と豆春(渡辺えり)と里春(草刈民代)が客・高井良雄(高嶋政宏)らを対応し通訳が外人に節分には舞妓が仮装すると伝えた。
春子に老舗呉服屋社長・北野織吉(岸部一徳)が声を掛け、女将・小島千春(富司純子)と言語学者の「センセ」こと京野法嗣(長谷川博己)に会いアルバイトの舞妓を話した、春子は千春に舞妓になりたいと頼むが紹介が必要と言われ、春子は百春のブログを見て興味を持った。
京野は鹿児島弁と津軽弁が混ざる春子に興味を持ち、織吉に春子を舞妓すると賭けた、春子は富さん(竹中直人)に祖父(高橋長英)と祖母(草村礼子)と会い、京野は百春と弟子の大学院生・西野秋平(濱田岳)と富さんと言葉を調べた。
春子は京野の後見で万寿楽の見習いになり、女将(岩本多代)に挨拶をしろと言われ、富さんと里春のマンションに行き、京野から京言葉を、千春から着物の着付けを、師匠(中村久美)から踊りを、師匠(徳井優)(田口浩正)(彦摩呂)らから三味線と唄と鼓を習ったがうまくいかなった。
春子はしきたりと行儀を習い特に京言葉に戸惑った、里春は市川勘八郎(小日向文世)と過ごした、春子は百春と出かけ西野が録音し里春が高井とのデートで会わせた春子に小野小町の話を語らせたが思わず津軽弁が出て、春子は西野と豆春と里春らから憶えが悪いと言われ声が出なくなった。
北野は里春に厳しく教え過ぎたと言い、京野は春子に方言で話し謝った、千春は春子に自分が舞妓の頃を話し「舞妓時代の千春(大原櫻子)は役者・赤木裕一朗(妻夫木聡)と待ち合わせたのが初恋だ」と言い今は自由で先輩芸妓・市春との思い出とその後のをお茶屋の仕事を話した。
<以下、隠し字>
春子は稽古を始め踊りの師匠に厳しく言われ声を出して泣いた、春子は元気になり千春と師匠に謝り、百春は千春に芸妓にしてくれと頼み贔屓(津川雅彦)に踊り、春子は京言葉や踊りが上達した。
新年に千春は豆春らに春子が小春となると話し、お見見栄し富さんと挨拶回りした、小春は京野と北野に挨拶し舞を見せた、北野は小春を見た気がすると言い千春と里春らは市春の娘だと言うと小春がそうだと答えた、小春は大学に行き西野から京野は日本中の方言を話せると聞き、声が出ない振りして騙した。


監督:周防正行
脚本:周防正行
出演者:上白石萌音・長谷川博己・富司純子・田畑智子・草刈民代・渡辺えり・竹中直人・高嶋政宏・濱田岳・中村久美・岩本多代・高橋長英・草村礼子・岸部一徳・小日向文世・妻夫木聡・松井珠理奈・武藤十夢・大原櫻子・徳井優・田口浩正・彦摩呂・津川雅彦
製作年:2014年


感想: ミュージカルスタイルが、アクセントとなる。
京都と和風の文化が全体を覆う。
実は鹿児島弁も津軽弁もポイントだ。
(2019/06/14)

プリンセス トヨトミ

2001年大阪7月8日金曜日午後4時に機能が全停止した、4日前の月曜日に東京から大阪に3人の会計検査院調査官・松平元(堤真一)と鳥居忠子(綾瀬はるか)と旭ゲーンズブール(岡田将生)が来て実地調査を行った、次の商店街で女装の真田大輔(森永悠希)の虐めを見た、空堀商店街で財団法人「OJO(大阪城跡整備機構)」へ行き経理担当・長曽我部(笹野高史)にのらりくらりとかわされた。
松平と鳥居と旭は真田幸一(中井貴一)と竹(和久井映見)夫婦のお好み焼き屋「太閤」で昼食し松平はOJOに不審を持った、火曜日に長曽我部に連絡が取れないと言うと故障だと言われ、実地調査で漆原修三教授(江守徹)らを調べた、「太閤」で鳥居が「OJOが嘘をついているなら大阪中が口裏を合わす」と言った、竹が大輔が蜂須賀に殴られたと言い幼馴染・橋場茶子(沢木ルカ)が怒った。
水曜日に松平と鳥居は学校で蜂須賀の大輔への虐めを目撃し、秀頼の抜け穴を聞き漆原から国松が逃げたと聞いた、松平が口裏合わせを考え長曽我部に抜け穴を問うと幸一が来て抜け穴を案内し、大阪国総理大臣で生き延びた国松の子孫の王女を守ると言った。
幸一は明治政府と大阪国が取り交わした文書を見せ出費は正当だと言った、松平は旭にOJOの過去の帳簿調査を命じ鳥居に「太閤」を監視させた、旭はOJOの35年前の記録が無く、鳥居は茶子に会い大輔への蜂須賀の虐めを告げた、松平は幸一を呼び出した。
金曜日に幸一は大輔を抜け道に連れ王女・茶子を守れと言い、鳥居は蜂須賀組に乗り込む茶子を止めた、大輔が蜂須賀組に乗り込み代紋を投げ出した、幸一と長曽我部は王女が消えて鳥居が側に居たと知り、松平と旭は幸一から鳥居が王女を連れ去り立ち上がると聞いた。
<以下、隠し字>
大阪に瓢箪が溢れ皆が決起し街が停止した、松平は旭がOJOとの繋がりを知り隠すと言うと、旭は大阪国の人間で独立を図ったと言うと松平は幸一は手強いと言った、松平は幸一と公開で会談し35年前に会計検査院を追い払い、OJOの費用は不適と言うと、幸一は大阪国の人間は年齢と父が死ぬ事だと言った。
鳥居と茶子が会談に来た、大輔が大阪から出て行けと言うと松平が撃たれた、鳥居と旭は病院で松平を見守り、茶子と大輔が幸一と話し目覚めた松平が実地調査を終えたと言い、土曜日に松平は旭に父(平田満)を話し呼び出しに応じ無かったと後悔し、大阪は復旧して、松平は1人で廊下を歩き父を思い出し、茶子と大輔が3人を送った。


