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鑑賞日記(2016/04)

雪之丞変化

江戸で人気の中村座の女形・雪之丞 (滝沢秀明) には、秘密があった。
長崎の豪商の父・松浦屋清左衛門(大杉漣)は、抜け荷の罪で裏切られ母が罠にはまり自害し、子供・雪太郎(飛田光里)に呪いと仇討ちの遺言を残して自害した。
雪之丞は中村座座長・中村菊之丞 (市川左團次) 一座で花形役者に成長し江戸に来た。
雪之丞は剣の師匠・脇田一松斎(泉谷しげる)を訪ねる途中で大奥中ろうの浪路(戸田恵梨香)に会い、一松斎から角倉平馬(嶋田久作)への注意をされて免許皆伝された。
帰途に平馬に免許をそこせと襲われるが、義賊・闇太郎(滝沢秀明)に出会った。
土部三斎 (中尾彬) は浪路の父で長崎屋三郎兵衛(本田博太郎)と浪路と雪之丞の芝居見物に行き、闇太郎と女軽業師・お初(高岡早紀)も来ていた。
雪之丞は土部に呼ばれ菊之丞は止めたが出かけると言い、それをお初に聞かれた。
柳橋で土部に会った雪之丞は遅れて来た広海屋得右衛門(石井愃一)や浪路と盃を交わしていると浪路が倒れ見舞うと言い寄られるが身分違いを理由に返事をしなく、忍び込んだ闇太郎に最初に浪路を足がかりにすると言い、お初の事を聞き父の遺言を見せて命を賭けた協力の約束を受けた。
浪路は城内で病と言い、松島(かとうかず子)らから怒られるが家に戻り、雪之丞は呼ばれて命を賭けて好きだと言われるが迷った末に起請文を取り交わした。
雪之丞は嘘と本当の区別に悩むが、闇太郎は長崎屋の米蔵を襲い仲間割れを狙い、雪之丞は広海屋に大坂の米を利用すると江戸の評判を得て長崎屋を越える機会と言った。
土部は浪路を利用して権力を得ようとするが、浪路の乳母の子・甚太郎(木村彰吾)の手引きで屋敷を抜け出し、雪之丞の度々文を送るが雪之丞は知らぬと断った。
闇太郎は雪之丞の使いと浪路を呼び出し、寺の地下にお初と共に閉じ込め、浪路はお初から仇討ちに利用されているだけと言われるが信じようとしなかった。
長崎屋が広海屋に火をつけて殺した。
<以下、隠し字>
雪之丞は浪路を訪ね、狂った様に言い寄られて迷うがあえて言えば仇討ちの為近づいたとい言い、外に出た浪路を長崎屋が襲うが逆に殺され、浪路は怨みを残して雪之丞の前で自害した。
雪之丞は土部を訪ね、素性を明かし闇太郎と共に一味を斬り、土部に謝罪を求めるが得られず斬った。
そして、・・・・・。


監督:黛りんたろう
脚本:中島丈博
原作:三上於菟吉 「雪之丞変化」
出演者:滝沢秀明・戸田恵梨香・中尾彬・本田博太郎・石井愃一・かとうかず子・木村彰吾・高岡早紀・嶋田久作・市川左團次・大杉漣・飛田光里・泉谷しげる
制作年:2008年


感想: 以前にも映像化されており、伝奇時代小説の定番的な内容だ。
権力争いと復讐談と義賊と結ばれぬ恋と、殆どの定番要素が入っている。
小説よりも映像の方が知名度が高いとも言える。
(2016/04/10)

