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鑑賞日記(2017/06)

I’M FLASH!

吉野ルイ(藤原竜也)は流美(水原希子)と夜の街へドライブに出たがバイクと衝突し、ルイは軽傷だが、流美は重体だった。
ルイは、祖父から新興宗教団体「ライフイズビューティフル」を受け継いだ3代目教祖で役割を果たすが空虚な思いをもち、流美と出会い惹かれた。
ボディガード・新野(松田龍平)は教団に呼ばれ、2人のボディガード(仲野茂・永山絢斗)と幹部(板尾創路)と契約し、3人のボディガードとルイは南海の島に身を隠した。
幹部のルイの姉・さくら(原田麻由)は事故もみ消しに奔走しルイに文句を言うが、ルイは聞かず流美との出会いと飲酒運転を思いだした。
おかまの兄(北村有起哉)はルイに教団を辞めても金の世話を求め、祖父と父の髑髏に銃弾の跡があったと注意し、ルイを殺し屋が狙うが新野は逆に殺し、ルイは宗教団体に入った妹の自殺を話す流美を思いだした。
幹部がルイを母(大楠道代)に会いに連れ、さくらと兄がいて、ルイは辞めたいと言うと信者は他に移るだけと言い人はすがりたい要望があると言った。
<以下、隠し字>
幹部が3人のボディガードにルイ殺害を依頼し、母とさくらは教団を守る為で、さくらの息子は若いと言った。
3人のボディガードはルイ殺害に踏み切れず、ルイは天国はなく消えるだけと言い、殺してくれと言われ食事に誘われた。
ルイとボディガードらが撃ち合いルイは海に飛び込み、酔ったルイが運転を流美と代わり暴走しよそ見運転で口づけをした事を考え、ルイは舟で狙う新野に向かうが・・・。
流美は意識を戻し、新野らは幹部から金を受け取り・・・・。


監督:豊田利晃
脚本:豊田利晃
出演者:藤原竜也・松田龍平・水原希子・大楠道代・原田麻由・仲野茂・永山絢斗・板尾創路・北村有起哉・柄本佑・中村達也
制作年:2012年


感想: ロケ地不明たぶん沖縄、水中撮影がある。
スラッシュバックで主人公が事故の真相を語ってゆく。
(2017/06/04)

雨鱒の川 ファーストラブ

広い大地と空の豊かな自然で育った8歳の加藤心平(須賀健太)は、夫を亡くし身体が弱いが1人で生きる母・加藤沙月(中谷美紀)と暮らし、心平は授業が終わると大好きな川へ行き魚捕りを行い、幼なじみの高倉小百合(志田未来)は耳が聞こえないが心平と心が通じいつも2人で遊び、川には幻のイトウを追う田崎秀二郎(柄本明)がいた。
14年後に22歳の加藤心平(玉木宏)は高倉酒造の高倉志郎(阿部寛)で作業員で働き高倉小百合(綾瀬はるか)と故郷で仲良く過ごすが心平は仕事より絵に熱中し、高倉から心平は東京に行きチャンスを生かせと強く勧められ小百合を残し上京した。
8歳の心平と小百合は縁日で花火を見て過ごし沙月が探し連れ帰り、ある日心平は小百合と小百合の祖母・高倉松子(星由里子)を訪ね松子の絵を描き、沙月は心平が描いた自分の絵を飾った。
川に潜った心平は大きくきれいな魚・雨鱒に出会い友達になった心平は小百合と雨鱒と川で遊び、心平は授業で雨鱒の絵を描き佐々木先生が預かり、毎日心平は小百合と雨鱒に会い、小百合が好きな川嶋英蔵がいたが心平の絵を見て去った。
小百合の父で村の名士・高倉志郎は亡き心平の父の親友で沙月を想い、命日に参り沙月を町に誘うと逆に心平の将来を頼まれた、ある日心平は小百合とオスの雨鱒がメスの雨鱒を連れてきたと知り寂しいが雨鱒みさよならを言った。
冬に佐々木先生が心平の雨鱒の絵がパリ児童絵画展でグランプリになった知らせを持ち込み高倉が主催して祝賀会を行い、心平の将来を心配していた沙月は幸せで、小百合の祖母・高倉松子が体を心配したが眠った心平を預け雪道を帰った沙月は雪の中倒れた。
14年後に川嶋英蔵(松岡俊介)は東京の大学を出たが故郷に帰り高倉酒造に就職した。
東京に来た心平は吉沢(ベンガル)にあい部下で幼馴染みの井上美香(伊藤歩)と会いレストランに壁画を依頼され、故郷で小百合は心平の手紙を待っていた。
<以下、隠し字>
東京で心平は何故か、大好きなはずの絵を描くことができなくなった。
故郷では英蔵が小百合を愛していると知った高倉が2人を結婚させようとし、小百合は祖母に相談したが跡継ぎだと言われても乗り気でなく、小百合の祖母の手紙で故郷の様子を知った心平は驚き、小百合からの片言の電話を受け絵を描き始めた。
絵を描き上げた心平は故郷に戻り、小百合との約束を思いだし田崎と会い、実家に戻り川嶋が小百合との結婚を言うが、心平は小百合と祖母・松子を訪れ、小百合と家出した。
川嶋は高倉に伝え追うと、心平と小百合は田崎の作った筏で川を下り川嶋らが止めるが小百合は心平でないと駄目と言い高倉にも繰り返し、川嶋が高倉を止め・・。


