鑑賞日記(2017/01)
- 狂熱の季節
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明(川地民夫)と勝(郷英治)が東京少年鑑別所を出所した時は真夏で金物屋の主人(黒田剛)から刃物を万引きし、車を盗んだ2人はユキ(千代侑子)を探した。
ユキは外国人相手のパンパンで明とは古いつき合いで、白人とユキを見つけ2人がホテルに入るとパトカーを呼び、ユキは白人の財布を持ち逃げその金で海に向かい海岸で明は、鑑別所に送った新聞記者・柏木(長門裕之)と恋人・文子(松本典子)を見つけ、柏木を倒し明は文子を連れ去り犯した。
車を売り安アパートを借り、勝とユキは愛しあい、明は牛乳や新聞を盗みバーに行くと文子が柏木が何も変わらず苦しく妊娠を知らせたが無視した。
ユキの母親(高山千草)から金を望まれ子供(島田容子・清水喜代子・杉山和子・山田喜芳)の生活にも金が必要で、明は砂田文子個展に行き、勝はユキと世帯をもちたいのでやくざ・関東組に入った。
バーで明に、文子は柏木の愚痴を言い、明は忘れたバッグを拾いパン助(久木登紀子)と遊び、明は文子のアトリエに行き追われたが、他からモデルに誘われ?た。
明は、文子と柏木に会い食事をしたが先に柏木が帰り、ユキは誘うギル(チコ/ローランド)に冷たく、文子は明に柏木に同じ傷を与えてと頼むが明はジャズを聴いていただけで、ユキが柏木を誘惑して文子から金を取るが、妊娠したが勝は受け入れ、関東組の幹部になる案があると言った。
<以下、隠し字>
明は文子のアトリエに入り、夜に文子と柏木が帰って来たが幸福そうだが、明の寝姿を見た文子らに殺意が起き眠ている明をガス死させようとし出たが、明は目覚め帰った。
アパートに血だらけの勝が帰り、やくざのボスを殺し幹部になったと言いながら勝は死に、ユキは子供の始末で病院に明と行った。
明とユキは病院で柏木と文子に会い、明は柏木にユキをおしつけ、文子を自分に引き寄せそれが自然と言い、狂ったように笑う明とユキと、立ちつくす柏木と文子だった。
監督:蔵原惟繕
脚本:山田信夫
原作:河野典生
出演者:川地民夫・郷英治・千代侑子・松本典子・長門裕之・黒田剛・高山千草・島田容子・清水喜代子・杉山和子・久木登紀子・チコ/ローランド
製作年:1960年
感想: モノクロ映画。
男が3人、女が2人だが組み合わせが狂う。
1人の男の死で、治まる筈がどうなるのか。
(2017/01/05)
- 拳銃無頼帖 抜き射ちの竜
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病院に高田看護婦(雨宮節子)が来て宮地組の両刃の源(高品格)が剣崎竜二(赤木圭一郎)こと「抜き射ちの竜」に来たが断り、宮地組組長・宮地(山之辺潤一)と幹部の三田(川辺健三)を射った後、気を失ったが「コルトの銀(宍戸錠)」に救けられて病院へ運ばれていた。
竜二は元プロ・ボクサーの三島圭吉(沢本忠雄)を探すが八百長で止めていて、石井みどり(浅丘ルリ子)とすれ違い、竜二は入院費を出した楊三元(西村晃)の用心棒になり、楊は麻薬密輸団のボスで、売りは堀田組だが最近当局の手が廻った堀田組と手を切ろうとしていた。
竜二は洋装店マダム・真木房江(香月美奈子)の案内で部屋に行き、張(藤村有弘)から手相をほめられた。 吉村刑事(花村典克)・佐々木刑事(緑川宏)は神戸麻薬取締官(小泉郁之助)・庄田麻薬取締官(長尾敏之助)に洋装店が怪しいと言った。
楊は竜二をマダムの部屋に行かせると三島圭吉に会い、彼は竜二の弟分だったが、麻薬患者になっており、堀重三郎(二本柳寛)は竜二に取引を申し出るが三島の件で断り、竜二がにいつも姿を現わす女・石井みどりが盗聴機で情報を流していると詰問した。
竜二が銀が楊の用心棒をした夜に両刃の源に襲われ、張らとの帰りに警官に車を探され、楊の一味に密告した裏切り者がいるらしかった。