鶴姫伝奇

戦国時代に瀬戸内海に水軍があり、その元は強国の大名も手出し出来ない宗教の島・大三島にあり、大内氏は実権を握る陶隆房(隆大介)が狙うが大三島を守る越智一族を村上水軍が助け越智兵庫助安用(森繁久彌)が越智大祝をたばね、独立した海の一族を目指しており、2年後、母・妙林(星由里子)に女子が生まれ鶴姫と名付けられ木花(高樹沙耶)らに育てられた。
能島・村上家で内紛が起き村上義益が廃嫡を嫌い、跡継ぎを殺し一子・若鶴丸は大三島に逃げ、4才の鶴姫と会いお守袋を交換し九州の菊地を頼った。
10年後鶴姫は男まさりに成長し、伊予河野家で内紛が起き片方が来島へ移りそれを嘆いた大祝・安用は海に身をなげ竜巻となって昇天し、半年後に大祝となった越智安舎(三浦友和)と河野晴通(西郷輝彦)は両家の婚儀を結んだ。
鶴姫は始めて大三島に参拝し、真砂(伊藤麻衣子)・越智鷹丸(石橋保)・越智隼丸(山口祥行)と会い鷹丸と恋をし、島の人達・髭親父万蔵(名古屋章)・ましらの小平次(坂上忍)・宇津女(芦川よしみ)・お国(高島礼子)・お力(ダンプ松本)・千里眼の佐太郎(西山浩司)・早耳の徳次郎(片桐竜次)らと楽しみ、三島水軍として海の通行案内もした。
1年後鶴姫は今治に帰り鷹丸は伝書鳩を贈った、秋に讃岐・阿波勢が大内と手を結び、伊予・河野晴通を滅ぼし鶴姫は戦おうとするが両親が止めた。
天文16年大内が大三島に進軍し、母は鶴姫を蔵に閉じ込め守護・越智安房(橋爪淳)が赴き討ち死にし、鶴姫は蔵に娘鎧を見つけ大三島守護を継ぐ事を決心した。
能島・村上五郎右衛門(萩原流行)は陶隆房と手を結び、大三島の出先島を陶隆時(中康治)らが攻め落とし、鶴姫は女達と白拍子に化け仇を取った。
村上五郎右衛門は陶隆房の仲立ちを装い和睦を提案し、鷹丸達が赴くが船上で襲われ笠岡掃部(堤大二郎)に救われた髭親父万蔵と重傷の鷹丸だけが大三島に戻ったが鷹丸は死んだ。
笠岡掃部は若き日の若鶴丸で鶴姫とお守袋を元に交換し、能島・村上水軍の復興と海の王国作りを目指すと言い、鶴姫は三島水軍の為に命を賭けるため大祝から女を捨てる儀式を行った。
<以下、隠し字>
陶隆房が大三島を襲い、鶴姫ら三島水軍は陶隆時を倒すが陶隆房の銃弾を受け鶴姫は行方不明となった。
大内は陶隆房に撃たれ、陶隆房は毛利元就(疋田泰盛)との戦で厳島に入るが能島・村上水軍の長となった村上武吉(若鶴丸)と三島水軍は毛利を助けた。
髭親父万蔵に鶴姫が現れ厳島に連れて行くと逃げてきた陶隆房を斬った・・それは夢だったのか・・・。


監督:小澤啓一
脚本:杉山義法
原案:三島安精 「海と女と鐙」
出演者:後藤久美子・石橋保・森繁久彌・星由里子・三浦友和・西郷輝彦・山口祥行・名古屋章・隆大介・坂上忍・芦川よしみ・高島礼子・ダンプ松本・西山浩司・片桐竜次・高樹沙耶・伊藤麻衣子・橋爪淳・萩原流行・中康治・大木実・疋田泰盛
制作年:1993年


感想: まさしく伝奇物語だ。
謎の多い瀬戸内水軍の中の、また謎の娘剣士が主人公です。
その恋と、戦国の戦いが描かれます。
(2016/04/10)

