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鑑賞日記(2016/08)

狂った果実

滝島夏久(石原裕次郎)の弟・春次(津川雅彦)は髪を刈り上げてまだあどけなかったが、ある日逗子駅ですれ違った娘に何故か興味を持った。
夏久と春次は船で遊び、夕方に友人・平沢フランク(岡田眞澄)のサマーハウスで兄弟は友人ら相田(木浦昭芳)・手塚(島崎喜美男)・道子(東谷暎子)・島(加茂喜久)と退屈でパーティを開き夫々未知の女性の同伴を決め、春次は娘の姿を思い出した。
ウォータースキーで夏久と組んだ春次は、仰向けに泳ぐ例の娘・天草恵梨(北原三枝)に逢い一色海岸に送った。
フランクを巡った揉め事で夏久らはやり合い、父親(芦田伸介)と母親(藤代鮎子)が鎌倉に来て夏久を探しに出た春次は恵梨に会い約束をし、夏久をさがした。
春次は恵梨とウォータースキーで遊びパーティに誘い、パーティ当日に春次は洒落たカクテルドレスの恵梨を同伴して夏久達を驚かせた。
パーティを抜けた2人は車で入江に行き、春次は始めての接吻を恵梨から受け抱いた。
夏久は横浜のナイトクラブで外人(ハロルド/コンウェイ)と踊る恵梨を見て夫婦と聞き、夏久は春次に黙っている条件で彼女に浮気を持ちかけ、恵梨は春次の純情さを愛したが夏久にも惹かれた。
<以下、隠し字>
夏久は度々恵梨と会い夫からは逃げ、繰り返すうちに恵梨は兄弟ともに会っていたが気持は次第に夏久に傾き、気が滅入った夏久と春次の仲も乱れ、恵梨は夏久に春次との約束を破った。
夏久はフランクに話し、春次はボート・マスター(近藤宏)に聞き、フランクから恵梨と夏久の総てを聞き、モーターボートで探し暗くなりかけた頃に見つけた春次は、夏久と恵梨が情事を行ったヨットの周囲を廻り2人を見つめた。
夏久はついに負けと言い、恵梨は海に飛び込むが、春次のモーターボートは恵梨とヨットにぶつかり壊した。
モーターボートは疾走して行った。


監督:中平康
脚本:石原慎太郎
原作:石原慎太郎
出演者:石原裕次郎・津川雅彦・北原三枝・岡田眞澄・芦田伸介・藤代鮎子・ハロルド/コンウェイ・木浦昭芳・島崎喜美男・東谷暎子・加茂喜久・近藤宏
製作年:1956年


感想: モノクロ。
何が狂っているのか。
海とバーで遊び暮らす若者は別の世界か、狂っているのか。
(2016/08/08)