監督:磯村一路
脚本:磯村一路・小林弘利・ぜんとうひろよ
原作:川上健一
出演者:玉木宏・綾瀬はるか・須賀健太・志田未来・中谷美紀・阿部寛・松岡俊介・ベンガル・星由里子・柄本明・伊藤歩
制作年:2004年


感想: のどかな自然で話しが始まるが現実が現れて来る。
無理をしている母。
幼少の約束を信じるヒロイン。
なかなか独りだち出来ない主人公。
むしろ、努力型の川嶋に共鳴する人が多そうだ。
(2017/06/04)

愛と誠

1972年高校3年の早乙女財閥の娘・早乙女愛(武井咲)は青葉台高校に入り不良間の争いと一匹狼的な不良の太賀誠(妻夫木聡)に会い、警察が来て誠は逮捕されたが釈放され青葉台高校に編入され、教師(前田健)に誠は額の傷を言い、生徒会長・岩清水(斎藤工)の愛への献身的な思いとは別に誠は愛に対しても自由に振る舞った。
愛が誠を青葉台高校に編入させ、誠を立ち直らすのが自分の義務で自分が誠を愛していると言い、誠は愛が学生生活を準備するがそれ以上の金を要求し、愛の父(市村正親)と母(一青窈)に求められない愛はアルバイトを風俗喫茶店ではじめた。
誠はヤクザと揉めて警察ざたになり、愛は両親に誠が家に来て愛のアルバイトの写真を見せ口止め料を要求したと言い父は誠を退学にし、花園実業に編入し花園は不良がたむろし番長・ガム子(安藤サクラ)は誠が生意気だが逆に誠にやられ消沈し、裏番が暴れると言い誠は高原由起(大野いと)に呼びかけられた。
権太(伊原剛志)は自分の女・由起が誠と付き合っていると言い、誠は由起に何故不良高に通うか聞き、多くの不良に私刑に会うが倒すと愛が止めたが邪魔と言い、権太が来て誠を殴り痛めた。
誠は入院し、ガム子は病院に迎い、愛の次に由起が見舞いに来て権太が裏番か判らないと答え、不良が病院に押しかけ喧嘩になり誠を由起が気遣い、愛は不安な予感がして花園実業に編入し岩清水も追って編入しガム子に愛は誠の知り合いと言った。
<以下、隠し字>
岩清水は愛に何故誠が東京に来たか疑問で、誠は由起に人生を潰した者に復讐に来たと話すと由起は誠を招くが手を出さず、誠と由起は場末の飲み屋の女(余貴美子)を見かけ誠は自分を捨てた女・母と言い、由起は女番長らに愛を拉致させ誠を呼び出させた。
岩清水は誠に愛の救出を頼み、誠に由起は花園を仕切っていると生い立ちを語り、誠は囮の愛を迷惑で母は自分を捨てたと言い、由起が愛に硫酸をかけようとし誠は女番長らと次に権太一味と争い、権太は由起の恋の奴隷と言い誠を痛め愛は必死に助けを求めた。
誠は権太を殴り返し、愛は由起の手裏剣を体で受け倒れ、誠は由起を倒したがとどめを愛が止め、ガム子は誠の母を狙うが権太と由起がやられたと聞くと番長を辞めた。
母の自殺を誠が一緒に死ぬと言い、幼少時代(加藤清史郎)を話すと、母は死にたくないと言い・・・・。


監督:三池崇史
脚本:宅間孝行
原作:梶原一騎・ながやす巧
出演者:妻夫木聡・武井咲・斎藤工・大野いと・安藤サクラ・前田健・余貴美子・加藤清史郎・伊原剛志・市村正親・一青窈
制作年:2012年