運転手・宝(黒田剛)とマダムと張とトランペット吹きの石井五郎(草薙幸二郎)等が情報を知っておりだれかが裏切り者で、竜二はみどりに疑った事を謝り付き合わされ買い物を育った孤児院に寄付し、みどりは好きな人が兄の友人の麻薬取締官と言い、楊は大きな麻薬取引の前に堀田重三郎の殺人と翌日の取引参加を竜二に命じ、竜二は交換にマダムを要求した。
<以下、隠し字>
竜二は銀と堀田の事務所に乗りこみ、堀田と堀田の情婦(柳田妙子)を銀が射殺し卑怯な者はどこまでも卑怯と言い、楊はみどりを捕えようとしたが、竜二はマダムは三島が好きで、みどりは自分の女と言い助けたが麻薬取締官の石井五郎が竜二に話しかけた。
竜二はみどりと会うと、三島が血まみれで来て病院が襲われたと言い、張に竜二が訪れ楊の行き場を尋ねると瀕死の房江が知っていて、竜二はみどりに電話で兄に取引先を知らせ房江をみどりに行かせ、トラックで取引場所に向かった。
竜二と銀との撃ち合いは度々邪魔が入り、楊一味と石井五郎が来て、銀は楯になり撃たれ、石井が肩を射たれた楊を捕らえた。
みどりが来て竜二に決めて待つと言い、竜二はパトカーに向かった。
監督:野口博志
脚本:山崎巌
原作:城戸礼
出演者:赤木圭一郎・宍戸錠・浅丘ルリ子・香月美奈子・沢本忠雄・草薙幸二郎・菅井一郎・西村晃・二本柳寛・藤村有弘・黒田剛・長尾敏之助・小泉郁之助・山之辺潤一・川辺健三・雨宮節子・高品格・花村典克・緑川宏
製作年:1960年
感想: 無頼帖シリーズ第1作。
奇妙な殺し屋2人とボクサーと絡む女2人。
麻薬取締官探しというには単純なので、殺さない殺し屋の生き方か。
シリーズだから不死身なのだろう。
(2017/01/05)
- 巨乳ドラゴン 温泉ゾンビVSストリッパー5
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丈堂レナ(蒼井そら)はゾンビと闘っていた。 メキシコ帰りだがインチキ社長に誘われて来たが、レナがいるストリップ劇場「パラダイス」は心霊スポットの側にあり客が少なくショーは客待ちで、黒伊マリア(桜井まり)と意見が合わず、5人のストリッパー・桜咲ネネ(TAMAYO)・星影銀子(かすみりさ)・ダーナ(相川イオ)は劇場の社長に5人は掛け合うが、休館で日当は不明だった。
温泉旅館の宴会出張したがダンスどころでなく、相撲で罰ゲームで女盛りさせられ、酔わされ一緒に寝た。
劇場の控え室で遊ぶが隙間風が入り、施錠された隠し扉を発見して扉を開けて中に入ると、扉の反対に地下階段があり隣の廃墟に通じ「魂の井戸」があり、魔道書「死者の本」を見つけたマリアは書かれていた呪文を唱えた。
温泉街にゾンビが次々と発生し、客がゾンビでトリッパーたちにも巻き込まれゾンビに襲われ、レナと銀子はゾンビたちと戦い車で逃げ、マリアはゾンビを利用しようとして呪文をとなえた。
車は使用できなくなり、ネネの手当てをしようとするが次第にゾンビになり食べたくなるから殺せと言い、ゾンビ化したネネを殺し「魂の井戸」と言い残した。
<以下、隠し字>
レナと銀子は廃墟を壊せば騒ぎが収まると考え乗り込むが、多数のゾンビとマリアがいてゾンビの王国を作ると言った。
レナと銀子はゾンビと闘うが、銀子もゾンビの血を浴びレナは助けるが血を浴び、「魂の井戸」に行くとマリアがいて、銀子がゾンビ化したがレナとマリアが闘うと井戸から青鬼魔王(鳥肌実)が来て、ゾンビを連れ帰るが、銀子も死んだ。
監督:中野貴雄
脚本:中野貴雄
原作:三家本礼
出演者:蒼井そら・桜井まり・かすみりさ・TAMAYO・相川イオ・鳥肌実
制作年:2010年
感想: おいろけアクションにゾンビが加わる。
もはや何でもありだ。
理解するものでなさそう。
(2017/01/15)
- シムソンズ