愛と死をみつめて

高野誠(浜田光夫)は小島道子(吉永小百合)の日記を読んでいた。
アルバイトで大阪に来た誠が道子と2年間手紙を続け病院に訪問し再会した時に道子は目を患い眼帯をし、信州の山や野球の話で過し、互いに「みこ」「まこ」と呼んだ。
道子の病気は悪くなり、誠に都合が悪くなれば別れようと言ったが誠は反発した。
主治医(内藤武敏)から日本にはデータのない不治の病と聞かされた道子は誠に手紙を出し別れと感謝を告げたが、手紙を読み誠は病院に道子を訪ね、死のうと言う道子の気持を責め道子は誠に謝った。
小島正次(笠智衆)と誠に主治医は道子の生命を守るために顔半分がつぶれる大手術が必要で手術しないと死ぬと言い、道子の動揺は激しいが誠の気持で決意した。
誠が道子に最初に会ったのは阪大病院で、誠は浪人中で道子は入院していた。
帰る誠に道子はしばらく来ないで、安心して学校に行くように言い2年間会わない約束で誠は東京に戻り、道子は手術を受け大手術のあと容態は順調だが道子の顔は左半分白いガーゼで覆われ、鏡は見ずにいた。
主治医は退院を遅らせ、道子の質問に家庭の費用負担の理由で一人部屋から複数人部屋に移る事を言い、変わった部屋には吉川ハナ(北林谷栄)・佐竹トシ(ミヤコ蝶々)・中井スマ(笠置シヅ子)らがいて明るくなったと言ったが、主治医に道子は健康な右半分に骨が出て来たと言い、主治医は何も言わず不安で病を憎むが負けないと思った。
道子は誠の電話に明るく振る舞い、同室の人が21の誕生日を祝い、再度手術を受ける事になるが、寮のおじさん(紀原土耕)から正次からの手術途中中止の連絡を受けた誠は道子に電話して知らせなかった事を責めたが、道子は何も言えず電話を切り、誠は酔って道子に再度電話して謝ったが道子は自分が謝るべきと答えた。
中山仙十郎(宇野重吉)の世話をして、ハナは道子に感心しそばの部屋で亡くなる人を見て、道子は手術途中中止の理由を教えて貰えず不安だったが、誠への手紙は無理に明るく振る舞っていた。
<以下、隠し字>
皆が退院した部屋に正次が道子を訪ね母(原恵子)からの荷物を渡し、道子は着替えて見せ、父が道子をドライブに誘い、道子を自分が先が短いと知りながら笑って答えた。
オールドミス(楠侑子)に病院全体の世話が迷惑と化け物呼ばわりされ、健康な日があればしたい事を思った。
道子は誠への編み物が漸く完成し送り、誠が道子を見舞いギターを弾き、道子は無理に来たと心配し屋上で2人で歌った。
道子は自分の物を病院の用務院(河上信夫)に焼いて貰い、中山が来て女の事を謝り人生勉強と言い、道子の心の綺麗な顔が見たかったと言い、死にたいという道子を叱った。
誠は電話で道子にギターを聞かせたが、途中で痛みが来てかろうじて切り倒れた。
道子は病室を代わり見舞いの誠が訪ねるが、道子は「元気になれずにごめん」と謝り、誠は山の写真を見せた、道子の痛みはひどくなり互いに嘘つきと言い合った。
道子は両親と中山と病院関係者に看取られ、中山は変わりたかったと言い、死んだ。


監督:斎藤武市
脚本:八木保太郎
原作:大島みち子・河野実
出演者:浜田光夫・吉永小百合・内藤武敏・笠智衆・滝沢修・北林谷栄・ミヤコ蝶々・笠置シヅ子・紀原土耕・宇野重吉・原恵子・楠侑子・河上信夫
製作年:1964年


感想: モノクロ。
ストーリーは有名過ぎるが、登場人物も動きもすくない。
登場人物の言葉と思いが、非常に重い映画と言える。
題名通り、愛と死をみつめている。
(2016/08/08)

