イメージ画像

鑑賞日記(2017/07)

あしたの私のつくり方

小学校で寿梨は仲間外れなるの恐怖があり、ケンカばかりの父・正(石原良純)と母・さつき(石原真理子)は面接では仲良くいい夫婦を演じるが中学受験に失敗した。
久々に学校に戻ると教師・古垣(近藤芳正)がいて、人気者・花田日南子が無視される存在になり、卒業式の日に寿梨と日南子は図書館で2人で話し似ていて、中学校入学後も日南子へのイジメは続いた。
2年の春に寿梨の両親が離婚し、寿梨は母と新生活を始め、それから高校に入学した寿梨(成海璃子)は文芸部に入り、ある時寿梨はクラスの女子の日南子(前田敦子)の噂話を耳にし山梨に引っ越したというがメール番号を聞き、文芸部の顧問から小説の書き方を聞いた。
寿梨は父と兄(柄本時生)と母と食事して、日南子は母(奥貫薫)と暮らしていたが、寿梨は日南子にメールし返事には友達はいないとあり、寿梨はコトリと名乗り「ヒナとコトリの物語」をメールし内容は転校生ヒナのハッピーな学園生活で、創作であった。
寿梨は依然として孤独だが、日南子から話しの続きが聞きたいというメールが来て、物語を読んだ日南子はヒナの行動を真似して人気者になってゆき、寿梨は「ヒナとコトリの物語」を小説にし、文芸部の顧問に褒められ少し毎日が楽しくなり、日南子のカラオケやデートの仕方をメールした。
寿梨は母の新しい恋人・上島浩二(田口トモロヲ)から話しをされ、母と楽しむのを見て心が複雑で、日南子は次第にヒナを真似する偽の自分と本当の自分とにギャップを感じ始めたが、寿梨は「ヒナとコトリの物語」はハッピーな内容に終始させた。
寿梨は次第に現実に戻るが小説は完成し、日南子は彼氏に「ヒナとコトリの物語」を打ち明け謝り会うのを止め、寿梨と日南子のメールは途絶えた。
<以下、隠し字>
寿梨は書店で文芸部の本を見て、小学の同級生・久保田まなみに会い、式の学年代表の挨拶をする事になり、日南子は彼氏から本来の日南子に付き合いたいと言われ母にどの頃に自分が好きか聞いた。
日南子と寿梨はそれぞれ電話の連絡先を探し、寿梨は日南子から電話を受けてテレビ電話に切り替え、互いの本心を打ち明け現実との違いを話し、本当の自分になりたいが逃げたがそれも全て自分で、あしたは良い事があるかもしれないと言った。
卒業式の図書室の話しは大切な思い出で忘れなく会いたいと言い、寿梨は日南子に文芸部の本を贈り、記念式典で家族の前で代表挨拶を自分らしく行い・・・。


監督:市川準
脚本:細谷まどか
原作:真戸香
出演者:成海璃子・前田敦子・石原真理子・石原良純・高岡蒼甫・田口トモロヲ・近藤芳正・柄本時生・奥貫薫
制作年:2007年


感想: 周囲を気にした生活は平凡だろうか。
意識している内にどれが本当か判らなくなる、人間は成長して変わるから。
大事なのはあした以降の事だといつ気づくのか。
(2017/07/04)