ギターを持った渡り鳥

函館にギターと流れて来た滝伸次(小林旭)は、流しのサブ(野呂圭介)を喧嘩で助け、ママ・リエ(渡辺美佐子)の店に逃げ込み、親分・秋津礼三郎(金子信雄)に会った。
翌日舟で野宿の伸次は秋津の娘・由紀(浅丘ルリ子)と会い父に紹介されたが断り、バーで歌い土地の流し・清水(高田保)と鉄(青木富夫)と喧嘩になり秋津から小料理屋(原恵子)で誘われた。
秋津はサブと源次(近江大介)に借金の取り立てで暴力的に土地を立退かせていたが失敗し、伸次が掛け合い腕力と嚇しは住民をふるえあがらせた。
秋津は函館沖合の小島にセンターを作る障害の家の丸庄漁業・庄司明夫(木浦佑三)との交渉に伸次を行かせたが、丸庄の妻・庄司澄子(中原早苗)は船を渡すと安川(青山恭二)に言い、伸次は澄子が秋津の実妹と知るとこの仕事を断った。
伸次に惹かれた由紀は外に呼び出し家族を聞き、死んだと答え、バーで取り立てる秋津の用心棒・馬場(弘松三郎)を止めたが、神戸の田口組のジョージ(宍戸錠)と会い、リエの店でダイス遊びの伸次の手さばきにジョージはどこかで会ったと感じ、ジョージは薬を船で取引のため頼んだ。
ジョージは船で伸次らと出掛け、由紀の誕生日に澄子は秋津を訪れ計画を知って対立し、船でジョージは伸次に拳銃を持たせ神戸市警のデカと気づき決闘を始めるが巡視艇が来て海上保安官(鈴木三右衛門・水谷謙之)が乗り込み船長(天草四郎)から船を調べた。
ジョージは決闘を明晩までのばし、庄司明夫が澄子を責めるのを安川が止めたが翌朝丸庄が溺死体で発見され、伸次は元上司の沼田刑事(二本柳寛)に会いジョージを探していると聞き、安川から問われサブから秋津の仕業と知った。
<以下、隠し字>
ジョージはリエを犯し、秋津は取引を伝え、伸次は秋津と澄子と船の事を話し、秋津は馬場に2人を消せと命じ、リエを痛めた。
2人は海に出て密輸取引が終り向い合うと、馬場が撃ち伸次は海に消え、バーに撃たれた馬場が現れ、伸次が秋津に殴り込むとリエとジョージが現れ秋津を撃った
パトカーのサイレンが聞こえ、ビリヤード場で向かいあった2人の拳銃が撃たれ、負けを認めたジョージを沼田刑事が逮捕し、復職を進めた沼田に伸次は女の墓参りに佐渡に向かうと告げた。
由紀・澄子たちが見送りに来るが伸次は戻らないと、由紀は判っていた。


監督:斎藤武市
脚本:山崎巖・原健三郎
原作:小川英
出演者:小林旭・浅丘ルリ子・中原早苗・渡辺美佐子・金子信雄・宍戸錠・二本柳寛・木浦佑三・青山恭二・野呂圭介・弘松三郎・近江大介・高田保・青木富夫・天草四郎・鈴木三右衛門・原恵子
製作年:1959年


感想: 渡り鳥シリーズ第1作。
伸次ぼ正体のかなりが判りつつある。
定番になりそうなストーリーだ。
(2016/04/20)