外事警察 その男に騙されるな

5ヶ月前韓国国境でウランを運ぶ男が射殺され流出し、核サミットで官房長官・村松久美(余貴美子)は演説したが、ウラン流出とレーザー分析装置が盗まれたと外事警察の倉田俊貴(遠藤憲一)に入り、松沢陽菜(尾野真千子)に住本健司(渡部篤郎)と働く指示を出し、有賀正太郎(石橋凌)は韓国政府と情報交換を望み、その指示で住本は情報を集めていたが尾行者がいた。
住本は脱国核兵器開発者・徐昌義(田中泯)と会い日本帰国を誘い、警視庁公安部外事課・金沢涼雅(北見敏之)と久野秀真(滝藤賢一)が連れだし、住本は金沢・松沢・久野らはテロリストの日本侵入を前提に動き、住本は狙われ警告だった。
外事四課は奥田正秀=キム・ウンスを工作員と睨み、その妻・奥田果織(真木よう子)に松沢近づき、履歴を調べ、娘・奥田琴美(豊嶋花)がいて、住本は徐昌義に娘は戸籍上は失踪していると伝え、捜索中と伝えた。
住本と松沢は果織を協力者にする為に会い、主人が偽装結婚で利用され使い捨てられると言い借金返済を出して、果織は迷いながら正秀の持ち物を写真に撮り協力した。
倉田は松沢に、徐昌義の娘は死んでいると言うが、住本は見つかったと言い果織が撮った写真を見せて核爆発点火装置と聞き協力を要請するが何も言わず、村松は倉田に回収を指示するが、住本は正秀をがさ入れせず物を動かす事にした。
果織が松沢を訪問し、住本は発信器を渡し、過去に琴美を捨てようとした事を明かし協力させるが、NISの監視も付くが住本らが逮捕し、果織は正秀に睡眠導入剤を飲ませ、核爆発点火装置に近づくが無くなっており正秀が果織を人質にし住本らが来るが、NISの潜入捜査官が正秀を射殺した。
松沢は果織に会社からの連絡に芝居を指示し、村松は有賀と倉田にNISとの取引を指示し釈放し、徐昌義が行方不明になりソウルで組織と会い射撃し、韓国警察が包囲し爆発が起きた。
徐昌義から住本に電話があり徐昌義は取引を始めたが荷物が異なる事に気づき、住本に撃たれたNIS狙撃手から電話があり正秀の部屋の隠し場所から遺書を見つけ果織に見せて裏切り者になった意味を聞き、遠隔装置が見つかり正秀の死を知らないと連絡がある筈だと告げた。
<以下、隠し字>
住本は徐昌義が家族に宛てた手紙を読み、娘が見つかる筈がないという松沢に、親子鑑定を見せ、果織は組織にに琴美を誘拐され、住本と松沢が捜索するが捨てようとした娘と言うが否定し住本は起爆装置を渡し、住本は果織をソウルに連れて行き後をつけ、果織は徐昌義と会い、住本が踏み込み銃撃戦後にNISの捜索が入り、徐昌義は自爆を計りテロで祖国が崩壊すると言った。
住本は果織を徐昌義に見せ、果織は祖国の為に原子力発電の為に行った筈で母がずっと待っていて、子供は親を恨み切れないと言い、徐昌義は世界を変えたいだけと自殺し、住本は自爆装置を徐昌義の思い出の日の暗号で解除し・・・・・。
帰国した果織は助け出された琴美に会い、・・・・・・・。


監督:堀切園健太郎
脚本:古沢良太
原案:麻生幾
出演者:渡部篤郎・真木よう子・余貴美子・遠藤憲一・石橋凌・尾野真千子・北見敏之・滝藤賢一・田中泯・豊嶋花
制作年:2012年


感想: スパイ戦は裏切りの構造だ。
どこに真実があるかは判らない。
それは細部も同様だ。
(2016/08/18)