赤い糸

学校祭で竹宮芽衣(南沢奈央)は占い番長担当・西野敦史(溝端淳平)らと催しに選ばれ、当日はバンドや仮装などで賑わい、他校の麻美(石橋杏奈)が敦史に来て父が自殺しひとりになったと言った。
敦史は芽衣を占い、誕生日を聞いて1992年2月29日で彼も同じ誕生日で驚き、芽衣は姉・春菜(岩田さゆり)と修学旅行先が同じで、父・寿久(甲本雅裕)と話し、敦史から修学旅行の自由行動に誘われ計画を練り、ミヤビ(平田薫)と男らに声を掛けられるが敦史は無視し、家で母・幸子(渡辺典子)が敦史の母・夏実(山本未來)を聞いた。
修学旅行先で、芽衣は敦史から母が入院で予定中止と言われ、街を廻り敦史は8歳の誕生日に会った初恋を話し、次の2月29日の16歳の誕生日は芽衣と過ごしたいと約束し、陸(木村了)が芽衣を追い、敦史は母・夏実の薬物依存が再発し医師・太田(鈴木浩介)は長い病気と言い、幸子は森崎(小木茂光)に芽衣を敦史から遠ざけたいと言い、敦史に偶然会い芽衣に内緒で秘密を話した。
美亜(岡本玲)と沙良(桜庭ななみ)とミヤビらは、芽衣と陸を見て、陸は芽衣が好きだが敦史がいるので諦めたといい、芽衣は沙良は裏切られたと屋上から飛び降り、沙良は退院したが記憶を無くしていた。
敦史は麻美と話し、芽衣は敦史から別れと転校を言われ、陸と芽衣は沙良の人生を壊したと責められ、芽衣は敦史と麻美を誤解し別れ、陸から誘われ、敦史は夏実から治れば一緒に暮らしたいと言われ、芽衣は受験に失敗した陸と付き合うが芽衣を束縛し暴力をふるい、神谷充(田島亮)と別れた美亜は芽衣に会えず安田愁(若葉竜也)らドラッグ仲間に引き込まれた。
<以下、隠し字>
美亜は敦史に会いドラッグを責められ、芽衣に寂しく止めると言うが、敦史は意志だけでは止められないと言い、陸が芽衣に暴力をふるい敦史が止めるが芽衣は敦史を非難し、陸は敦史に芽衣と別れた理由を聞き代わりになれなく運命の絆を感じたと言い、敦史は好きでもどうしょうもない事があると答えた。
陸は芽衣にメールを残し交通事故で死に、芽衣と春菜は両親が離婚すると聞き、芽衣と敦史は隣り同士で芽衣の父が麻薬で逮捕され母がまもなく死に、敦史の母・夏実が絡み、幸子が敦史に芽衣と別れる様に頼んだと言い、敦史は芽衣を尋ね出会った事に意味があると言い誕生日を祝い別れ・・・・。


監督:村上正典
演出:川村泰祐
脚本:渡辺千穂・半澤律子
原作:メイ
出演者:南沢奈央・溝端淳平・木村了・岡本玲・石橋杏奈・桜庭ななみ・田島亮・若葉竜也・岩田さゆり・矢崎広・小木茂光・山本未來・鈴木浩介・甲本雅裕・渡辺典子
制作年:2006年


感想: 子供からの未成年の揺れる心。
それを大人がより揺らす事もある。
全てが不安がさせるのだろう。
(2017/07/04)

男たちの大和 YAMATO

2005年4月鹿児島県枕崎漁港の組合長(井川比佐志)と老漁師・神尾克己(仲代達矢)を内田真貴子(鈴木京香)が訪ね沈んだ戦艦大和の場所まで船を出す事を頼み、彼女が大和の乗組員・内田二兵曹(中村獅童)の娘と知った神尾は自分も大和の乗組員で、漁船を目的場所へと走らせた。
昭和16年12月8日日本軍の真珠湾奇襲で始まった太平洋戦争は日本軍が優勢だったが次第に劣勢になり追い詰められ、昭和19年の春に、神尾克己(松山ケンイチ)・伊達俊夫(渡辺大)・西哲也(内野謙太)・常田澄夫(崎本大海)・児島義晴(橋爪遼)ら特別年少兵を含む新兵らが戦艦大和に乗り込み厳しい訓練の日々があり、彼らは烹炊所班長・森脇庄八二主曹(反町隆史)や機銃射手・内田守二兵曹に仕事を教えられた、艦長・森下信衛(勝野洋)は総員訓練を行い、上長はミスを激しく咎めた時には庇った。
同年初夏、神尾らは休暇で西と家に戻り野崎妙子(蒼井優)や神尾スエ(白石加代子)と会い、同年9月サイパンが落ち、同年10月にレイテ沖海戦で大和はアメリカ軍の猛攻を受け乗組員らも多数死傷し連合艦隊は事実上壊滅し、内田は左目に重傷を負い大和の任務から外された。
昭和20年3月にサイパンからの無差別爆撃が始まり、唐木正雄(山田純大)と森脇は全員が覚悟と話し、大和の乗組員らに出撃前の上陸が許され、常田は兄・玉木(平山広行)の死を玉木ツネ(高畑淳子)に告げ、常田は手紙を送り、神尾は妙子から母の死を聞き、森脇は病院に内田を見舞い内田は病院を抜け出し恋人の芸者・文子(寺島しのぶ)と過ごし、各人が時間を経て翌日へ戻り、内田が軍規違反を承知で艦に乗りこんでいた。
同年4月1日に米軍は沖縄上陸作戦を本格的に開始し、4月5日に草鹿龍之介(林隆三)連合艦隊参謀長は大和の沖縄特攻の命を伊藤整一(渡哲也)第二艦隊司令長官に下し、古村哲蔵(本田博太郎)に伝え、有賀幸作(奥田瑛二)艦長から通達された乗組員らは、臼淵大尉(長嶋一茂)は「死二方用意」を乗組員にさせた。
<以下、隠し字>
4月6日に大和の10隻の艦隊は出航し、4月7日米軍艦載機の大群が大和に襲い航海長・茂木史朗(高岡建治)は進路を沖縄に向け、大和の主砲・副砲・高射砲が迎え撃つが次ぎ次ぎに乗組員たちが死んで行き、伊藤は総員退去命令が出し艦橋から去り・・・沈没し・、逃れた者は漂い・・・・。
神尾は遺族に最後を伝え、西サヨ(余貴美子)に非難され謝り慰められ、妙子と再会したが原爆で死に・・・・・。
神尾は心臓病で倒れ真貴子は看病し神尾はひたすら運転し、真貴子に内田の遺品を渡し内田の思いを聞かされ、到着すると真貴子は遺言と骨を海に流し、神尾は生き残った意味が判った。