感想: アニメと実写とミュージカルを混ぜた泥臭い表現。
結果的にハチャメチャな混合物。
テーマがどうなったか不明。
(2017/06/14)

パーマネント野ばら

海辺の町の美容室・パーマネント野ばらは、離婚して娘・もも(畠山紬)を連れて出戻ったなおこ(菅野美穂)と、母・まさ子(夏木マリ)とおり町の女達が集まっていた。
なおこはももを連れて、まさ子の夫・カズオ(宇崎竜童)がいる家に行き、カズオに戻るように言うと理解不能の理屈で断られ、なおこは学校で高校教師・カシマ(江口洋介)と会い、なおこの友人・みっちゃん(小池栄子)と会い夫・ヒサシ(加藤虎ノ介)が出て行き、みっちゃんはフィリピンパブを経営しヒサシは店の女の子と浮気をしていた。
みっちゃんはラブホテル前で浮気相手を轢き殺そうとしかばった夫と重傷を負い2人は病院でも喧嘩し、なおこはカシマとデートし帰るとまさ子がももをあやしていて、みっちゃんはパブにヒサシが来ると金を渡した。
なおこのもう1人の友人・ともちゃん(池脇千鶴)がパーマネント野ばらに来て猫が死んだと悲しみ、歴代の男と喧嘩し続けようやく会った夫はスロットからギャンブルにはまり家に戻らないと言った。
みっちゃんの父が電柱を切り停電になり、なおこはカシマから背中の傷の事を聞かれ、ある日になおことまさ子は出張でゴミ屋敷の老夫婦の髪を切り、帰りに廃人のようなともちゃんの夫・ユウジ(山本浩司)と会い、スロットのコインをともちゃんに渡すように頼まれた。
なおこはカズオから結婚すると言われ、まさ子はしばらくは離婚しないと言い親睦一泊旅行に出かけ、ももは元夫と出かけ、なおこはカシマを誘いカシマと旅館で会うがなおこはカシマがいないと気づき家に戻り、カシマ電話し寂しいと言い、翌日にカズオに離婚話しはまだと言い、傷を作った幼少の時を思いだした。
<以下、隠し字>
パーマネント野ばらのなおこにともちゃんが来て、ユウジが死んだと伝え葬儀を行い、2人で山に埋める場所を探しに行き、ともちゃんは人の心から消えると死と言った。
なおこはともちゃんにカシマと付き合っていると言うと何回も聞いたと言われ、カシマに一緒に暮らそうといわれ、みっちゃんに話しかけられるとカシマは居なくなり、・・・学生時代のカシマとの付き合いとその後の死を思いだし、・・・気づくと側にカシマが居て、そして・・・・・・。


監督:吉田大八
脚本:奥寺佐渡子
原作:西原理恵子
出演者:菅野美穂・小池栄子・池脇千鶴・宇崎竜童・夏木マリ・江口洋介・畠山紬・加藤虎ノ介・山本浩司
制作年:2010年


感想: なおこの視点から描かれる、男女の話。
一見、穏やかそうななおこだが、どこからの話しは??。
分離は可能か。
(2017/06/14)

ぼくが処刑される未来

大学生・浅尾幸雄(福士蒼汰)は漠然と毎日を過ごし、夜に天空の光に包まれ次に取調室で勝矢刑事(中西良太)と刑事(中丸シオン)に殺人容疑で身柄を拘束されていた。
幸雄は抵抗し、担当弁護士・生方紗和子(関めぐみ)が来て公開処刑映像を見せ、今は25年後の未来だと告げ、量子コンピュータ・アマテラスの国民管理システムで支配された未来社会で、凶悪犯罪者を過去から連行して処刑する未来犯罪者消去法によって公開処刑されるために連行されてきた。
幸雄は裁判があり有罪が確定で弁護士は反省させるのが仕事と言い、紗和子は事務所で藤枝長官(寺田農)と高見(神保悟志)に報告し、幸雄はアマテラスを見て裁判が始まり検査機関が犯罪を述べ、弁護士が将来行う犯罪の謝罪を要求し、判決は有罪で3日後に公開処刑と決まった。
幸雄と紗和子に昔の幸雄(小西博之)が来たが別人で本物と言い、紗和子は長官に冤罪の可能性を告げるが同一人物と言われた、幸雄は脱獄させようとする天才ハッカー・ライズマン(吉沢亮)の手引きで脱獄し、逃走用の機器を渡され自分で考えろと言われた。
紗和子がデータベースで幸雄はアクセス拒否で、勝矢刑事らが幸雄脱獄を紗和子に知らせ、幸雄は無実証明を目指し仕事先で社員(近江谷太朗)から止めたと言われ、ライズマンの指示で紗和子と勝矢刑事から逃げた。
ライズマンと紗和子は知り合いで、公開処刑は目的と違うと言い、ライズマンは幸雄を使い世界を支配するシステムを作ると言い、幸雄と紗和子は証拠を探し本人を見つけるが犯罪を止められなかった罪を犯したと言い、紗和子は4年前の通り魔事件容疑者・山本(樋渡真司)を無罪にしたが後に現行犯で逮捕されその間に殺された女性の弟がライズマンと言った。
<以下、隠し字>
紗和子は弁護士になった理由を語り、幸雄は明日証明すると言い、公開処刑当日に3人は放送局に行き、長官が来て場所を変更と告げ捕らえられたライズマンが来て既に間違いがあると指摘し長官は些細な事に拘るなと言った。
高見がライズマンを訊問し、幸雄が処刑台に行き長官が演説し、幸雄が未来で好きな人に会い2人の為に死にたくなく感謝を言いたいと話し、紗和子が来て無実を述べ別人と述べ、長官が認証コードを言うと処刑中止になり、・・幸雄は過去に戻り・・・。