ヒナゴン

広島県比奈町で30年振りに謎の類人猿「ヒナゴン」の目撃があった。
30年前、森の中をイッちゃん・カツ・ナバスケら5人の子どもが「ヒナゴン」を探して、発見したとイッチャンは言った。
30年後に、イッちゃんこと五十嵐一郎(伊原剛志)は比奈町長になり類人猿課を設置しヒナゴン捜しを始め、小学校の総合学習を教師・島本順平(松岡俊介)に頼んだ。
東京から石井信子(井川遥)が親・石井絹代(雪村いづみ)から呼び戻され、祖父・健作(夏八木勲)は30年前のヒナゴン第1発見者で「ホラ健」のアダ名で22年前に亡くなり、信子は類人猿課に就職した。
類人猿課は信子とドベこと総務課長兼任・吉岡純平(上島竜兵)と教育委員会職員・西野俊彦(柳家花緑)の3人で、ヒナゴン捜しが始まり、子どもにヒナゴンの絵を描かす小学校教師・島本や、類人猿課廃止のカツこと橋本勝(鶴見辰吾)がいた。
ナバスケこと南波大助(嶋田久作)が一郎を訪ね雇用を頼むが断り、信子らはヒナゴンを見たと証言で荒川達吉(佐藤允)に呼び出された。
備北市との合併協議会の片山憲吾(豊原功補)に一郎は反対した。
島本は子供の絵を貼り、平野彩花(大倉綾華)の透明人間を見た信子は自由な発想にも限界があると知り展覧会は短縮され彩花の母は書けない言い訳と言い、信子と島本はヒナゴンを信じない小学生をヒナゴンを見せようと森へ連れ絵を描かせると彩花が見たと言い絵がホームページを飾った。
荒川新吉(田中要次)は達吉が寂しく嘘を言ったと語り、一郎を利用しようとした南波が薬事法違反で調べられるが一郎はかばい、一郎は合併協議会から脱退し橋本は呆れ、宮本恭子(馬渕晴子)先生は広島にいて同窓で訪問すると痴呆症だった。
西野は信子に町長選立候補を言い一郎は辞職を決め、中学生がヒナゴンを撮影し、一郎は片山に類人猿課の存続を聞くが対立し地方の現状を話し、一郎は合併し類人猿課を無くすと言った。
<以下、隠し字>
町長選挙は一郎と合併推進派の西野との一騎打ちになり、中傷メールが信子に届き一郎の寝返りが判り、西野は信子を批判し、信子は類人猿課を辞め田舎を去ろうとし、吉岡は追い信子は途中下車し、信子はヒナゴン捕獲を聞いたが南波だった。
信子と島本は小学生を見送り、町長選挙が始まるが町民は無関心で、週刊文鳥記者・坂本美穂(永田めぐみ)が来たが、信子が一郎に文句を言うと討論会を開くが一郎は来ず、西野は話し始め、終わると一郎が来て類人猿課の存続を聞くと廃止と言い、一郎はヒナゴンはいると言い西野も比奈が好きと言った。
坂本・島本・彩花はヒナゴン探しに行くと彩花は見なかったと言い、遭難が伝わり人々が探しに行き、彩花が崖から落ちるとヒナゴンが現れ麓まで連れて行った。
一郎と信子は森に入りヒナゴンを・・・・・。
類人猿課は無くなったが週刊文鳥が撮ったヒナゴンの写真が世界中を駆け巡り・・。


監督:渡邊孝好
脚本:山田耕大・渡邊孝好
原作:重松清
出演者:伊原剛志・井川遥・上島竜兵・嶋田久作・鶴見辰吾・松岡俊介・柳家花緑・馬渕晴子・佐藤允・永田めぐみ・田中要次・・大倉綾華・豊原功補・雪村いづみ・夏八木勲
制作年:2005年


感想: ヒナゴンをネタに、地方問題を描く。
地方では対立があっても、地方にいる事自体が大事。
幼い時に夢を持てるかもテーマ。
(2016/08/18)

ジェネラル・ルージュの凱旋

東城大学付属病院・救命救急の速水晃一センター長(堺雅人)は患者を全て受け入れ、チーム・バチスタ事件を解決した不定愁訴外来・田口公子(竹内結子)は、院内倫理委員会の委員長になっていた。
田口と藤原看護師(野際陽子)の不定愁訴外来に告発文書が届き速水と花房看護師長(羽田美智子)を告発し、高階院長(國村隼)から調査を指示され、田口はソフトボールの試合で医療メーカー支店長・磯辺が写真を撮り、仲間は速水は「ジェネラル・ルージュ」と呼んだ。
田口は救命救急へ行き、事務長・三船(尾美としのり)がドクターヘリ導入は無理と言い、医師・佐藤(山本太郎)や看護師・如月(貫地谷しほり)らが不満で、速水は磯辺と会い、沼田(高嶋政伸)医師も会い、田口は写真DVDを磯辺から受け取った。
磯辺がヘリポートから墜落死し、速水に告発文を話すと、骨折の厚生労働省・白鳥圭輔(阿部寛)が運ばれ田口と同様の告発文が届いていて、田口と白鳥が調べ始め、倫理委副委員長・沼田は癒着問題の倫理委員会開催を田口に指示し、三船と会った。
田口は自殺未遂患者(谷口美月)を訪ね、花房は速水はわがままと言い10年前の事件での速水の対応を話し、速水は白鳥と田口に医療メーカーとの癒着の証拠を求め、田口にメンタルケアを頼み、白鳥と藤原は告発文が花房と疑い、花房は救命救急のゴミ箱からワープロ文を見つけ送ったと言った。
倫理委員会が開かれ、黒崎(平泉成)も出席し救命救急メンバーが来て、速水は癒着を認めたが実状が設立時と変わり費用は治療費に使っていたと述べ、田口が業務用のみならと言うと花房は個人利益はないと帳簿を提出し、速水は辞表を出すが佐藤は懲戒を言った。
<以下、隠し字>
沼田は速水と花房の解雇を言うと、白鳥は沼田の癒着を述べると速水は沼田に送った告発文を厚生労働省に転送したと言い、田口と白鳥は磯辺が残したDVDの音声の沼田と三船の会話と磯辺への指示を流した。
大事故が起こり、高階は速水に指示を移管し、医師(林康文)は沼田へ磯辺の盗聴を話し磯辺殺害を話すと白鳥が聞いていた。
速水は全員を受け、佐藤がトリアージして、癒着で準備した装備を出して、白鳥が他県のドクターヘリを依頼し、収束に向かった。
後日、高階は速水の辞表を断り、田口はお菓子代720円が個人使用で移動先で仕事で返す勧告をし、花房を誘われ受けた。