監督:佐藤純彌
特撮監督:佛田洋
脚本:佐藤純彌
原作:辺見じゅん
出演者:反町隆史・中村獅童・鈴木京香・松山ケンイチ・渡辺大・内野謙太・崎本大海・橋爪遼・山田純大・高岡建治・平山広行・長嶋一茂・蒼井優・高畑淳子・井川比佐志・勝野洋・林隆三・寺島しのぶ・奥田瑛二・余貴美子・渡哲也・仲代達矢・本田博太郎・白石加代子
制作年:2005年


感想: ワイド画面で、多く語られ描かれた材料を、繰り返し描く。
長い映画だが、人物の視点を変えても印象は似ている。
あえて言えば、長い時間をかけて大和を沈めるのが狙いだろう。
あえてつけた「男たち」の題名は違和感がある。
(2017/07/14)

血槍無双

浅野内匠頭長矩は吉良上野介への刃傷で切腹しお家は断絶となり、元城代家老・大石内蔵助(大河内傳次郎)ら赤穂浪士は吉良邸をさぐり、吉田忠左衛門(香川良介)は内蔵助に江戸の状況を伝え、本庄で酒屋で小野寺十内(水野浩)と神崎与五郎(若杉恵之介)と勝田新左衛門(津村礼司)がおり、相生町で呉服屋を間喜兵衛(薄田研二)と間十次郎(高島新太郎)と村松三太夫(浜田伸一)と岡野金右衛門(南郷京之助)がおり、横川勘平(島田秀雄)が魚屋で倉橋伝助(長嶋隆一)が八百屋で奥田孫太夫(矢奈木邦二郎)は占い師で、顔の知られた堀部安兵衛(黒川弥太郎)は顔を潰していた。
松坂町界隈の夜鳴そば屋の平次は赤穂浪士・杉野十平次次房(大川橋蔵)で、ある夜に無辺流槍術指南・俵星玄蕃(片岡千恵蔵)の弟子(時田一男)(東日出雄)らが玄蕃と娘・妙(花園ひろみ)の噂をし、玄蕃に十平次は門内に呼ばれ無理を言われ揉め、妙が戻り形見を代金に渡された。
堀部が隠れて十平次に会い言葉使いを注意し、呉服屋を訪れた十平次は玄蕃が無役と言い、料亭女将・お蘭(長谷川裕見子)を見かけ、玄蕃にお兼(松浦築枝)が言い含めていると十平次が酒樽を持って現れ妙の機転で十平次が弟子になり、お蘭が十平次に一目惚れしお蘭は吉良の慰め者で、武林唯七(若山富三郎)は足でまといの十平次にその愛に答え探る事を言い、武芸が苦手な十平次は悲しく、妙に本当に弟子入りを頼み十平次は玄蕃に真剣に向い、玄蕃は十平次の素性と仇討ちの望みを見破り、十平次は教えを請うために一部の事情を言った。
吉良邸の図面を得て内蔵助らが集まり、十平次は吉良邸門番(杉狂児)(伊東亮英)にそばを売り知り合い邸内の井戸を借りに入りお蘭と会い匿われ、妙は十平次を玄蕃に心配し、十平次は聞き、妙は玄蕃が助太刀すれば良いと言うともし妙が深い仲なれば別と答え良き弟子に自分の術を伝えたいと言った。
翌日の道場で玄蕃の槍先は不断ではなく厳しく、内蔵助らは吉良の上杉への移転が決まり年内のみ機会があり、邸にいるのを十平次に調べる事が出て、十平次は妙に恋をするがかなわぬ事で、舟から見たお蘭は気にし、堀部に言われた十平次は一夜の猶予を願った。
堀部と十平次はお蘭を訪ね松乃屋に行き、お蘭は十平次に恋人がいると言うが心は乱れたままで、妙は十平次に玄蕃の仕官を言うが玄蕃は気が向かず吉良の付け人・猿橋右門(山形勲)で討ち入りの為に人を集めていると言いためらい、玄蕃は十平次に稽古と言い、屋内に踏みこんだ際の戦い方の伝授と言い、無辺流畳返しで畳に刺った槍先が一瞬舞い槍先に畳を飛ばし、十平次を厳しく稽古した。