監督:小中和哉
脚本:長谷川圭一
出演者:福士蒼汰・吉沢亮・関めぐみ・中西良太・寺田農・神保悟志・小西博之・中丸シオン・近江谷太朗・樋渡真司
制作年:2012年


感想: 不完全なコンピュータ・システムがメインとはがっかり。
未来の理想の設定間違い。
人は未来を知ると、変われるのか・・無理だろう。
(2017/06/24)

武蔵野S町物語

祭りに清島有子(宮崎美子)と夫・健一(大杉漣)夫婦と娘と孫が墓参りに来た。
昭和30年代の武蔵野・志木は、まだ防空壕など戦争の跡が残る街で、小学4年生の清島健一(横山幸汰)は、親友の明(岩崎治哉)や博(石川優生)や吉岡やすし(堀大雅)と吉岡きよし(飯泉聖翔)の吉岡兄弟やイタチなど、仲間と毎日元気に遊んでいた。
健一は、怖い父・実郎(永倉大輔)から秘密の場所に逃げ、まだ少ないテレビを見て、祖父(深水三章)や母・初子(森田亜紀)と父と兄弟らと貧しい食事をし、まだ復員から帰る者がおり人が迎える泣き集まり騒ぐのを、子供らは不思議そうに見ていた。
健一らは、米屋の安ちゃん(海東健)のバイクへ乗りたいと憧れ、並んで順に乗り花屋の女性が通り安ちゃんが声をかけるが殴られるのを見て、健一が家に帰ると妹・春江が自家中毒で医師が診察し様子見るだけで、母は村山医師(足立智充)に頼み助かった。
子らは探偵団の真似でマスク男(松田優)の住居を探検し、鶏小屋に行きイタチが卵を盗み見つかり逃げた。
運動会の練習で速く走る方法を考え、健一は同級生・西川のり子(竹内綾乃)の事が気になり、友人・明が学校を休み母が日本脳炎だといい他人に言うなと言われ伝染病で近寄るなと言われた。
健一がのり子を訪ねるとその姉に冷やかされ、病院に明を迎えに行き遊び、のり子の事をひやかされ自暴自棄になり、明と鶏小屋に行き会った男が血を吐き倒れ助け母に結核だと怒られ父は喘息と言われ、健一はのり子に謝った。
<以下、隠し字>
時が過ぎ、大人になった清島健一は妻・有子と町を歩き廻り思い出の場所を訪れ、思い出の歌を歌い橋を渡り、青年団に誘われ酒を飲み、公園で遊び、マスク男や明の病気を思いだし、典子との初恋を思いだした。
祭りの日に有子も娘と孫と出かけ昔を思い出し、気づくと健一と有子は互いにありがとうと言った。


監督:金澤克次
脚本:木村健司・山地昇
原作:永倉萬治
出演者:横山幸汰・永倉大輔・岩崎治哉・石川優生・堀大雅・飯泉聖翔・海東健・大杉漣・宮崎美子・深水三章・竹内綾乃・森田亜紀・足立智充・松田優
制作年:2012年


感想: 娘と孫のいる夫婦が、遠い昔の少年時代を思い出す。
まだ戦争の後があり、全く違う世界だが、甦る。
人込みが嫌いな妻もふと祭りに出て、夫婦は互いに感謝する
(2017/06/24)

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