監督:中村義洋
脚本:斉藤ひろし・中村義洋
原作:海堂尊
出演者:竹内結子・阿部寛・堺雅人・羽田美智子・國村隼・野際陽子・山本太郎・高嶋政伸・尾美としのり・谷口美月・平泉成・林康文
制作年:2009年


感想: 10年の差で看護師のキャップが無くなった。
ジェネラル・ルージュの謎と、殺人の謎がある。
緊急救命の問題も描く。
(2016/08/28)

ジャージの二人

会社を辞めた32歳の息子(堺雅人)は54歳のグラビアカメラマンの父(鮎川誠)に誘われて北軽井沢の別荘に父の飼うシベリアンハスキーのミロと出かけた。
別荘は虫が出るし携帯電話の電波も入らない山荘で、寒く2人は祖母の古着のジャージを着て、隣の遠山(大楠道代)が様子を見に来て、東京の猛暑を聞き、息子に浮気中の妻(水野美紀)から電話が入り、街の店に買い出しに行った。
父はTVゲームで麻雀をし、遠山がカメラの修理依頼で来てトマトを貰い、息子は女子高生(桑名里瑛・向野澪・松本じゅん)から携帯電話の電波が入る場所を聞き、買い物に行くとトマトを貰い、猪注意の看板に逃げ出した。
父の友人・岡田(ダンカン)が訪ね、息子は小説用の原稿用紙に1文字も書けず、妻に電話し状況を話し合うが進展なく、息子は岡田に携帯電話の電波が入る場所を教え、親子は帰り支度を始め帰宅した。
1年後、2人と1匹と浮気をやめた息子の妻は再び別荘へ向かうが息子と妻はギクシャクしたままで、3人はジャージを着るが、妻は仕事があるので2日後に帰ったがジャージは置いたままだった。
父の娘・花子(田中あさみ)は息子とは母が異なる妹で、山荘にきて夏休みにビデオを40本見ると言い、父は花ちゃんがいじめられっ子と心配し花ちゃんは妻のジャージを着て、息子はレンタルショップを見つけたがビデオデッキがなかった。
<以下、隠し字>
息子と花ちゃんが出かけ、息子と妻の事を聞かれ、道に迷いミロと行くと湖に出て電話し戻り、花ちゃんはビデオデッキを遠山に借りる事にしてレンタルショップに行き3人で見始めたが、花ちゃんにピアノの先生の訃報が入った。
翌朝、遠山に3人とミロの写真を撮ってもらい、父と花ちゃんは帰京し、息子は小説を書こうとしたが台風が来た。
翌朝に台風がすぎて晴れ、携帯電話を受信場所で取り出すと妻からのメールを受信し、息子はその返信を携帯電話を高く掲げた。


監督:中村義洋
脚本:中村義洋
原作:長嶋有「ジャージの二人」
出演者:堺雅人・鮎川誠・水野美紀・大楠道代・ダンカン・田中あさみ・桑名里瑛・向野澪・松本じゅん
制作年:2008年


感想: 何故か電波が入らない携帯電話を使いたがる。
隣の遠山が度々来る。
父も息子も、妻には色々あるようだ。
(2016/08/28)

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