<以下、隠し字>
十平次は内蔵助に松乃屋に行くと伝え玄蕃に誘いがあったとも言い、玄蕃に前田家の使いが来て請け妙に十平次を諦める事になると言い、松乃屋で十平次はお蘭と過ごし度々来るがお蘭が吉良に行く日は駄目だから教えて欲しいと言い、妙の簪を見る十平次を見たお蘭は負けと認め14日と書き残し部屋を出た。
元禄15年12月14日は朝から大雪で十平次が玄蕃を訪ねると、譲る槍を残し妙と出かけていて、内蔵助らは吉良邸に討ち入り山鹿流の陣太鼓が鳴り、玄蕃が聞いて出かけ両国で援護を待ち構え、十平次は畳返しで戦い畳を飛ばし・・・・・。


監督:佐々木康
脚本:小国英雄
出演者:片岡千恵蔵・大川橋蔵・花園ひろみ・大河内傳次郎・長谷川裕見子・山形勲・黒川弥太郎・香川良介・水野浩・若杉恵之介・津村礼司・薄田研二・高島新太郎・浜田伸一・南郷京之助・島田秀雄・長嶋隆一・矢奈木邦二郎・時田一男・東日出雄・松浦築枝・若山富三郎・杉狂児・伊東亮英
製作年:1959年


感想: 東映・ワイド画面カラー。
忠臣蔵の逸話の1つを描く。
玄蕃と、十平次の槍を通しての心の繋がり。
(2017/07/14)

羅生門

杣売(志村喬)と旅法師(千秋実)が羅生門の下で雨宿りして悩んでいると下人(上田吉二郎)が来て、旅法師が恐ろしいと話し始めた。
杣売が木を切りに行くと薮の中で死骸を見つけ役所の審問で証言し、旅法師は馬に乗った侍の妻・真砂(京マチ子)と連れた死んだ夫・金沢武弘(森雅之)を見たと証言し、旅免(加東大介)は盗賊・多襄丸(三船敏郎)を桂川で捕らえたと証言した。
捕らえられた盗賊・多襄丸の証言は、昼寝中に侍夫婦が通り妻に目を付け、夫を騙し森へ誘い襲い縛り、夫の目の前で気性が激しく短刀で逆らう妻を強姦したが、妻が生き残った方について行く言い夫と対決し倒したが妻は馬を捨て逃げていたと言う内容だった。
出頭した妻は、盗賊に手籠めにされ自分への夫の蔑みの冷たい目に耐えられず、夫の縄を切り自分を殺せと言ったが気を失い、気が付くと短刀は夫に刺さり次ぎに気づくと逃げていて死にきれ無かったと告白した。
巫女(本間文子)に呼び出された死んだ夫の霊は、盗賊が妻に説得すると妻は彼に付いていくと言い、夫を殺せと言うのを聞き盗賊は夫にどうするか聞くと妻は逃げ盗賊は追い去ったが、しばらく後に盗賊が戻り縄を切り去ったが、夫は絶望し自分の胸に短刀を刺したが意識が薄れる中で誰かが胸から短刀を引き抜いたと語った。
<以下、隠し字>
下人は短刀は無く杣売が全てを見ていたと問い詰めると、多襄丸は女に謝り妻になれと頼んでいたが妻は答えず夫の縄を切るが、夫は多襄丸と女を争う事を断ると妻が2人の男をなじり、夫と多襄丸は闘い多襄丸が勝つが女は逃げ、多襄丸も姿を消したと言った。
下人は誰も信じず、羅生門に捨てられていた赤ん坊の衣服を剥ぎ取り、杣売は下人を批判すが下人は杣売が短刀を盗んだと言い去り、法師に杣売は赤ん坊を育てると言った。


