鑑賞日記(2018/07)
- この広い空のどこかに
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森田屋でしげ(浦辺粂子)に近所の老婆(三好栄子)が嫁(棚橋マリ)の悪口を言い、主人・良一(佐田啓二)と妻・ひろ子(久我美子)が話し、しげと義妹・泰子(高峰秀子)が食事し、森田屋は酒屋を営むが生活は楽でなく、ひろ子は良一に嫁いだばかりだが、足が不自由で婚期を逸した泰子や良一の母・しげの間でつらい立場だった。
近所の今井(日守新一)が息子(光村譲)が勝手に結婚相手を決めたと言い、泰子は足が不自由の劣等感と去った愛人の憎しみや片輪者どうしを一緒にしようとする周囲の態度等で我が儘でかたくなな性格になり、ひろ子が寝坊の登(石浜朗)を起こし、職を探しに上京したひろ子の幼友達・信吉(内田良平)を妹・房子(小林トシ子)が声をかけひろ子に会っていないと答え、泰子は競輪で遊び帰り寝込み、良一が競輪場で自害した者がいると言い、登が友人の苦学生・三井(田浦正巳)を訪ねた。
しげは登に寺への布施を頼み、良一はひろ子にしげと馴染めと言い、登は三井と世の不満を話しこの広い空のどこかに1人だけ愛する人が居ると言い、信吉が帰郷前にひろ子を訪れしげと泰子は臆測し良一も気がかりで、信吉は就職難で帰郷すると故郷を出る時の事を話し、ひろ子は帰り良一に頼ると言い、森田屋の昔の使用人・俊どん(大木実)から手紙が届き泰子の事が多く書かれ、前に縁談が決まった時に田舎に帰っていて、登が三井の病気を心配するが簡単に直らず大学卒業が念願と聞き、しげが俊どんに泰子が家にいると返事を書き、登が三井の貧乏を話し良一と登が言い合い、良一はひろ子に皆が一緒に暮らす難しさを言った。
夏子(中北千枝子)が泰子に現状を話し、スクーターに載る良一とひろ子を見、ひろ子の買い物をし、良一が出かけると信吉が訪ねひろ子が両親への言付けを頼み、登が小言を言うしげと泰子と揉め聞いたひろ子が信吉に自信がないと言い、良一が帰り登と泰子との言い合いを聞き出かけ、信吉に良一がひろ子の両親への贈り物を渡し、良一の理解した態度にひろ子は幸せな家庭を築こうと思った。
俊どんが森田屋に来て、泰子が出かけ会おうとせず登が打ち込める事を探せと言い、帰ると俊どんは帰った後で泰子の足が不自由は無関係に今でも昔と同じ愛情を持っていた、夏子が子供の病気で5000円を泰子を頼り、皆が迷うとひろ子が良一に頼みしげが泰子に見舞いと渡し、良一が泰子を送った。
<以下、隠し字>
良一がひろ子に5000円はひろ子の実家に送る予定だったと話し、ひろ子は夢を良一と語り、泰子が電話でしげと良一に感謝を告げ、泰子が良一に俊どんの故郷の赤石山麓に行くと告げ、登が荷物を駅に届け送り、ひろ子が食事を作り過ごした。
泰子は俊どんと山を登り、東京に戻ればと言われ根を下ろしたいと答え、手紙を森田屋に送り泰子の希望を持った明るい内容に、心配するしげに良一は会いに行けと言い、ひろ子は登に家族が多いと楽しみと言い、ひろ子は良一と2人で久しぶりに過ごした。
監督:小林正樹
脚本:楠田芳子・松山善太
出演者:佐田啓二・久我美子・高峰秀子・石浜朗・浦辺粂子・内田良平・小林トシ子・大木実・田浦正巳・中北千枝子・日守新一・棚橋マリ・三好栄子・光村譲
製作年:1954年
感想: 松竹映画、モノクロ。