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北海道常呂町の高校3年生・伊藤和子(加藤ローサ)は洋装店主の母・佳子(森下愛子)と暮らすが、夢中になれるものがない町で退屈な毎日を送っていた。
和子は尾中美希(藤井美菜)と会いカーリングが有名な町で常呂の英雄・加藤真人(田中圭)に興味があり、長野冬季オリンピックのカーリング代表選手・加藤を見にゆくと美希が選手権のポスターを見ていて経験者と勘違いされ、チームを作りを勧められた。
記者・高松康文(松重豊)が常呂町に来ると、和子が林田史江(星井七瀬)と牧場の娘・小野菜摘(高橋真唯)とメンバーを集め、ビデオで石神保(夏八木勲)のルールや入門を解説を見て、経験者の尾中美希が加わり、シムソンズと言うチーム名も決まるが、コーチに来たのは漁協作業着の大宮平太(大泉洋)だった。
美希を除いて素人だが、高松が密着取材を言い、数日後大会に出場したシムソンズを平太とエンジェルスのコーチ・田辺幸彦(丸山智己)が観戦したが惨敗した。
菜摘は両親・昌和(徳井優)と香菜子(宮田早苗)から卒業後をいわれ、史江も隆史(芦川誠)・幸江(長野里美)から進学を言われ、和子は1点取りたいと平太にコーチを依頼したが、活動資金が必要でアルバイトで調達した。
平太はメンバーを猛練習を開始し、石神が来て平太はアイスメーカーと言い、チームワークが大事と言われ、練習場の整備のアルバイトを始めた。
和子は美希にチームに心を開く様に言うが答えず、試合が始まり美希がスキップ無視で1点取ったが平太は美希の反則を指摘し、チームは解散の危機になった。
和子は石神から平太がフェアに反則を申告しそれを田辺は恥と言うが石神は誇りと言い、美希に皆で点を取りたいと言い、菜摘は史江を説得し、和子が川に行くとメンバーが集まり平太のコーチで練習を始めた。
<以下、隠し字>
練習を重ね、第18回北海道女子カーリング大会に出場し、高松らが取材し、未来と成功を考え試合を始め1回戦で1点を取り勝ち、シムソンズは勝ち進み決勝戦に進出したが、平太はルール変更でコーチを外れる事になり、加藤は和子に美希とカナダに行くと言った。
翌日、決勝戦がエンジェルスとシムソンズで始まり和子がスキップを行い、前半は大きくリードされたが美希がこのチームでオリンピックを目指すと言い、後半で接戦になり勝負を賭けたが負けた、だが多くの観客に迎えられた。
数年後ソルトレイクシティ冬季オリンピック・カーリング会場に日本代表チームのシムソンズがいた。
監督:佐藤祐一
脚本:大野敏哉
出演者:加藤ローサ・藤井美菜・高橋真唯・星井七瀬・大泉洋・田中圭・森下愛子・松重豊・夏八木勲・丸山智己・徳井優・宮田早苗・芦川誠・長野里美
制作年:2006年
感想: 夢を見つけられない高校生がカーリングを始めた。
挫折の中でチームワークのチームになる。
(2017/01/15)
- 海の上の君は、いつも笑顔。
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茅ヶ崎高校2年生・成瀬汀(谷村美月)は、バスケットボール部の次期キャプテンだが、同級生でサーファーの小早川陸(桜田通)の事を考えてやる気がなかった。
汀は家に帰り母・孝子(星ようこ)にぼやき、陸と会いサーフィンをやると答えた汀は嘘をつき、家のサーフボードを持ち海に入くが波にのまれてサーフボードを失くした。
汀の孝子は兄・孝治(白井義将)の形見のサーフボードを大事にし、孝治は有名なサーファーでプロになる直前に事故で亡くなっていて、汀は母に内緒で自転車でサーフボードを探しお巡りさん(津田寛治)にも聞くが不明だった。
汀は、DJをやる杉田春子(麻宮美果)に聞くが見つからず、陸は孝治が憧れで日本最古のサーフボードが置いてある老舗旅館「茅ヶ崎館」の若主人・洋一(山本太郎)に紹介し聞くが知らなかった。