監督:鈴木雅之
脚本:相沢友子
原作:万城目学
出演者:堤真一・綾瀬はるか・岡田将生・沢木ルカ・森永悠希・和久井映見・中井貴一・江守徹・平田満
製作年:2011年


感想: シンプルなストーリーだが、映画になると大きくなる。
第三者が少ないという内容は微妙だ。
(2019/06/24)

セーラー服と機関銃 卒業

18歳の高校3年生・星泉(橋本環奈)は同級生らと別れて、商店街で老夫婦と選挙立候補者・くさかべ(鶴見辰吾)に会い、めだかカフェで土井(武田鉄矢)に注意し祐次(大野拓朗)と晴雄(宇野祥平)にもう組長で無いと言った。
泉は友人に頼まれて、祐次とモデル事務所に行き登録少女らに詐欺だと言うと所員(岡田義徳)からバックが浜口組と聞いた、組長・浜口(伊武雅刀)に会うと月永(長谷川博己)からマニファナ入りクッキーを売ると言われ、偽モデル事務所は否定された。
安井(安藤政信)は真淵(古舘寛治)から女組長・星泉が先代目高組組長・星嗣夫(榎木孝明)殺害後に継ぎ浜口組に乗りこみ協定を結んだと聞いた、泉はT太郎(柄本時生)からクッキー入手先を聞き、売人に近づき浜口組と言われ警察の真淵に連絡した。
女子高生がクッキーで錯乱して交通事故で死に、くさかべが暴力団排除を訴えバーで安井から指示された、真淵が安井の指示で浜口組を家宅捜査して安井が浜口に金儲けを持ち掛けた。
泉と土井はラボホテルで月永から「堀内組の計画を聞き、くさかべ新市長の開発計画潰し」を持ち掛けられた、目高組は堀内組の扇動で反対運動に遇い真淵が土井を逮捕した、泉は月永に話しに載ると伝え、祐次と晴雄から離れないと言われた。
泉は月永から堀内組が町に入り込むと聞き、売人を脅して聞き出し殺し屋に襲われ逃げた、泉は祐次と晴雄と目高組を復活させた、泉はバーに乗りこみ目高組が復活したと売人の証言の録音を聞かせ売人とモデル事務所社長を殺し、他の犯罪も暴いた。
<以下、隠し字>
安井は証拠は偽だと言い月永と祐次と晴雄を捕らえ泉を襲った、安井は浜口を撃ち殺し月永は嗣夫を撃ったと明かした、月永が銃を奪い安井ら一味と撃ち合い爆弾が爆発した。
祐次が撃たれて泉と月永は脱出したが晴雄も死んだ、泉は月永を撃てず隠してあった機関銃を持って月永と警察を抜け出した土井と共にくさかべと安井と真淵らに乗りこみ機関銃を撃ち合い月永は安井を殺して死に、土井は警察に出頭した。


監督:前田弘二
脚本:高田亮
原作:赤川次郎
出演者:橋本環奈・長谷川博己・安藤政信・大野拓朗・宇野祥平・古舘寛治・鶴見辰吾・榎木孝明・伊武雅刀・武田鉄矢・北村匠海・前田航基・ささの友間・柄本時生・岡田義徳・奥野瑛太
製作年:2016年


感想: 前作のシーンを取り入れている。
不死身の泉が生き残る。
短い時間で急激に女らしく成って行く。
(2019/06/24)

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