家族が気兼ねと悩みを持つ中で、来たばかりの妻が慣れて行く。
悩みが解決すると、少しずつ親しい家族になるのを楽しめる様になってゆく。
(2018/07/09)
- 青春の風
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神戸の女子短期大学フェンシング部仲間の楠本光子(吉永小百合)と風見愛子(和泉雅子)と小林峯子(山本陽子)は仲よしで、1年後に卒業した光子は実家の小豆島に帰り、光子は父・洋策(小沢栄太郎)の友人・クーパー(E・H・エリック)からのハウスキーパーの依頼に神戸へ出て、愛子と会い、愛子は兄・圭介(浜田光夫)と暮らしレンタカーの仕事をし、愛子と光子は圭介を見つけると社長の姪・加山令子(橘和子)を案内し、道後温泉の実家で花嫁修業の峯子が親の縁談を断り家出し愛子と圭介のアパートに住み込み、光子はエリザベス夫人(イーデス・ハンソン)とジョージ坊やに会い仲良くなりクーパーが帰った。
光子は峯子に会い愛子のアパートで暮らすと聞き、圭介が光子に給料が少なく求婚できないと言い、峯子が圭介と令子との見合いを聞き怒り、圭介は峯子に四国へ帰れと言い、光子が家に戻ると岩上岩太(杉良太郎)が洋策を訪ねて来て泊まり、光子はジョージに将棋を教え仲良くなり、圭介は愛子に峯子を実家に帰したと言い、光子は好きと言えなく愛子に追いかけさせろと言われ、圭介は養鶏場の梅津健吉(藤竜也)に行き姉・千枝(渋沢詩子)が浮気に誘い、光子が追って来たが千枝を見て圭介を見損なったとお巡り(玉村駿太郎)を呼び、愛子に光子は圭介が駄目と言い小豆島に帰った。
愛子は雑誌社の恋人・田所(川口恒)が畑中主任(川地民夫)に企画を話し、レンタカーの宜伝に光子と四国巡礼計画を立てた、光子は洋策に休暇と帰り母・由起(坪内美詠子)が心配し、愛子が巡礼姿で訪れ光子を誘い出かけ、圭介は光子が巡礼に行ったと聞き小豆島に向い洋策らから聞き四国に向かい、峯子を訪ね父・小林庄造(殿山泰司)が圭介を気にし、岩上を峯子の婿に勧め、愛子と光子が訪れお松(重盛輝江)に奥部屋に案内させ、峯子が圭介を案内し仲良くし、愛子と光子がみて光子が峯子に決闘を言った。
<以下、隠し字>
宿に戻った光子は岩上の絵を見つけ会うと峯子が惚れ、光子は愛子と船で帰ると圭介が光子に求婚し、新婚旅行中の令子と令子の夫(園田健夫)に会い、光子は神戸のクーパー家に戻ると夫人が誤解で光子を非難し、光子は夫人と喧嘩するがジョージが庇った、光子は自分が怒り過ぎと反省しクーパー家を出て、ジョージを諭して別れた。
光子は犬を連れ愛子を訪ねると田所がデートに来て、圭介が巡回動物病院の運転手になっていて光子に看護婦を薦め、拡声器で名を呼び光子は戻った。
監督:西村昭五郎
脚本:才賀明
原作:京都伸夫
出演者:吉永小百合・山本陽子・和泉雅子・浜田光夫・杉良太郎・川口恒・小沢栄太郎・坪内美詠子・E/H/エリック・イーデス/ハンソン・橘和子・藤竜也・渋沢詩子・川地民夫・殿山泰司・園田健夫・重盛輝江・玉村駿太郎
製作年:1968年
感想: 日活映画、ワイド画面。
自分本位で生き、活発だが怒りっぽい主人公がそれに気づく。
仲間らもそれぞれに、恋人を見つけて行く。
(2018/07/09)
- 銀座化粧