八月の濡れた砂

母校に帰って来た野上健一郎(村野武範)は西本清(広瀬昌助)と会った。
朝の海辺をオートバイをとばす清は、緑色のオープンカーから下着だけで放りだされた少女を目撃し、不良に暴行された少女・三原早苗(テレサ野田)で全裸で海で身体を洗い、清は無人の小屋に彼女を入れ、家に戻り西本武(三田村元)や西本文子(八木昌子)に何も言わず健一郎と服を持って来たがいなくなった。
昼には海辺は若者の遊び場になり、清と健一郎に渡辺マモル(赤沢直人)が声をかけ、稲垣和子(隅田和世)に健一郎はいたずらをしようとし、教師・井手(地井武男)に声をかけた。
清が店番している所に、早苗の姉・三原真紀(藤田みどり)が清を訪ね、清は見栄をはり彼女は清を暴行犯と思い車で警察に連れて行こうとし、怒った清は車の中で真紀にいたずらしかけるが途中で気が変った。
夜、清は健一郎と彼の母・雅子(奈良あけみ)の経営するバーで酒を飲み、そこに雅子に求婚中の亀井亀松(渡辺文雄)が来たが、健一郎は亀井が嫌いだった。
数日後早苗が清を訪ね、清と健一郎は教会に和子を訪ね神父(原田芳雄)の言葉を無視して外で殴りあい、海に飛び込んだ健一郎は練習船に助けられ戻った。
早苗が海岸で彼女を犯した不良学生(市村博・木村敏行・大浜詩郎・長浜鉄平)を見つけ、清と健一郎が痛めつけ、オープンカーを奪い早苗の別荘に行き遊び、ころ泥の五郎(山谷初男)を痛めたが真紀が来て止めた。
<以下、隠し字>
翌日に健一郎は3人のヤクザらしい男に痛められたが、見舞いの亀井の言葉からヤクザを雇ったのが亀井と知った。
清と早苗は海で遠くで泳ぎ遊び、清は好きと告白した。
健一郎は傷が癒えたが由美(牧まさみ)を連れ込み遊び、清と健一郎は川村修司(剛たつひと)の稲垣和子へのいたずらを黙って見てたが和子は自殺し、清も健一郎も何も興味がなく海に潜るがなかなか死ねなかった。
亀井が雅子と健一郎と清と早苗と真紀をヨットに招待し、出航直前に亀井と雅子に銃を向けて船から降ろした。
4人はヨットを走らせ食糧があるまでと言い、清は早苗に告白結果を聞き、皆で船に赤くペンキで落書きし、健一郎は真紀が責任逃れと言い、早苗が駄目と止めるが2人で真紀を襲い犯した。
早苗が銃を構えたが、船室に戻り、そこで銃声が鳴った。


監督:藤田敏八
脚本:藤田敏八・峰尾基三・大和屋竺
出演者:広瀬昌助・村野武範・剛たつひと・三田村元・藤田みどり・テレサ野田・隅田和世・八木昌子・奈良あけみ・渡辺文雄・赤沢直人・地井武男・原田芳雄・市村博・木村敏行・大浜詩郎・山谷初男・牧まさみ
製作年:1971年


感想: 海岸で若者が遊び、その2人が主人公だ。
似たりよったりだが、「いつかきっとひどい目にあう」運命だ。
しかし、死ぬに勇気もない。
(2016/04/20)

サマーヌード

8月31日石垣島に来た観光客・ルミ(井上佳子)とマミ(田中恵理)は、石垣卓志(具志堅用高)のタクシーに乗りお婆ちゃんを轢き、交番警官・塚前(今井雅之)は妻・洋子の出産を控え連続下着ドロボー逮捕に奔走していた。
帰省中の東京の女子大生・長谷部夏樹(野波麻帆)は戻る前に楽しみたいと祖母と話し、葬儀屋・渡久地五郎(きたろう)は結婚20周年の妻・真由実(香坂みゆき)に内緒で花火を作り、高校生の娘・多香子(前田綾花)は郵便配達員・届毛泰蔵(堀口文宏)と初めての逢い引きを計画し、五郎は軽トラで出かけた。
夏樹は自転車を盗み持主・プー(古谷暢一)は追うため五郎の軽トラを盗み夏樹と会い、盗んだといわれ遊びに行った。
ルミとマミは食事し、占いマニアの定食屋三代目・食卓(川本成)は高価な占い水晶を買い親友の泰蔵と言い争うと妹・理子(真帆)が止め、理子は親友・多香子と泰蔵との三角関係に悩み、卓は友梨(久納知佳)に想いを告白しようとしていた。
五郎と真由実は塚前に被害届けを出すが落ち込み、塚前は荷台の品が目的と思い聞くが花火は言わず、塚前は下着ドロボーの連絡で出かけた。
泰蔵は多香子と五郎にばれなければ良いと出かけ、夏樹とプーはオカマ(ルー大柴)から水着を盗み海へ行き潜り競争で楽しみ、心優しきヤクザの組長(山田辰夫)に手下は呆れ海岸をうろつき、皆とビーチフラッグで競った。
<以下、隠し字>
夕方泰蔵は多香子とホテルに入り、理子は卓が店を閉めるのを邪魔したが、卓は見つけた花火の打上準備をしていた。
五郎は真由実に食事しながら花火の事を打ち明け費用が300万円で高級車を諦めたと言い、ホテルで泰蔵と多香子を見つけると、2人は逃げ出し真由実が逃がした。
卓は花火を打上て皆が見、プーは夏樹に母が精子を買った人工授精で父を見つけたが普通に付き合っていると言い、夏樹は父に話せと言い争った。
翌朝、石垣が出頭しようとするとお婆ちゃんを見かけ、理子は卓に告白しなくても良かったのかと聞き、夏樹は石垣のタクシーで空港に向かい、ヤクザの組長を狙った弾丸は下着ドロボーを追う塚前に当たり、多香子は五郎から逃げ続け・・・・。