監督:黒澤明
脚本:黒澤明・橋本忍
原作:芥川龍之介
出演者:三船敏郎・森雅之・京マチ子・志村喬・千秋実・上田吉二郎・加東大介・本間文子
製作年:1950年


感想: 大映モノクロ。
藪の中はミステリーの基本だ。
人だけでなく、巫女を通した霊も信じない。
ただ真相が判らない事に酔い過ぎる事も問題だ。
(2017/07/24)

刑務所の中

ミリタリーおたくの花輪(山崎努)は中田(遠藤憲一)・佐藤(浅見小四郎)・田村(粟田茂)・木下(恩田括)・佐伯(小木茂光)らと遊ぶがエスカレートして、銃砲刀剣類等不法所持・火薬類取締法違反で懲役3年実刑判決で北海道・日高刑務所に送られた。
花輪は、雑居房で伊笠(香川照之)・田辺(田口トモロヲ)・小屋(松重豊)・竹伏(村松利史)の受刑者らと配食係(中村義洋)の食事から歩行から規則があり身体検査や集団で作業場へ行き体操から仕事が始まり、用便は身体検査があり全て監視員の許可が必要だった。
2日に一度の入浴で無い日はバケツで手足を洗い、夕方点検を受け夕食が始まり毎日他愛のない会話を繰り返えし、お坊ちゃま受刑者から知識を学び、クロスワードで捕まり(林海象)、運動時間に大内(木下ほうか)・岸田(長江英和)・高橋(大杉漣)・野口(榎戸耕史)らが罪や出所後を話し、正月のおせち料理等を話した。
花輪は出所予定者・岸田に話し掛け、週1回医官(椎名桔平)が来て、掃夫・友田(伊藤洋三郎)が何でも可愛がられ様とすると噂をして、入浴時間は15分で剃刀使用も監視され、夕食後テレビを見れるがふざけると視聴禁止もあった。
夏は半袖になり、非難訓練もあり、パンの日が楽しみで、花輪は幼少(小野光哉)のパンよりも美味しく不思議で、土・日・祝日は免業日で花輪は幼少を思いだし点検を忘れ注意を受け、段階で飲み物・お菓子付き映画鑑賞会もあり他はうらやましがり、昼寝時間がありいくらでも寝れた。
<以下、隠し字>
5人は出所後を話し互いの連絡先をメモした紙片が抜き打ち検査で見つかり5人は不正連絡で懲罰房に入れられ薬袋を作る指導を受け作業を行うが、花輪はその作業が好きで枚数目標を立て充実した時間で、中で体操の方が良く、あっという間に時間が過ぎた。
花輪は懲罰房が雑居房より住みやすいのが不思議でひたすら薬袋を作り、運動で原山(森下能幸)に話しかけた。


監督:崔洋一
脚本:崔洋一・鄭義信・中村義洋
原作:花輪和一
出演者:山崎努・香川照之・田口トモロヲ・松重豊・村松利史・木下ほうか・長江英和・大杉漣・榎戸耕史・遠藤憲一・浅見小四郎・粟田茂・恩田括・小木茂光・中村義洋・林海象・椎名桔平・伊藤洋三郎・小野光哉・森下能幸
製作年:2002年


感想: これはドキュメンタリーなのか。
刑務所生活を主人公の目から描く。
奇妙な人の性格が、そのまま現れる。
(2017/07/24)

このページの先頭へ