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津路雪子(田中絹代)は長く銀座で女給をし、新富町の長唄師匠・杵屋佐久(清川玉枝)の2階を借り昔の情人・藤村(三島雅夫)との子・春雄(西久保好汎)と暮らすが、藤村は戦後落ちぶれて雪子に銭をせびりに来た。
佐久は夫・清吉(柳永二郎)と話し、雪子は銀座のバーに行き妹分・京子(香川京子)を誘惑する女給・弓子(春山葉子)を注意し、マダム幸子(津路清子)が帰り友人・佐山静江(花井蘭子)と会ったと言い、雪子は無銭飲食男の友人を探しに行くが逃げられ、雪子は帰り京子が迎え、相手探しを注意し自分は失敗したと言い、静江が葛西(小杉義男)という関西商人の世話で暮らすと話し、雪子が訪ねるとに菅野(東野英治郎)の世話になれと勧められた。
佐久が白井(田中春男)を稽古し、雪子がバーに出てマダムに呼ばれ、女給・朱美(明美京子)が金策が難しいと話し、雪子は幸子と会い25万円必要で店を手放す相談をされて、静江の勧める菅野に相談すると倉庫に連れられ迫られると断った。
雪子はバーで白井と会うと歌い、静江が雪子に菅野に会ったと来て、静江が疎開先の村の家の息子・石川京助(堀雄二)が上京し、静江は葛西が上京中で案内役を雪子に頼み、雪子は京助を東京案内し、村の観測所に勤める京助が星の話を語り、帰り京子に結婚相手を探せと言い、翌日も雪子は京助を案内するが京子が来て春雄が帰らないと言い、雪子は家に帰り、芝居見物案内は京子に頼んだ。
<以下、隠し字>
雪子は杵屋夫妻らと探し春雄は帰って来た、京助は京子と語り合って田舎に誘い、翌朝に雪子は京助の宿に行くと静江が女と一晩過ごし既に田舎に帰ったと告げ、雪子は京子から京助の宿に泊まり全てを話し迎えに来る約束を聞き、雪子は夕方に銀座へ通った。
演出:成瀬巳喜男
脚本:岸松雄
原作:井上友一郎
出演者:田中絹代・香川京子・西久保好汎・花井蘭子・小杉義男・東野英治郎・津路清子・春山葉子・明美京子・堀雄二・清川玉枝・柳永二郎・三島雅夫・田中春男
製作年:1951年
感想: 新東宝映画、モノクロ。
なかなか得な暮らしに踏み出せない主人公と、それぞれの生き方をする知人を描く。
子供・金・結婚?出会いなのか夢なのか、現実なのか。
(2018/07/19)
- 二等兵物語
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昭和20年6月に古川凡作(伴淳三郎)と柳田一平(花菱アチャコ)は召集令状を受け、古川は神経痛の発作で乳母車で入営し、厳しい生活で隊長・若林(山路義人)が挨拶し、古川が発明を見せると私物と取りあげられ、隊長(大友富右衛門)に呼ばれると山元鶴子(和歌浦糸子)と初瀬悦子(宮城野由美子)が新聞を読んだ感激で慰問に来て凡作は発明で知られたいと言った。
悦子は会えてうれしいと言い古川が送り、古川と柳田は本間上等兵(山田周平)にいじめられ、ある夜に悦子と逢った凡作は火気厳禁の弾薬庫の近くで煙草を吸い石油が出火し悦子を逃がしあわて消すときた隊長・若林から褒められ従卒になった。
古川は隊長と妾・清水マリ(関千恵子)との連絡係で内緒と言われ、本宅で妻・静江(幾野道子)に会い隊長の娘と言われ洗濯をやらされ女中(三笠博子)からも使われ、凡作は妾を静江に知られ、マリが芝居で古川の妻と言い静江から結婚を迫られ、見た悦子に怒られた。