汀は春子にボードを流されたと言うと孝治の元恋人で、海辺の清掃・ビーチクリーンでもある春子はビーチクリーン仲間の小林美佐子(伊藤裕子)の娘・みなみ(甘利はるな)と会った。
汀は巡査の紹介で修理屋の主人(大杉漣)にボードを聞き必要なら見つかると言われ、春子は汀がボードを探すと知り、汀は翌日も仮病で学校を休み探しサーフィンショップの店員・山永さとし(永山たかし)に会うが判らず、みなみに会い生まれつき盲目だが角膜移植手術で視力を得てから海を愛していてビーチクリーンをしていてボード探しを言うと協力するといい、美佐子と春子がみなみを捜し、汀は突堤の先端で見つけた。
<以下、隠し字>
汀は前向きの皆の意見を聞き考え込み、兄に負けていると思い、陸が他の女の子と一緒を見て、母に皆に嘘を言ったと全てを話した。
汀は春子に放送でボード探しを手伝って貰い、美佐子からみなみの角膜移植は孝治の死の翌日で不明だが孝治の角膜と信じていた、修理屋に孝治のボードが持ち込まれ汀は取り戻し、サーフィンを始めた。
監督:喜多一郎
脚本:喜多一郎・川野浩司
原作:喜多一郎
出演者:谷村美月・桜田通・麻宮美果・山本ひかる・甘利はるな・星ようこ・永山たかし・白石義将・伊藤裕子・山本太郎・津田寛治・大杉漣
制作年:2009年
感想: サーフボードを探す話し。
主人公はその途中で、色々な人と考え方を学ぶ。
気持の大切さを知る。
(2017/01/25)
- NECK
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子供時代、真山杉奈(寺本純菜)は古里崇史(花岡拓未)に怖い話しをして、崇史はトラウマになり奇妙な絵を書き、杉奈はゆかりちゃん(未来穂香)をお化けを見に連れて行った。
真山杉奈(相武紗季)は大学院生で青山教授(板東英二)と准教授(佐藤二朗)から似非科学と言われたが、怖いことを考えると存在しないお化けが生まれるという独自の「ネック理論」を証明する研究を行い、杉奈に夢中なスポーツマン・首藤友和(溝端淳平)が告白すると彼女の実験に呼ばれた。
ネックマシーンという木箱に入り首だけ外に出してホラー映画を見続ける実験で、1人で放置されてビデオを視続けると、戻った杉奈は箱の中を見たが何もなく実験失敗と杉奈は言い、ネック理論仮説では首藤の怖い想像で箱中にお化けが生まれ筈だった。
首藤は、怖がらせのプロの協力を提案し、香織(小松彩夏)と真央(河西智美)とテレビでレポーター(板尾創路)の冥王星0(細川茂樹)の映画を人気ホラー作家・越前魔太郎(平岡祐太)のインタビューを見た。
首藤は恐がりで、編集者・赤坂英子(栗山千明)とお寺に来たが、杉奈と首藤が来て本名を呼び、杉奈と越前こと古里崇史(平岡祐太)は幼なじみだった。
<以下、隠し字>
越前と赤坂は杉奈のネック理論実証実験に協力することになり、後日実験場所に杉奈・首藤・赤坂・越前が行き、人形師・山本壮平(鈴木一真)に仲間の岡田(温水洋一)が電話すると女の声がし、人形に襲われる怪奇現象が起こった人形屋敷だった。
屋敷に越前が新型ネックマシーンを準備し杉奈が入り越前が残り山本の話しの続きを話し脅した、越前は妄想というが奇妙な現象が起き何かが現れた。
4人は人形が動き出し杉奈は想像した通りというが越前と赤坂も襲われゆかりちゃんが現れ、そして冥王星を呼ぶと冥王星0(細川茂樹)が来て悪霊を退散させた。
一つ目が現れて冥王星0をやっつけ、次々現れる越前のキャラに越前の想像で対抗し、・・・・。
監督:白川士
脚本:江良至・藤平久子
原案:舞城王太郎
出演者:相武紗季・溝端淳平・平岡祐太・板東英二・佐藤二朗・小松彩夏・河西智美・鈴木一真・温水洋一・細川茂樹・板尾創路・未来穂香・花岡拓未・寺本純菜・栗山千明
制作年:2010年
感想: SFホラー。
想像するものが現れる。
その原点は、子供の時のいたずらだった。
(2017/01/25)