監督:飯塚健
脚本:飯塚健・青野裕介
出演者:野波麻帆・古谷暢一・今井雅之・香坂みゆき・きたろう・堀口文宏・川本成・前田綾花・久納知佳・真帆・具志堅用高・ルー大柴・山田辰夫・井上佳子・田中恵理
制作年:2002年


感想: 人生は何が起こるか判らない。
必然と偶然が重なる1日を描く。
割り切れないか理解できない部分も残る。
(2016/04/30)

初恋

1960年代後半東京で、高校生のみすず(宮崎あおい)は小さい頃母親が兄を連れて孤独で、家に帰っても引き取られた叔母家族とは口もきかなかった。
数日前に兄が突然現われ渡したマッチの店を、ある放課後にみすずは新宿の繁華街のジャズ喫茶Bに行きジャズと楽しむ客達がいて、店内のフロアの奥に女にもて人望も厚い兄・亮(宮崎将)、亮を慕うアングラ劇団の看板女優・ユカ(小嶺麗奈)、作家志望でデモに参加の浪人生・タケシ(柄本佑)、ケンカばかりの肉体派のテツ(青木崇高)、高校生でムードメイカーのヤス(松浦佑也)、他とは違う雰囲気の東大生の岸(小出恵介)らがいた。
みすずは仲間に加わり生活は変化して行き、亮が警察の捕まると岸が出かけて話をつけ、みすずに大丈夫と言い翌日釈放され、1967年みすずはBで過ごす時間と仲間関係が増えて次第にみすずにBと仲間はかけがえのない場所になった。
みすずは岸の単車に触れていると、バイク屋(藤村俊二)に紹介し自転車にも乗った事が無かったが乗り方を教えられ無免許でいきなり走った。
学生闘争に巻き込まれ仲間が怪我をして意見も別れたが、岸はみすずを呼び出してBも含めた他人に聞かれたくない話をはじめたが、それは国家権力に知力で挑戦する現金輸送車強奪計画でみすずを必要と言い、女で車が運転できる条件だが必要といわれたみすずは岸の役に立ちたく計画にのり、強奪計画は府中の会社でみすずは白バイ運転の警官に化けて輸送車を止める役目で、みすずはやると答えた。
<以下、隠し字>
みすずと岸は、自動車運転の練習をし実行時はみすず一人で、後は元の生活に戻る予定で岸はまた会えると言い、みすずはバイク屋に岸は事故でクラッチを握れないと聞いた。
12/10雨天、みすずは計画を始めたが計画以外の事が次々に起き失敗もしたが、輸送車を奪い逃走した。
警察と世間は大騒ぎになり、みすずは岸とドライブして空き別荘で話し、一人はいやだと言い、岸は混乱を広げようとして見つかったが手出しは出来ず海外へ行けと指示され、みすずは岸が準備した部屋で岸を待ち、本に書き込んだ岸の文章を読み、岸が少女のみすずに会った時の初恋を知り、みすずは待ち続け・・・・・。


監督:塙幸成
脚本:塙幸成・市川はるみ・鴨川哲郎
原作:中原みすず
出演者:宮崎あおい・小出恵介・宮崎将・小嶺麗奈・柄本佑・青木崇高・松浦佑也・藤村俊二
制作年:2006年


感想: 三億円事件のひとつの推理。
その中に埋もれた初恋。
消息不明の初恋。
(2016/04/30)

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