古川は柳田の子・三太(松井晴志)の事情を聞き、若林から静江の要求を言われ柳田の招集解除を交換条件にマリと式をあげたが、若林は約束を果たさず勲章で誤魔化し、古川は悦子に誤解を解いて三太の世話を頼んだが、三太は盗みをして家出した。
柳田が脱走するが三太と会えず、古川は爆撃から三太を助け匿い、柳田が連れ戻され独房で会わせ戦争が終わると告げ、古川は見つかり殴られ、若林に頼むが断られ、三太は中村たみ(伊藤和子)と野尻敬子(柳紀久子)に会った。
<以下、隠し字>
終戦になり、隊長ら古参兵らが物資を奪い合うのを見て古川は怒り銃で脅し整列させ日頃の言葉と違うと責め反省を求めると一同に古川の言葉は通じ全員が泣き、柳田は釈放され、復員の日に迎えの悦子と三太に古川は平和がつづく機械を作ると答えた。
監督:福田晴一
脚本:舟橋和郎・安田重夫
原作:梁取三義
出演者:伴淳三郎・花菱アチャコ・松井晴志・宮城野由美子・和歌浦糸子・伊藤和子・山路義人・幾野道子・関千恵子・柳紀久子・大友富右衛門・山田周平・戸上城太郎・三笠博子
製作年:1955年
感想: 松竹映画、モノクロ。
戦争中と。終戦で態度が変わる上官を戒める主人公。
戦争の矛盾と悲惨さを、ややコメディタッチで描く。
(2018/07/19)
- おぼろ駕籠
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沼田隠岐守(菅井一郎)が権勢を握り御用人・生島次郎太夫(河津清三郎)も力を持ち、三沢(山田五十鈴)を大奥に上げ、三沢の許婚・小野田数馬(永田光男)が門前で切腹し夢覚和尚(阪東妻三郎)と旗本・本多内蔵介(月形龍之介)が見て嘆き深川芸者のお仲(田中絹代)を訪ね、コソ泥の蝙蝠の吉太郎(三井弘次)が本多と飲み奇妙な駕篭を見たと話した。
おぼろ駕篭を尾行すると深川の信濃屋伝右衛門(富本民平)の寮へ行き忍びこむと、御殿女中・お勝(月宮乙女)が幼馴染みの旗本の次男・小柳進之助(佐田啓二)を呼び中臈になり将軍に見初められ助けを言うが進之助は帰り、その後で行くと血が裏に続き夢覚が理由があると考えた。
堀川に屍骸が投げ込まれ、岡っ引き・門前の亀蔵(伊志井寛)はかたばみ紋の女物の紙入れを拾い、進之助が森山(山路義人)に行ったと言うが兄・市太郎(安部徹)も疑い寮番とお通(平井岐代子)は知らず進之助は捕らえられたが逃げ、お勝に仕える信濃屋の娘・お蝶(折原啓子)が本多と夢覚に会い進之助の無実を言った。
進之助はお蝶に会い、夢覚が助け本多の屋敷に入り市太郎らが来るが追い返し、お仲が来て、亀蔵とお蝶が下手人を話し、親方の多治見(加東大介)が隠岐守屋敷へ行き、亀蔵は女房・お辰(北見禮子)とおじ気つき、本多に友人・多治見が大関伊予守と市太郎を連れ賄賂を持つが断り、夢覚と進之助は乞食暮らしで吉太郎が本多が大関に連れられたと伝え、夢覚が進之助の眼を覚まさせようとすると亀蔵とお蝶が来て紙入れがお勝の同僚で大奥女中・三沢の持ち物とお蝶が言った。
<以下、隠し字>
夢覚にお仲が来て料亭四季庵でかたばみ紋の女中を見かけ、吉太郎とお辰が捕らわれるが逃げ、お蝶に生島次郎太夫が会い三沢を口説くと夢覚とお仲が来て三沢を駕篭で連れだし、お仲は三沢に許婚・小野田数馬の自殺した顛末を話すと、三沢は自分が沼田一味に使われたと悟った。
役人が来るが吉太郎の手引きで逃げ、夢覚が沼田に直談判に乗り込み河内山宗俊と言い三沢を生証人とし糺す捌きを求めると沼田が認め三沢は自殺し果て、進之助は無実を証明されお蝶を恋人にし、お仲は夢覚が恋しかった。
監督:伊藤大輔
脚本:依田義賢
原作:大佛次郎
出演者:阪東妻三郎・月形龍之介・田中絹代・山田五十鈴・佐田啓二・安部徹・富本民平・折原啓子・三井弘次・伊志井寛・北見禮子・加東大介・山路義人・月宮乙女・平井岐代子・菅井一郎・河津清三郎・永田光男
製作年:1951年
感想: 松竹映画、モノクロ。
幕府と大奥の勢力争いに巻き込まれた男を助ける。
芸者と坊主が暴れまわる。
(2018/07/29)
- 女王蜂の怒り
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神戸の波止場で海堂組と竜神組が対立し、竜神組副長・剛田昇(天知茂)は海堂組女親分・海堂ゆり(久保菜穂子)を狙い、剛田は譲次(菅原文太)を呼びハリケーンの政(宇津井健)の噂をし、政を竜神組長の娘・アケミ(星輝美)が尾行しで組のキャバレーに誘い、政はアケミと踊り、譲次が邪魔し一家と殴りあい剛田が止め組に誘った。
ゆりは海堂組の相談役・彦太郎(佐々木孝丸)と娘・道代(高倉みゆき)と会い、ゆりの乾分・広(中山昭二)の愛人・京子(三原葉子)が仲居する料亭「千虎」で三軒一家の襲名式が行われ関東一円の大親分が全部集ったが、海堂ゆりには連絡が無く広が千虎に掛け合うが殴られ刺されると、京子が止め連れると竜神組の客分・政が庇った。
ゆりは乾分・留吉(国創典)達を抑え、サブ(大江満彦)を連れて赴き親分衆に名乗り箱屋勇造(林寛)に招待のない理由をただし、世話役・剛田の作為と判った。
竜神組は海堂組が請負うオリエント商事の荷を奪い、剛田はオリエント社長を脅し海堂組の損害負担金の取立て委任状を書かせ、ゆりは莫大な賠償金を滝川一家の賭場で調達を狙い、道代は男・小沢(近衛敏明)から金を借りるが彦太郎が心配し、ゆりは賭場に行き彦太郎が知るが負けに負け剛田に自分の体を張ると負け、来た彦太郎が海堂組のしまと交換を言い、政は彦太郎に剛田の置いたライターを渡した。
キャバレーで歌手(高島忠夫)が歌い、道代が借りた金で小沢に言い寄られると政が遮り証文を取り戻し去り、彦太郎はライターが鏡の役目で剛田にいかさま賭博をかけあい、賠償金を海堂組のしまで立て替えたが、彦太郎とゆりは薬を飲まされ肉体を奪われ、譲次が金を持ち帰った。
<以下、隠し字>
政が小沢の訴えで剛田に殴られると騒ぎになり、政はゆりに自重を求めた、剛田は海堂組のしまを荒らし広は京子から事情を聞きゆりに盃を帰し、剛田と譲次らを襲うとパトカーの音がして去り、剛田と譲次らは海堂組殴り込みを狙い、政は捕らわれた彦太郎を見つけ海堂組のゆりに喧嘩状を渡した。
海堂組のゆりらは場所に向かい、波止場に剛田達は待ち銃を撃ち斬り合いになり、パトカーを指揮し海上保安官の制服を着た政が来て剛田を狙うゆりを止め、剛田達をオリエント商事の海上ギャング事件の容疑者と逮捕した・・・、1年後の海堂組は堅気になった。
監督:石井輝男
脚本:内田弘三
原案:牧源太郎
出演者:久保菜穂子・宇津井健・天知茂・高倉みゆき・菅原文太・佐々木孝丸・星輝美・林寛・三原葉子・国創典・近衛敏明・中山昭二・大江満彦・高島忠夫
製作年:1958年
感想: カラー、ワイド画面。
対立する2つの組に表れた一匹狼の男。
海運業とそれを狙う海賊を装う組の争い。
果たし合いで決着かと思われたが・・・。
(2018/07/29)